薬効分類名吸入ガス

一般的名称酸素

日本薬局方 酸素

にほんやっきょくほう さんそ

Oxygen

製造販売元/一般社団法人 日本産業・医療ガス協会

第2版
合併症・既往歴等のある患者妊婦小児等

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

3. 組成・性状

3.1 組成

日本薬局方 酸素

組成   本品は定量するとき,酸素(O2)99.5vol%以上を含む。

3.2 製剤の性状

日本薬局方 酸素

剤形 吸入ガス剤
性状 本品は無色のガスでにおいはない。支燃性である。

4. 効能又は効果

  • 酸素欠乏による諸症状の改善。
  • 日本薬局方窒素と混合し,合成空気として使用する。

6. 用法及び用量

医師の指示による。

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 使用に当たっては,必ずガス名を「医薬品ラベル」で確認すること。
  2. 8.2 高濃度酸素の長時間投与や高気圧療法下での高分圧酸素投与では酸素中毒症を起こす危険があるので,常に症状を注意深く監視しながら濃度,圧力を調節するとともに必要最小限の時間に止めること。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 低酸素血症や高炭酸ガス血症の症状のある患者

    投与に当たっては,動脈血中酸素と炭酸ガスの分圧を監視しつつ,初めは25%濃度から開始して炭酸ガスの体内蓄積を防ぎながら徐々に上昇させるものとし,人工呼吸法の適用も考慮する。また間欠的投与は避けた方がよい。高濃度酸素の吸入によって呼吸量低下又は停止,あるいはCO2ナルコーシスの状態に陥る危険性がある1) -イ,ロ,ハ,2)  。

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性の高気圧酸素療法は,治療上の有益性が危険を上回ると判断される場合にのみ実施すること。
マウスの高分圧酸素への曝露実験で催奇形性と染色体異常の誘発が報告されている3)  。

9.7 小児等

  1. 9.7.1 低出生体重児,新生児

    酸素濃度を必要最小限に止めること。保育器中の酸素濃度は動脈血酸素分圧を測定して8.0〜10.7kPa(60〜80Torr)の範囲を保つこと。未熟児網膜症を起こすことがある4) ,5)  。

  2. 9.7.2 超低出生体重児

    酸素の投与期間を必要最小限に止めること。酸素の投与期間が長いほど肝芽腫発生率が高くなるとの疫学的調査報告がある6) ,7) ,8) ,9)  。

14. 適用上の注意

14.1 全般的な注意

  1. 14.1.1 本品の消費設備から5m以内,ただし在宅酸素療法の充塡容器等を置く位置の周囲2m以内に火気及び引火性,もしくは発火性のものを置かない。
  2. 14.1.2 吸入用のカニューラ,携帯型酸素容器及び延長チューブ,吸入中の患者自身も火気の直近に近寄ってはならない。
  3. 14.1.3 酸素使用場所での喫煙,火気の使用を禁止し,換気を図る。
  4. 14.1.4 容器は常に温度40℃以下で使用し,直射日光を避け,火気・暖房の付近に置かない。
  5. 14.1.5 建物内で消費する場合は,換気に十分に注意する。

14.2 薬剤調整時の注意

  1. 14.2.1 酸素を使用する場合は,可燃物及び火気に注意する。
    1. (1) 酸素に油脂類等は厳禁であり,バルブ,圧力調整器,呼吸器の回路等本品と接触する部分に油脂類を付着させてはならない。又塵埃等の付着がないことも確かめる。
    2. (2) 酸素を使用中,電気メス,レーザーメス等は発火源となるため,ガーゼ,脱脂綿,チューブなどの可燃物が発火しないように注意する10) ,11)  。
    3. (3) 揮発性可燃物との同時使用を避ける。
    4. (4) 容器のバルブは静かに開閉する。急激に開けると発火の原因となる。
  2. 14.2.2 その他
    1. (1) 容器は粗暴な取扱いをせず,転倒,転落等による衝撃及びバルブの損傷を防止するために,ロープ等で固定して使用する。
    2. (2) 調整器及び圧力計等は,酸素用のものを使用する。
    3. (3) パッキン類は,所定のものを使用する。
    4. (4) 使用後は容器バルブを必ず閉める。

14.3 薬剤投与時の注意

  1. 14.3.1 吸気は症状と使用条件に応じ適当な水蒸気圧を維持するように加湿すること1) -ニ
  2. 14.3.2 人工心肺(酸素加装置)での投与に当たっては,体外循環中の血液への直接投与であるので生物学的に清浄な酸素が要求されるため,定められた基準に合致したろ過性能と有効面積を有する滅菌済みのフィルターを用いること。

3. 組成・性状

3.1 組成

日本薬局方 酸素

組成   本品は定量するとき,酸素(O2)99.5vol%以上を含む。

3.2 製剤の性状

日本薬局方 酸素

剤形 吸入ガス剤
性状 本品は無色のガスでにおいはない。支燃性である。

4. 効能又は効果

  • 酸素欠乏による諸症状の改善。
  • 日本薬局方窒素と混合し,合成空気として使用する。

6. 用法及び用量

医師の指示による。

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 使用に当たっては,必ずガス名を「医薬品ラベル」で確認すること。
  2. 8.2 高濃度酸素の長時間投与や高気圧療法下での高分圧酸素投与では酸素中毒症を起こす危険があるので,常に症状を注意深く監視しながら濃度,圧力を調節するとともに必要最小限の時間に止めること。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 低酸素血症や高炭酸ガス血症の症状のある患者

    投与に当たっては,動脈血中酸素と炭酸ガスの分圧を監視しつつ,初めは25%濃度から開始して炭酸ガスの体内蓄積を防ぎながら徐々に上昇させるものとし,人工呼吸法の適用も考慮する。また間欠的投与は避けた方がよい。高濃度酸素の吸入によって呼吸量低下又は停止,あるいはCO2ナルコーシスの状態に陥る危険性がある1) -イ,ロ,ハ,2)  。

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性の高気圧酸素療法は,治療上の有益性が危険を上回ると判断される場合にのみ実施すること。
マウスの高分圧酸素への曝露実験で催奇形性と染色体異常の誘発が報告されている3)  。

9.7 小児等

  1. 9.7.1 低出生体重児,新生児

    酸素濃度を必要最小限に止めること。保育器中の酸素濃度は動脈血酸素分圧を測定して8.0〜10.7kPa(60〜80Torr)の範囲を保つこと。未熟児網膜症を起こすことがある4) ,5)  。

  2. 9.7.2 超低出生体重児

    酸素の投与期間を必要最小限に止めること。酸素の投与期間が長いほど肝芽腫発生率が高くなるとの疫学的調査報告がある6) ,7) ,8) ,9)  。

14. 適用上の注意

14.1 全般的な注意

  1. 14.1.1 本品の消費設備から5m以内,ただし在宅酸素療法の充塡容器等を置く位置の周囲2m以内に火気及び引火性,もしくは発火性のものを置かない。
  2. 14.1.2 吸入用のカニューラ,携帯型酸素容器及び延長チューブ,吸入中の患者自身も火気の直近に近寄ってはならない。
  3. 14.1.3 酸素使用場所での喫煙,火気の使用を禁止し,換気を図る。
  4. 14.1.4 容器は常に温度40℃以下で使用し,直射日光を避け,火気・暖房の付近に置かない。
  5. 14.1.5 建物内で消費する場合は,換気に十分に注意する。

14.2 薬剤調整時の注意

  1. 14.2.1 酸素を使用する場合は,可燃物及び火気に注意する。
    1. (1) 酸素に油脂類等は厳禁であり,バルブ,圧力調整器,呼吸器の回路等本品と接触する部分に油脂類を付着させてはならない。又塵埃等の付着がないことも確かめる。
    2. (2) 酸素を使用中,電気メス,レーザーメス等は発火源となるため,ガーゼ,脱脂綿,チューブなどの可燃物が発火しないように注意する10) ,11)  。
    3. (3) 揮発性可燃物との同時使用を避ける。
    4. (4) 容器のバルブは静かに開閉する。急激に開けると発火の原因となる。
  2. 14.2.2 その他
    1. (1) 容器は粗暴な取扱いをせず,転倒,転落等による衝撃及びバルブの損傷を防止するために,ロープ等で固定して使用する。
    2. (2) 調整器及び圧力計等は,酸素用のものを使用する。
    3. (3) パッキン類は,所定のものを使用する。
    4. (4) 使用後は容器バルブを必ず閉める。

14.3 薬剤投与時の注意

  1. 14.3.1 吸気は症状と使用条件に応じ適当な水蒸気圧を維持するように加湿すること1) -ニ
  2. 14.3.2 人工心肺(酸素加装置)での投与に当たっては,体外循環中の血液への直接投与であるので生物学的に清浄な酸素が要求されるため,定められた基準に合致したろ過性能と有効面積を有する滅菌済みのフィルターを用いること。

その他詳細情報

日本標準商品分類番号
87799
ブランドコード
799070EX1054
承認番号
販売開始年月
貯法
40℃以下で保存する
有効期間
規制区分

重要な注意事項

  • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
  • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
  • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
  • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
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