薬効分類名口腔粘膜付着型
口腔咽頭カンジダ症治療剤

一般的名称ミコナゾール付着錠

オラビ錠口腔用50mg

おらびじょうこうくうよう50mg

ORAVI Mucoadhesive Tablets 50mg

製造販売元/ネクセラファーマジャパン株式会社、発売元/久光製薬株式会社

第4版
禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者妊婦授乳婦小児等高齢者

その他の副作用

部位
頻度
副作用
胃腸・消化器系
1~5%未満
胃腸・消化器系
頻度不明
全身・局所・適用部位
1~5%未満
適用部位不快感適用部位紅斑適用部位刺激感適用部位疼痛適用部位潰瘍適用部位炎症適用部位皮膚剥脱倦怠
全身・局所・適用部位
頻度不明
感染症・発熱
1~5%未満
感染症・発熱
頻度不明
運動器
1~5%未満
脳・神経
5%以上
脳・神経
1~5%未満
脳・神経
頻度不明
脳・神経
1~5%未満
皮膚
1~5%未満
皮膚
頻度不明
その他
頻度不明

併用注意

薬剤名等
  • スルホニル尿素系血糖降下剤
臨床症状・措置方法

これらの薬剤の作用を増強することがある。

機序・危険因子

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

薬剤名等
  • フェニトイン
臨床症状・措置方法

これらの薬剤の作用を増強することがある。

機序・危険因子

ミコナゾールがフェニトインの代謝酵素であるCYP2C9を阻害することによると考えられる。

薬剤名等
  • カルバマゼピン
臨床症状・措置方法

これらの薬剤の作用を増強することがある。

機序・危険因子

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

薬剤名等
  • ドセタキセル
  • パクリタキセル
  • イリノテカン塩酸塩水和物
臨床症状・措置方法

これらの薬剤による骨髄抑制等の副作用が増強するおそれがある。

機序・危険因子

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

薬剤名等
  • シクロスポリン
臨床症状・措置方法

シクロスポリンの血中濃度が上昇することがある。

機序・危険因子

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

薬剤名等
  • タクロリムス水和物
  • アトルバスタチンカルシウム水和物
  • ビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍剤
  • ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗剤
  • ベラパミル塩酸塩
  • シルデナフィルクエン酸塩
  • アルプラゾラム
  • ミダゾラム
  • ブロチゾラム
  • メチルプレドニゾロン
  • セレギリン塩酸塩
  • エバスチン
  • イマチニブメシル酸塩
  • ジソピラミド
  • シロスタゾール
臨床症状・措置方法

これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。

機序・危険因子

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

薬剤名等
  • HIVプロテアーゼ阻害剤
臨床症状・措置方法

ミコナゾール又はこれらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。

機序・危険因子

ミコナゾールとこれらの薬剤とのCYP3Aに対する競合的阻害作用によると考えられる。

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  2. 2.2 ワルファリンカリウム、ピモジド、キニジン硫酸塩水和物、トリアゾラム、シンバスタチン、アゼルニジピン、オルメサルタン メドキソミル・アゼルニジピン、ニソルジピン、ブロナンセリン、エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩、リバーロキサバン、アスナプレビル、ロミタピドメシル酸塩、ルラシドン塩酸塩を投与中の患者[10.1 参照]
  3. 2.3 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]

3. 組成・性状

3.1 組成

オラビ錠口腔用50mg

有効成分 1錠中 日局 ミコナゾール   50mg
添加剤 ヒプロメロース、濃縮乳タンパク質、トウモロコシデンプン、乳糖水和物、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク

3.2 製剤の性状

オラビ錠口腔用50mg

剤形 片側が曲面の付着錠
色調 白色~微黄色
外形                                        
識別コード L

4. 効能又は効果

カンジダ属による口腔咽頭カンジダ症

6. 用法及び用量

通常、成人には1回1錠(ミコナゾールとして50mg)を1日1回、上顎歯肉(犬歯窩)に付着して用いる。

7. 用法及び用量に関連する注意

  1. 7.1 本剤の投与期間は原則として14日間とする。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 スルホニル尿素系血糖降下剤を投与中の患者

    血糖値その他患者の状態を十分観察しながら慎重に投与すること。低血糖症状をきたした症例が報告されている。[10.2 参照]

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。
経口投与による動物実験(ラット)において、死産仔数の増加が認められたとの報告がある1) [2.3 参照]

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
動物実験(ラット)において、乳汁中に移行することが報告されている2)

9.7 小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下していることが多い。

10. 相互作用

  • 本薬はCYP3A及びCYP2C9を阻害する。

10.1 併用禁忌(併用しないこと)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
  • ワルファリンカリウム
    • ワーファリン
    •                           [2.2 参照]                         

ワルファリンの作用が増強し、重篤な出血あるいは著しいINR上昇があらわれることがある。また、併用中止後も、ワルファリンの作用が遷延し重篤な出血を来したとの報告もある。患者がワルファリンの治療を必要とする場合は、ワルファリンの治療を優先し、本剤を投与しないこと。

ミコナゾールがワルファリンの代謝酵素であるCYP2C9を阻害することによると考えられる。

  • ピモジド
    • オーラップ
    •                           [2.2 参照]                         

ピモジドによるQT延長、心室性不整脈(torsades de pointesを含む)等の重篤な心臓血管系の副作用があらわれるおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

  • キニジン硫酸塩水和物
    • キニジン硫酸塩
    •                           [2.2 参照]                         

キニジンによるQT延長等があらわれるおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

  • トリアゾラム
    • ハルシオン
    •                           [2.2 参照]                         

トリアゾラムの作用の増強及び作用時間の延長があらわれるおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

  • シンバスタチン
    • リポバス
    •                           [2.2 参照]                         

シンバスタチンによる横紋筋融解症があらわれるおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

  • アゼルニジピン
    • カルブロック
  • オルメサルタン メドキソミル・アゼルニジピン
    • レザルタス配合錠
  • ニソルジピン
  • ブロナンセリン
    • ロナセン
    •                           [2.2 参照]                         

これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

  • エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン
    • クリアミン配合錠
  • ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩
    •                           [2.2 参照]                         

これらの薬剤の血中濃度が上昇し、血管攣縮等の重篤な副作用があらわれるおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

  • リバーロキサバン
    • イグザレルト
    •                           [2.2 参照]                         

リバーロキサバンの血中濃度が上昇し、抗凝固作用が増強されることにより、出血の危険性が増大するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

  • アスナプレビル
    • スンベプラ
    •                           [2.2 参照]                         

アスナプレビルの血中濃度が上昇し、肝胆道系の副作用が発現又は重症化するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

  • ロミタピドメシル酸塩
    • ジャクスタピッド
    •                           [2.2 参照]                         

ロミタピドメシル酸塩の血中濃度が著しく上昇するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

  • ルラシドン塩酸塩
    • ラツーダ
    •                           [2.2 参照]                         

ルラシドン塩酸塩の血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

10.2 併用注意(併用に注意すること)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
  • スルホニル尿素系血糖降下剤
    • グリベンクラミド、
    • グリクラジド、
    • アセトヘキサミド等
    •                           [9.1.1 参照]                         

これらの薬剤の作用を増強することがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

  • フェニトイン

これらの薬剤の作用を増強することがある。

ミコナゾールがフェニトインの代謝酵素であるCYP2C9を阻害することによると考えられる。

  • カルバマゼピン

これらの薬剤の作用を増強することがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

  • ドセタキセル
  • パクリタキセル
  • イリノテカン塩酸塩水和物

これらの薬剤による骨髄抑制等の副作用が増強するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

  • シクロスポリン

シクロスポリンの血中濃度が上昇することがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

  • タクロリムス水和物
  • アトルバスタチンカルシウム水和物
  • ビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍剤
    • ビンクリスチン硫酸塩、
    • ビンブラスチン硫酸塩、
    • ビノレルビン酒石酸塩等
  • ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗剤
    • ニフェジピン、
    • アムロジピンベシル酸塩、
    • ニカルジピン塩酸塩等
  • ベラパミル塩酸塩
  • シルデナフィルクエン酸塩
  • アルプラゾラム
  • ミダゾラム
  • ブロチゾラム
  • メチルプレドニゾロン
  • セレギリン塩酸塩
  • エバスチン
  • イマチニブメシル酸塩
  • ジソピラミド
  • シロスタゾール

これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

  • HIVプロテアーゼ阻害剤
    • リトナビル、
    • ホスアンプレナビルカルシウム水和物、
    • アタザナビル硫酸塩等

ミコナゾール又はこれらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。

ミコナゾールとこれらの薬剤とのCYP3Aに対する競合的阻害作用によると考えられる。

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.2 その他の副作用

5%以上

1~5%未満

頻度不明

胃腸障害

腹部不快感、悪心、腹痛、上腹部痛、口唇炎、下痢、胃腸障害、口腔内不快感

嘔吐、口内乾燥、歯肉痛、舌痛、歯肉そう痒症、口腔内潰瘍形成

一般・全身障害および投与部位の状態

適用部位不快感、適用部位紅斑、適用部位刺激感、適用部位疼痛、適用部位潰瘍、適用部位炎症、適用部位皮膚剥脱、倦怠感

疲労、疼痛

感染症および寄生虫症

歯冠周囲炎

上気道感染

筋骨格系および結合組織障害

背部痛

神経系障害

味覚異常

頭痛

味覚消失

精神障害

不安

皮膚および皮下組織障害

発疹

そう痒症

その他

食欲不振、ほてり

臨床検査

心電図ST部分下降、血中アルカリホスファターゼ増加

14. 適用上の注意

14.1 薬剤交付時の注意

  1. 14.1.1 本剤は湿度の影響を受けやすいのでボトル包装品のまま患者に交付すること。
  2. 14.1.2 本剤の使用にあたっては、患者等に対して、以下の使用方法、注意点及び保管方法を十分に説明すること。
    1. (1) 使用時
      • 本剤を乾いた手でボトルから取り出し、上顎歯肉(犬歯窩)に付着すること。飲み込んだり、なめたり、噛み砕いたりしないこと。
      • 本剤の付着方法は、刻印(L)のない面(曲面)を、上顎歯肉に置き、30秒間上唇の上から指で軽く押しながら本剤を保持し上顎歯肉に付着すること。その後、数分間は舌で本剤を触らないようにすること。
      • 本剤はいったん付着したら、徐々に溶解するので、そのままにしておくこと。
      • 次に本剤を使用する場合には、反対側の歯肉に付着すること。その際は、前回の製剤が残っていたら、取り除いてから使用すること。
      • 湿度の影響を受けやすいので、使用の都度キャップをしっかり締めること。
    2. (2) 使用後
      • 本剤が口腔内にあるとき、飲食は通常どおり行ってよいが、本剤が歯肉に付着するのを妨げるおそれがある行為(ガムを噛む等)は避けること。
      • 本剤が付着しないか、6時間以内にはがれたときは、はがれた製剤を速やかに元の位置に付着すること。はがれた製剤が付着しないときは、新たな本剤を使用すること。
      • 付着後6時間以内に本剤を飲み込んだときは、コップ一杯の水を飲んでから、一度だけ新たな本剤を使用すること。
      • 付着後6時間以上経ってから本剤がはがれたり、本剤を飲み込んだりしたときは、翌日まで新たな本剤を使用しないこと。

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  2. 2.2 ワルファリンカリウム、ピモジド、キニジン硫酸塩水和物、トリアゾラム、シンバスタチン、アゼルニジピン、オルメサルタン メドキソミル・アゼルニジピン、ニソルジピン、ブロナンセリン、エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩、リバーロキサバン、アスナプレビル、ロミタピドメシル酸塩、ルラシドン塩酸塩を投与中の患者[10.1 参照]
  3. 2.3 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]

3. 組成・性状

3.1 組成

オラビ錠口腔用50mg

有効成分 1錠中 日局 ミコナゾール   50mg
添加剤 ヒプロメロース、濃縮乳タンパク質、トウモロコシデンプン、乳糖水和物、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク

3.2 製剤の性状

オラビ錠口腔用50mg

剤形 片側が曲面の付着錠
色調 白色~微黄色
外形                                        
識別コード L

4. 効能又は効果

カンジダ属による口腔咽頭カンジダ症

6. 用法及び用量

通常、成人には1回1錠(ミコナゾールとして50mg)を1日1回、上顎歯肉(犬歯窩)に付着して用いる。

7. 用法及び用量に関連する注意

  1. 7.1 本剤の投与期間は原則として14日間とする。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 スルホニル尿素系血糖降下剤を投与中の患者

    血糖値その他患者の状態を十分観察しながら慎重に投与すること。低血糖症状をきたした症例が報告されている。[10.2 参照]

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。
経口投与による動物実験(ラット)において、死産仔数の増加が認められたとの報告がある1) [2.3 参照]

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
動物実験(ラット)において、乳汁中に移行することが報告されている2)

9.7 小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下していることが多い。

10. 相互作用

  • 本薬はCYP3A及びCYP2C9を阻害する。

10.1 併用禁忌(併用しないこと)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
  • ワルファリンカリウム
    • ワーファリン
    •                           [2.2 参照]                         

ワルファリンの作用が増強し、重篤な出血あるいは著しいINR上昇があらわれることがある。また、併用中止後も、ワルファリンの作用が遷延し重篤な出血を来したとの報告もある。患者がワルファリンの治療を必要とする場合は、ワルファリンの治療を優先し、本剤を投与しないこと。

ミコナゾールがワルファリンの代謝酵素であるCYP2C9を阻害することによると考えられる。

  • ピモジド
    • オーラップ
    •                           [2.2 参照]                         

ピモジドによるQT延長、心室性不整脈(torsades de pointesを含む)等の重篤な心臓血管系の副作用があらわれるおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

  • キニジン硫酸塩水和物
    • キニジン硫酸塩
    •                           [2.2 参照]                         

キニジンによるQT延長等があらわれるおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

  • トリアゾラム
    • ハルシオン
    •                           [2.2 参照]                         

トリアゾラムの作用の増強及び作用時間の延長があらわれるおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

  • シンバスタチン
    • リポバス
    •                           [2.2 参照]                         

シンバスタチンによる横紋筋融解症があらわれるおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

  • アゼルニジピン
    • カルブロック
  • オルメサルタン メドキソミル・アゼルニジピン
    • レザルタス配合錠
  • ニソルジピン
  • ブロナンセリン
    • ロナセン
    •                           [2.2 参照]                         

これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

  • エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン
    • クリアミン配合錠
  • ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩
    •                           [2.2 参照]                         

これらの薬剤の血中濃度が上昇し、血管攣縮等の重篤な副作用があらわれるおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

  • リバーロキサバン
    • イグザレルト
    •                           [2.2 参照]                         

リバーロキサバンの血中濃度が上昇し、抗凝固作用が増強されることにより、出血の危険性が増大するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

  • アスナプレビル
    • スンベプラ
    •                           [2.2 参照]                         

アスナプレビルの血中濃度が上昇し、肝胆道系の副作用が発現又は重症化するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

  • ロミタピドメシル酸塩
    • ジャクスタピッド
    •                           [2.2 参照]                         

ロミタピドメシル酸塩の血中濃度が著しく上昇するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

  • ルラシドン塩酸塩
    • ラツーダ
    •                           [2.2 参照]                         

ルラシドン塩酸塩の血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

10.2 併用注意(併用に注意すること)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
  • スルホニル尿素系血糖降下剤
    • グリベンクラミド、
    • グリクラジド、
    • アセトヘキサミド等
    •                           [9.1.1 参照]                         

これらの薬剤の作用を増強することがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

  • フェニトイン

これらの薬剤の作用を増強することがある。

ミコナゾールがフェニトインの代謝酵素であるCYP2C9を阻害することによると考えられる。

  • カルバマゼピン

これらの薬剤の作用を増強することがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

  • ドセタキセル
  • パクリタキセル
  • イリノテカン塩酸塩水和物

これらの薬剤による骨髄抑制等の副作用が増強するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

  • シクロスポリン

シクロスポリンの血中濃度が上昇することがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

  • タクロリムス水和物
  • アトルバスタチンカルシウム水和物
  • ビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍剤
    • ビンクリスチン硫酸塩、
    • ビンブラスチン硫酸塩、
    • ビノレルビン酒石酸塩等
  • ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗剤
    • ニフェジピン、
    • アムロジピンベシル酸塩、
    • ニカルジピン塩酸塩等
  • ベラパミル塩酸塩
  • シルデナフィルクエン酸塩
  • アルプラゾラム
  • ミダゾラム
  • ブロチゾラム
  • メチルプレドニゾロン
  • セレギリン塩酸塩
  • エバスチン
  • イマチニブメシル酸塩
  • ジソピラミド
  • シロスタゾール

これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP3Aを阻害することによると考えられる。

  • HIVプロテアーゼ阻害剤
    • リトナビル、
    • ホスアンプレナビルカルシウム水和物、
    • アタザナビル硫酸塩等

ミコナゾール又はこれらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。

ミコナゾールとこれらの薬剤とのCYP3Aに対する競合的阻害作用によると考えられる。

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.2 その他の副作用

5%以上

1~5%未満

頻度不明

胃腸障害

腹部不快感、悪心、腹痛、上腹部痛、口唇炎、下痢、胃腸障害、口腔内不快感

嘔吐、口内乾燥、歯肉痛、舌痛、歯肉そう痒症、口腔内潰瘍形成

一般・全身障害および投与部位の状態

適用部位不快感、適用部位紅斑、適用部位刺激感、適用部位疼痛、適用部位潰瘍、適用部位炎症、適用部位皮膚剥脱、倦怠感

疲労、疼痛

感染症および寄生虫症

歯冠周囲炎

上気道感染

筋骨格系および結合組織障害

背部痛

神経系障害

味覚異常

頭痛

味覚消失

精神障害

不安

皮膚および皮下組織障害

発疹

そう痒症

その他

食欲不振、ほてり

臨床検査

心電図ST部分下降、血中アルカリホスファターゼ増加

14. 適用上の注意

14.1 薬剤交付時の注意

  1. 14.1.1 本剤は湿度の影響を受けやすいのでボトル包装品のまま患者に交付すること。
  2. 14.1.2 本剤の使用にあたっては、患者等に対して、以下の使用方法、注意点及び保管方法を十分に説明すること。
    1. (1) 使用時
      • 本剤を乾いた手でボトルから取り出し、上顎歯肉(犬歯窩)に付着すること。飲み込んだり、なめたり、噛み砕いたりしないこと。
      • 本剤の付着方法は、刻印(L)のない面(曲面)を、上顎歯肉に置き、30秒間上唇の上から指で軽く押しながら本剤を保持し上顎歯肉に付着すること。その後、数分間は舌で本剤を触らないようにすること。
      • 本剤はいったん付着したら、徐々に溶解するので、そのままにしておくこと。
      • 次に本剤を使用する場合には、反対側の歯肉に付着すること。その際は、前回の製剤が残っていたら、取り除いてから使用すること。
      • 湿度の影響を受けやすいので、使用の都度キャップをしっかり締めること。
    2. (2) 使用後
      • 本剤が口腔内にあるとき、飲食は通常どおり行ってよいが、本剤が歯肉に付着するのを妨げるおそれがある行為(ガムを噛む等)は避けること。
      • 本剤が付着しないか、6時間以内にはがれたときは、はがれた製剤を速やかに元の位置に付着すること。はがれた製剤が付着しないときは、新たな本剤を使用すること。
      • 付着後6時間以内に本剤を飲み込んだときは、コップ一杯の水を飲んでから、一度だけ新たな本剤を使用すること。
      • 付着後6時間以上経ってから本剤がはがれたり、本剤を飲み込んだりしたときは、翌日まで新たな本剤を使用しないこと。

その他詳細情報

日本標準商品分類番号
87629
ブランドコード
6290704D1026
承認番号
23000AMX00799000
販売開始年月
2019-02
貯法
室温保存
有効期間
3年
規制区分
12

重要な注意事項

  • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
  • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
  • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
  • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
  • 副作用に関する情報は、信頼できる医療情報源に基づいて提供されていますが、完全性や正確性を保証するものではありません。
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