薬効分類名抗悪性腫瘍剤/組織因子標的抗体微小管阻害薬複合体
一般的名称チソツマブ ベドチン(遺伝子組換え)
テブダック点滴静注用40mg
てぶだっくてんてきじょうちゅうよう40mg
Tivdak for Intravenous Infusion 40 mg
製造販売元/ジェンマブ株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
副作用の発現頻度及び重症度が増加するおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。
強いCYP3A阻害剤との併用により、MMAEの代謝が阻害され、MMAEの血中濃度が上昇する可能性がある。
1. 警告
- 1.1 本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の使用が適切と判断される症例についてのみ投与すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。
- 1.2 視力低下を伴う眼障害があらわれ、失明に至る可能性があることから、眼科医との連携の下で使用し、本剤の投与開始前に眼科医による診察を実施すること。また、投与中は定期的に眼の異常の有無の確認(問診、視診、眼球運動の評価等)を行い、患者の状態を十分に観察すること。異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うとともに、眼科医による評価を行うこと。[7.2 参照],[8.1 参照],[9.1.1 参照],[11.1.1 参照]
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
3. 組成・性状
4. 効能又は効果
がん化学療法後に増悪した進行又は再発の子宮頸癌
6. 用法及び用量
通常、成人にはチソツマブ ベドチン(遺伝子組換え)として1回2mg/kg(体重)を30分以上かけて、3週間間隔で点滴静注する。ただし、1回量として200mgを超えないこと。なお、患者の状態により適宜減量する。
7. 用法及び用量に関連する注意
- 7.1 他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
- 7.2 本剤投与に伴う眼障害軽減のため、副腎皮質ステロイド点眼剤を本剤の投与の24時間前から4日間、血管収縮点眼剤を本剤投与前に1回、ドライアイ治療用点眼剤を本剤投与開始日から投与終了後30日目まで投与すること。使用する血管収縮点眼剤はブリモニジン酒石酸塩点眼液0.1%とし、本剤投与直前に1~3滴点眼すること。[1.2 参照],[8.1 参照],[11.1.1 参照]
-
7.3 本剤投与により副作用があらわれた場合には、以下の基準を考慮して、休薬・減量・中止すること。
減量段階
投与量
通常投与量
2mg/kg(最大200mg)
1段階減量
1.3mg/kg(最大130mg)
2段階減量
0.9mg/kg(最大90mg)
3段階減量
投与中止
副作用
程度注)
処置
角膜炎
Grade 1
臨床的に安定するまで休薬し、その後、同一用量で再開できる。
Grade 2
Grade 1以下に回復するまで休薬し、その後、1段階減量して再開できる。
Grade 3又は4
投与を中止する。
結膜潰瘍
Grade 1又は2
臨床的に安定するまで休薬し、その後、1段階減量して再開できる。
Grade 3又は4
投与を中止する。
結膜瘢痕、角膜瘢痕又は瞼球癒着
全Grade
投与を中止する。
結膜炎及びその他の眼障害
Grade 1
臨床的に安定するまで休薬し、その後、同一用量で再開できる。
Grade 2
Grade 3又は4
投与を中止する。
末梢神経障害
Grade 2又は3
Grade 1以下に回復するまで休薬し、その後、1段階減量して再開できる。
Grade 4
投与を中止する。
重度の皮膚障害
疑い
休薬する。
確定
投与を中止する。
中枢神経系又は気道の出血
全Grade
投与を中止する。
その他の出血
Grade 3
Grade 4
投与を中止する。
好中球減少症
Grade 3
Grade 2以下に回復するまで休薬し、その後、同一用量で再開できる。
Grade 4
注)GradeはNCI-CTCAE ver.5.0に準じる。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 眼障害があらわれることがあるので、本剤の投与にあたっては、以下の事項に注意すること。[1.2 参照],[7.2 参照],[9.1.1 参照],[11.1.1 参照]
- 8.2 重度の皮膚障害があらわれることがあるので、必要に応じて医療機関を受診するよう患者に指導すること。[11.1.3 参照]
- 8.3 発熱性好中球減少症、好中球減少症等があらわれることがあるので、本剤投与開始前及び投与中は定期的に血液検査を行うなど、患者の状態を十分に観察すること。[11.1.5 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 活動性の眼表面疾患、瘢痕性結膜炎の既往歴若しくは素因、又は眼の徴候・症状を伴うStevens-Johnson症候群の既往歴若しくは素因のある患者
眼障害の発現又は増悪リスクが高まるおそれがある。臨床試験では、当該患者は除外された。[1.2 参照],[8.1 参照],[11.1.1 参照]
-
9.1.2 出血素因や凝固系異常のある患者
出血があらわれるおそれがある。臨床試験では、出血リスクの増加につながる凝固異常を有する患者は除外された。[11.1.4 参照]
9.3 肝機能障害患者
本剤を構成するモノメチルアウリスタチンE(MMAE)は主に肝代謝により消失することから、肝機能障害のある患者ではMMAEの血中濃度が上昇する可能性がある。なお、肝機能障害患者を対象とした臨床試験は実施していない。
9.5 妊婦
9.6 授乳婦
授乳しないことが望ましい。ヒトでの乳汁中移行に関するデータはないが、ヒトIgGは母乳中に移行することが報告されている。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
10. 相互作用
- MMAEは主にCYP3A4で代謝される。[16.4 参照]
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
副作用の発現頻度及び重症度が増加するおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 |
強いCYP3A阻害剤との併用により、MMAEの代謝が阻害され、MMAEの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 眼障害
結膜炎(30.8%)、角膜炎(18.8%)、潰瘍性角膜炎(0.8%)、瞼球癒着(0.8%)等があらわれることがある。[1.2 参照],[7.2 参照],[8.1 参照],[9.1.1 参照]
-
11.1.2 末梢神経障害
ギラン・バレー症候群(頻度不明)、末梢性感覚ニューロパチー(26.8%)、末梢性感覚運動ニューロパチー(2.4%)等があらわれることがある。
-
11.1.3 重度の皮膚障害
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(0.8%)等があらわれることがある。[8.2 参照]
-
11.1.4 出血
消化管出血(1.2%)等があらわれることがある。[9.1.2 参照]
-
11.1.5 好中球減少症
発熱性好中球減少症(0.8%)、好中球減少症(7.2%)があらわれることがある。[8.3 参照]
- 11.1.6 腸炎(1.2%)、腸閉塞(0.4%)
- 11.1.7 間質性肺疾患(頻度不明)
11.2 その他の副作用
20%以上 |
10%以上20%未満 |
10%未満 |
|
|---|---|---|---|
胃腸障害 |
悪心 |
下痢、便秘、嘔吐 |
腹痛(上腹部痛、下腹部痛、腹痛を含む)、腹部不快感 |
一般・全身障害及び投与部位の状態 |
疲労、発熱、無力症 |
||
代謝及び栄養障害 |
食欲減退 |
||
呼吸器、胸郭及び縦隔障害 |
鼻出血 |
||
皮膚及び皮下組織障害 |
脱毛症 |
そう痒症、ざ瘡様皮膚炎、皮膚炎 |
|
感染症及び寄生虫症 |
膿疱性皮疹、尿路感染 |
||
肝胆道系障害 |
高トランスアミナーゼ血症 |
||
臨床検査 |
ALT上昇、AST上昇 |
14. 適用上の注意
14.1 薬剤調製時の注意
-
14.1.1 溶解
- (1) 日局注射用水4.0mLで溶解し、10mg/mLとする。
- (2) 内容物が完全に溶解するまで、各バイアルをゆっくりと回転させる。溶解したバイアル内の液体が落ち着くまで、静置する。バイアルを振とうしないこと。直射日光を避けること。
- (3) 粒子状物質及び変色がないか目視で確認すること。溶解液は澄明~わずかに乳白光を呈し、無色~帯褐黄色で、粒子を認めない。粒子や変色が認められたバイアルは使用しないこと。
- (4) 本剤は保存剤を含まない。直ちに希釈しない場合、凍結を避け、2~8℃では24時間、9~25℃では8時間以内に使用すること。本剤のバイアルは1回使い切りである。未使用残液は適切に廃棄すること。
-
14.1.2 希釈
- (1) 必要量の溶解液をバイアルから抜き取り、最終濃度が0.7~2.4mg/mLとなるように5%ブドウ糖注射液、生理食塩液又はL-乳酸ナトリウムリンゲル液の輸液バッグに加える。希釈液を静かに転倒混和すること。輸液バッグは振とうしないこと。直射日光を避けること。
- (2) 輸液バッグに粒子や変色がないか目視で確認すること。溶解液は澄明~わずかに乳白光を呈し、無色~帯褐黄色で、粒子を認めない。粒子や変色が認められた場合は、輸液バッグを使用しないこと。
-
(3) 調製後、希釈した液は速やかに使用すること。なお、やむを得ず希釈した液を保存する場合は、凍結を避け、下表に示す条件に従って保存すること。保存後は、4時間以内に投与を完了すること。未使用残液は適切に廃棄すること。
希釈後点滴溶液の冷蔵保存条件 点滴溶液の調製に使用する希釈液
希釈後点滴溶液の保存条件(投与時間を含む)
生理食塩液
18時間以内、2~8℃
5%ブドウ糖注射液
24時間以内、2~8℃
L-乳酸ナトリウムリンゲル液
12時間以内、2~8℃
1. 警告
- 1.1 本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の使用が適切と判断される症例についてのみ投与すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。
- 1.2 視力低下を伴う眼障害があらわれ、失明に至る可能性があることから、眼科医との連携の下で使用し、本剤の投与開始前に眼科医による診察を実施すること。また、投与中は定期的に眼の異常の有無の確認(問診、視診、眼球運動の評価等)を行い、患者の状態を十分に観察すること。異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うとともに、眼科医による評価を行うこと。[7.2 参照],[8.1 参照],[9.1.1 参照],[11.1.1 参照]
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
3. 組成・性状
4. 効能又は効果
がん化学療法後に増悪した進行又は再発の子宮頸癌
6. 用法及び用量
通常、成人にはチソツマブ ベドチン(遺伝子組換え)として1回2mg/kg(体重)を30分以上かけて、3週間間隔で点滴静注する。ただし、1回量として200mgを超えないこと。なお、患者の状態により適宜減量する。
7. 用法及び用量に関連する注意
- 7.1 他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
- 7.2 本剤投与に伴う眼障害軽減のため、副腎皮質ステロイド点眼剤を本剤の投与の24時間前から4日間、血管収縮点眼剤を本剤投与前に1回、ドライアイ治療用点眼剤を本剤投与開始日から投与終了後30日目まで投与すること。使用する血管収縮点眼剤はブリモニジン酒石酸塩点眼液0.1%とし、本剤投与直前に1~3滴点眼すること。[1.2 参照],[8.1 参照],[11.1.1 参照]
-
7.3 本剤投与により副作用があらわれた場合には、以下の基準を考慮して、休薬・減量・中止すること。
減量段階
投与量
通常投与量
2mg/kg(最大200mg)
1段階減量
1.3mg/kg(最大130mg)
2段階減量
0.9mg/kg(最大90mg)
3段階減量
投与中止
副作用
程度注)
処置
角膜炎
Grade 1
臨床的に安定するまで休薬し、その後、同一用量で再開できる。
Grade 2
Grade 1以下に回復するまで休薬し、その後、1段階減量して再開できる。
Grade 3又は4
投与を中止する。
結膜潰瘍
Grade 1又は2
臨床的に安定するまで休薬し、その後、1段階減量して再開できる。
Grade 3又は4
投与を中止する。
結膜瘢痕、角膜瘢痕又は瞼球癒着
全Grade
投与を中止する。
結膜炎及びその他の眼障害
Grade 1
臨床的に安定するまで休薬し、その後、同一用量で再開できる。
Grade 2
Grade 3又は4
投与を中止する。
末梢神経障害
Grade 2又は3
Grade 1以下に回復するまで休薬し、その後、1段階減量して再開できる。
Grade 4
投与を中止する。
重度の皮膚障害
疑い
休薬する。
確定
投与を中止する。
中枢神経系又は気道の出血
全Grade
投与を中止する。
その他の出血
Grade 3
Grade 4
投与を中止する。
好中球減少症
Grade 3
Grade 2以下に回復するまで休薬し、その後、同一用量で再開できる。
Grade 4
注)GradeはNCI-CTCAE ver.5.0に準じる。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 眼障害があらわれることがあるので、本剤の投与にあたっては、以下の事項に注意すること。[1.2 参照],[7.2 参照],[9.1.1 参照],[11.1.1 参照]
- 8.2 重度の皮膚障害があらわれることがあるので、必要に応じて医療機関を受診するよう患者に指導すること。[11.1.3 参照]
- 8.3 発熱性好中球減少症、好中球減少症等があらわれることがあるので、本剤投与開始前及び投与中は定期的に血液検査を行うなど、患者の状態を十分に観察すること。[11.1.5 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 活動性の眼表面疾患、瘢痕性結膜炎の既往歴若しくは素因、又は眼の徴候・症状を伴うStevens-Johnson症候群の既往歴若しくは素因のある患者
眼障害の発現又は増悪リスクが高まるおそれがある。臨床試験では、当該患者は除外された。[1.2 参照],[8.1 参照],[11.1.1 参照]
-
9.1.2 出血素因や凝固系異常のある患者
出血があらわれるおそれがある。臨床試験では、出血リスクの増加につながる凝固異常を有する患者は除外された。[11.1.4 参照]
9.3 肝機能障害患者
本剤を構成するモノメチルアウリスタチンE(MMAE)は主に肝代謝により消失することから、肝機能障害のある患者ではMMAEの血中濃度が上昇する可能性がある。なお、肝機能障害患者を対象とした臨床試験は実施していない。
9.5 妊婦
9.6 授乳婦
授乳しないことが望ましい。ヒトでの乳汁中移行に関するデータはないが、ヒトIgGは母乳中に移行することが報告されている。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
10. 相互作用
- MMAEは主にCYP3A4で代謝される。[16.4 参照]
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
副作用の発現頻度及び重症度が増加するおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 |
強いCYP3A阻害剤との併用により、MMAEの代謝が阻害され、MMAEの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 眼障害
結膜炎(30.8%)、角膜炎(18.8%)、潰瘍性角膜炎(0.8%)、瞼球癒着(0.8%)等があらわれることがある。[1.2 参照],[7.2 参照],[8.1 参照],[9.1.1 参照]
-
11.1.2 末梢神経障害
ギラン・バレー症候群(頻度不明)、末梢性感覚ニューロパチー(26.8%)、末梢性感覚運動ニューロパチー(2.4%)等があらわれることがある。
-
11.1.3 重度の皮膚障害
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(0.8%)等があらわれることがある。[8.2 参照]
-
11.1.4 出血
消化管出血(1.2%)等があらわれることがある。[9.1.2 参照]
-
11.1.5 好中球減少症
発熱性好中球減少症(0.8%)、好中球減少症(7.2%)があらわれることがある。[8.3 参照]
- 11.1.6 腸炎(1.2%)、腸閉塞(0.4%)
- 11.1.7 間質性肺疾患(頻度不明)
11.2 その他の副作用
20%以上 |
10%以上20%未満 |
10%未満 |
|
|---|---|---|---|
胃腸障害 |
悪心 |
下痢、便秘、嘔吐 |
腹痛(上腹部痛、下腹部痛、腹痛を含む)、腹部不快感 |
一般・全身障害及び投与部位の状態 |
疲労、発熱、無力症 |
||
代謝及び栄養障害 |
食欲減退 |
||
呼吸器、胸郭及び縦隔障害 |
鼻出血 |
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皮膚及び皮下組織障害 |
脱毛症 |
そう痒症、ざ瘡様皮膚炎、皮膚炎 |
|
感染症及び寄生虫症 |
膿疱性皮疹、尿路感染 |
||
肝胆道系障害 |
高トランスアミナーゼ血症 |
||
臨床検査 |
ALT上昇、AST上昇 |
14. 適用上の注意
14.1 薬剤調製時の注意
-
14.1.1 溶解
- (1) 日局注射用水4.0mLで溶解し、10mg/mLとする。
- (2) 内容物が完全に溶解するまで、各バイアルをゆっくりと回転させる。溶解したバイアル内の液体が落ち着くまで、静置する。バイアルを振とうしないこと。直射日光を避けること。
- (3) 粒子状物質及び変色がないか目視で確認すること。溶解液は澄明~わずかに乳白光を呈し、無色~帯褐黄色で、粒子を認めない。粒子や変色が認められたバイアルは使用しないこと。
- (4) 本剤は保存剤を含まない。直ちに希釈しない場合、凍結を避け、2~8℃では24時間、9~25℃では8時間以内に使用すること。本剤のバイアルは1回使い切りである。未使用残液は適切に廃棄すること。
-
14.1.2 希釈
- (1) 必要量の溶解液をバイアルから抜き取り、最終濃度が0.7~2.4mg/mLとなるように5%ブドウ糖注射液、生理食塩液又はL-乳酸ナトリウムリンゲル液の輸液バッグに加える。希釈液を静かに転倒混和すること。輸液バッグは振とうしないこと。直射日光を避けること。
- (2) 輸液バッグに粒子や変色がないか目視で確認すること。溶解液は澄明~わずかに乳白光を呈し、無色~帯褐黄色で、粒子を認めない。粒子や変色が認められた場合は、輸液バッグを使用しないこと。
-
(3) 調製後、希釈した液は速やかに使用すること。なお、やむを得ず希釈した液を保存する場合は、凍結を避け、下表に示す条件に従って保存すること。保存後は、4時間以内に投与を完了すること。未使用残液は適切に廃棄すること。
希釈後点滴溶液の冷蔵保存条件 点滴溶液の調製に使用する希釈液
希釈後点滴溶液の保存条件(投与時間を含む)
生理食塩液
18時間以内、2~8℃
5%ブドウ糖注射液
24時間以内、2~8℃
L-乳酸ナトリウムリンゲル液
12時間以内、2~8℃