薬効分類名放射性医薬品・抗悪性腫瘍剤
一般的名称ルテチウムビピボチドテトラキセタン(
プルヴィクト静注
ぷるゔぃくとじょうちゅう
PLUVICTO Injection
製造販売(輸入)/ノバルティスファーマ株式会社
重大な副作用
その他の副作用
1. 警告
本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法及び放射線治療に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に本剤の有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
4. 効能又は効果
PSMA陽性の遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺癌
5. 効能又は効果に関連する注意
-
5.1 承認された診断用医薬品を用いた検査により、PSMA陽性病変を有することが確認された患者に投与すること。なお、承認された診断用医薬品の情報については、以下のウェブサイトから入手可能である:
https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/about-reviews/p-drugs/0035.html - 5.2 アビラテロン、エンザルタミド、アパルタミド又はダロルタミドによる治療歴のない患者における有効性及び安全性は確立していない。
- 5.3 臨床試験に組み入れられた患者の治療歴等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、タキサン系抗悪性腫瘍剤の適応となる患者においては、タキサン系抗悪性腫瘍剤による治療の実施についても慎重に検討し、適応患者の選択を行うこと。[17.1.1 参照],[17.1.2 参照],[17.1.3 参照]
- 5.4 本剤の術後補助療法における有効性及び安全性は確立していない。
6. 用法及び用量
通常、成人にはルテチウムビピボチドテトラキセタン(177Lu)として1回7.4GBqを6週間間隔で最大6回静脈内投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
7. 用法及び用量に関連する注意
- 7.1 他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
-
7.2 副作用が発現した場合には、以下の基準を参考に、本剤を休薬、減量又は中止すること。なお、副作用による休薬が4週間を超えた場合は、本剤の投与中止を考慮すること。副作用により本剤を減量した場合には、再増量しないこと。[8.1 参照],[8.2 参照],[11.1.1 参照],[11.1.2 参照]
減量の目安 減量レベル
1回用量
通常投与量
7.4GBq
1段階減量
5.9GBq
2段階減量
投与中止
副作用発現時の休薬・減量・投与中止の目安 副作用
程度 注1)
処置
骨髄抑制
(貧血、血小板減少症、白血球減少症、好中球減少症、汎血球減少症)Grade2
Grade1又はベースラインに回復するまで休薬し、同量で再開する。
Grade3以上
Grade1又はベースラインに回復するまで休薬し、減量して再開する。
腎機能障害
Grade1又はベースラインに回復するまで休薬し、同量で再開する。
ベースラインに回復するまで休薬し、減量して再開する。
Grade3以上の再発
投与を中止する。
口内乾燥
Grade3
減量して再開する。
胃腸障害
Grade3以上
Grade2又はベースラインに回復するまで休薬し、減量して再開する。
AST上昇又はALT上昇
AST又はALTがULNの20倍超
投与を中止する。
注1) GradeはNCI-CTCAE ver5.0に準じる。ULN:基準値上限
- 7.3 外科的又は内科的去勢術と併用しない場合の有効性及び安全性は確立していない。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 骨髄抑制があらわれることがあるので、本剤投与開始前及び投与中は定期的に血液検査を行い、患者の状態を十分に観察すること。[7.2 参照],[11.1.1 参照]
- 8.2 腎機能障害があらわれることがあるので、本剤投与開始前及び投与中は定期的に腎機能検査を行い、患者の状態を十分に観察すること。また、本剤投与前後は十分な水分補給及び排尿を行うよう指導すること。[7.2 参照],[11.1.2 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.2 腎機能障害患者
-
9.2.1 重度の腎機能障害患者又は末期腎不全患者
投与の可否を慎重に判断すること。重度の腎機能障害患者(クレアチニンクリアランス(CLcr)15~29mL/分)又は末期腎不全患者を対象とした臨床試験は実施していない。[16.6.1 参照]
9.4 生殖能を有する者
- 9.4.1 男性には、本剤投与中及び最終投与後14週間においてバリア法(コンドーム)を用いて避妊する必要性について説明すること。[9.4.2 参照]
- 9.4.2 放射線に起因する生殖細胞への影響等があらわれる可能性があることを考慮すること。本剤の推奨累積投与量44.4GBqは、精巣への放射線吸収量として不妊を引き起こす可能性のある範囲に該当する。[9.4.1 参照]
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
11.2 その他の副作用
5%以上 |
5%未満 |
|
|---|---|---|
感染症及び寄生虫症 |
- |
口腔真菌感染 |
神経系障害 |
味覚不全 |
頭痛、浮動性めまい |
眼障害 |
- |
ドライアイ |
耳及び迷路障害 |
- |
回転性めまい |
胃腸障害 |
口内乾燥(41.1%)、悪心(26.6%)、嘔吐(10.2%)、下痢、便秘 |
腹痛、口内炎、食道障害 |
皮膚及び皮下組織障害 |
- |
皮膚乾燥 |
腎及び尿路障害 |
- |
尿路感染 |
一般・全身障害及び投与部位の状態 |
疲労(35.3%)、食欲減退(12.9%) |
体重減少、末梢性浮腫、発熱 |
1. 警告
本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法及び放射線治療に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に本剤の有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
4. 効能又は効果
PSMA陽性の遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺癌
5. 効能又は効果に関連する注意
-
5.1 承認された診断用医薬品を用いた検査により、PSMA陽性病変を有することが確認された患者に投与すること。なお、承認された診断用医薬品の情報については、以下のウェブサイトから入手可能である:
https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/about-reviews/p-drugs/0035.html - 5.2 アビラテロン、エンザルタミド、アパルタミド又はダロルタミドによる治療歴のない患者における有効性及び安全性は確立していない。
- 5.3 臨床試験に組み入れられた患者の治療歴等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、タキサン系抗悪性腫瘍剤の適応となる患者においては、タキサン系抗悪性腫瘍剤による治療の実施についても慎重に検討し、適応患者の選択を行うこと。[17.1.1 参照],[17.1.2 参照],[17.1.3 参照]
- 5.4 本剤の術後補助療法における有効性及び安全性は確立していない。
6. 用法及び用量
通常、成人にはルテチウムビピボチドテトラキセタン(177Lu)として1回7.4GBqを6週間間隔で最大6回静脈内投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
7. 用法及び用量に関連する注意
- 7.1 他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
-
7.2 副作用が発現した場合には、以下の基準を参考に、本剤を休薬、減量又は中止すること。なお、副作用による休薬が4週間を超えた場合は、本剤の投与中止を考慮すること。副作用により本剤を減量した場合には、再増量しないこと。[8.1 参照],[8.2 参照],[11.1.1 参照],[11.1.2 参照]
減量の目安 減量レベル
1回用量
通常投与量
7.4GBq
1段階減量
5.9GBq
2段階減量
投与中止
副作用発現時の休薬・減量・投与中止の目安 副作用
程度 注1)
処置
骨髄抑制
(貧血、血小板減少症、白血球減少症、好中球減少症、汎血球減少症)Grade2
Grade1又はベースラインに回復するまで休薬し、同量で再開する。
Grade3以上
Grade1又はベースラインに回復するまで休薬し、減量して再開する。
腎機能障害
Grade1又はベースラインに回復するまで休薬し、同量で再開する。
ベースラインに回復するまで休薬し、減量して再開する。
Grade3以上の再発
投与を中止する。
口内乾燥
Grade3
減量して再開する。
胃腸障害
Grade3以上
Grade2又はベースラインに回復するまで休薬し、減量して再開する。
AST上昇又はALT上昇
AST又はALTがULNの20倍超
投与を中止する。
注1) GradeはNCI-CTCAE ver5.0に準じる。ULN:基準値上限
- 7.3 外科的又は内科的去勢術と併用しない場合の有効性及び安全性は確立していない。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 骨髄抑制があらわれることがあるので、本剤投与開始前及び投与中は定期的に血液検査を行い、患者の状態を十分に観察すること。[7.2 参照],[11.1.1 参照]
- 8.2 腎機能障害があらわれることがあるので、本剤投与開始前及び投与中は定期的に腎機能検査を行い、患者の状態を十分に観察すること。また、本剤投与前後は十分な水分補給及び排尿を行うよう指導すること。[7.2 参照],[11.1.2 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.2 腎機能障害患者
-
9.2.1 重度の腎機能障害患者又は末期腎不全患者
投与の可否を慎重に判断すること。重度の腎機能障害患者(クレアチニンクリアランス(CLcr)15~29mL/分)又は末期腎不全患者を対象とした臨床試験は実施していない。[16.6.1 参照]
9.4 生殖能を有する者
- 9.4.1 男性には、本剤投与中及び最終投与後14週間においてバリア法(コンドーム)を用いて避妊する必要性について説明すること。[9.4.2 参照]
- 9.4.2 放射線に起因する生殖細胞への影響等があらわれる可能性があることを考慮すること。本剤の推奨累積投与量44.4GBqは、精巣への放射線吸収量として不妊を引き起こす可能性のある範囲に該当する。[9.4.1 参照]
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
11.2 その他の副作用
5%以上 |
5%未満 |
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|---|---|---|
感染症及び寄生虫症 |
- |
口腔真菌感染 |
神経系障害 |
味覚不全 |
頭痛、浮動性めまい |
眼障害 |
- |
ドライアイ |
耳及び迷路障害 |
- |
回転性めまい |
胃腸障害 |
口内乾燥(41.1%)、悪心(26.6%)、嘔吐(10.2%)、下痢、便秘 |
腹痛、口内炎、食道障害 |
皮膚及び皮下組織障害 |
- |
皮膚乾燥 |
腎及び尿路障害 |
- |
尿路感染 |
一般・全身障害及び投与部位の状態 |
疲労(35.3%)、食欲減退(12.9%) |
体重減少、末梢性浮腫、発熱 |