薬効分類名スギ花粉症の減感作療法(アレルゲン免疫療法)薬
一般的名称-
シダキュアスギ花粉舌下錠2,000JAU、シダキュアスギ花粉舌下錠5,000JAU
しだきゅあすぎかふんぜっかじょう2,000JAU、しだきゅあすぎかふんぜっかじょう5,000JAU
CEDARCURE Japanese Cedar Pollen Sublingual Tablets 2,000JAU, CEDARCURE Japanese Cedar Pollen Sublingual Tablets 5,000JAU
製造販売元/鳥居薬品株式会社
重大な副作用
その他の副作用
1. 警告
本剤は、緊急時に十分に対応できる医療機関に所属し、本剤に関する十分な知識と減感作療法に関する十分な知識・経験を持ち、本剤のリスク等について十分に管理・説明できる医師のもとで処方・使用すること。薬剤師においては、調剤前に当該医師を確認した上で調剤を行うこと。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 本剤の投与によりショックを起こしたことのある患者[9.1.1 参照],[11.1.1 参照]
- 2.2 重症の気管支喘息患者[9.1.2 参照]
4. 効能又は効果
スギ花粉症(減感作療法)
6. 用法及び用量
通常、投与開始後1週間は、シダキュアスギ花粉舌下錠2,000JAUを1日1回1錠、投与2週目以降は、シダキュアスギ花粉舌下錠5,000JAUを1日1回1錠、舌下にて1分間保持した後、飲み込む。その後5分間は、うがいや飲食を控える。
8. 重要な基本的注意
-
8.1 本剤は患者の原因アレルゲンを含む製剤であるため、本剤の投与により、アレルギー反応に基づく副作用、特にアナフィラキシー等の発現のおそれがあること、また発現した際の対処法について患者等に対して十分に説明し、理解を得た上で使用を開始すること。
初回投与時は医師の監督のもと、投与後少なくとも30分間は患者を安静な状態に保たせ、十分な観察を行うこと。その後も問診等により患者の状態を十分に把握し、アナフィラキシーを早期に認識しうる症状が認められた場合には、本剤投与の継続を慎重に判断し、症状に応じて休薬又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。また、ショック、アナフィラキシー等の発現時に救急処置のとれる準備をしておくこと。[11.1.1 参照] -
8.2 本剤の投与にあたっては、事前に患者等に対して以下の点を十分に説明、指導すること。
- 本剤服用後30分、投与開始初期、スギ花粉飛散時期はアナフィラキシー等の発現に特に注意する。
- 本剤服用前、及び本剤服用後2時間は、激しい運動、アルコール摂取、入浴等を避け、また、服用後2時間以降にこれらを行う場合にもアナフィラキシー等の副作用の発現に注意する。循環動態が亢進し、本剤の吸収が促進される等により、アナフィラキシー等の副作用が発現するおそれがある。
- アナフィラキシー等が発現した場合の対処等を考慮し、家族のいる場所や日中の服用が望ましい。
- 喘息発作時、気管支喘息の症状が激しいときは、本剤服用の可否について医師に相談する。
- 急性感染症罹患時や体調が悪い場合は、本剤服用の可否について医師に相談する。体調が悪いときには本剤の服用により副作用の発現のおそれがある。特に急性感染症罹患時には喘息症状を発現するおそれがある。
- 8.3 本剤の投与開始初期(およそ1ヵ月)に副作用の発現(主に口腔内の症状)が多いので、症状の発現に注意すること。
- 8.4 症状の改善を認めても、直ちに本剤による治療を中止すると症状が再発する可能性があるので、本療法の中止にあたっては症状の経緯を十分に観察し慎重に行うこと。
- 8.5 他の減感作療法薬との併用の経験はないが、併用によりアナフィラキシー等のアレルギー反応を含む副作用の発現が増加するおそれがあることから、併用する場合には十分注意すること。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 本剤の投与、又はアレルゲンエキスによる診断・治療、あるいはスギ花粉を含む食品の摂取等によりアレルギー症状を発現したことのある患者(本剤の投与によりショックを起こしたことのある患者を除く)
アレルギー反応に基づく副作用を起こすおそれがある。
[2.1 参照] -
9.1.2 気管支喘息患者(重症の気管支喘息患者を除く)
本剤の投与により喘息発作を誘発するおそれがある。
[2.2 参照] -
9.1.3 悪性腫瘍、又は免疫系に影響を及ぼす全身性疾患を伴う患者(例えば自己免疫疾患、免疫複合体疾患、又は免疫不全症等)
免疫系に異常がある場合、本剤の有効性、安全性に影響を与えるおそれがある。また本剤の投与によりこれらの疾患に影響を与えるおそれがある。
-
9.1.4 抜歯後等口腔内の術後又は口腔内に傷や炎症等がある患者
口腔内の状態を十分観察し、本剤投与の可否を判断すること。口腔内の状態によっては本剤の吸収に影響を与えるおそれがある。また、本剤が傷や炎症部位に刺激を与えるおそれがある。
-
9.1.5 非選択的β遮断薬投与中の患者
本剤が投与されたときに、本剤による反応(アレルギー反応)が強くあらわれることがある。
また、本剤によるアレルギー反応の処置のためにアドレナリンを投与したとき、アドレナリンの効果が通常の用量では十分発現しないことがある。 -
9.1.6 三環系抗うつ薬及びモノアミンオキシダーゼ阻害薬(MAOI)投与中の患者
本剤によるアレルギー反応の処置のためにアドレナリンを投与したとき、アドレナリンの効果が増強されることがある。
-
9.1.7 重症の心疾患、肺疾患及び高血圧症の患者
本剤によるアレルギー反応の処置のためにアドレナリンを投与したとき、アドレナリンにより症状を悪化させるおそれがある。
-
9.1.8 全身性ステロイド薬投与中の患者
全身性ステロイド薬の投与により、免疫系が抑制され本剤の効果が得られない可能性がある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。アレルギー反応に伴って遊離されるヒスタミンは子宮筋収縮作用を有することが知られている。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
9.8 高齢者
投与の可否を慎重に判断すること。一般に免疫機能及びその他生理機能が低下しているため、本剤による十分な治療効果が得られない可能性や、副作用がより重篤となるおそれがある。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
血圧低下、呼吸困難、全身潮紅、顔面浮腫・咽頭浮腫等の血管浮腫、蕁麻疹、喘息等の異常が認められたときには、投与を中止し、直ちに適切な処置を行うこと。
また、ショック、アナフィラキシーを早期に認識しうる症状として以下のようなものがある3) 。
口腔内異常感、皮膚のそう痒感、蕁麻疹、紅斑・皮膚の発赤、胃痛、腹痛、吐き気、嘔吐、下痢、視覚異常、視野狭窄、鼻閉塞感、くしゃみ、嗄声、咽喉頭そう痒感・異常感、胸部絞扼感、息苦しさ、呼吸困難、咳嗽、喘鳴、チアノーゼ、頭痛、耳鳴、不快感、悪寒、四肢や顔のしびれ、顔面潮紅、発汗、めまい感、振戦、蒼白、動悸、頻脈、不整脈、血圧低下、不安、恐怖感、意識混濁等。[2.1 参照],[8.1 参照]
11.2 その他の副作用
5%以上 |
1~5%未満 |
1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|---|
口腔内 |
口腔腫脹・浮腫、口腔そう痒症、口腔内不快感 |
口内炎、口腔粘膜紅斑、口の感覚鈍麻 |
口腔内痛、舌そう痒症、舌炎、口の錯感覚 |
|
呼吸器 |
咽喉刺激感、咽喉頭不快感 |
咽喉頭痛 |
咽喉頭腫脹・浮腫、咳嗽 |
|
消化器 |
悪心・嘔吐、腹部不快感、口渇、腹痛、好酸球性食道炎 |
下痢 |
||
皮膚 |
そう痒症 |
発疹、蕁麻疹 |
||
その他 |
耳そう痒症 |
鼻漏、眼そう痒症、くしゃみ、鼻閉 |
口唇腫脹・浮腫、鼻そう痒症、口唇そう痒症 |
頭痛、動悸、眼瞼腫脹 |
1. 警告
本剤は、緊急時に十分に対応できる医療機関に所属し、本剤に関する十分な知識と減感作療法に関する十分な知識・経験を持ち、本剤のリスク等について十分に管理・説明できる医師のもとで処方・使用すること。薬剤師においては、調剤前に当該医師を確認した上で調剤を行うこと。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 本剤の投与によりショックを起こしたことのある患者[9.1.1 参照],[11.1.1 参照]
- 2.2 重症の気管支喘息患者[9.1.2 参照]
4. 効能又は効果
スギ花粉症(減感作療法)
6. 用法及び用量
通常、投与開始後1週間は、シダキュアスギ花粉舌下錠2,000JAUを1日1回1錠、投与2週目以降は、シダキュアスギ花粉舌下錠5,000JAUを1日1回1錠、舌下にて1分間保持した後、飲み込む。その後5分間は、うがいや飲食を控える。
8. 重要な基本的注意
-
8.1 本剤は患者の原因アレルゲンを含む製剤であるため、本剤の投与により、アレルギー反応に基づく副作用、特にアナフィラキシー等の発現のおそれがあること、また発現した際の対処法について患者等に対して十分に説明し、理解を得た上で使用を開始すること。
初回投与時は医師の監督のもと、投与後少なくとも30分間は患者を安静な状態に保たせ、十分な観察を行うこと。その後も問診等により患者の状態を十分に把握し、アナフィラキシーを早期に認識しうる症状が認められた場合には、本剤投与の継続を慎重に判断し、症状に応じて休薬又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。また、ショック、アナフィラキシー等の発現時に救急処置のとれる準備をしておくこと。[11.1.1 参照] -
8.2 本剤の投与にあたっては、事前に患者等に対して以下の点を十分に説明、指導すること。
- 本剤服用後30分、投与開始初期、スギ花粉飛散時期はアナフィラキシー等の発現に特に注意する。
- 本剤服用前、及び本剤服用後2時間は、激しい運動、アルコール摂取、入浴等を避け、また、服用後2時間以降にこれらを行う場合にもアナフィラキシー等の副作用の発現に注意する。循環動態が亢進し、本剤の吸収が促進される等により、アナフィラキシー等の副作用が発現するおそれがある。
- アナフィラキシー等が発現した場合の対処等を考慮し、家族のいる場所や日中の服用が望ましい。
- 喘息発作時、気管支喘息の症状が激しいときは、本剤服用の可否について医師に相談する。
- 急性感染症罹患時や体調が悪い場合は、本剤服用の可否について医師に相談する。体調が悪いときには本剤の服用により副作用の発現のおそれがある。特に急性感染症罹患時には喘息症状を発現するおそれがある。
- 8.3 本剤の投与開始初期(およそ1ヵ月)に副作用の発現(主に口腔内の症状)が多いので、症状の発現に注意すること。
- 8.4 症状の改善を認めても、直ちに本剤による治療を中止すると症状が再発する可能性があるので、本療法の中止にあたっては症状の経緯を十分に観察し慎重に行うこと。
- 8.5 他の減感作療法薬との併用の経験はないが、併用によりアナフィラキシー等のアレルギー反応を含む副作用の発現が増加するおそれがあることから、併用する場合には十分注意すること。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 本剤の投与、又はアレルゲンエキスによる診断・治療、あるいはスギ花粉を含む食品の摂取等によりアレルギー症状を発現したことのある患者(本剤の投与によりショックを起こしたことのある患者を除く)
アレルギー反応に基づく副作用を起こすおそれがある。
[2.1 参照] -
9.1.2 気管支喘息患者(重症の気管支喘息患者を除く)
本剤の投与により喘息発作を誘発するおそれがある。
[2.2 参照] -
9.1.3 悪性腫瘍、又は免疫系に影響を及ぼす全身性疾患を伴う患者(例えば自己免疫疾患、免疫複合体疾患、又は免疫不全症等)
免疫系に異常がある場合、本剤の有効性、安全性に影響を与えるおそれがある。また本剤の投与によりこれらの疾患に影響を与えるおそれがある。
-
9.1.4 抜歯後等口腔内の術後又は口腔内に傷や炎症等がある患者
口腔内の状態を十分観察し、本剤投与の可否を判断すること。口腔内の状態によっては本剤の吸収に影響を与えるおそれがある。また、本剤が傷や炎症部位に刺激を与えるおそれがある。
-
9.1.5 非選択的β遮断薬投与中の患者
本剤が投与されたときに、本剤による反応(アレルギー反応)が強くあらわれることがある。
また、本剤によるアレルギー反応の処置のためにアドレナリンを投与したとき、アドレナリンの効果が通常の用量では十分発現しないことがある。 -
9.1.6 三環系抗うつ薬及びモノアミンオキシダーゼ阻害薬(MAOI)投与中の患者
本剤によるアレルギー反応の処置のためにアドレナリンを投与したとき、アドレナリンの効果が増強されることがある。
-
9.1.7 重症の心疾患、肺疾患及び高血圧症の患者
本剤によるアレルギー反応の処置のためにアドレナリンを投与したとき、アドレナリンにより症状を悪化させるおそれがある。
-
9.1.8 全身性ステロイド薬投与中の患者
全身性ステロイド薬の投与により、免疫系が抑制され本剤の効果が得られない可能性がある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。アレルギー反応に伴って遊離されるヒスタミンは子宮筋収縮作用を有することが知られている。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
9.8 高齢者
投与の可否を慎重に判断すること。一般に免疫機能及びその他生理機能が低下しているため、本剤による十分な治療効果が得られない可能性や、副作用がより重篤となるおそれがある。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
血圧低下、呼吸困難、全身潮紅、顔面浮腫・咽頭浮腫等の血管浮腫、蕁麻疹、喘息等の異常が認められたときには、投与を中止し、直ちに適切な処置を行うこと。
また、ショック、アナフィラキシーを早期に認識しうる症状として以下のようなものがある3) 。
口腔内異常感、皮膚のそう痒感、蕁麻疹、紅斑・皮膚の発赤、胃痛、腹痛、吐き気、嘔吐、下痢、視覚異常、視野狭窄、鼻閉塞感、くしゃみ、嗄声、咽喉頭そう痒感・異常感、胸部絞扼感、息苦しさ、呼吸困難、咳嗽、喘鳴、チアノーゼ、頭痛、耳鳴、不快感、悪寒、四肢や顔のしびれ、顔面潮紅、発汗、めまい感、振戦、蒼白、動悸、頻脈、不整脈、血圧低下、不安、恐怖感、意識混濁等。[2.1 参照],[8.1 参照]
11.2 その他の副作用
5%以上 |
1~5%未満 |
1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|---|
口腔内 |
口腔腫脹・浮腫、口腔そう痒症、口腔内不快感 |
口内炎、口腔粘膜紅斑、口の感覚鈍麻 |
口腔内痛、舌そう痒症、舌炎、口の錯感覚 |
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呼吸器 |
咽喉刺激感、咽喉頭不快感 |
咽喉頭痛 |
咽喉頭腫脹・浮腫、咳嗽 |
|
消化器 |
悪心・嘔吐、腹部不快感、口渇、腹痛、好酸球性食道炎 |
下痢 |
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皮膚 |
そう痒症 |
発疹、蕁麻疹 |
||
その他 |
耳そう痒症 |
鼻漏、眼そう痒症、くしゃみ、鼻閉 |
口唇腫脹・浮腫、鼻そう痒症、口唇そう痒症 |
頭痛、動悸、眼瞼腫脹 |