薬効分類名カリニ肺炎治療剤

一般的名称トリメトプリム

バクトラミン注

ばくとらみんちゅう

BACTRAMIN for Injection

製造販売元/太陽ファルマ株式会社

第3版
警告禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者腎機能障害患者肝機能障害患者妊婦授乳婦小児等高齢者

重大な副作用

頻度
副作用
以上頻度不明
以上頻度不明
以上頻度不明
Stevens-Johnson症候群
Toxic Epidermal Necrolysis:TEN
以上頻度不明
頻度不明
頻度不明
以上頻度不明
以上頻度不明
以上頻度不明
以上頻度不明
頻度不明
偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎
頻度不明
重度の肝障害
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明

その他の副作用

部位
頻度
副作用
血液系
5%以上
免疫系
5%未満
免疫系
頻度不明
胃腸・消化器系
5%以上
胃腸・消化器系
頻度不明
肝臓まわり
5%以上
肝臓まわり
頻度不明
腎・尿路
5%未満
脳・神経
頻度不明
眩暈幻覚痙攣抑うついらいら感頭痛うとうと状態ふらふら感しびれ感ふるえ脱力倦怠
その他
5%以上
その他
頻度不明

併用注意

薬剤名等

葉酸代謝阻害作用を有する薬剤
メトトレキサート
[11.1.1 参照]

臨床症状・措置方法

メトトレキサートの作用を増強し、汎血球減少等があらわれることがある。

機序・危険因子

共に葉酸代謝阻害作用を有するためと考えられている。

薬剤名等

葉酸代謝阻害作用を有する薬剤
スルファドキシン・ピリメタミン
[11.1.1 参照]

臨床症状・措置方法

ピリメタミンとの併用により、巨赤芽球性貧血があらわれることがある。

機序・危険因子

共に葉酸代謝阻害作用を有するためと考えられている。

薬剤名等

葉酸代謝阻害作用を有する薬剤
ジアフェニルスルホン
[11.1.1 参照],[16.5 参照]

臨床症状・措置方法

ジアフェニルスルホンとの併用により、血液障害(巨赤芽球性貧血、汎血球減少等)があらわれることがある。

機序・危険因子

共に葉酸代謝阻害作用を有するため、また、トリメトプリムがCYP2C8を阻害するためと考えられている。

薬剤名等

レパグリニド
[16.5 参照]

臨床症状・措置方法

レパグリニドの血中濃度が上昇することがある。

機序・危険因子

トリメトプリムがCYP2C8を阻害するためと考えられている。

薬剤名等

スルホニルウレア系経口糖尿病用剤

  • グリクラジド
    グリベンクラミド 等

[11.1.12 参照]

臨床症状・措置方法

これらの薬剤の血糖降下作用を増強し、低血糖症状があらわれることがある。

機序・危険因子

本剤がこれらの薬剤の肝臓での代謝を抑制する。

薬剤名等

クマリン系抗凝血剤

  • ワルファリンカリウム
臨床症状・措置方法

クマリン系抗凝血剤の作用を増強し、出血があらわれることがある。

機序・危険因子

本剤がこれらの薬剤の肝臓での代謝を抑制する。

薬剤名等

フェニトイン

臨床症状・措置方法

フェニトインの作用を増強することがある。

機序・危険因子

本剤がフェニトインの肝臓での代謝を抑制するためと考えられている。

薬剤名等

シクロスポリン
[11.1.9 参照]

臨床症状・措置方法

腎機能障害が増強されることがある。

機序・危険因子

共に腎毒性を有するためと考えられている。
危険因子:特に腎移植後の患者

薬剤名等

タクロリムス水和物
[11.1.9 参照]

臨床症状・措置方法

腎機能障害が増強されることがある。

機序・危険因子

共に腎毒性を有するためと考えられている。

薬剤名等

チアジド系薬剤

  • ヒドロクロロチアジド 等
臨床症状・措置方法

紫斑を伴う血小板減少症の発現率が増加することがある。

機序・危険因子

機序は不明である。

薬剤名等

ジドブジン

臨床症状・措置方法

ジドブジンの毒性を増強し、顆粒球減少等があらわれることがある。

機序・危険因子

機序は不明である。

薬剤名等

ガンシクロビル、バルガンシクロビル塩酸塩

臨床症状・措置方法

ガンシクロビルの腎クリアランスが12.9%減少し、消失半減期が18.1%延長し、トリメトプリムのCminが12.7%増加したとの報告がある。

機序・危険因子

機序は不明である。

薬剤名等

ラミブジン含有製剤

臨床症状・措置方法

ラミブジンのAUCが43%増加し、全身クリアランスが30%、腎クリアランスが35%減少したとの報告がある。

機序・危険因子

本剤の成分であるトリメトプリムがこれらの薬剤の尿細管分泌を低下させるためと考えられている。

薬剤名等

ジゴキシン製剤

臨床症状・措置方法

ジゴキシンの血中濃度が上昇することがある。

機序・危険因子

本剤の成分であるトリメトプリムがこれらの薬剤の尿細管分泌を低下させるためと考えられている。

薬剤名等

三環系抗うつ剤 等

  • クロミプラミン塩酸塩
    イミプラミン塩酸塩
    アミトリプチリン塩酸塩 等
臨床症状・措置方法

三環系抗うつ剤等の効果が減弱することがある。

機序・危険因子

機序は不明である。

薬剤名等

アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤

  • オルメサルタン メドキソミル 等

アンジオテンシン変換酵素阻害剤

  • エナラプリルマレイン酸塩 等

抗アルドステロン剤・カリウム保持性利尿剤

  • スピロノラクトン 等

[11.1.13 参照]

臨床症状・措置方法

これらの薬剤との併用により、高カリウム血症があらわれることがある。

機序・危険因子

共に血清カリウムを上昇させるためと考えられている。

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

1. 警告

ショック及び重篤な皮膚障害、肝障害、血液障害等の副作用が報告されている。本剤の投与によりこのような症状が発現した場合には投与を中止すること。[11.1.1 参照],[11.1.3 参照],[11.1.4 参照],[11.1.5 参照],[11.1.8 参照]

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 本剤の成分又はサルファ剤に対し過敏症の既往歴のある患者
  2. 2.2 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]
  3. 2.3 低出生体重児、新生児[9.7 参照]

3. 組成・性状

3.1 組成

バクトラミン注

1アンプル(5mL)中
有効成分 トリメトプリム   80mg
日局スルファメトキサゾール   400mg
添加剤 モノエタノールアミン   11mg
水酸化ナトリウム   適量
プロピレングリコール   2050mg
無水エタノール   500mg

3.2 製剤の性状

バクトラミン注

pH 9.10~9.90
性状 無色~微黄色澄明な液
浸透圧比(生理食塩液に対する比) 原液:30
25倍希釈(注射用水):1.2

4. 効能又は効果

  • 〈適応菌種〉

    ニューモシスチス・カリニ

  • 〈適応症〉

    カリニ肺炎

6. 用法及び用量

通常、トリメトプリムとして1日量15~20mg/kgを3回に分け、1~2時間かけて点滴静注する。
なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。

7. 用法・用量に関連する注意

  1. 7.1 14日以上の投与は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合のみ行うこと。
  2. 7.2 腎機能障害のある患者では血清中半減期が延長するので、クレアチニン・クリアランス値を指標として適宜用量を調整する。(参考:外国人経口投与データ)[9.2 参照]
    Ccrを指標とした用量設定の目安1) ,2)

    Ccr(mL/min)

    推奨用量

    30<Ccr

    通常用量

    15≦Ccr≦30

    通常の1/2量

    Ccr<15

    投与しないことが望ましい

    Ccr:クレアチニンクリアランス

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 血液障害、ショック等を予測するため十分な問診を行うこと。
  2. 8.2 ショック発現時に救急処置のとれる準備をしておくこと。また、投与後患者を安静の状態に保たせ、十分な観察を行うこと。
  3. 8.3 本剤投与中は、副作用の早期発見のため必ず臨床検査(血液検査、肝機能検査、腎機能検査、血中電解質等)を行うこと。[11.1.1 参照],[11.1.2 参照],[11.1.3 参照],[11.1.4 参照],[11.1.5 参照],[11.1.6 参照],[11.1.7 参照],[11.1.8 参照],[11.1.9 参照],[11.1.10 参照],[11.1.11 参照],[11.1.12 参照],[11.1.13 参照],[11.1.14 参照]

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 血液障害又はその既往歴のある患者

    治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しない。血液障害を悪化させることがある。[11.1.1 参照]

  2. 9.1.2 本人又は両親、兄弟が気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者又は他の薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者

    治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しない。

  3. 9.1.3 葉酸欠乏又は代謝異常のある患者(既往に胃の摘出術を受けている患者、他の葉酸代謝拮抗剤を投与されている患者、分娩後、先天性葉酸代謝異常症等)

    葉酸欠乏を悪化させ、巨赤芽球性貧血を起こすことがある。[11.1.1 参照]

  4. 9.1.4 グルコース-6-リン酸脱水素酵素(G-6-PD)欠乏患者

    溶血を起こすおそれがある。[11.1.1 参照]

  5. 9.1.5 **急性ポルフィリン症の患者

    急性発作が起こるおそれがある。

9.2 腎機能障害患者

減量等を考慮すること。血中濃度が持続する。[7.2 参照],[16.6.1 参照]

9.3 肝機能障害患者

肝障害を悪化させることがある。[11.1.8 参照]

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。妊娠中に本剤を単独又は併用投与された患者の児において、先天異常があらわれたとの報告がある。また、動物試験で催奇形作用が報告されている。(ラットに1200mg/kg/日以上を経口投与した群で骨格異常、内臓異常、外形異常が、マウスに3000mg/kg/日を経口投与した群で口蓋裂が認められている。)[2.2 参照]

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。母乳を通じて薬物が移行し、低出生体重児、新生児に高ビリルビン血症を起こすことがある。

9.7 小児等

低出生体重児、新生児には投与しないこと。高ビリルビン血症を起こすことがある。[2.3 参照]

9.8 高齢者

副作用が認められた場合には減量等の適切な処置を行うこと。本剤は主として腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多いため、高い血中濃度が持続するおそれがある。

10. 相互作用

10.2 併用注意(併用に注意すること)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

葉酸代謝阻害作用を有する薬剤
メトトレキサート
[11.1.1 参照]

メトトレキサートの作用を増強し、汎血球減少等があらわれることがある。

共に葉酸代謝阻害作用を有するためと考えられている。

葉酸代謝阻害作用を有する薬剤
スルファドキシン・ピリメタミン
[11.1.1 参照]

ピリメタミンとの併用により、巨赤芽球性貧血があらわれることがある。

共に葉酸代謝阻害作用を有するためと考えられている。

葉酸代謝阻害作用を有する薬剤
ジアフェニルスルホン
[11.1.1 参照],[16.7 参照]

ジアフェニルスルホンとの併用により、血液障害(巨赤芽球性貧血、汎血球減少等)があらわれることがある。

共に葉酸代謝阻害作用を有するため、また、トリメトプリムがCYP2C8を阻害するためと考えられている。

レパグリニド
[16.7 参照]

レパグリニドの血中濃度が上昇することがある。

トリメトプリムがCYP2C8を阻害するためと考えられている。

スルホニルウレア系経口糖尿病用剤

  • グリクラジド
    グリベンクラミド 等

                  [11.1.12 参照]                 

これらの薬剤の血糖降下作用を増強し、低血糖症状があらわれることがある。

本剤がこれらの薬剤の肝臓での代謝を抑制する。

クマリン系抗凝血剤

  • ワルファリンカリウム

クマリン系抗凝血剤の作用を増強し、出血があらわれることがある。

本剤がこれらの薬剤の肝臓での代謝を抑制する。

フェニトイン

フェニトインの作用を増強することがある。

本剤がフェニトインの肝臓での代謝を抑制するためと考えられている。

シクロスポリン
[11.1.9 参照]

腎機能障害が増強されることがある。

共に腎毒性を有するためと考えられている。
危険因子:特に腎移植後の患者

タクロリムス水和物
[11.1.9 参照]

腎機能障害が増強されることがある。

共に腎毒性を有するためと考えられている。

チアジド系薬剤

  • ヒドロクロロチアジド 等

紫斑を伴う血小板減少症の発現率が増加することがある。

機序は不明である。

ジドブジン

ジドブジンの毒性を増強し、顆粒球減少等があらわれることがある。

機序は不明である。

ガンシクロビル、バルガンシクロビル塩酸塩

ガンシクロビルの腎クリアランスが12.9%減少し、消失半減期が18.1%延長し、トリメトプリムのCminが12.7%増加したとの報告がある。

機序は不明である。

ラミブジン含有製剤

ラミブジンのAUCが43%増加し、全身クリアランスが30%、腎クリアランスが35%減少したとの報告がある。

本剤の成分であるトリメトプリムがこれらの薬剤の尿細管分泌を低下させるためと考えられている。

ジゴキシン製剤

ジゴキシンの血中濃度が上昇することがある。

本剤の成分であるトリメトプリムがこれらの薬剤の尿細管分泌を低下させるためと考えられている。

三環系抗うつ剤 等

  • クロミプラミン塩酸塩
    イミプラミン塩酸塩
    アミトリプチリン塩酸塩 等

三環系抗うつ剤等の効果が減弱することがある。

機序は不明である。

アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤

  • オルメサルタン メドキソミル 等

アンジオテンシン変換酵素阻害剤

  • エナラプリルマレイン酸塩 等

抗アルドステロン剤・カリウム保持性利尿剤

  • スピロノラクトン 等

                  [11.1.13 参照]                 

これらの薬剤との併用により、高カリウム血症があらわれることがある。

共に血清カリウムを上昇させるためと考えられている。

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.1 重大な副作用

  1. 11.1.1 再生不良性貧血、巨赤芽球性貧血、メトヘモグロビン血症、血小板減少症、無顆粒球症、溶血性貧血、汎血球減少(以上頻度不明)

                    [1 参照],[8.3 参照],[9.1.1 参照],[9.1.3 参照],[9.1.4 参照],[10.2 参照]

  2. 11.1.2 血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)、溶血性尿毒症症候群(HUS)(以上頻度不明)

    TTP(主徴:血小板減少、破砕赤血球の出現を認める溶血性貧血、精神神経症状、発熱、腎機能障害)、HUS(主徴:血小板減少、破砕赤血球の出現を認める溶血性貧血、急性腎障害)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、血漿交換等の適切な処置を行うこと。[8.3 参照]

  3. 11.1.3 ショック、アナフィラキシー(以上頻度不明)

    初期症状:不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、浮腫等[1 参照],[8.3 参照]

  4. 11.1.4 *皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、多形紅斑(以上頻度不明)

                    [1 参照],[8.3 参照]

  5. 11.1.5 薬剤性過敏症症候群3) (頻度不明)

    初期症状として発疹、発熱がみられ、更に肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。なお、ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。[1 参照],[8.3 参照]

  6. 11.1.6 急性膵炎(頻度不明)

                    [8.3 参照]               

  7. 11.1.7 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(頻度不明)

    腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。[8.3 参照]

  8. 11.1.8 重度の肝障害(頻度不明)

                    [1 参照],[8.3 参照],[9.3 参照]

  9. 11.1.9 急性腎障害、間質性腎炎(以上頻度不明)

                    [8.3 参照],[10.2 参照]

  10. 11.1.10 無菌性髄膜炎、末梢神経炎(以上頻度不明)

                    [8.3 参照]               

  11. 11.1.11 間質性肺炎、PIE症候群(以上頻度不明)

    発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等[8.3 参照]

  12. 11.1.12 低血糖発作(頻度不明)

                    [8.3 参照],[10.2 参照]

  13. 11.1.13 高カリウム血症、低ナトリウム血症(以上頻度不明)

    これらの電解質異常があらわれることがある。異常が認められた場合には投与を中止し、電解質補正等の適切な処置を行うこと。[8.3 参照],[10.2 参照]

  14. 11.1.14 横紋筋融解症(頻度不明)

    筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがある。これに伴い急激に腎機能が悪化し、急性腎障害等の重篤な症状に至ることがある。[8.3 参照]

11.2 その他の副作用

次のような副作用があらわれた場合には、症状に応じて適切な処置を行うこと。

5%以上

5%未満

頻度不明

血液

血小板減少、顆粒球減少

過敏症

発疹

紅斑、瘙痒感、水疱、蕁麻疹、光線過敏症

皮膚

皮膚血管炎(白血球破砕性血管炎、IgA血管炎等)

消化器

悪心、嘔吐

食欲不振、舌炎、下痢、胃不快感、口渇、口内炎、口角炎、血便、腹痛、便秘

肝臓

Al-P、ALT、AST、γ-GTPの上昇

黄疸

腎臓

BUN上昇

腎機能障害、腎障害、血清クレアチニンの上昇、血尿

精神神経系

眩暈、幻覚、痙攣、抑うつ、いらいら感、頭痛、うとうと状態、ふらふら感、しびれ感、ふるえ、脱力、倦怠感

その他

静脈炎

発熱、熱感、胸内苦悶、血圧下降、血圧上昇、動悸、発汗、顔面潮紅、浮腫、関節痛、筋(肉)痛、血色素尿、ぶどう膜炎

12. 臨床検査結果に及ぼす影響

  1. 12.1 メトトレキサートと併用した場合、ジヒドロ葉酸還元酵素を用いたメトトレキサート濃度の測定で見かけ上の高値を呈することがあるので注意すること。
  2. 12.2 クレアチニン値の測定(ヤッフェ反応等)では、見かけ上の高値を呈することがあるので注意すること。

13. 過量投与

  1. 13.1 症状

    嘔気、嘔吐、下痢、精神神経系症状(頭痛、めまい等)、結晶尿、血尿等

  2. 13.2 処置

    症状に応じて、強制利尿による腎排泄の促進、血液透析(腹膜透析は有効ではない)等[16.6.1 参照]

14. 適用上の注意

14.1 薬剤調製時の注意

  1. 14.1.1 本剤の投与に際しては日局5%ブドウ糖注射液又は日局生理食塩液を使用し、本剤1アンプルあたり輸液125mLの割合で十分に混合して用いること。なお、溶液の注入量に制限がある患者には本剤1アンプルあたり日局5%ブドウ糖注射液又は日局生理食塩液75mLに混合すること。
  2. 14.1.2 溶解後は結晶析出が認められるため、なるべく速やかに使用すること。
    なお、保存する必要がある場合には、本剤1アンプルあたり日局5%ブドウ糖注射液又は日局生理食塩液75mLに混合した場合は2時間以内、日局5%ブドウ糖注射液又は日局生理食塩液125mLに混合した場合は6時間以内に使用を終了すること。

15. その他の注意

15.1 臨床使用に基づく情報

AIDS患者では非AIDS患者に比較して副作用発現率(特に発疹、発熱、白血球減少)が高い傾向が見られた。

15.2 非臨床試験に基づく情報

動物実験(ラット、イヌ)で、甲状腺機能低下等が報告されている。

1. 警告

ショック及び重篤な皮膚障害、肝障害、血液障害等の副作用が報告されている。本剤の投与によりこのような症状が発現した場合には投与を中止すること。[11.1.1 参照],[11.1.3 参照],[11.1.4 参照],[11.1.5 参照],[11.1.8 参照]

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 本剤の成分又はサルファ剤に対し過敏症の既往歴のある患者
  2. 2.2 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]
  3. 2.3 低出生体重児、新生児[9.7 参照]

3. 組成・性状

3.1 組成

バクトラミン注

1アンプル(5mL)中
有効成分 トリメトプリム   80mg
日局スルファメトキサゾール   400mg
添加剤 モノエタノールアミン   11mg
水酸化ナトリウム   適量
プロピレングリコール   2050mg
無水エタノール   500mg

3.2 製剤の性状

バクトラミン注

pH 9.10~9.90
性状 無色~微黄色澄明な液
浸透圧比(生理食塩液に対する比) 原液:30
25倍希釈(注射用水):1.2

4. 効能又は効果

  • 〈適応菌種〉

    ニューモシスチス・カリニ

  • 〈適応症〉

    カリニ肺炎

6. 用法及び用量

通常、トリメトプリムとして1日量15~20mg/kgを3回に分け、1~2時間かけて点滴静注する。
なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。

7. 用法・用量に関連する注意

  1. 7.1 14日以上の投与は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合のみ行うこと。
  2. 7.2 腎機能障害のある患者では血清中半減期が延長するので、クレアチニン・クリアランス値を指標として適宜用量を調整する。(参考:外国人経口投与データ)[9.2 参照]
    Ccrを指標とした用量設定の目安1) ,2)

    Ccr(mL/min)

    推奨用量

    30<Ccr

    通常用量

    15≦Ccr≦30

    通常の1/2量

    Ccr<15

    投与しないことが望ましい

    Ccr:クレアチニンクリアランス

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 血液障害、ショック等を予測するため十分な問診を行うこと。
  2. 8.2 ショック発現時に救急処置のとれる準備をしておくこと。また、投与後患者を安静の状態に保たせ、十分な観察を行うこと。
  3. 8.3 本剤投与中は、副作用の早期発見のため必ず臨床検査(血液検査、肝機能検査、腎機能検査、血中電解質等)を行うこと。[11.1.1 参照],[11.1.2 参照],[11.1.3 参照],[11.1.4 参照],[11.1.5 参照],[11.1.6 参照],[11.1.7 参照],[11.1.8 参照],[11.1.9 参照],[11.1.10 参照],[11.1.11 参照],[11.1.12 参照],[11.1.13 参照],[11.1.14 参照]

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 血液障害又はその既往歴のある患者

    治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しない。血液障害を悪化させることがある。[11.1.1 参照]

  2. 9.1.2 本人又は両親、兄弟が気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者又は他の薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者

    治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しない。

  3. 9.1.3 葉酸欠乏又は代謝異常のある患者(既往に胃の摘出術を受けている患者、他の葉酸代謝拮抗剤を投与されている患者、分娩後、先天性葉酸代謝異常症等)

    葉酸欠乏を悪化させ、巨赤芽球性貧血を起こすことがある。[11.1.1 参照]

  4. 9.1.4 グルコース-6-リン酸脱水素酵素(G-6-PD)欠乏患者

    溶血を起こすおそれがある。[11.1.1 参照]

  5. 9.1.5 **急性ポルフィリン症の患者

    急性発作が起こるおそれがある。

9.2 腎機能障害患者

減量等を考慮すること。血中濃度が持続する。[7.2 参照],[16.6.1 参照]

9.3 肝機能障害患者

肝障害を悪化させることがある。[11.1.8 参照]

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。妊娠中に本剤を単独又は併用投与された患者の児において、先天異常があらわれたとの報告がある。また、動物試験で催奇形作用が報告されている。(ラットに1200mg/kg/日以上を経口投与した群で骨格異常、内臓異常、外形異常が、マウスに3000mg/kg/日を経口投与した群で口蓋裂が認められている。)[2.2 参照]

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。母乳を通じて薬物が移行し、低出生体重児、新生児に高ビリルビン血症を起こすことがある。

9.7 小児等

低出生体重児、新生児には投与しないこと。高ビリルビン血症を起こすことがある。[2.3 参照]

9.8 高齢者

副作用が認められた場合には減量等の適切な処置を行うこと。本剤は主として腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多いため、高い血中濃度が持続するおそれがある。

10. 相互作用

10.2 併用注意(併用に注意すること)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

葉酸代謝阻害作用を有する薬剤
メトトレキサート
[11.1.1 参照]

メトトレキサートの作用を増強し、汎血球減少等があらわれることがある。

共に葉酸代謝阻害作用を有するためと考えられている。

葉酸代謝阻害作用を有する薬剤
スルファドキシン・ピリメタミン
[11.1.1 参照]

ピリメタミンとの併用により、巨赤芽球性貧血があらわれることがある。

共に葉酸代謝阻害作用を有するためと考えられている。

葉酸代謝阻害作用を有する薬剤
ジアフェニルスルホン
[11.1.1 参照],[16.7 参照]

ジアフェニルスルホンとの併用により、血液障害(巨赤芽球性貧血、汎血球減少等)があらわれることがある。

共に葉酸代謝阻害作用を有するため、また、トリメトプリムがCYP2C8を阻害するためと考えられている。

レパグリニド
[16.7 参照]

レパグリニドの血中濃度が上昇することがある。

トリメトプリムがCYP2C8を阻害するためと考えられている。

スルホニルウレア系経口糖尿病用剤

  • グリクラジド
    グリベンクラミド 等

                  [11.1.12 参照]                 

これらの薬剤の血糖降下作用を増強し、低血糖症状があらわれることがある。

本剤がこれらの薬剤の肝臓での代謝を抑制する。

クマリン系抗凝血剤

  • ワルファリンカリウム

クマリン系抗凝血剤の作用を増強し、出血があらわれることがある。

本剤がこれらの薬剤の肝臓での代謝を抑制する。

フェニトイン

フェニトインの作用を増強することがある。

本剤がフェニトインの肝臓での代謝を抑制するためと考えられている。

シクロスポリン
[11.1.9 参照]

腎機能障害が増強されることがある。

共に腎毒性を有するためと考えられている。
危険因子:特に腎移植後の患者

タクロリムス水和物
[11.1.9 参照]

腎機能障害が増強されることがある。

共に腎毒性を有するためと考えられている。

チアジド系薬剤

  • ヒドロクロロチアジド 等

紫斑を伴う血小板減少症の発現率が増加することがある。

機序は不明である。

ジドブジン

ジドブジンの毒性を増強し、顆粒球減少等があらわれることがある。

機序は不明である。

ガンシクロビル、バルガンシクロビル塩酸塩

ガンシクロビルの腎クリアランスが12.9%減少し、消失半減期が18.1%延長し、トリメトプリムのCminが12.7%増加したとの報告がある。

機序は不明である。

ラミブジン含有製剤

ラミブジンのAUCが43%増加し、全身クリアランスが30%、腎クリアランスが35%減少したとの報告がある。

本剤の成分であるトリメトプリムがこれらの薬剤の尿細管分泌を低下させるためと考えられている。

ジゴキシン製剤

ジゴキシンの血中濃度が上昇することがある。

本剤の成分であるトリメトプリムがこれらの薬剤の尿細管分泌を低下させるためと考えられている。

三環系抗うつ剤 等

  • クロミプラミン塩酸塩
    イミプラミン塩酸塩
    アミトリプチリン塩酸塩 等

三環系抗うつ剤等の効果が減弱することがある。

機序は不明である。

アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤

  • オルメサルタン メドキソミル 等

アンジオテンシン変換酵素阻害剤

  • エナラプリルマレイン酸塩 等

抗アルドステロン剤・カリウム保持性利尿剤

  • スピロノラクトン 等

                  [11.1.13 参照]                 

これらの薬剤との併用により、高カリウム血症があらわれることがある。

共に血清カリウムを上昇させるためと考えられている。

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.1 重大な副作用

  1. 11.1.1 再生不良性貧血、巨赤芽球性貧血、メトヘモグロビン血症、血小板減少症、無顆粒球症、溶血性貧血、汎血球減少(以上頻度不明)

                    [1 参照],[8.3 参照],[9.1.1 参照],[9.1.3 参照],[9.1.4 参照],[10.2 参照]

  2. 11.1.2 血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)、溶血性尿毒症症候群(HUS)(以上頻度不明)

    TTP(主徴:血小板減少、破砕赤血球の出現を認める溶血性貧血、精神神経症状、発熱、腎機能障害)、HUS(主徴:血小板減少、破砕赤血球の出現を認める溶血性貧血、急性腎障害)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、血漿交換等の適切な処置を行うこと。[8.3 参照]

  3. 11.1.3 ショック、アナフィラキシー(以上頻度不明)

    初期症状:不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、浮腫等[1 参照],[8.3 参照]

  4. 11.1.4 *皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、多形紅斑(以上頻度不明)

                    [1 参照],[8.3 参照]

  5. 11.1.5 薬剤性過敏症症候群3) (頻度不明)

    初期症状として発疹、発熱がみられ、更に肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。なお、ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。[1 参照],[8.3 参照]

  6. 11.1.6 急性膵炎(頻度不明)

                    [8.3 参照]               

  7. 11.1.7 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(頻度不明)

    腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。[8.3 参照]

  8. 11.1.8 重度の肝障害(頻度不明)

                    [1 参照],[8.3 参照],[9.3 参照]

  9. 11.1.9 急性腎障害、間質性腎炎(以上頻度不明)

                    [8.3 参照],[10.2 参照]

  10. 11.1.10 無菌性髄膜炎、末梢神経炎(以上頻度不明)

                    [8.3 参照]               

  11. 11.1.11 間質性肺炎、PIE症候群(以上頻度不明)

    発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等[8.3 参照]

  12. 11.1.12 低血糖発作(頻度不明)

                    [8.3 参照],[10.2 参照]

  13. 11.1.13 高カリウム血症、低ナトリウム血症(以上頻度不明)

    これらの電解質異常があらわれることがある。異常が認められた場合には投与を中止し、電解質補正等の適切な処置を行うこと。[8.3 参照],[10.2 参照]

  14. 11.1.14 横紋筋融解症(頻度不明)

    筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがある。これに伴い急激に腎機能が悪化し、急性腎障害等の重篤な症状に至ることがある。[8.3 参照]

11.2 その他の副作用

次のような副作用があらわれた場合には、症状に応じて適切な処置を行うこと。

5%以上

5%未満

頻度不明

血液

血小板減少、顆粒球減少

過敏症

発疹

紅斑、瘙痒感、水疱、蕁麻疹、光線過敏症

皮膚

皮膚血管炎(白血球破砕性血管炎、IgA血管炎等)

消化器

悪心、嘔吐

食欲不振、舌炎、下痢、胃不快感、口渇、口内炎、口角炎、血便、腹痛、便秘

肝臓

Al-P、ALT、AST、γ-GTPの上昇

黄疸

腎臓

BUN上昇

腎機能障害、腎障害、血清クレアチニンの上昇、血尿

精神神経系

眩暈、幻覚、痙攣、抑うつ、いらいら感、頭痛、うとうと状態、ふらふら感、しびれ感、ふるえ、脱力、倦怠感

その他

静脈炎

発熱、熱感、胸内苦悶、血圧下降、血圧上昇、動悸、発汗、顔面潮紅、浮腫、関節痛、筋(肉)痛、血色素尿、ぶどう膜炎

12. 臨床検査結果に及ぼす影響

  1. 12.1 メトトレキサートと併用した場合、ジヒドロ葉酸還元酵素を用いたメトトレキサート濃度の測定で見かけ上の高値を呈することがあるので注意すること。
  2. 12.2 クレアチニン値の測定(ヤッフェ反応等)では、見かけ上の高値を呈することがあるので注意すること。

13. 過量投与

  1. 13.1 症状

    嘔気、嘔吐、下痢、精神神経系症状(頭痛、めまい等)、結晶尿、血尿等

  2. 13.2 処置

    症状に応じて、強制利尿による腎排泄の促進、血液透析(腹膜透析は有効ではない)等[16.6.1 参照]

14. 適用上の注意

14.1 薬剤調製時の注意

  1. 14.1.1 本剤の投与に際しては日局5%ブドウ糖注射液又は日局生理食塩液を使用し、本剤1アンプルあたり輸液125mLの割合で十分に混合して用いること。なお、溶液の注入量に制限がある患者には本剤1アンプルあたり日局5%ブドウ糖注射液又は日局生理食塩液75mLに混合すること。
  2. 14.1.2 溶解後は結晶析出が認められるため、なるべく速やかに使用すること。
    なお、保存する必要がある場合には、本剤1アンプルあたり日局5%ブドウ糖注射液又は日局生理食塩液75mLに混合した場合は2時間以内、日局5%ブドウ糖注射液又は日局生理食塩液125mLに混合した場合は6時間以内に使用を終了すること。

15. その他の注意

15.1 臨床使用に基づく情報

AIDS患者では非AIDS患者に比較して副作用発現率(特に発疹、発熱、白血球減少)が高い傾向が見られた。

15.2 非臨床試験に基づく情報

動物実験(ラット、イヌ)で、甲状腺機能低下等が報告されている。

その他詳細情報

日本標準商品分類番号
876419
ブランドコード
6419500A1020
承認番号
20500AMY00325
販売開始年月
1993-12
貯法
室温保存
有効期間
3年
規制区分
12

重要な注意事項

  • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
  • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
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