薬効分類名口腔・食道カンジダ症治療剤

一般的名称ミコナゾール

フロリードゲル経口用2%

ふろりーどげるけいこうよう2%

FLORID

製造販売元/持田製薬株式会社、販売/株式会社ジーシー昭和薬品

第2版
禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者妊婦授乳婦小児等高齢者

その他の副作用

部位
頻度
副作用
免疫系
0.1~5%未満
胃腸・消化器系
0.1~5%未満
胃腸・消化器系
0.1%未満
胃腸・消化器系
頻度不明
肝臓まわり
0.1~5%未満
その他
0.1%未満

併用注意

薬剤名等
臨床症状・措置方法

これらの薬剤の作用を増強することがある。

機序・危険因子

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

薬剤名等
  • フェニトイン
  • カルバマゼピン
臨床症状・措置方法

これらの薬剤の作用を増強することがある。

機序・危険因子

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

薬剤名等
  • ドセタキセル
  • パクリタキセル
  • イリノテカン塩酸塩水和物
臨床症状・措置方法

これらの薬剤による骨髄抑制等の副作用が増強するおそれがある。

機序・危険因子

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

薬剤名等
  • シクロスポリン
臨床症状・措置方法

シクロスポリンの血中濃度が上昇することがある。

機序・危険因子

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

薬剤名等
  • タクロリムス水和物
  • アトルバスタチン
  • ビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍剤
  • ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗剤
  • ベラパミル塩酸塩
  • シルデナフィルクエン酸塩
  • アルプラゾラム
  • ミダゾラム
  • ブロチゾラム
  • メチルプレドニゾロン
  • セレギリン塩酸塩
  • エバスチン
  • イマチニブメシル酸塩
  • ジソピラミド
  • シロスタゾール
臨床症状・措置方法

これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。

機序・危険因子

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

薬剤名等
  • HIVプロテアーゼ阻害剤
臨床症状・措置方法

ミコナゾール又はこれらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。

機序・危険因子

ミコナゾールとこれらの薬剤との、代謝における競合的阻害作用によると考えられる。

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  2. 2.2 ワルファリンカリウム、ピモジド、キニジン硫酸塩水和物、トリアゾラム、シンバスタチン、アゼルニジピン、オルメサルタン メドキソミル・アゼルニジピン、ニソルジピン、ブロナンセリン、エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩、リバーロキサバン、アスナプレビル、ロミタピドメシル酸塩、ルラシドン塩酸塩を投与中の患者[10.1 参照]
  3. 2.3 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]

3. 組成・性状

3.1 組成

フロリードゲル経口用2%

有効成分 1g中 日局 ミコナゾール   20mg
添加剤 ラウリル硫酸ナトリウム、カルメロースナトリウム、アルギン酸ナトリウム、クロスカルメロースナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム、結晶リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素ナトリウム水和物、濃グリセリン

3.2 製剤の性状

フロリードゲル経口用2%

識別コード MO652
性状 白色~微黄白色ののり状(ゲル剤)
わずかに甘い

4. 効能又は効果

  • カンジダ属による下記感染症
  • 口腔カンジダ症、食道カンジダ症

6. 用法及び用量

  • 〈口腔カンジダ症〉

    通常、成人にはミコナゾールとして1日200~400mg(ミコナゾールゲル10~20g)を4回(毎食後および就寝前)に分け、口腔内にまんべんなく塗布する。なお、病巣が広範囲に存在する場合には、口腔内にできるだけ長く含んだ後、嚥下する。

  • 〈食道カンジダ症〉

    通常、成人にはミコナゾールとして1日200~400mg(ミコナゾールゲル10~20g)を4回(毎食後および就寝前)に分け、口腔内に含んだ後、少量ずつ嚥下する。

7. 用法及び用量に関連する注意

本剤の投与期間は原則として14日間とする。なお、本剤を7日間投与しても症状の改善がみられない場合には本剤の投与を中止し、他の適切な療法に切り替えること。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 誤嚥を起こすおそれのある患者(嚥下障害、喘息患者等)

    投与する際には注意すること。誤嚥により、呼吸困難、嚥下性肺炎等を引き起こすおそれがある。[9.7.1 参照],[9.8.1 参照]

  2. 9.1.2 経口血糖降下剤(グリベンクラミド、グリクラジド、アセトヘキサミド等)を投与中の患者

    血糖値その他患者の状態を十分観察しながら慎重に投与すること。低血糖症状をきたした症例が報告されている。[10.2 参照]

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。静脈投与による動物実験(ウサギ)において、流産動物数の増加及び死亡・吸収胚数の増加傾向が認められている。[2.3 参照]

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)において、乳汁中に移行することが報告されている。

9.7 小児等

  1. 9.7.1 誤嚥により、呼吸困難、嚥下性肺炎等を引き起こすおそれがある。外国において、6ヵ月未満の乳児で誤嚥により窒息を起こした症例が報告されている。[9.1.1 参照]
  2. 9.7.2 小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

  1. 9.8.1 誤嚥により、呼吸困難、嚥下性肺炎等を引き起こすおそれがある。高齢者において誤嚥により窒息を起こした症例が報告されている。[9.1.1 参照]
  2. 9.8.2 減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

10. 相互作用

  • 本剤はCYP3A及びCYP2C9と親和性を有するため、これらで代謝される薬剤の代謝を阻害し、血中濃度を上昇させる可能性がある。

10.1 併用禁忌(併用しないこと)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

ワルファリンの作用が増強し、重篤な出血あるいは著しいINR上昇があらわれることがある。また、併用中止後も、ワルファリンの作用が遷延し重篤な出血を来したとの報告もある。患者がワルファリンの治療を必要とする場合は、ワルファリンの治療を優先し、本剤を投与しないこと。

ミコナゾールがワルファリンの代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

ピモジドによるQT延長、心室性不整脈(torsades de pointesを含む)等の重篤な心臓血管系の副作用があらわれるおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

キニジンによるQT延長等があらわれるおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

トリアゾラムの作用の増強及び作用時間の延長があらわれるおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

シンバスタチンによる横紋筋融解症があらわれるおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

  • アゼルニジピン
    • カルブロック
  • オルメサルタン メドキソミル・アゼルニジピン
    • レザルタス配合錠
  • ニソルジピン
  • ブロナンセリン
    • ロナセン
  • [2.2 参照]

これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

  • エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン
    • クリアミン配合錠
  • ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩
  • [2.2 参照]

これらの薬剤の血中濃度が上昇し、血管攣縮等の重篤な副作用があらわれるおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

リバーロキサバンの血中濃度が上昇し、抗凝固作用が増強されることにより、出血の危険性が増大するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

アスナプレビルの血中濃度が上昇し、肝胆道系の副作用が発現又は重症化するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

ロミタピドメシル酸塩の血中濃度が著しく上昇するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

ルラシドン塩酸塩の血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

10.2 併用注意(併用に注意すること)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
  • 経口血糖降下剤
    • グリベンクラミド
    • グリクラジド
    • アセトヘキサミド 等
  • [9.1.2 参照]

これらの薬剤の作用を増強することがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

  • フェニトイン
  • カルバマゼピン

これらの薬剤の作用を増強することがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

  • ドセタキセル
  • パクリタキセル
  • イリノテカン塩酸塩水和物

これらの薬剤による骨髄抑制等の副作用が増強するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

  • シクロスポリン

シクロスポリンの血中濃度が上昇することがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

  • タクロリムス水和物
  • アトルバスタチン
  • ビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍剤
    • ビンクリスチン硫酸塩
    • ビノレルビン酒石酸塩
    • ビンブラスチン硫酸塩 等
  • ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗剤
    • ニフェジピン
    • アムロジピンベシル酸塩
    • シルニジピン 等
  • ベラパミル塩酸塩
  • シルデナフィルクエン酸塩
  • アルプラゾラム
  • ミダゾラム
  • ブロチゾラム
  • メチルプレドニゾロン
  • セレギリン塩酸塩
  • エバスチン
  • イマチニブメシル酸塩
  • ジソピラミド
  • シロスタゾール

これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

  • HIVプロテアーゼ阻害剤
    • リトナビル
    • ロピナビル・リトナビル
    • ダルナビル エタノール付加物 等

ミコナゾール又はこれらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。

ミコナゾールとこれらの薬剤との、代謝における競合的阻害作用によると考えられる。

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.2 その他の副作用

0.1~5%未満

0.1%未満

頻度不明

過敏症

発疹等

消化器

嘔気・嘔吐、食欲不振

下痢、口渇等

腹鳴

肝臓

AST・ALTの上昇等

その他

口腔内疼痛、味覚異常、口腔内異常感、口唇腫脹

黒毛舌

注)発現頻度は、使用成績調査を含む。

13. 過量投与

  1. 13.1 症状

    主な症状は嘔吐、下痢である。

14. 適用上の注意

14.1 薬剤投与時の注意

  1. 14.1.1 眼科用として、角膜、結膜には投与しないこと。
  2. 14.1.2 義歯装着患者では十分な効果が得られにくい場合があるので、よく義歯を洗浄し、義歯にも塗布させること。

14.2 薬剤投与後の注意

本剤投与後は含嗽、食物摂取を控えさせること。

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  2. 2.2 ワルファリンカリウム、ピモジド、キニジン硫酸塩水和物、トリアゾラム、シンバスタチン、アゼルニジピン、オルメサルタン メドキソミル・アゼルニジピン、ニソルジピン、ブロナンセリン、エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩、リバーロキサバン、アスナプレビル、ロミタピドメシル酸塩、ルラシドン塩酸塩を投与中の患者[10.1 参照]
  3. 2.3 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]

3. 組成・性状

3.1 組成

フロリードゲル経口用2%

有効成分 1g中 日局 ミコナゾール   20mg
添加剤 ラウリル硫酸ナトリウム、カルメロースナトリウム、アルギン酸ナトリウム、クロスカルメロースナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム、結晶リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素ナトリウム水和物、濃グリセリン

3.2 製剤の性状

フロリードゲル経口用2%

識別コード MO652
性状 白色~微黄白色ののり状(ゲル剤)
わずかに甘い

4. 効能又は効果

  • カンジダ属による下記感染症
  • 口腔カンジダ症、食道カンジダ症

6. 用法及び用量

  • 〈口腔カンジダ症〉

    通常、成人にはミコナゾールとして1日200~400mg(ミコナゾールゲル10~20g)を4回(毎食後および就寝前)に分け、口腔内にまんべんなく塗布する。なお、病巣が広範囲に存在する場合には、口腔内にできるだけ長く含んだ後、嚥下する。

  • 〈食道カンジダ症〉

    通常、成人にはミコナゾールとして1日200~400mg(ミコナゾールゲル10~20g)を4回(毎食後および就寝前)に分け、口腔内に含んだ後、少量ずつ嚥下する。

7. 用法及び用量に関連する注意

本剤の投与期間は原則として14日間とする。なお、本剤を7日間投与しても症状の改善がみられない場合には本剤の投与を中止し、他の適切な療法に切り替えること。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 誤嚥を起こすおそれのある患者(嚥下障害、喘息患者等)

    投与する際には注意すること。誤嚥により、呼吸困難、嚥下性肺炎等を引き起こすおそれがある。[9.7.1 参照],[9.8.1 参照]

  2. 9.1.2 経口血糖降下剤(グリベンクラミド、グリクラジド、アセトヘキサミド等)を投与中の患者

    血糖値その他患者の状態を十分観察しながら慎重に投与すること。低血糖症状をきたした症例が報告されている。[10.2 参照]

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。静脈投与による動物実験(ウサギ)において、流産動物数の増加及び死亡・吸収胚数の増加傾向が認められている。[2.3 参照]

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)において、乳汁中に移行することが報告されている。

9.7 小児等

  1. 9.7.1 誤嚥により、呼吸困難、嚥下性肺炎等を引き起こすおそれがある。外国において、6ヵ月未満の乳児で誤嚥により窒息を起こした症例が報告されている。[9.1.1 参照]
  2. 9.7.2 小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

  1. 9.8.1 誤嚥により、呼吸困難、嚥下性肺炎等を引き起こすおそれがある。高齢者において誤嚥により窒息を起こした症例が報告されている。[9.1.1 参照]
  2. 9.8.2 減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

10. 相互作用

  • 本剤はCYP3A及びCYP2C9と親和性を有するため、これらで代謝される薬剤の代謝を阻害し、血中濃度を上昇させる可能性がある。

10.1 併用禁忌(併用しないこと)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

ワルファリンの作用が増強し、重篤な出血あるいは著しいINR上昇があらわれることがある。また、併用中止後も、ワルファリンの作用が遷延し重篤な出血を来したとの報告もある。患者がワルファリンの治療を必要とする場合は、ワルファリンの治療を優先し、本剤を投与しないこと。

ミコナゾールがワルファリンの代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

ピモジドによるQT延長、心室性不整脈(torsades de pointesを含む)等の重篤な心臓血管系の副作用があらわれるおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

キニジンによるQT延長等があらわれるおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

トリアゾラムの作用の増強及び作用時間の延長があらわれるおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

シンバスタチンによる横紋筋融解症があらわれるおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

  • アゼルニジピン
    • カルブロック
  • オルメサルタン メドキソミル・アゼルニジピン
    • レザルタス配合錠
  • ニソルジピン
  • ブロナンセリン
    • ロナセン
  • [2.2 参照]

これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

  • エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン
    • クリアミン配合錠
  • ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩
  • [2.2 参照]

これらの薬剤の血中濃度が上昇し、血管攣縮等の重篤な副作用があらわれるおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

リバーロキサバンの血中濃度が上昇し、抗凝固作用が増強されることにより、出血の危険性が増大するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

アスナプレビルの血中濃度が上昇し、肝胆道系の副作用が発現又は重症化するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

ロミタピドメシル酸塩の血中濃度が著しく上昇するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

ルラシドン塩酸塩の血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

10.2 併用注意(併用に注意すること)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
  • 経口血糖降下剤
    • グリベンクラミド
    • グリクラジド
    • アセトヘキサミド 等
  • [9.1.2 参照]

これらの薬剤の作用を増強することがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

  • フェニトイン
  • カルバマゼピン

これらの薬剤の作用を増強することがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

  • ドセタキセル
  • パクリタキセル
  • イリノテカン塩酸塩水和物

これらの薬剤による骨髄抑制等の副作用が増強するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

  • シクロスポリン

シクロスポリンの血中濃度が上昇することがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

  • タクロリムス水和物
  • アトルバスタチン
  • ビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍剤
    • ビンクリスチン硫酸塩
    • ビノレルビン酒石酸塩
    • ビンブラスチン硫酸塩 等
  • ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗剤
    • ニフェジピン
    • アムロジピンベシル酸塩
    • シルニジピン 等
  • ベラパミル塩酸塩
  • シルデナフィルクエン酸塩
  • アルプラゾラム
  • ミダゾラム
  • ブロチゾラム
  • メチルプレドニゾロン
  • セレギリン塩酸塩
  • エバスチン
  • イマチニブメシル酸塩
  • ジソピラミド
  • シロスタゾール

これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。

ミコナゾールがこれらの薬剤の代謝酵素であるCYPを阻害することによると考えられる。

  • HIVプロテアーゼ阻害剤
    • リトナビル
    • ロピナビル・リトナビル
    • ダルナビル エタノール付加物 等

ミコナゾール又はこれらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。

ミコナゾールとこれらの薬剤との、代謝における競合的阻害作用によると考えられる。

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.2 その他の副作用

0.1~5%未満

0.1%未満

頻度不明

過敏症

発疹等

消化器

嘔気・嘔吐、食欲不振

下痢、口渇等

腹鳴

肝臓

AST・ALTの上昇等

その他

口腔内疼痛、味覚異常、口腔内異常感、口唇腫脹

黒毛舌

注)発現頻度は、使用成績調査を含む。

13. 過量投与

  1. 13.1 症状

    主な症状は嘔吐、下痢である。

14. 適用上の注意

14.1 薬剤投与時の注意

  1. 14.1.1 眼科用として、角膜、結膜には投与しないこと。
  2. 14.1.2 義歯装着患者では十分な効果が得られにくい場合があるので、よく義歯を洗浄し、義歯にも塗布させること。

14.2 薬剤投与後の注意

本剤投与後は含嗽、食物摂取を控えさせること。

その他詳細情報

日本標準商品分類番号
87629
ブランドコード
6290003X1039
承認番号
22000AMX01489000
販売開始年月
2011-09
貯法
室温保存
有効期間
3年
規制区分
12

重要な注意事項

  • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
  • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
  • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
  • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
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