薬効分類名遺伝性血管性浮腫発作抑制用 血漿カリクレイン阻害剤
一般的名称ベロトラルスタット塩酸塩
オラデオカプセル150mg
おらでおかぷせる150mg
ORLADEYO Capsules 150mg
製造販売/株式会社オーファンパシフィック、販売提携/鳥居薬品株式会社、提携/バイオクリスト・ジャパン株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
- シクロスポリン
[16.7.1 参照]
シクロスポリンの併用により、本剤の血中濃度が上昇したとの報告がある。
シクロスポリンがP-糖蛋白質、BCRP、及びCYP3A4を阻害することにより、本剤の血中濃度が上昇すると考えられる。
- CYP3A4で代謝される薬剤
本剤の併用により、これらの薬剤の血中濃度が上昇したとの報告がある。
本剤はCYP3A4を中程度に阻害するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度を上昇させると考えられる。
- CYP2D6で代謝される薬剤
本剤の併用により、これらの薬剤の血中濃度が上昇したとの報告がある。
本剤はCYP2D6を阻害するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇すると考えられる。
- ジゴキシン
- [16.7.5 参照]
本剤の併用により、ジゴキシンの血中濃度が上昇したとの報告がある。
本剤はP-糖蛋白質を阻害するため、P-糖蛋白質を介したジゴキシンの輸送が阻害されることにより、ジゴキシンの血中濃度が上昇すると考えられる。
- QT延長を起こすことが知られている薬剤
QT延長があらわれるおそれがある。
併用によりQT延長作用が増強するおそれがある。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
4. 効能又は効果
遺伝性血管性浮腫の急性発作の発症抑制
5. 効能又は効果に関連する注意
臨床試験において、侵襲を伴う処置による急性発作の発症抑制に対する有効性及び安全性は検討されていない。
6. 用法及び用量
通常、成人及び12歳以上の小児には、ベロトラルスタットとして150mg(1カプセル)を1日1回経口投与する。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 患者又はその家族に以下の内容を十分に説明し、理解を得た上で使用すること。
- 8.2 QT延長があらわれるおそれがあるので、本剤投与前及び投与中は、心電図検査を行うなど患者の状態を十分に確認すること。また、QT延長を起こしやすい患者や、本剤の血中濃度が上昇する可能性のある患者では、QT延長等の副作用があらわれやすくなるので特に注意すること。[9.1.1 参照],[9.3.1 参照],[10.2 参照],[16.6.3 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.3 肝機能障害患者
-
9.3.1 中等度及び重度の肝機能障害(Child-Pugh分類B、C)のある患者
本剤の血中濃度が上昇し、QT延長があらわれやすくなるおそれがある。[8.2 参照],[10.2 参照],[11.1.2 参照],[16.6.2 参照],[17.3.1 参照]
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
ラット及びウサギで胎盤を通過することが確認されている。ラットの胚・胎児発生に関する試験で妊娠6~17日に本剤の臨床曝露量(150mgを1日1回投与)の8.6倍の曝露がみられた用量を投与したとき、妊娠の維持や分娩、胚・胎児発生、生存又は成長には影響を及ぼさなかった。
ウサギの胚・胎児発生に関する試験で妊娠7~19日に本剤の臨床曝露量(150mgを1日1回投与)の1.5倍の曝露がみられた用量を投与したとき、胚・胎児発生、生存、成長には影響を及ぼさなかった1)
。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
授乳14日目の仔ラットの血漿中にベロトラルスタットが母体血漿中の約5%の濃度で検出された2)
。
9.7 小児等
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は12歳未満の小児を対象とした臨床試験は実施していない。
10. 相互作用
- 本剤は主にCYP2D6及びCYP3A4で代謝される(in vitro)。[16.4 参照]
また、本剤はP-糖蛋白質及び乳癌耐性蛋白(BCRP)の基質であり、P-糖蛋白質、CYP2D6及びCYP3A4の阻害作用を有する。
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
|
シクロスポリンの併用により、本剤の血中濃度が上昇したとの報告がある。 |
シクロスポリンがP-糖蛋白質、BCRP、及びCYP3A4を阻害することにより、本剤の血中濃度が上昇すると考えられる。 |
|
本剤の併用により、これらの薬剤の血中濃度が上昇したとの報告がある。 |
本剤はCYP3A4を中程度に阻害するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度を上昇させると考えられる。 |
|
本剤の併用により、これらの薬剤の血中濃度が上昇したとの報告がある。 |
本剤はCYP2D6を阻害するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇すると考えられる。 |
|
本剤の併用により、ジゴキシンの血中濃度が上昇したとの報告がある。 |
本剤はP-糖蛋白質を阻害するため、P-糖蛋白質を介したジゴキシンの輸送が阻害されることにより、ジゴキシンの血中濃度が上昇すると考えられる。 |
|
QT延長があらわれるおそれがある。 |
併用によりQT延長作用が増強するおそれがある。 |
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
4. 効能又は効果
遺伝性血管性浮腫の急性発作の発症抑制
5. 効能又は効果に関連する注意
臨床試験において、侵襲を伴う処置による急性発作の発症抑制に対する有効性及び安全性は検討されていない。
6. 用法及び用量
通常、成人及び12歳以上の小児には、ベロトラルスタットとして150mg(1カプセル)を1日1回経口投与する。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 患者又はその家族に以下の内容を十分に説明し、理解を得た上で使用すること。
- 8.2 QT延長があらわれるおそれがあるので、本剤投与前及び投与中は、心電図検査を行うなど患者の状態を十分に確認すること。また、QT延長を起こしやすい患者や、本剤の血中濃度が上昇する可能性のある患者では、QT延長等の副作用があらわれやすくなるので特に注意すること。[9.1.1 参照],[9.3.1 参照],[10.2 参照],[16.6.3 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.3 肝機能障害患者
-
9.3.1 中等度及び重度の肝機能障害(Child-Pugh分類B、C)のある患者
本剤の血中濃度が上昇し、QT延長があらわれやすくなるおそれがある。[8.2 参照],[10.2 参照],[11.1.2 参照],[16.6.2 参照],[17.3.1 参照]
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
ラット及びウサギで胎盤を通過することが確認されている。ラットの胚・胎児発生に関する試験で妊娠6~17日に本剤の臨床曝露量(150mgを1日1回投与)の8.6倍の曝露がみられた用量を投与したとき、妊娠の維持や分娩、胚・胎児発生、生存又は成長には影響を及ぼさなかった。
ウサギの胚・胎児発生に関する試験で妊娠7~19日に本剤の臨床曝露量(150mgを1日1回投与)の1.5倍の曝露がみられた用量を投与したとき、胚・胎児発生、生存、成長には影響を及ぼさなかった1)
。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
授乳14日目の仔ラットの血漿中にベロトラルスタットが母体血漿中の約5%の濃度で検出された2)
。
9.7 小児等
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は12歳未満の小児を対象とした臨床試験は実施していない。
10. 相互作用
- 本剤は主にCYP2D6及びCYP3A4で代謝される(in vitro)。[16.4 参照]
また、本剤はP-糖蛋白質及び乳癌耐性蛋白(BCRP)の基質であり、P-糖蛋白質、CYP2D6及びCYP3A4の阻害作用を有する。
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
|
シクロスポリンの併用により、本剤の血中濃度が上昇したとの報告がある。 |
シクロスポリンがP-糖蛋白質、BCRP、及びCYP3A4を阻害することにより、本剤の血中濃度が上昇すると考えられる。 |
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本剤の併用により、これらの薬剤の血中濃度が上昇したとの報告がある。 |
本剤はCYP3A4を中程度に阻害するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度を上昇させると考えられる。 |
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本剤の併用により、これらの薬剤の血中濃度が上昇したとの報告がある。 |
本剤はCYP2D6を阻害するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇すると考えられる。 |
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本剤の併用により、ジゴキシンの血中濃度が上昇したとの報告がある。 |
本剤はP-糖蛋白質を阻害するため、P-糖蛋白質を介したジゴキシンの輸送が阻害されることにより、ジゴキシンの血中濃度が上昇すると考えられる。 |
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QT延長があらわれるおそれがある。 |
併用によりQT延長作用が増強するおそれがある。 |