薬効分類名
一般的名称ボノプラザンフマル酸
ボノサップパック400、ボノサップパック800
ぼのさっぷぱっくよんひゃく、ぼのさっぷぱっくはっぴゃく
VONOSAP Pack 400, VONOSAP Pack 800
製造販売元/武田薬品工業株式会社、提携/大塚製薬株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
ボノプラザンの血中濃度が上昇する可能性がある。
クラリスロマイシンとの併用によりボノプラザンの血中濃度が上昇したとの報告がある。
ジゴキシン
メチルジゴキシン
左記薬剤の作用を増強する可能性がある。
ボノプラザンの胃酸分泌抑制作用によりジゴキシンの加水分解が抑制され、ジゴキシンの血中濃度が上昇する可能性がある。
イトラコナゾール
チロシンキナーゼ阻害剤
- ゲフィチニブ
ニロチニブ
エルロチニブ
ネルフィナビルメシル酸塩
左記薬剤の作用を減弱する可能性がある。
ボノプラザンの胃酸分泌抑制作用により左記薬剤の血中濃度が低下する可能性がある。
左記薬剤の作用を増強する可能性がある。
ボノプラザンのCYP3A4に対する弱い阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害される。
ボノプラザンの血中濃度が低下する可能性がある。
左記薬剤のCYP3A4に対する誘導作用により、ボノプラザンの代謝が促進される可能性がある。
ワルファリンカリウム
ワルファリンカリウムの作用が増強されるおそれがある。
腸内細菌によるビタミンKの産生を抑制することがある。
経口避妊薬
経口避妊薬の効果が減弱するおそれがある。
腸内細菌叢を変化させ、経口避妊薬の腸肝循環による再吸収を抑制すると考えられている。
プロベネシド
アモキシシリン水和物の血中濃度を増加させる。
アモキシシリン水和物の尿細管分泌を阻害し、尿中排泄を低下させると考えられている。
メトトレキサート
メトトレキサートの副作用を増強させるおそれがある。
メトトレキサートの尿細管分泌を阻害し、尿中排泄を低下させると考えられている。
ジゴキシン
嘔気、嘔吐、不整脈等が報告されているので、ジゴキシンの血中濃度の推移、自覚症状、心電図等に注意し、異常が認められた場合には、投与量を調節する等の適切な処置を行うこと。
クラリスロマイシンの腸内細菌叢に対する影響により、ジゴキシンの不活化が抑制されるか、もしくはP-gpを介したジゴキシンの輸送が阻害されることにより、その血中濃度が上昇する。
スルホニル尿素系血糖降下剤
- グリベンクラミド
グリクラジド
グリメピリド等
低血糖(意識障害に至ることがある)が報告されているので、異常が認められた場合には、投与を中止し、ブドウ糖の投与等の適切な処置を行うこと。
機序は不明である。左記薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。
カルバマゼピン
テオフィリン,
アミノフィリン水和物
シクロスポリン
タクロリムス水和物
エベロリムス
左記薬剤の血中濃度上昇に伴う作用の増強等の可能性があるので、左記薬剤の血中濃度の推移等に注意し、異常が認められた場合には、投与量の調節や中止等の適切な処置を行うこと。
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害される。
アトルバスタチンカルシウム水和物
シンバスタチン
ロバスタチン(国内未承認)
左記薬剤の血中濃度上昇に伴う横紋筋融解症が報告されているので、異常が認められた場合には、投与量の調節や中止等の適切な処置を行うこと。
腎機能障害のある患者には特に注意すること。
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害される。
コルヒチン
[2.3 参照],[9.2.1 参照],[9.3.1 参照]
コルヒチンの血中濃度上昇に伴う中毒症状(汎血球減少、肝機能障害、筋肉痛、腹痛、嘔吐、下痢、発熱等)が報告されているので、異常が認められた場合には、投与量の調節や中止等の適切な処置を行うこと。
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害される。
ベンゾジアゼピン系薬剤
- CYP3Aで代謝される薬剤
非定型抗精神病薬
- CYP3Aで代謝される薬剤
ジソピラミド
トルバプタン
エプレレノン
エレトリプタン臭化水素酸塩
カルシウム拮抗剤
- アゼルニジピンを除くCYP3Aで代謝される薬剤
リオシグアト
ジエノゲスト
ホスホジエステラーゼ5阻害剤
- シルデナフィルクエン酸塩、タダラフィル〔シアリス、ザルティア〕等
クマリン系抗凝血剤
- ワルファリンカリウム等
ドセタキセル水和物
アベマシクリブ
オキシコドン塩酸塩水和物
フェンタニル/フェンタニルクエン酸塩
左記薬剤の血中濃度上昇に伴う作用の増強等の可能性があるので、異常が認められた場合には、投与量の調節や中止等の適切な処置を行うこと。
なお、トルバプタンにおいては、クラリスロマイシンとの併用は避けることが望ましいとされており、やむを得ず併用する場合においては、トルバプタンの用量調節を特に考慮すること。
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害される。
ベネトクラクス(慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の維持投与期、再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫の維持投与期、急性骨髄性白血病)
ベネトクラクスの副作用が増強するおそれがあるので、ベネトクラクスを減量するとともに、患者の状態を慎重に観察すること。
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害される。
抗凝固剤
- CYP3Aで代謝され、P-gpで排出される薬剤
左記薬剤の血中濃度上昇に伴う作用の増強等の可能性があるので、異常が認められた場合には、投与量の調節や中止等の適切な処置を行うこと。
クラリスロマイシンのCYP3A及びP-gpに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝及び排出が阻害される。
抗凝固剤
- P-gpで排出される薬剤
左記薬剤の血中濃度上昇に伴う作用の増強等の可能性があるので、異常が認められた場合には、投与量の調節や中止等の適切な処置を行うこと。
クラリスロマイシンのP-gpに対する阻害作用により、左記薬剤の排出が阻害される。
イトラコナゾール
HIVプロテアーゼ阻害剤
- リトナビル
ロピナビル・リトナビル
ダルナビル エタノール付加物等
クラリスロマイシンの未変化体の血中濃度上昇による作用の増強等の可能性がある。
また、イトラコナゾールの併用においては、イトラコナゾールの血中濃度上昇に伴う作用の増強等の可能性がある。異常が認められた場合には、投与量の調節や中止等の適切な処置を行うこと。
クラリスロマイシンと左記薬剤のCYP3Aに対する阻害作用により、相互に代謝が阻害される。
リファブチン
エトラビリン
左記薬剤の血中濃度上昇に伴う作用の増強等の可能性がある。
また、クラリスロマイシンの未変化体の血中濃度が低下し、活性代謝物の血中濃度が上昇し、クラリスロマイシンの作用が減弱する可能性がある。
異常が認められた場合には、投与量の調節や中止等の適切な処置を行うこと。
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害される。また、左記薬剤のCYP3A4に対する誘導作用により、クラリスロマイシンの代謝が促進される。
リファンピシン
エファビレンツ
ネビラピン
クラリスロマイシンの未変化体の血中濃度が低下し、活性代謝物の血中濃度が上昇する可能性がある。クラリスロマイシンの作用が減弱する可能性があるので、投与量の調節や中止等の適切な処置を行うこと。
左記薬剤のCYP3A4に対する誘導作用により、クラリスロマイシンの代謝が促進される。
天然ケイ酸アルミニウム
クラリスロマイシンの吸収が低下するとの報告がある。
左記薬剤の吸着作用によるものと考えられる。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 本製品に包装されている各製剤の成分に対する過敏症の既往歴のある患者
- 2.2 **,*アタザナビル硫酸塩、リルピビリン塩酸塩、ピモジド、エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩、スボレキサント、ダリドレキサント塩酸塩、ボルノレキサント水和物、ロミタピドメシル酸塩、タダラフィル〔アドシルカ〕、マシテンタン・タダラフィル、チカグレロル、イブルチニブ、イバブラジン塩酸塩、ベネトクラクス(慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)、再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫の用量漸増期)、ルラシドン塩酸塩、アナモレリン塩酸塩、フィネレノン、イサブコナゾニウム硫酸塩、ボクロスポリン、マバカムテン、アゼルニジピン、オルメサルタン メドキソミル・アゼルニジピン、ロナファルニブを投与中の患者[10.1 参照]
- 2.3 肝臓又は腎臓に障害のある患者で、コルヒチンを投与中の患者[9.2.1 参照],[9.3.1 参照],[10.2 参照]
- 2.4 伝染性単核症のある患者[アモキシシリン水和物で紅斑性丘疹の発現頻度が高いとの報告がある。]
- 2.5 高度の腎障害のある患者[9.2.2 参照]
3. 組成・性状
3.1 組成
ボノサップパック400
| 1シート(1日分)中 | タケキャブ錠20mg 2錠 |
|---|---|
| アモキシシリンカプセル250mg 6カプセル | |
| クラリス錠200 2錠 |
| 有効成分 | 1錠中 ボノプラザンフマル酸塩 26.72mg (ボノプラザンとして 20mg ) |
|---|---|
| 添加剤 | D-マンニトール、結晶セルロース、クロスカルメロースナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、フマル酸、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール6000、酸化チタン、三二酸化鉄 |
| 有効成分 | 1カプセル中 日局 アモキシシリン水和物 250mg(力価) |
|---|---|
| 添加剤 | ステアリン酸マグネシウム、メチルセルロース、トウモロコシデンプン、ゼラチン、ラウリル硫酸ナトリウム |
| 有効成分 | 1錠中 日局 クラリスロマイシン 200mg(力価) |
|---|---|
| 添加剤 | デンプングリコール酸ナトリウム、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、カルナウバロウ、パラフィン、ショ糖脂肪酸エステル、ポリソルベート80、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、ヒプロメロース、酸化チタン、軽質無水ケイ酸 |
ボノサップパック800
| 1シート(1日分)中 | タケキャブ錠20mg 2錠 |
|---|---|
| アモキシシリンカプセル250mg 6カプセル | |
| クラリス錠200 4錠 |
| 有効成分 | 1錠中 ボノプラザンフマル酸塩 26.72mg (ボノプラザンとして 20mg ) |
|---|---|
| 添加剤 | D-マンニトール、結晶セルロース、クロスカルメロースナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、フマル酸、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール6000、酸化チタン、三二酸化鉄 |
| 有効成分 | 1カプセル中 日局 アモキシシリン水和物 250mg(力価) |
|---|---|
| 添加剤 | ステアリン酸マグネシウム、メチルセルロース、トウモロコシデンプン、ゼラチン、ラウリル硫酸ナトリウム |
| 有効成分 | 1錠中 日局 クラリスロマイシン 200mg(力価) |
|---|---|
| 添加剤 | デンプングリコール酸ナトリウム、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、カルナウバロウ、パラフィン、ショ糖脂肪酸エステル、ポリソルベート80、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、ヒプロメロース、酸化チタン、軽質無水ケイ酸 |
6. 用法及び用量
通常、成人にはボノプラザンとして1回20mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びクラリスロマイシンとして1回200mg(力価)の3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 本製品に包装されている個々の製剤を単独、もしくは本製品の効能又は効果以外の目的に使用しないこと。また、用法及び用量のとおり、同時に服用すること。
- 8.2 ショック、アナフィラキシー、アレルギー反応に伴う急性冠症候群、薬剤により誘発される胃腸炎症候群の発生を確実に予知できる方法はないが、事前に当該事象の既往歴等について十分な問診を行うこと。なお、抗生物質によるアレルギー歴は必ず確認すること。[9.1.1 参照],[11.1.5 参照],[11.1.6 参照],[11.1.7 参照]
- 8.3 急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行うこと。[11.1.9 参照]
- 8.4 顆粒球減少、血小板減少があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行うこと。[11.1.10 参照]
- 8.5 血小板減少、汎血球減少、溶血性貧血、白血球減少、無顆粒球症があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行うこと。[11.1.18 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
- 〈アモキシシリン水和物〉
-
〈クラリスロマイシン〉
- 9.1.4 他のマクロライド系薬剤に対する過敏症の既往歴のある患者
-
9.1.5 心疾患のある患者、低カリウム血症のある患者
QT延長、心室頻拍(Torsade de pointesを含む)、心室細動を起こすことがある。[11.1.16 参照]
9.2 腎機能障害患者
ボノプラザンの排泄が遅延することにより血中濃度が上昇することがある。また、クラリスロマイシンの血中濃度が上昇するおそれがある。[16.6.1 参照]
9.3 肝機能障害患者
ボノプラザンの代謝、排泄が遅延することにより血中濃度が上昇することがある。また、クラリスロマイシンにより肝機能障害を悪化させることがある。[11.1.17 参照],[16.6.2 参照]
9.6 授乳婦
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
一般に肝機能、腎機能等の生理機能が低下している。アモキシシリン水和物による副作用が発現しやすく、クラリスロマイシンの高い血中濃度が持続するおそれがある。また、アモキシシリン水和物によるビタミンK欠乏による出血傾向があらわれることがある。[16.6.3 参照]
10. 相互作用
-
〈ボノプラザンフマル酸塩〉
主として肝薬物代謝酵素CYP3A4で代謝され、一部CYP2B6、CYP2C19及びCYP2D6で代謝される。また、ボノプラザンは弱いCYP3A4阻害作用を有する。
ボノプラザンの胃酸分泌抑制作用により、併用薬剤の吸収を促進又は抑制する可能性がある。 - 〈クラリスロマイシン〉
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
QT延長、心室性不整脈(Torsade de pointesを含む)等の心血管系副作用が報告されている。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
血管攣縮等の重篤な副作用を起こすおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
左記薬剤の血漿中濃度が顕著に上昇し、その作用が著しく増強するおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
ロミタピドの血中濃度が著しく上昇するおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
左記薬剤のクリアランスが高度に減少し、その作用が増強するおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
チカグレロルの血漿中濃度が著しく上昇するおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
イブルチニブの作用が増強するおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
過度の徐脈があらわれることがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
腫瘍崩壊症候群の発現が増強するおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
ルラシドンの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
アナモレリンの血中濃度が上昇し、副作用の発現が増強するおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
フィネレノンの血中濃度が著しく上昇するおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
イサブコナゾールの血中濃度が上昇し作用が増強するおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
ボクロスポリンの血中濃度が上昇し、その作用が増強するおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
マバカムテンの血中濃度が上昇し、副作用が増強され、収縮機能障害による心不全のリスクが高まるおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
アゼルニジピンの血中濃度が上昇し作用が増強するおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3A に対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
ロナファルニブの血中濃度が著しく上昇し、副作用が増強するおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3A に対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
ボノプラザンの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
クラリスロマイシンとの併用によりボノプラザンの血中濃度が上昇したとの報告がある。 |
|
ジゴキシン |
左記薬剤の作用を増強する可能性がある。 |
ボノプラザンの胃酸分泌抑制作用によりジゴキシンの加水分解が抑制され、ジゴキシンの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
左記薬剤の作用を減弱する可能性がある。 |
ボノプラザンの胃酸分泌抑制作用により左記薬剤の血中濃度が低下する可能性がある。 |
|
左記薬剤の作用を増強する可能性がある。 |
ボノプラザンのCYP3A4に対する弱い阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害される。 |
|
ボノプラザンの血中濃度が低下する可能性がある。 |
左記薬剤のCYP3A4に対する誘導作用により、ボノプラザンの代謝が促進される可能性がある。 |
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
ワルファリンカリウム |
ワルファリンカリウムの作用が増強されるおそれがある。 |
腸内細菌によるビタミンKの産生を抑制することがある。 |
経口避妊薬 |
経口避妊薬の効果が減弱するおそれがある。 |
腸内細菌叢を変化させ、経口避妊薬の腸肝循環による再吸収を抑制すると考えられている。 |
プロベネシド |
アモキシシリン水和物の血中濃度を増加させる。 |
アモキシシリン水和物の尿細管分泌を阻害し、尿中排泄を低下させると考えられている。 |
*メトトレキサート |
メトトレキサートの副作用を増強させるおそれがある。 |
メトトレキサートの尿細管分泌を阻害し、尿中排泄を低下させると考えられている。 |
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
ジゴキシン |
嘔気、嘔吐、不整脈等が報告されているので、ジゴキシンの血中濃度の推移、自覚症状、心電図等に注意し、異常が認められた場合には、投与量を調節する等の適切な処置を行うこと。 |
クラリスロマイシンの腸内細菌叢に対する影響により、ジゴキシンの不活化が抑制されるか、もしくはP-gpを介したジゴキシンの輸送が阻害されることにより、その血中濃度が上昇する。 |
低血糖(意識障害に至ることがある)が報告されているので、異常が認められた場合には、投与を中止し、ブドウ糖の投与等の適切な処置を行うこと。 |
機序は不明である。左記薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
左記薬剤の血中濃度上昇に伴う作用の増強等の可能性があるので、左記薬剤の血中濃度の推移等に注意し、異常が認められた場合には、投与量の調節や中止等の適切な処置を行うこと。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害される。 |
|
左記薬剤の血中濃度上昇に伴う横紋筋融解症が報告されているので、異常が認められた場合には、投与量の調節や中止等の適切な処置を行うこと。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害される。 |
|
コルヒチン |
コルヒチンの血中濃度上昇に伴う中毒症状(汎血球減少、肝機能障害、筋肉痛、腹痛、嘔吐、下痢、発熱等)が報告されているので、異常が認められた場合には、投与量の調節や中止等の適切な処置を行うこと。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害される。 |
ベンゾジアゼピン系薬剤 非定型抗精神病薬 ジソピラミド リオシグアト
クマリン系抗凝血剤 |
左記薬剤の血中濃度上昇に伴う作用の増強等の可能性があるので、異常が認められた場合には、投与量の調節や中止等の適切な処置を行うこと。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害される。 |
**,*ベネトクラクス(慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の維持投与期、再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫の維持投与期、急性骨髄性白血病) |
ベネトクラクスの副作用が増強するおそれがあるので、ベネトクラクスを減量するとともに、患者の状態を慎重に観察すること。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害される。 |
左記薬剤の血中濃度上昇に伴う作用の増強等の可能性があるので、異常が認められた場合には、投与量の調節や中止等の適切な処置を行うこと。 |
クラリスロマイシンのCYP3A及びP-gpに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝及び排出が阻害される。 |
|
左記薬剤の血中濃度上昇に伴う作用の増強等の可能性があるので、異常が認められた場合には、投与量の調節や中止等の適切な処置を行うこと。 |
クラリスロマイシンのP-gpに対する阻害作用により、左記薬剤の排出が阻害される。 |
|
クラリスロマイシンの未変化体の血中濃度上昇による作用の増強等の可能性がある。 |
クラリスロマイシンと左記薬剤のCYP3Aに対する阻害作用により、相互に代謝が阻害される。 |
|
左記薬剤の血中濃度上昇に伴う作用の増強等の可能性がある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害される。また、左記薬剤のCYP3A4に対する誘導作用により、クラリスロマイシンの代謝が促進される。 |
|
リファンピシン18)
|
クラリスロマイシンの未変化体の血中濃度が低下し、活性代謝物の血中濃度が上昇する可能性がある。クラリスロマイシンの作用が減弱する可能性があるので、投与量の調節や中止等の適切な処置を行うこと。 |
左記薬剤のCYP3A4に対する誘導作用により、クラリスロマイシンの代謝が促進される。 |
天然ケイ酸アルミニウム19) |
クラリスロマイシンの吸収が低下するとの報告がある。 |
左記薬剤の吸着作用によるものと考えられる。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
- 〈ボノプラザンフマル酸塩〉
-
〈アモキシシリン水和物〉
-
11.1.5 ショック、アナフィラキシー(いずれも0.1%未満注1))
**不快感、口内異常感、眩暈、便意、耳鳴、発汗、喘鳴、呼吸困難、血管性浮腫、全身の潮紅・じん麻疹等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。[8.2 参照]
- 11.1.6 アレルギー反応に伴う急性冠症候群(頻度不明)
-
11.1.7 薬剤により誘発される胃腸炎症候群(頻度不明)
投与から数時間以内の反復性嘔吐を主症状とし、下痢、嗜眠、顔面蒼白、低血圧、腹痛、好中球増加等を伴う、食物蛋白誘発性胃腸炎に類似したアレルギー性の胃腸炎(Drug-induced enterocolitis syndrome)があらわれることがある。主に小児で報告されている。[8.2 参照]
-
11.1.8 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも0.1%未満注1))、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、紅皮症(剥脱性皮膚炎)(いずれも頻度不明)
発熱、頭痛、関節痛、皮膚や粘膜の紅斑・水疱、膿疱、皮膚の緊張感・灼熱感・疼痛等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 11.1.9 急性腎障害等の重篤な腎障害(0.1%未満注1))
- 11.1.10 顆粒球減少(0.1%未満注1))、血小板減少(頻度不明)
-
11.1.11 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(0.1%未満注1))
腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
-
11.1.12 肝機能障害、黄疸(いずれも0.1%未満)
AST、ALTの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。
-
11.1.13 間質性肺炎、好酸球性肺炎(いずれも頻度不明)
咳嗽、呼吸困難、発熱等が認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT等の検査を実施すること。間質性肺炎、好酸球性肺炎が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
-
11.1.14 無菌性髄膜炎(頻度不明)
項部硬直、発熱、頭痛、悪心・嘔吐あるいは意識混濁等を伴う無菌性髄膜炎があらわれることがある。
-
11.1.5 ショック、アナフィラキシー(いずれも0.1%未満注1))
- 注1)発現頻度はアモキシシリン水和物の承認時までの臨床試験又は製造販売後調査の結果に基づく。
-
〈クラリスロマイシン〉
-
11.1.15 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
呼吸困難、痙攣、発赤等があらわれることがある。
-
11.1.16 QT延長、心室頻拍(Torsade de pointesを含む)、心室細動(いずれも頻度不明)
QT延長等の心疾患のある患者、低カリウム血症のある患者においては特に注意すること。[9.1.5 参照]
-
11.1.17 劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、肝不全(いずれも頻度不明)
劇症肝炎、AST、ALT、γ-GTP、LDH、AL-Pの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸、肝不全があらわれることがある。[9.3 参照]
- 11.1.18 血小板減少、汎血球減少、溶血性貧血、白血球減少、無顆粒球症(いずれも頻度不明)
-
11.1.19 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑(いずれも頻度不明)
異常が認められた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
-
11.1.20 PIE症候群・間質性肺炎(いずれも頻度不明)
発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等があらわれることがある。このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
-
11.1.21 偽膜性大腸炎、出血性大腸炎(いずれも頻度不明)
偽膜性大腸炎、出血性大腸炎等の重篤な大腸炎があらわれることがある。腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
-
11.1.22 横紋筋融解症(頻度不明)
筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇があらわれることがある。横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意すること。
-
11.1.23 痙攣(頻度不明)
痙攣(強直間代性、ミオクロヌス、意識消失発作等)があらわれることがある。
-
11.1.24 急性腎障害、尿細管間質性腎炎(いずれも頻度不明)
乏尿等の症状や血中クレアチニン値上昇等の腎機能低下所見が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 11.1.25 IgA血管炎(頻度不明)
-
11.1.26 薬剤性過敏症症候群20)
(頻度不明)
初期症状として発疹、発熱がみられ、さらに肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。
-
11.1.15 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
11.2 その他の副作用
5%以上 |
0.1~5%未満 |
|
|---|---|---|
消化器 |
下痢(10.6%) |
味覚異常、口内炎、腹部不快感、腹部膨満感 |
過敏症 |
発疹 |
|
肝臓 |
AST、ALTの上昇 |
0.1~5%未満 |
|
|---|---|
消化器 |
便秘、下痢、腹部膨満感、悪心 |
過敏症 |
発疹 |
肝臓 |
AST、ALT、AL-P、LDH、γ-GTPの上昇 |
その他 |
浮腫、好酸球増多 |
0.1~5%未満注2) |
0.1%未満注2) |
頻度不明注2) |
|
|---|---|---|---|
過敏症 |
発熱、発疹、じん麻疹 |
そう痒 |
|
血液 |
好酸球増多、貧血 |
||
肝臓 |
AST、ALTの上昇 |
||
消化器 |
下痢、悪心、食欲不振 |
黒毛舌 |
|
*皮膚 |
*線状IgA水疱症 |
||
菌交代症 |
口内炎、大腸炎(カンジダ、非感受性のクレブシエラ等による) |
||
ビタミン欠乏症 |
ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等) |
||
その他 |
梅毒患者の場合:ヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応(発熱、全身倦怠感、頭痛等の発現、病変部の悪化) |
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 本製品に包装されている各製剤の成分に対する過敏症の既往歴のある患者
- 2.2 **,*アタザナビル硫酸塩、リルピビリン塩酸塩、ピモジド、エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩、スボレキサント、ダリドレキサント塩酸塩、ボルノレキサント水和物、ロミタピドメシル酸塩、タダラフィル〔アドシルカ〕、マシテンタン・タダラフィル、チカグレロル、イブルチニブ、イバブラジン塩酸塩、ベネトクラクス(慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)、再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫の用量漸増期)、ルラシドン塩酸塩、アナモレリン塩酸塩、フィネレノン、イサブコナゾニウム硫酸塩、ボクロスポリン、マバカムテン、アゼルニジピン、オルメサルタン メドキソミル・アゼルニジピン、ロナファルニブを投与中の患者[10.1 参照]
- 2.3 肝臓又は腎臓に障害のある患者で、コルヒチンを投与中の患者[9.2.1 参照],[9.3.1 参照],[10.2 参照]
- 2.4 伝染性単核症のある患者[アモキシシリン水和物で紅斑性丘疹の発現頻度が高いとの報告がある。]
- 2.5 高度の腎障害のある患者[9.2.2 参照]
3. 組成・性状
3.1 組成
ボノサップパック400
| 1シート(1日分)中 | タケキャブ錠20mg 2錠 |
|---|---|
| アモキシシリンカプセル250mg 6カプセル | |
| クラリス錠200 2錠 |
| 有効成分 | 1錠中 ボノプラザンフマル酸塩 26.72mg (ボノプラザンとして 20mg ) |
|---|---|
| 添加剤 | D-マンニトール、結晶セルロース、クロスカルメロースナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、フマル酸、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール6000、酸化チタン、三二酸化鉄 |
| 有効成分 | 1カプセル中 日局 アモキシシリン水和物 250mg(力価) |
|---|---|
| 添加剤 | ステアリン酸マグネシウム、メチルセルロース、トウモロコシデンプン、ゼラチン、ラウリル硫酸ナトリウム |
| 有効成分 | 1錠中 日局 クラリスロマイシン 200mg(力価) |
|---|---|
| 添加剤 | デンプングリコール酸ナトリウム、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、カルナウバロウ、パラフィン、ショ糖脂肪酸エステル、ポリソルベート80、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、ヒプロメロース、酸化チタン、軽質無水ケイ酸 |
ボノサップパック800
| 1シート(1日分)中 | タケキャブ錠20mg 2錠 |
|---|---|
| アモキシシリンカプセル250mg 6カプセル | |
| クラリス錠200 4錠 |
| 有効成分 | 1錠中 ボノプラザンフマル酸塩 26.72mg (ボノプラザンとして 20mg ) |
|---|---|
| 添加剤 | D-マンニトール、結晶セルロース、クロスカルメロースナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、フマル酸、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール6000、酸化チタン、三二酸化鉄 |
| 有効成分 | 1カプセル中 日局 アモキシシリン水和物 250mg(力価) |
|---|---|
| 添加剤 | ステアリン酸マグネシウム、メチルセルロース、トウモロコシデンプン、ゼラチン、ラウリル硫酸ナトリウム |
| 有効成分 | 1錠中 日局 クラリスロマイシン 200mg(力価) |
|---|---|
| 添加剤 | デンプングリコール酸ナトリウム、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、カルナウバロウ、パラフィン、ショ糖脂肪酸エステル、ポリソルベート80、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、ヒプロメロース、酸化チタン、軽質無水ケイ酸 |
6. 用法及び用量
通常、成人にはボノプラザンとして1回20mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びクラリスロマイシンとして1回200mg(力価)の3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 本製品に包装されている個々の製剤を単独、もしくは本製品の効能又は効果以外の目的に使用しないこと。また、用法及び用量のとおり、同時に服用すること。
- 8.2 ショック、アナフィラキシー、アレルギー反応に伴う急性冠症候群、薬剤により誘発される胃腸炎症候群の発生を確実に予知できる方法はないが、事前に当該事象の既往歴等について十分な問診を行うこと。なお、抗生物質によるアレルギー歴は必ず確認すること。[9.1.1 参照],[11.1.5 参照],[11.1.6 参照],[11.1.7 参照]
- 8.3 急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行うこと。[11.1.9 参照]
- 8.4 顆粒球減少、血小板減少があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行うこと。[11.1.10 参照]
- 8.5 血小板減少、汎血球減少、溶血性貧血、白血球減少、無顆粒球症があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行うこと。[11.1.18 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
- 〈アモキシシリン水和物〉
-
〈クラリスロマイシン〉
- 9.1.4 他のマクロライド系薬剤に対する過敏症の既往歴のある患者
-
9.1.5 心疾患のある患者、低カリウム血症のある患者
QT延長、心室頻拍(Torsade de pointesを含む)、心室細動を起こすことがある。[11.1.16 参照]
9.2 腎機能障害患者
ボノプラザンの排泄が遅延することにより血中濃度が上昇することがある。また、クラリスロマイシンの血中濃度が上昇するおそれがある。[16.6.1 参照]
9.3 肝機能障害患者
ボノプラザンの代謝、排泄が遅延することにより血中濃度が上昇することがある。また、クラリスロマイシンにより肝機能障害を悪化させることがある。[11.1.17 参照],[16.6.2 参照]
9.6 授乳婦
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
一般に肝機能、腎機能等の生理機能が低下している。アモキシシリン水和物による副作用が発現しやすく、クラリスロマイシンの高い血中濃度が持続するおそれがある。また、アモキシシリン水和物によるビタミンK欠乏による出血傾向があらわれることがある。[16.6.3 参照]
10. 相互作用
-
〈ボノプラザンフマル酸塩〉
主として肝薬物代謝酵素CYP3A4で代謝され、一部CYP2B6、CYP2C19及びCYP2D6で代謝される。また、ボノプラザンは弱いCYP3A4阻害作用を有する。
ボノプラザンの胃酸分泌抑制作用により、併用薬剤の吸収を促進又は抑制する可能性がある。 - 〈クラリスロマイシン〉
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
QT延長、心室性不整脈(Torsade de pointesを含む)等の心血管系副作用が報告されている。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
血管攣縮等の重篤な副作用を起こすおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
左記薬剤の血漿中濃度が顕著に上昇し、その作用が著しく増強するおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
ロミタピドの血中濃度が著しく上昇するおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
左記薬剤のクリアランスが高度に減少し、その作用が増強するおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
チカグレロルの血漿中濃度が著しく上昇するおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
イブルチニブの作用が増強するおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
過度の徐脈があらわれることがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
腫瘍崩壊症候群の発現が増強するおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
ルラシドンの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
アナモレリンの血中濃度が上昇し、副作用の発現が増強するおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
フィネレノンの血中濃度が著しく上昇するおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
イサブコナゾールの血中濃度が上昇し作用が増強するおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
ボクロスポリンの血中濃度が上昇し、その作用が増強するおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
マバカムテンの血中濃度が上昇し、副作用が増強され、収縮機能障害による心不全のリスクが高まるおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
アゼルニジピンの血中濃度が上昇し作用が増強するおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3A に対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
ロナファルニブの血中濃度が著しく上昇し、副作用が増強するおそれがある。 |
クラリスロマイシンのCYP3A に対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
ボノプラザンの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
クラリスロマイシンとの併用によりボノプラザンの血中濃度が上昇したとの報告がある。 |
|
ジゴキシン |
左記薬剤の作用を増強する可能性がある。 |
ボノプラザンの胃酸分泌抑制作用によりジゴキシンの加水分解が抑制され、ジゴキシンの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
左記薬剤の作用を減弱する可能性がある。 |
ボノプラザンの胃酸分泌抑制作用により左記薬剤の血中濃度が低下する可能性がある。 |
|
左記薬剤の作用を増強する可能性がある。 |
ボノプラザンのCYP3A4に対する弱い阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害される。 |
|
ボノプラザンの血中濃度が低下する可能性がある。 |
左記薬剤のCYP3A4に対する誘導作用により、ボノプラザンの代謝が促進される可能性がある。 |
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
ワルファリンカリウム |
ワルファリンカリウムの作用が増強されるおそれがある。 |
腸内細菌によるビタミンKの産生を抑制することがある。 |
経口避妊薬 |
経口避妊薬の効果が減弱するおそれがある。 |
腸内細菌叢を変化させ、経口避妊薬の腸肝循環による再吸収を抑制すると考えられている。 |
プロベネシド |
アモキシシリン水和物の血中濃度を増加させる。 |
アモキシシリン水和物の尿細管分泌を阻害し、尿中排泄を低下させると考えられている。 |
*メトトレキサート |
メトトレキサートの副作用を増強させるおそれがある。 |
メトトレキサートの尿細管分泌を阻害し、尿中排泄を低下させると考えられている。 |
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
ジゴキシン |
嘔気、嘔吐、不整脈等が報告されているので、ジゴキシンの血中濃度の推移、自覚症状、心電図等に注意し、異常が認められた場合には、投与量を調節する等の適切な処置を行うこと。 |
クラリスロマイシンの腸内細菌叢に対する影響により、ジゴキシンの不活化が抑制されるか、もしくはP-gpを介したジゴキシンの輸送が阻害されることにより、その血中濃度が上昇する。 |
低血糖(意識障害に至ることがある)が報告されているので、異常が認められた場合には、投与を中止し、ブドウ糖の投与等の適切な処置を行うこと。 |
機序は不明である。左記薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
|
左記薬剤の血中濃度上昇に伴う作用の増強等の可能性があるので、左記薬剤の血中濃度の推移等に注意し、異常が認められた場合には、投与量の調節や中止等の適切な処置を行うこと。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害される。 |
|
左記薬剤の血中濃度上昇に伴う横紋筋融解症が報告されているので、異常が認められた場合には、投与量の調節や中止等の適切な処置を行うこと。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害される。 |
|
コルヒチン |
コルヒチンの血中濃度上昇に伴う中毒症状(汎血球減少、肝機能障害、筋肉痛、腹痛、嘔吐、下痢、発熱等)が報告されているので、異常が認められた場合には、投与量の調節や中止等の適切な処置を行うこと。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害される。 |
ベンゾジアゼピン系薬剤 非定型抗精神病薬 ジソピラミド リオシグアト
クマリン系抗凝血剤 |
左記薬剤の血中濃度上昇に伴う作用の増強等の可能性があるので、異常が認められた場合には、投与量の調節や中止等の適切な処置を行うこと。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害される。 |
**,*ベネトクラクス(慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の維持投与期、再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫の維持投与期、急性骨髄性白血病) |
ベネトクラクスの副作用が増強するおそれがあるので、ベネトクラクスを減量するとともに、患者の状態を慎重に観察すること。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害される。 |
左記薬剤の血中濃度上昇に伴う作用の増強等の可能性があるので、異常が認められた場合には、投与量の調節や中止等の適切な処置を行うこと。 |
クラリスロマイシンのCYP3A及びP-gpに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝及び排出が阻害される。 |
|
左記薬剤の血中濃度上昇に伴う作用の増強等の可能性があるので、異常が認められた場合には、投与量の調節や中止等の適切な処置を行うこと。 |
クラリスロマイシンのP-gpに対する阻害作用により、左記薬剤の排出が阻害される。 |
|
クラリスロマイシンの未変化体の血中濃度上昇による作用の増強等の可能性がある。 |
クラリスロマイシンと左記薬剤のCYP3Aに対する阻害作用により、相互に代謝が阻害される。 |
|
左記薬剤の血中濃度上昇に伴う作用の増強等の可能性がある。 |
クラリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害される。また、左記薬剤のCYP3A4に対する誘導作用により、クラリスロマイシンの代謝が促進される。 |
|
リファンピシン18)
|
クラリスロマイシンの未変化体の血中濃度が低下し、活性代謝物の血中濃度が上昇する可能性がある。クラリスロマイシンの作用が減弱する可能性があるので、投与量の調節や中止等の適切な処置を行うこと。 |
左記薬剤のCYP3A4に対する誘導作用により、クラリスロマイシンの代謝が促進される。 |
天然ケイ酸アルミニウム19) |
クラリスロマイシンの吸収が低下するとの報告がある。 |
左記薬剤の吸着作用によるものと考えられる。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
- 〈ボノプラザンフマル酸塩〉
-
〈アモキシシリン水和物〉
-
11.1.5 ショック、アナフィラキシー(いずれも0.1%未満注1))
**不快感、口内異常感、眩暈、便意、耳鳴、発汗、喘鳴、呼吸困難、血管性浮腫、全身の潮紅・じん麻疹等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。[8.2 参照]
- 11.1.6 アレルギー反応に伴う急性冠症候群(頻度不明)
-
11.1.7 薬剤により誘発される胃腸炎症候群(頻度不明)
投与から数時間以内の反復性嘔吐を主症状とし、下痢、嗜眠、顔面蒼白、低血圧、腹痛、好中球増加等を伴う、食物蛋白誘発性胃腸炎に類似したアレルギー性の胃腸炎(Drug-induced enterocolitis syndrome)があらわれることがある。主に小児で報告されている。[8.2 参照]
-
11.1.8 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも0.1%未満注1))、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、紅皮症(剥脱性皮膚炎)(いずれも頻度不明)
発熱、頭痛、関節痛、皮膚や粘膜の紅斑・水疱、膿疱、皮膚の緊張感・灼熱感・疼痛等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 11.1.9 急性腎障害等の重篤な腎障害(0.1%未満注1))
- 11.1.10 顆粒球減少(0.1%未満注1))、血小板減少(頻度不明)
-
11.1.11 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(0.1%未満注1))
腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
-
11.1.12 肝機能障害、黄疸(いずれも0.1%未満)
AST、ALTの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。
-
11.1.13 間質性肺炎、好酸球性肺炎(いずれも頻度不明)
咳嗽、呼吸困難、発熱等が認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT等の検査を実施すること。間質性肺炎、好酸球性肺炎が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
-
11.1.14 無菌性髄膜炎(頻度不明)
項部硬直、発熱、頭痛、悪心・嘔吐あるいは意識混濁等を伴う無菌性髄膜炎があらわれることがある。
-
11.1.5 ショック、アナフィラキシー(いずれも0.1%未満注1))
- 注1)発現頻度はアモキシシリン水和物の承認時までの臨床試験又は製造販売後調査の結果に基づく。
-
〈クラリスロマイシン〉
-
11.1.15 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
呼吸困難、痙攣、発赤等があらわれることがある。
-
11.1.16 QT延長、心室頻拍(Torsade de pointesを含む)、心室細動(いずれも頻度不明)
QT延長等の心疾患のある患者、低カリウム血症のある患者においては特に注意すること。[9.1.5 参照]
-
11.1.17 劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、肝不全(いずれも頻度不明)
劇症肝炎、AST、ALT、γ-GTP、LDH、AL-Pの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸、肝不全があらわれることがある。[9.3 参照]
- 11.1.18 血小板減少、汎血球減少、溶血性貧血、白血球減少、無顆粒球症(いずれも頻度不明)
-
11.1.19 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑(いずれも頻度不明)
異常が認められた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
-
11.1.20 PIE症候群・間質性肺炎(いずれも頻度不明)
発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等があらわれることがある。このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
-
11.1.21 偽膜性大腸炎、出血性大腸炎(いずれも頻度不明)
偽膜性大腸炎、出血性大腸炎等の重篤な大腸炎があらわれることがある。腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
-
11.1.22 横紋筋融解症(頻度不明)
筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇があらわれることがある。横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意すること。
-
11.1.23 痙攣(頻度不明)
痙攣(強直間代性、ミオクロヌス、意識消失発作等)があらわれることがある。
-
11.1.24 急性腎障害、尿細管間質性腎炎(いずれも頻度不明)
乏尿等の症状や血中クレアチニン値上昇等の腎機能低下所見が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 11.1.25 IgA血管炎(頻度不明)
-
11.1.26 薬剤性過敏症症候群20)
(頻度不明)
初期症状として発疹、発熱がみられ、さらに肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。
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11.1.15 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
11.2 その他の副作用
5%以上 |
0.1~5%未満 |
|
|---|---|---|
消化器 |
下痢(10.6%) |
味覚異常、口内炎、腹部不快感、腹部膨満感 |
過敏症 |
発疹 |
|
肝臓 |
AST、ALTの上昇 |
0.1~5%未満 |
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|---|---|
消化器 |
便秘、下痢、腹部膨満感、悪心 |
過敏症 |
発疹 |
肝臓 |
AST、ALT、AL-P、LDH、γ-GTPの上昇 |
その他 |
浮腫、好酸球増多 |
0.1~5%未満注2) |
0.1%未満注2) |
頻度不明注2) |
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|---|---|---|---|
過敏症 |
発熱、発疹、じん麻疹 |
そう痒 |
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血液 |
好酸球増多、貧血 |
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肝臓 |
AST、ALTの上昇 |
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消化器 |
下痢、悪心、食欲不振 |
黒毛舌 |
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*皮膚 |
*線状IgA水疱症 |
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菌交代症 |
口内炎、大腸炎(カンジダ、非感受性のクレブシエラ等による) |
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ビタミン欠乏症 |
ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等) |
||
その他 |
梅毒患者の場合:ヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応(発熱、全身倦怠感、頭痛等の発現、病変部の悪化) |
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