薬効分類名β-ラクタマーゼ阻害剤配合ペニシリン系抗生物質製剤
一般的名称クラブラン酸カリウム
クラバモックス小児用配合ドライシロップ
くらばもっくすしょうにようはいごうどらいしろっぷ
CLAVAMOX Combination Dry Syrup for Pediatric
製造販売元/グラクソ・スミスクライン株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
プロベネシド
アモキシシリンの排泄が抑制され、アモキシシリンの平均血清中濃度曲線下面積(AUC)が89%増加するとの報告がある。クラブラン酸のAUCは影響を受けない。
プロベネシドは尿細管分泌を阻害するため、アモキシシリンの腎排泄が抑制され、アモキシシリンのAUCが増加するとの報告がある。
ワルファリンカリウム
プロトロンビン時間延長(INR上昇)が報告されている。ワルファリン投与中に本剤を投与開始又は投与中止する場合には、血液凝固能検査値等に注意し、ワルファリンの投与量を調節するなど適切な処置を行うこと。
本剤は腸内細菌によるビタミンKの産生を抑制し、ワルファリンの作用が増強される可能性があると考えられているが、機序は不明である。
経口避妊薬
経口避妊薬の効果が減弱するおそれがある。
腸内細菌叢を変化させ、経口避妊薬の腸肝循環による再吸収を抑制すると考えられている。
ミコフェノール酸モフェチル
ミコフェノール酸モフェチルの効果が減弱するおそれがある。
併用により、ミコフェノール酸モフェチルの活性代謝物であるミコフェノール酸のトラフ値が約50%低下したとの報告がある。本剤は、ミコフェノール酸の腸肝循環による再吸収を抑制する可能性があると考えられる。
メトトレキサート
メトトレキサートのクリアランスが減少するおそれがある。
メトトレキサートの尿細管分泌が阻害され、体内からの消失が遅延し、メトトレキサートの毒性が増強する可能性がある。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 *本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者[8.2 参照],[9.1.1 参照],[11.1.1 参照],[11.1.2 参照],[11.1.3 参照]
- 2.2 伝染性単核症のある患者[発疹の発現頻度を高めるおそれがある。]
- 2.3 本剤の成分による黄疸又は肝機能障害の既往歴のある患者[再発するおそれがある。]
5. 効能又は効果に関連する注意
-
〈咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、中耳炎、副鼻腔炎〉
「抗微生物薬適正使用の手引き」1) を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。
6. 用法及び用量
通常、小児には、クラバモックスとして1日量96.4mg(力価)/kg(クラブラン酸カリウムとして6.4mg(力価)/kg、アモキシシリン水和物として90mg(力価)/kg)を2回に分けて12時間ごとに食直前に経口投与する。
7. 用法及び用量に関連する注意
- 〈分包製剤〉
-
〈ボトル製剤〉
- 7.2 1日量(調製後懸濁液として)が0.75mL/kgになるよう調製すること。[14.1.1 参照]
8. 重要な基本的注意
- 8.1 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
- 8.2 *ショック、アナフィラキシー、アレルギー反応に伴う急性冠症候群、薬剤により誘発される胃腸炎症候群の発生を確実に予知できる方法はないが、事前に当該事象の既往歴等について十分な問診を行うこと。なお、抗生物質によるアレルギー歴は必ず確認すること。[2.1 参照],[9.1.1 参照],[11.1.1 参照],[11.1.2 参照],[11.1.3 参照]
- 8.3 無顆粒球症、顆粒球減少、血小板減少があらわれることがあるので、血液検査を行うなど観察を十分に行うこと。[11.1.5 参照]
- 8.4 急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行うこと。[9.2.1 参照],[11.1.6 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.2 腎機能障害患者
-
9.2.1 高度の腎障害のある患者
投与間隔をあけて使用すること。血中濃度が持続する。[8.4 参照],[11.1.6 参照]
9.3 肝機能障害患者
肝機能障害が悪化するおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[15.1 参照]
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
プロベネシド |
アモキシシリンの排泄が抑制され、アモキシシリンの平均血清中濃度曲線下面積(AUC)が89%増加するとの報告がある。クラブラン酸のAUCは影響を受けない2) 。 |
プロベネシドは尿細管分泌を阻害するため、アモキシシリンの腎排泄が抑制され、アモキシシリンのAUCが増加するとの報告がある2) 。 |
ワルファリンカリウム |
プロトロンビン時間延長(INR上昇)が報告されている。ワルファリン投与中に本剤を投与開始又は投与中止する場合には、血液凝固能検査値等に注意し、ワルファリンの投与量を調節するなど適切な処置を行うこと。 |
本剤は腸内細菌によるビタミンKの産生を抑制し、ワルファリンの作用が増強される可能性があると考えられているが、機序は不明である。 |
経口避妊薬 |
経口避妊薬の効果が減弱するおそれがある。 |
腸内細菌叢を変化させ、経口避妊薬の腸肝循環による再吸収を抑制すると考えられている。 |
ミコフェノール酸モフェチル |
ミコフェノール酸モフェチルの効果が減弱するおそれがある。 |
併用により、ミコフェノール酸モフェチルの活性代謝物であるミコフェノール酸のトラフ値が約50%低下したとの報告がある3) 。本剤は、ミコフェノール酸の腸肝循環による再吸収を抑制する可能性があると考えられる。 |
*メトトレキサート |
メトトレキサートのクリアランスが減少するおそれがある。 |
メトトレキサートの尿細管分泌が阻害され、体内からの消失が遅延し、メトトレキサートの毒性が増強する可能性がある。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、顔面浮腫、眼瞼浮腫等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。[2.1 参照],[8.2 参照],[9.1.1 参照]
- 11.1.2 アレルギー反応に伴う急性冠症候群(頻度不明)
-
11.1.3 *薬剤により誘発される胃腸炎症候群(頻度不明)
投与から数時間以内の反復性嘔吐を主症状とし、下痢、嗜眠、顔面蒼白、低血圧、腹痛、好中球増加等を伴う、食物蛋白誘発性胃腸炎に類似したアレルギー性の胃腸炎(Drug-induced enterocolitis syndrome)があらわれることがある。主に小児で報告されている。[2.1 参照],[8.2 参照],[9.1.1 参照]
-
11.1.4 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、紅皮症(剥脱性皮膚炎)(いずれも頻度不明)
発熱、頭痛、関節痛、皮膚や粘膜の紅斑・水疱、膿疱、皮膚の緊張感・灼熱感・疼痛等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 11.1.5 無顆粒球症、顆粒球減少、血小板減少(いずれも頻度不明)
- 11.1.6 急性腎障害(頻度不明)
-
11.1.7 偽膜性大腸炎、出血性大腸炎(いずれも頻度不明)
偽膜性大腸炎、出血性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがある。腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
-
11.1.8 肝障害
肝炎、黄疸、また、AST、ALT、Al-Pの上昇(いずれも頻度不明)等の肝障害があらわれることがある。クラブラン酸カリウム・アモキシシリン水和物製剤において肝障害は、主に男性と高齢患者で報告されており、また、長期投与と関連する可能性もある。兆候や症状は、通常、投与中又は投与直後に発現するが、投与終了後、数週間発現しない可能性もある。これらの症状は通常可逆的であるが、重篤になる可能性もあり、極めてまれな状況では死亡例が報告されている。
小児におけるこれらの症状の報告は非常にまれである。 -
11.1.9 間質性肺炎、好酸球性肺炎(いずれも頻度不明)
咳嗽、呼吸困難、発熱等が認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT等の検査を実施すること。間質性肺炎、好酸球性肺炎が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
-
11.1.10 無菌性髄膜炎(頻度不明)
項部硬直、発熱、頭痛、悪心・嘔吐あるいは意識混濁等を伴う無菌性髄膜炎があらわれることがある。
11.2 その他の副作用
1%以上 |
1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|
過敏症 |
発疹、そう痒 |
発熱、蕁麻疹、血管神経性浮腫、血清病様症候群注1)、過敏性血管炎 |
|
血液 |
好酸球増多、貧血、白血球減少、好中球減少、溶血性貧血 |
||
**消化器 |
下痢、悪心、嘔吐 |
食欲不振、歯牙変色注2)、黒毛舌、変色便、消化不良 |
|
菌交代症 |
カンジダ症、口内炎 |
||
ビタミン欠乏症 |
ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等) |
||
**中枢神経 |
頭痛、痙攣注3)、浮動性めまい、多動 |
||
腎臓 |
結晶尿 |
||
*皮膚 |
線状IgA水疱症 |
注2)通常これは歯磨き又は歯科医による処置によって除去することができる。
注3)腎障害患者において、又は高投与量時に発現することがある。
12. 臨床検査結果に及ぼす影響
酵素反応を除くベネディクト試薬、フェーリング試薬による尿糖検査では偽陽性を呈することがあるので注意すること。
14. 適用上の注意
14.1 薬剤調製時の注意
-
〈ボトル製剤〉
-
14.1.1 調製方法
容器に下表に示す容量の約3分の2の水を先に加え、激しく振り混ぜた後、残りの水を加えて更に振り混ぜる。[7.2 参照]
容器
加える水の量
1日量
10.1gガラス瓶注)
50mL
0.75mL/kg
注)過量充てんされている。
-
14.1.2 保存時
懸濁液に調製後は、冷蔵庫(約4℃)に保存し、10日以内に使用すること。
-
14.1.1 調製方法
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 *本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者[8.2 参照],[9.1.1 参照],[11.1.1 参照],[11.1.2 参照],[11.1.3 参照]
- 2.2 伝染性単核症のある患者[発疹の発現頻度を高めるおそれがある。]
- 2.3 本剤の成分による黄疸又は肝機能障害の既往歴のある患者[再発するおそれがある。]
5. 効能又は効果に関連する注意
-
〈咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、中耳炎、副鼻腔炎〉
「抗微生物薬適正使用の手引き」1) を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。
6. 用法及び用量
通常、小児には、クラバモックスとして1日量96.4mg(力価)/kg(クラブラン酸カリウムとして6.4mg(力価)/kg、アモキシシリン水和物として90mg(力価)/kg)を2回に分けて12時間ごとに食直前に経口投与する。
7. 用法及び用量に関連する注意
- 〈分包製剤〉
-
〈ボトル製剤〉
- 7.2 1日量(調製後懸濁液として)が0.75mL/kgになるよう調製すること。[14.1.1 参照]
8. 重要な基本的注意
- 8.1 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
- 8.2 *ショック、アナフィラキシー、アレルギー反応に伴う急性冠症候群、薬剤により誘発される胃腸炎症候群の発生を確実に予知できる方法はないが、事前に当該事象の既往歴等について十分な問診を行うこと。なお、抗生物質によるアレルギー歴は必ず確認すること。[2.1 参照],[9.1.1 参照],[11.1.1 参照],[11.1.2 参照],[11.1.3 参照]
- 8.3 無顆粒球症、顆粒球減少、血小板減少があらわれることがあるので、血液検査を行うなど観察を十分に行うこと。[11.1.5 参照]
- 8.4 急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行うこと。[9.2.1 参照],[11.1.6 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.2 腎機能障害患者
-
9.2.1 高度の腎障害のある患者
投与間隔をあけて使用すること。血中濃度が持続する。[8.4 参照],[11.1.6 参照]
9.3 肝機能障害患者
肝機能障害が悪化するおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[15.1 参照]
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
プロベネシド |
アモキシシリンの排泄が抑制され、アモキシシリンの平均血清中濃度曲線下面積(AUC)が89%増加するとの報告がある。クラブラン酸のAUCは影響を受けない2) 。 |
プロベネシドは尿細管分泌を阻害するため、アモキシシリンの腎排泄が抑制され、アモキシシリンのAUCが増加するとの報告がある2) 。 |
ワルファリンカリウム |
プロトロンビン時間延長(INR上昇)が報告されている。ワルファリン投与中に本剤を投与開始又は投与中止する場合には、血液凝固能検査値等に注意し、ワルファリンの投与量を調節するなど適切な処置を行うこと。 |
本剤は腸内細菌によるビタミンKの産生を抑制し、ワルファリンの作用が増強される可能性があると考えられているが、機序は不明である。 |
経口避妊薬 |
経口避妊薬の効果が減弱するおそれがある。 |
腸内細菌叢を変化させ、経口避妊薬の腸肝循環による再吸収を抑制すると考えられている。 |
ミコフェノール酸モフェチル |
ミコフェノール酸モフェチルの効果が減弱するおそれがある。 |
併用により、ミコフェノール酸モフェチルの活性代謝物であるミコフェノール酸のトラフ値が約50%低下したとの報告がある3) 。本剤は、ミコフェノール酸の腸肝循環による再吸収を抑制する可能性があると考えられる。 |
*メトトレキサート |
メトトレキサートのクリアランスが減少するおそれがある。 |
メトトレキサートの尿細管分泌が阻害され、体内からの消失が遅延し、メトトレキサートの毒性が増強する可能性がある。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、顔面浮腫、眼瞼浮腫等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。[2.1 参照],[8.2 参照],[9.1.1 参照]
- 11.1.2 アレルギー反応に伴う急性冠症候群(頻度不明)
-
11.1.3 *薬剤により誘発される胃腸炎症候群(頻度不明)
投与から数時間以内の反復性嘔吐を主症状とし、下痢、嗜眠、顔面蒼白、低血圧、腹痛、好中球増加等を伴う、食物蛋白誘発性胃腸炎に類似したアレルギー性の胃腸炎(Drug-induced enterocolitis syndrome)があらわれることがある。主に小児で報告されている。[2.1 参照],[8.2 参照],[9.1.1 参照]
-
11.1.4 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、紅皮症(剥脱性皮膚炎)(いずれも頻度不明)
発熱、頭痛、関節痛、皮膚や粘膜の紅斑・水疱、膿疱、皮膚の緊張感・灼熱感・疼痛等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 11.1.5 無顆粒球症、顆粒球減少、血小板減少(いずれも頻度不明)
- 11.1.6 急性腎障害(頻度不明)
-
11.1.7 偽膜性大腸炎、出血性大腸炎(いずれも頻度不明)
偽膜性大腸炎、出血性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがある。腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
-
11.1.8 肝障害
肝炎、黄疸、また、AST、ALT、Al-Pの上昇(いずれも頻度不明)等の肝障害があらわれることがある。クラブラン酸カリウム・アモキシシリン水和物製剤において肝障害は、主に男性と高齢患者で報告されており、また、長期投与と関連する可能性もある。兆候や症状は、通常、投与中又は投与直後に発現するが、投与終了後、数週間発現しない可能性もある。これらの症状は通常可逆的であるが、重篤になる可能性もあり、極めてまれな状況では死亡例が報告されている。
小児におけるこれらの症状の報告は非常にまれである。 -
11.1.9 間質性肺炎、好酸球性肺炎(いずれも頻度不明)
咳嗽、呼吸困難、発熱等が認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT等の検査を実施すること。間質性肺炎、好酸球性肺炎が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
-
11.1.10 無菌性髄膜炎(頻度不明)
項部硬直、発熱、頭痛、悪心・嘔吐あるいは意識混濁等を伴う無菌性髄膜炎があらわれることがある。
11.2 その他の副作用
1%以上 |
1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|
過敏症 |
発疹、そう痒 |
発熱、蕁麻疹、血管神経性浮腫、血清病様症候群注1)、過敏性血管炎 |
|
血液 |
好酸球増多、貧血、白血球減少、好中球減少、溶血性貧血 |
||
**消化器 |
下痢、悪心、嘔吐 |
食欲不振、歯牙変色注2)、黒毛舌、変色便、消化不良 |
|
菌交代症 |
カンジダ症、口内炎 |
||
ビタミン欠乏症 |
ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等) |
||
**中枢神経 |
頭痛、痙攣注3)、浮動性めまい、多動 |
||
腎臓 |
結晶尿 |
||
*皮膚 |
線状IgA水疱症 |
注2)通常これは歯磨き又は歯科医による処置によって除去することができる。
注3)腎障害患者において、又は高投与量時に発現することがある。
12. 臨床検査結果に及ぼす影響
酵素反応を除くベネディクト試薬、フェーリング試薬による尿糖検査では偽陽性を呈することがあるので注意すること。
14. 適用上の注意
14.1 薬剤調製時の注意
-
〈ボトル製剤〉
-
14.1.1 調製方法
容器に下表に示す容量の約3分の2の水を先に加え、激しく振り混ぜた後、残りの水を加えて更に振り混ぜる。[7.2 参照]
容器
加える水の量
1日量
10.1gガラス瓶注)
50mL
0.75mL/kg
注)過量充てんされている。
-
14.1.2 保存時
懸濁液に調製後は、冷蔵庫(約4℃)に保存し、10日以内に使用すること。
-
14.1.1 調製方法