薬効分類名光線力学的療法用剤
一般的名称タラポルフィンナトリウム
注射用レザフィリン100mg
ちゅうしゃようれざふぃりん100mg
LASERPHYRIN FOR INJECTION
製造販売元/Meiji Seika ファルマ株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
- 光線過敏症を発現することがある薬剤
光線過敏症が発現するおそれがあるので、本剤と併用、又は本剤投与の前後にこれらの薬剤の投与又は食品を摂取する場合には、直射日光を避け薄暗い室内で過ごさせるなど十分な管理を行うこと。
本剤は光感受性を高める作用があるので、これらの薬剤との併用又は食品の摂取により光感受性が増強されるおそれがある。
- 光線過敏症を発現することがある食品
光線過敏症が発現するおそれがあるので、本剤と併用、又は本剤投与の前後にこれらの薬剤の投与又は食品を摂取する場合には、直射日光を避け薄暗い室内で過ごさせるなど十分な管理を行うこと。
本剤は光感受性を高める作用があるので、これらの薬剤との併用又は食品の摂取により光感受性が増強されるおそれがある。
5. 効能・効果に関連する注意
- 〈早期肺癌〉
-
〈原発性悪性脳腫瘍〉
- 5.4 臨床試験に組み入れられた患者の組織型等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。[17.1.4 参照]
- 5.6 レーザ光の組織内への透過深度及び1回の照射範囲は限定的であることから、臨床試験に組み入れられた患者の腫瘍摘出率を考慮し、手術により腫瘍を最大限に摘出した上で、残存が疑われる部位にレーザ光を照射すること。[17.1.4 参照]
-
〈化学放射線療法又は放射線療法後の局所遺残再発食道癌〉
- 5.7 臨床試験に組み入れられた患者の条件について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。[17.1.5 参照]
8. 重要な基本的注意
-
〈効能共通〉
-
8.1 本剤の投与により光感受性が高められた結果、光線過敏症を起こすことがあるので、本剤投与後2週間は、直射日光を避けさせ、遮光カーテン等を用いて照度500ルクス以下※に調整した室内で過ごさせること。また、投与後3日間はサングラスをかけさせること。
※日本産業規格の照明基準総則(JIS Z 9110)では、保健医療施設の照度範囲について、病室75~150ルクス、食堂200~500ルクス、一般検査室・診察室・薬局300~750ルクス、手術室750~1500ルクスと規定している。
- 8.2 本剤投与2週間経過後に指、手掌背部を直射日光で5分間曝露させたとき、紅斑、水疱等の光線過敏反応を示した場合には、さらに1週間直射日光を避けさせるなどして、異常がみられなくなるまで同様の試験を繰り返すこと。なお、光線過敏反応が消失後も投与後4週間以内の外出に際しては帽子、手袋、長袖等の衣類やサングラスの使用により日光を避けることが望ましい。
- 8.3 パルスオキシメータ等の光を測定原理とする検査測定機器を長時間継続的に装着した場合、装着部位に水疱等の反応が生じることがあるため、継続的装着を可能な限り避け、検査が必要な時点での一時的な使用に限ること。
- 8.4 肝機能障害があらわれることがあるので、肝機能検査を行うなど患者の状態を十分に観察すること。[11.1.2 参照]
-
8.1 本剤の投与により光感受性が高められた結果、光線過敏症を起こすことがあるので、本剤投与後2週間は、直射日光を避けさせ、遮光カーテン等を用いて照度500ルクス以下※に調整した室内で過ごさせること。また、投与後3日間はサングラスをかけさせること。
- 〈早期肺癌〉
-
〈化学放射線療法又は放射線療法後の局所遺残再発食道癌〉
- 8.9 本療法施行当日朝から絶食とし、補液による管理を行うこと。食事摂取が強い炎症を惹起し組織を脆弱化させ、食道穿孔を生じる可能性があることから、レーザ光照射翌日まで絶食とし、補液による栄養管理を行うこと。翌日より内視鏡検査を行い、レーザ光照射部位に深掘潰瘍がある場合には引き続き絶食・補液管理を行うこと。
- 8.10 レーザ光照射後は食道痛、嚥下障害、食道狭窄等の随伴症状があらわれることがあるので、このような場合には適切な処置を行うこと。[11.2 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 肺癌における気管癌の患者
気管癌の患者へのレーザ光照射後に、肉芽形成に起因した気管狭窄による呼吸困難があらわれたとの報告がある。[11.1.1 参照]
9.3 肝機能障害患者
排泄が遅延し、高い血中濃度が持続するおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(ラット)で胎児の骨化遅延が報告されている。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で乳汁中に移行することが報告されている。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。高齢者では一般に生理機能が低下していることが多い。
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
光線過敏症が発現するおそれがあるので、本剤と併用、又は本剤投与の前後にこれらの薬剤の投与又は食品を摂取する場合には、直射日光を避け薄暗い室内で過ごさせるなど十分な管理を行うこと。 |
本剤は光感受性を高める作用があるので、これらの薬剤との併用又は食品の摂取により光感受性が増強されるおそれがある。 |
|
光線過敏症が発現するおそれがあるので、本剤と併用、又は本剤投与の前後にこれらの薬剤の投与又は食品を摂取する場合には、直射日光を避け薄暗い室内で過ごさせるなど十分な管理を行うこと。 |
本剤は光感受性を高める作用があるので、これらの薬剤との併用又は食品の摂取により光感受性が増強されるおそれがある。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
〈早期肺癌〉
-
11.1.1 呼吸困難(2.0%注1))
早期肺癌において、レーザ光照射後、肉芽形成に起因する気管狭窄による呼吸困難があらわれることがある。[9.1.1 参照]
-
11.1.1 呼吸困難(2.0%注1))
-
〈効能共通〉
-
11.1.2 肝機能障害(32.4%)
AST、ALT、血中ビリルビンの上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがある。[8.4 参照]
-
11.1.2 肝機能障害(32.4%)
11.2 その他の副作用
20%以上 |
5~20%未満 |
5%未満 |
|
|---|---|---|---|
皮膚 |
光線過敏症 |
瘙痒 |
|
血液 |
血中アルブミン減少、リンパ球減少 |
白血球減少、好中球減少、リンパ球増多、白血球増多、単球増多、ヘモグロビン減少、血小板減少、血中カリウム上昇、好中球増多、ヘモグロビン増多、乳状血清 |
|
腎臓 |
BUN上昇、蛋白尿 |
||
呼吸器 |
喀痰、血痰、咳、咽頭痛 |
しゃっくり、低酸素症 |
|
消化器 |
食道痛注2) |
嚥下障害注2)、食道狭窄注2) |
下痢、嚥下痛、上腹部痛、悪心、嘔吐、便秘、食道炎 |
その他 |
CRP上昇 |
発熱 |
心電図異常(房室ブロック、洞性頻脈)、倦怠感、胸部不快感、低カルシウム血症、背部痛 |
注2)頻度は、化学放射線療法又は放射線療法後の局所遺残再発食道癌の臨床試験に基づき記載した。[8.10 参照]
5. 効能・効果に関連する注意
- 〈早期肺癌〉
-
〈原発性悪性脳腫瘍〉
- 5.4 臨床試験に組み入れられた患者の組織型等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。[17.1.4 参照]
- 5.6 レーザ光の組織内への透過深度及び1回の照射範囲は限定的であることから、臨床試験に組み入れられた患者の腫瘍摘出率を考慮し、手術により腫瘍を最大限に摘出した上で、残存が疑われる部位にレーザ光を照射すること。[17.1.4 参照]
-
〈化学放射線療法又は放射線療法後の局所遺残再発食道癌〉
- 5.7 臨床試験に組み入れられた患者の条件について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。[17.1.5 参照]
8. 重要な基本的注意
-
〈効能共通〉
-
8.1 本剤の投与により光感受性が高められた結果、光線過敏症を起こすことがあるので、本剤投与後2週間は、直射日光を避けさせ、遮光カーテン等を用いて照度500ルクス以下※に調整した室内で過ごさせること。また、投与後3日間はサングラスをかけさせること。
※日本産業規格の照明基準総則(JIS Z 9110)では、保健医療施設の照度範囲について、病室75~150ルクス、食堂200~500ルクス、一般検査室・診察室・薬局300~750ルクス、手術室750~1500ルクスと規定している。
- 8.2 本剤投与2週間経過後に指、手掌背部を直射日光で5分間曝露させたとき、紅斑、水疱等の光線過敏反応を示した場合には、さらに1週間直射日光を避けさせるなどして、異常がみられなくなるまで同様の試験を繰り返すこと。なお、光線過敏反応が消失後も投与後4週間以内の外出に際しては帽子、手袋、長袖等の衣類やサングラスの使用により日光を避けることが望ましい。
- 8.3 パルスオキシメータ等の光を測定原理とする検査測定機器を長時間継続的に装着した場合、装着部位に水疱等の反応が生じることがあるため、継続的装着を可能な限り避け、検査が必要な時点での一時的な使用に限ること。
- 8.4 肝機能障害があらわれることがあるので、肝機能検査を行うなど患者の状態を十分に観察すること。[11.1.2 参照]
-
8.1 本剤の投与により光感受性が高められた結果、光線過敏症を起こすことがあるので、本剤投与後2週間は、直射日光を避けさせ、遮光カーテン等を用いて照度500ルクス以下※に調整した室内で過ごさせること。また、投与後3日間はサングラスをかけさせること。
- 〈早期肺癌〉
-
〈化学放射線療法又は放射線療法後の局所遺残再発食道癌〉
- 8.9 本療法施行当日朝から絶食とし、補液による管理を行うこと。食事摂取が強い炎症を惹起し組織を脆弱化させ、食道穿孔を生じる可能性があることから、レーザ光照射翌日まで絶食とし、補液による栄養管理を行うこと。翌日より内視鏡検査を行い、レーザ光照射部位に深掘潰瘍がある場合には引き続き絶食・補液管理を行うこと。
- 8.10 レーザ光照射後は食道痛、嚥下障害、食道狭窄等の随伴症状があらわれることがあるので、このような場合には適切な処置を行うこと。[11.2 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 肺癌における気管癌の患者
気管癌の患者へのレーザ光照射後に、肉芽形成に起因した気管狭窄による呼吸困難があらわれたとの報告がある。[11.1.1 参照]
9.3 肝機能障害患者
排泄が遅延し、高い血中濃度が持続するおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(ラット)で胎児の骨化遅延が報告されている。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で乳汁中に移行することが報告されている。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。高齢者では一般に生理機能が低下していることが多い。
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
光線過敏症が発現するおそれがあるので、本剤と併用、又は本剤投与の前後にこれらの薬剤の投与又は食品を摂取する場合には、直射日光を避け薄暗い室内で過ごさせるなど十分な管理を行うこと。 |
本剤は光感受性を高める作用があるので、これらの薬剤との併用又は食品の摂取により光感受性が増強されるおそれがある。 |
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光線過敏症が発現するおそれがあるので、本剤と併用、又は本剤投与の前後にこれらの薬剤の投与又は食品を摂取する場合には、直射日光を避け薄暗い室内で過ごさせるなど十分な管理を行うこと。 |
本剤は光感受性を高める作用があるので、これらの薬剤との併用又は食品の摂取により光感受性が増強されるおそれがある。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
〈早期肺癌〉
-
11.1.1 呼吸困難(2.0%注1))
早期肺癌において、レーザ光照射後、肉芽形成に起因する気管狭窄による呼吸困難があらわれることがある。[9.1.1 参照]
-
11.1.1 呼吸困難(2.0%注1))
-
〈効能共通〉
-
11.1.2 肝機能障害(32.4%)
AST、ALT、血中ビリルビンの上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがある。[8.4 参照]
-
11.1.2 肝機能障害(32.4%)
11.2 その他の副作用
20%以上 |
5~20%未満 |
5%未満 |
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|---|---|---|---|
皮膚 |
光線過敏症 |
瘙痒 |
|
血液 |
血中アルブミン減少、リンパ球減少 |
白血球減少、好中球減少、リンパ球増多、白血球増多、単球増多、ヘモグロビン減少、血小板減少、血中カリウム上昇、好中球増多、ヘモグロビン増多、乳状血清 |
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腎臓 |
BUN上昇、蛋白尿 |
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呼吸器 |
喀痰、血痰、咳、咽頭痛 |
しゃっくり、低酸素症 |
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消化器 |
食道痛注2) |
嚥下障害注2)、食道狭窄注2) |
下痢、嚥下痛、上腹部痛、悪心、嘔吐、便秘、食道炎 |
その他 |
CRP上昇 |
発熱 |
心電図異常(房室ブロック、洞性頻脈)、倦怠感、胸部不快感、低カルシウム血症、背部痛 |
注2)頻度は、化学放射線療法又は放射線療法後の局所遺残再発食道癌の臨床試験に基づき記載した。[8.10 参照]