薬効分類名抗悪性腫瘍剤
MEK阻害剤
一般的名称トラメチニブ ジメチルスルホキシド付加物
メキニスト錠0.5mg、メキニスト錠2mg、メキニスト小児用ドライシロップ4.7mg
めきにすとじょう0.5mg、めきにすとじょう2mg、めきにすとしょうにようどらいしろっぷ4.7mg
Mekinist Tablets, Mekinist Tablets, Mekinist Dry syrup for Pediatric
製造販売(輸入)/ノバルティスファーマ株式会社
重大な副作用
その他の副作用
5. 効能又は効果に関連する注意
-
〈悪性黒色腫〉
-
5.1 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、BRAF遺伝子変異が確認された患者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、以下のウェブサイトから入手可能である:
https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/review-information/cd/0001.html
-
5.1 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、BRAF遺伝子変異が確認された患者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、以下のウェブサイトから入手可能である:
- 5.2 「17. 臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で適応患者の選択を行うこと。[17.1.1 参照],[17.1.2 参照],[17.1.3 参照],[17.1.4 参照]
-
〈非小細胞肺癌〉
-
5.3 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、BRAF遺伝子変異が確認された患者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、以下のウェブサイトから入手可能である:
https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/review-information/cd/0001.html - 5.4 「17. 臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で適応患者の選択を行うこと。[17.1.5 参照]
- 5.5 本剤の術後補助療法における有効性及び安全性は確立していない。
-
5.3 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、BRAF遺伝子変異が確認された患者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、以下のウェブサイトから入手可能である:
-
〈固形腫瘍〉
-
5.6 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、BRAF遺伝子変異が確認された患者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、以下のウェブサイトから入手可能である:
https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/review-information/cd/0001.html - 5.7 組織球症患者は本剤の投与対象となり得る。
- 5.8 臨床試験に組み入れられた患者のがん種等について、「17. 臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、本剤以外の治療の実施についても慎重に検討し、適応患者の選択を行うこと。[17.1.6 参照],[17.1.7 参照],[17.1.8 参照]
- 5.9 1歳未満の患者における有効性及び安全性は確立していない。[9.7 参照],[17.1.8 参照]
- 5.10 本剤の手術の補助療法における有効性及び安全性は確立していない。
-
5.6 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、BRAF遺伝子変異が確認された患者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、以下のウェブサイトから入手可能である:
-
〈有毛細胞白血病〉
-
5.11 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、BRAF遺伝子変異が確認された患者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、以下のウェブサイトから入手可能である:
https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/review-information/cd/0001.html - 5.12 臨床試験に組み入れられた患者の前治療歴等について、「17. 臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。[17.1.6 参照]
-
5.11 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、BRAF遺伝子変異が確認された患者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、以下のウェブサイトから入手可能である:
-
〈低悪性度神経膠腫〉
-
5.13 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、BRAF遺伝子変異が確認された患者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、以下のウェブサイトから入手可能である:
https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/review-information/cd/0001.html - 5.14 臨床試験に組み入れられた患者の年齢、病理組織型等について、「17. 臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で適応患者の選択を行うこと。[17.1.9 参照]
- 5.15 1歳未満の患者における有効性及び安全性は確立していない。[9.7 参照],[17.1.9 参照]
- 5.16 切除後に疾患進行した又は切除が困難な患者を対象とすること。[17.1.9 参照]
-
5.13 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、BRAF遺伝子変異が確認された患者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、以下のウェブサイトから入手可能である:
- **〈低異型度漿液性卵巣癌〉
6. 用法及び用量
-
錠
-
〈悪性黒色腫〉
ダブラフェニブとの併用において、通常、成人にはトラメチニブとして2mgを1日1回、空腹時に経口投与する。ただし、術後補助療法の場合には、投与期間は12ヵ月間までとする。なお、患者の状態により適宜減量する。
-
〈非小細胞肺癌、有毛細胞白血病〉
ダブラフェニブとの併用において、通常、成人にはトラメチニブとして2mgを1日1回、空腹時に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
-
〈固形腫瘍、低悪性度神経膠腫〉
ダブラフェニブとの併用において、通常、トラメチニブとして以下の用量を1日1回、空腹時に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
-
**〈低異型度漿液性卵巣癌〉
通常、成人にはトラメチニブとして2mgを1日1回、空腹時に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
-
〈悪性黒色腫〉
-
小児用ドライシロップ
-
〈固形腫瘍、低悪性度神経膠腫〉
ダブラフェニブとの併用において、通常、小児にはトラメチニブとして体重に合わせて次の用量を1日1回、空腹時に経口投与する。
体重
8kg以上
9kg未満9kg以上
11kg未満11kg以上
12kg未満12kg以上
14kg未満14kg以上
18kg未満18kg以上
22kg未満22kg以上
26kg未満投与量
0.3mg
0.35mg
0.4mg
0.45mg
0.55mg
0.7mg
0.85mg
体重
26kg以上
30kg未満30kg以上
34kg未満34kg以上
38kg未満38kg以上
42kg未満42kg以上
46kg未満46kg以上
51kg未満51kg以上
投与量
0.9mg
1mg
1.15mg
1.25mg
1.4mg
1.6mg
2mg
-
〈固形腫瘍、低悪性度神経膠腫〉
7. 用法及び用量に関連する注意
-
〈効能共通〉
- 7.1 食後に本剤を投与した場合、Cmax及びAUCが低下するとの報告がある。食事の影響を避けるため、食事の1時間前から食後2時間までの間の服用は避けること。[16.2.1 参照]
-
7.2 **本剤投与により副作用(発熱を除く)が発現した場合には、下記の基準を参考に、本剤を休薬、減量又は中止すること。ただし、ダブラフェニブとの併用において、有棘細胞癌(皮膚の扁平上皮癌)又は新たな原発性悪性黒色腫が発現した場合には、外科的切除等の適切な処置を行った上で、休薬、減量することなく治療を継続することができる。[7.3 参照]
休薬、減量及び中止基準 NCI-CTCAE注1)によるGrade判定
処置
忍容不能なGrade 2
又はGrade 3休薬
Grade 1以下まで軽快後、1段階減量して投与を再開Grade 4
原則投与中止
治療継続が患者にとって望ましいと判断された場合には、Grade 1以下まで軽快後、1段階減量して投与を再開注1)NCI-CTCAE v4.0によりGradeを判定
錠の場合
用量調節の目安(成人) 用量調節段階注2)
投与量(1日1回)
通常投与量
2mg
1段階減量
1.5mg
2段階減量
1mg
3段階減量
投与中止
注2)適切な処置により副作用が管理できた場合には、減量時と逆の段階を経て増量可
用量調節の目安(小児) 用量調節段階注2)
投与量(1日1回)
通常投与量
1mg
1.5mg
2mg
1段階減量
0.5mg
1mg
1.5mg
2段階減量
投与中止
0.5mg
1mg
3段階減量
―
投与中止
投与中止
小児用ドライシロップの場合
用量調節の目安(小児) 用量調節段階注2)
投与量(1日1回)
体重
8kg以上
9kg未満9kg以上
11kg未満11kg以上
12kg未満12kg以上
14kg未満14kg以上
18kg未満18kg以上
22kg未満22kg以上
26kg未満通常投与量
0.3mg
0.35mg
0.4mg
0.45mg
0.55mg
0.7mg
0.85mg
1段階減量
0.25mg
0.25mg
0.3mg
0.35mg
0.4mg
0.55mg
0.65mg
2段階減量
0.15mg
0.2mg
0.2mg
0.25mg
0.3mg
0.35mg
0.45mg
3段階減量
投与中止
投与中止
投与中止
投与中止
投与中止
投与中止
投与中止
用量調節段階注2)
投与量(1日1回)
体重
26kg以上
30kg未満30kg以上
34kg未満34kg以上
38kg未満38kg以上
42kg未満42kg以上
46kg未満46kg以上
51kg未満51kg以上
通常投与量
0.9mg
1mg
1.15mg
1.25mg
1.4mg
1.6mg
2mg
1段階減量
0.7mg
0.75mg
0.85mg
0.95mg
1.05mg
1.2mg
1.5mg
2段階減量
0.45mg
0.5mg
0.6mg
0.65mg
0.7mg
0.8mg
1mg
3段階減量
投与中止
投与中止
投与中止
投与中止
投与中止
投与中止
投与中止
- 7.3 38.0℃以上の発熱が認められた場合には、本剤を休薬すること。発熱の回復後、24時間以上発熱がない場合には、休薬前と同一の用量で投与を再開すること。38.0℃未満の発熱又は悪寒、戦慄、寝汗、インフルエンザ様症状等の発熱の初期症状の再発が認められた時点で本剤の休薬を検討すること。必要に応じて、7.2項の用量調節の目安を参考に、本剤を減量すること。本剤を休薬しても4週間以内に発熱がGrade1以下又はベースラインに軽快しない場合は、本剤の投与を中止すること。[7.2 参照],[8.4 参照]
- 7.4 0.5mg錠と2mg錠の生物学的同等性は示されていないため、2mgを投与する際には0.5mg錠を使用しないこと。
- 〈固形腫瘍、低悪性度神経膠腫〉
- **〈低異型度漿液性卵巣癌〉
8. 重要な基本的注意
-
〈効能共通〉
- 8.1 心障害があらわれることがあるので、本剤投与開始前には、患者の心機能を確認すること。本剤投与中は適宜心機能検査(心エコー等)を行い、患者の状態(左室駆出率(LVEF)の変動を含む)を十分に観察すること。[9.1.1 参照],[11.1.1 参照]
- 8.2 網膜静脈閉塞、網膜色素上皮剥離、網膜剥離等の重篤な眼障害が報告されているので、定期的に眼の異常の有無を確認すること。また、眼の異常が認められた場合には、速やかに医療機関を受診するよう患者を指導すること。
- 8.3 肝機能障害があらわれることがあるので、本剤投与中は定期的に肝機能検査を行うこと。[9.3.1 参照],[11.1.2 参照]
- 8.4 発熱が高頻度に認められ、重度の脱水、低血圧を伴う例も報告されているので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には減量、休薬や解熱剤の投与など適切な処置を行い、感染症等の有無を評価すること。解熱剤で効果が不十分な場合には、経口ステロイド剤の投与を検討すること。[7.3 参照]
- 8.5 横紋筋融解症があらわれることがあるので、筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等に十分注意すること。[11.1.4 参照]
- 8.6 *好中球減少症、白血球減少症があらわれることがあるので、本剤投与中は定期的に血液検査を実施するなど観察を十分に行うこと。[11.1.7 参照]
- **〈低異型度漿液性卵巣癌〉
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 心疾患又はその既往歴のある患者
症状が悪化するおそれがある。[8.1 参照],[11.1.1 参照]
9.3 肝機能障害患者
-
9.3.1 中等度以上の肝機能障害患者
本剤の曝露量が増加する可能性がある。[8.3 参照],[11.1.2 参照],[16.6.1 参照]
9.4 生殖能を有する者
*妊娠する可能性のある女性には、本剤投与中及び最終投与後16週間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること。[9.5 参照]
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい。本剤を妊娠中に投与する場合、及び投与中に妊娠した場合には、胎児に対する危険性を患者に説明すること。動物実験では、ラットにおいて母動物の体重増加量の低値、着床後死亡率の高値傾向又は胎児体重の低値が0.094/0.031mg/kg/日(初回/2回目以降の投与量;臨床曝露量(AUC)の約0.3倍)以上の群でみられ、ウサギにおいて母動物の体重増加量の低値、流産、胎児体重の低値及び骨格異常の発現頻度の増加が0.077/0.0385mg/kg/日(臨床曝露量(AUC)の約0.1倍)以上の群で認められている。[9.4 参照]
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。ヒトの乳汁中への移行は不明である。
9.7 小児等
9.8 高齢者
患者の状態を観察しながら注意して投与すること。一般に生理機能が低下している。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 心障害注1)、注2)、注3)
心不全(0.1%、0.5%)、左室機能不全(0.2%、1.4%)、駆出率減少(5.8%、4.7%)等の重篤な心障害があらわれることがある。[8.1 参照],[9.1.1 参照]
-
11.1.2 肝機能障害注1)、注2)、注3)
ALT(11.2%、4.3%)、AST(11.2%、5.2%)等の上昇を伴う肝機能障害があらわれることがある。[8.3 参照],[9.3.1 参照]
- 11.1.3 間質性肺疾患(0.1%、0.5%)注1)、注2)、注3)
- 11.1.4 横紋筋融解症(0.4%、頻度不明)注1)、注2)、注3)
- 11.1.5 静脈血栓塞栓症(0.3%、頻度不明)注1)、注2)、注3)
-
11.1.6 脳血管障害注1)、注2)、注3)
脳出血(0.1%、頻度不明)、脳卒中(いずれも頻度不明)等の脳血管障害があらわれることがある。
- 11.1.7 *好中球減少症(8.0%、1.4%)、白血球減少症(3.3%、頻度不明)注1)、注2)、注3)
注1)重大な副作用の発現頻度は、ダブラフェニブとの併用時、本剤単独投与時の順に記載した。
11.2 その他の副作用
ダブラフェニブとの併用時注2)
10%以上 |
1%~10%未満 |
1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|---|
感染症 |
- |
毛包炎、膿疱性皮疹、爪囲炎 |
蜂巣炎、尿路感染、上咽頭炎 |
- |
*血液 |
- |
貧血、血小板減少症 |
- |
- |
代謝 |
- |
食欲減退、脱水、低ナトリウム血症、低リン血症、高血糖 |
- |
- |
*神経系 |
頭痛 |
浮動性めまい、末梢性ニューロパチー |
- |
- |
眼 |
- |
霧視、ぶどう膜炎、視力障害 |
網膜色素上皮剥離、眼窩周囲浮腫、網脈絡膜症、網膜剥離、視力低下 |
網膜静脈閉塞 |
*心・血管 |
- |
高血圧、低血圧、出血(鼻出血、歯肉出血等) |
リンパ浮腫、徐脈、QT/QTc 間隔延長、房室ブロック |
心拍数減少 |
呼吸器 |
- |
咳嗽、呼吸困難 |
- |
- |
消化器 |
悪心、下痢、嘔吐 |
便秘、腹痛、口内乾燥、口内炎 |
膵炎 |
- |
肝胆道系 |
- |
ALP増加、γ-GTP増加 |
- |
- |
皮膚 |
発疹、皮膚乾燥 |
そう痒症、ざ瘡様皮膚炎、紅斑、日光角化症、寝汗、過角化、脱毛症、手掌・足底発赤知覚不全症候群、皮膚病変、多汗症、脂肪織炎、皮膚亀裂、光線過敏症 |
- |
急性熱性好中球性皮膚症(Sweet症候群) |
筋骨格系 |
関節痛、筋肉痛 |
四肢痛、筋痙縮、血中CK増加 |
- |
- |
腎 |
- |
- |
腎炎、腎不全、尿細管間質性腎炎、急性腎障害 |
- |
全身 |
発熱(49.6%)、疲労、悪寒 |
無力症、末梢性浮腫、インフルエンザ様疾患、粘膜の炎症、体重増加 |
顔面浮腫 |
- |
その他 |
- |
脂漏性角化症 |
乳頭腫、皮膚有棘細胞癌、アクロコルドン、新規の原発性悪性黒色腫、ケラトアカントーマ、ボーエン病、過敏症 |
- |
本剤単独投与時注3)
10%以上 |
1%~10%未満 |
1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|---|
感染症 |
- |
毛包炎、爪囲炎、膿疱性皮疹 |
- |
蜂巣炎 |
血液 |
- |
貧血 |
- |
- |
代謝 |
- |
- |
脱水 |
- |
*神経系 |
- |
末梢性ニューロパチー |
- |
- |
眼 |
- |
眼窩周囲浮腫、霧視 |
視力障害、視神経乳頭浮腫、網脈絡膜症、網膜剥離、視力低下 |
網膜静脈閉塞、網膜色素上皮剥離 |
*心・血管 |
- |
高血圧、リンパ浮腫、出血(鼻出血、歯肉出血等) |
徐脈 |
心拍数減少、QT/QTc間隔延長、房室ブロック |
呼吸器 |
- |
咳嗽、呼吸困難 |
- |
- |
消化器 |
下痢(33%)、悪心 |
嘔吐、便秘、腹痛、口内乾燥、口内炎 |
- |
膵炎 |
肝胆道系 |
- |
ALP増加 |
- |
- |
皮膚 |
発疹(56%)、ざ瘡様皮膚炎、皮膚乾燥、脱毛症 |
そう痒症、紅斑、手掌・足底発赤知覚不全症候群、皮膚亀裂、ひび・あかぎれ |
- |
- |
筋骨格系 |
- |
血中CK増加 |
- |
- |
全身 |
疲労、末梢性浮腫 |
発熱、顔面浮腫、粘膜の炎症、無力症 |
- |
- |
その他 |
- |
- |
過敏症 |
- |
注3)本剤単独投与時の副作用頻度は、海外臨床試験(MEK114267試験)に基づき記載した。
15. その他の注意
15.2 非臨床試験に基づく情報
- 15.2.1 ラットの0.016mg/kg/日(臨床曝露量(AUC)の約0.2倍)以上の群で卵胞嚢胞の増加及び黄体数の減少がみられたことから、受胎能に悪影響を及ぼす可能性が示唆された。
- 15.2.2 マウスの0.25mg/kg/日(臨床曝露量(AUC)の約3倍)以上の群で心臓の病理組織学的変化を伴わない左室機能の低下並びに心拍数及び心重量の低値、ラットの1mg/kg/日(臨床曝露量(AUC)の約0.5~0.8倍)群で血清リンの高値を伴う心筋の鉱質沈着及び壊死がみられた。
- 15.2.3 In vitro 3T3 NRU光毒性試験において、本剤は光毒性を有する可能性が示唆された。
- 15.2.4 幼若ラットの0.0125mg/kg/日/0.08mg/kg/日(生後7~21日の投与量/生後22~45日の投与量)(成人の臨床曝露量(AUC)の約0.3倍)以上の群で成長・発達(体重減少、骨長の短縮、腟開口の遅延)、骨(大腿骨一次海綿骨壊死等)等への影響がみられた。
5. 効能又は効果に関連する注意
-
〈悪性黒色腫〉
-
5.1 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、BRAF遺伝子変異が確認された患者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、以下のウェブサイトから入手可能である:
https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/review-information/cd/0001.html
-
5.1 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、BRAF遺伝子変異が確認された患者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、以下のウェブサイトから入手可能である:
- 5.2 「17. 臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で適応患者の選択を行うこと。[17.1.1 参照],[17.1.2 参照],[17.1.3 参照],[17.1.4 参照]
-
〈非小細胞肺癌〉
-
5.3 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、BRAF遺伝子変異が確認された患者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、以下のウェブサイトから入手可能である:
https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/review-information/cd/0001.html - 5.4 「17. 臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で適応患者の選択を行うこと。[17.1.5 参照]
- 5.5 本剤の術後補助療法における有効性及び安全性は確立していない。
-
5.3 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、BRAF遺伝子変異が確認された患者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、以下のウェブサイトから入手可能である:
-
〈固形腫瘍〉
-
5.6 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、BRAF遺伝子変異が確認された患者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、以下のウェブサイトから入手可能である:
https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/review-information/cd/0001.html - 5.7 組織球症患者は本剤の投与対象となり得る。
- 5.8 臨床試験に組み入れられた患者のがん種等について、「17. 臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、本剤以外の治療の実施についても慎重に検討し、適応患者の選択を行うこと。[17.1.6 参照],[17.1.7 参照],[17.1.8 参照]
- 5.9 1歳未満の患者における有効性及び安全性は確立していない。[9.7 参照],[17.1.8 参照]
- 5.10 本剤の手術の補助療法における有効性及び安全性は確立していない。
-
5.6 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、BRAF遺伝子変異が確認された患者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、以下のウェブサイトから入手可能である:
-
〈有毛細胞白血病〉
-
5.11 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、BRAF遺伝子変異が確認された患者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、以下のウェブサイトから入手可能である:
https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/review-information/cd/0001.html - 5.12 臨床試験に組み入れられた患者の前治療歴等について、「17. 臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。[17.1.6 参照]
-
5.11 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、BRAF遺伝子変異が確認された患者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、以下のウェブサイトから入手可能である:
-
〈低悪性度神経膠腫〉
-
5.13 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、BRAF遺伝子変異が確認された患者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、以下のウェブサイトから入手可能である:
https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/review-information/cd/0001.html - 5.14 臨床試験に組み入れられた患者の年齢、病理組織型等について、「17. 臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で適応患者の選択を行うこと。[17.1.9 参照]
- 5.15 1歳未満の患者における有効性及び安全性は確立していない。[9.7 参照],[17.1.9 参照]
- 5.16 切除後に疾患進行した又は切除が困難な患者を対象とすること。[17.1.9 参照]
-
5.13 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、BRAF遺伝子変異が確認された患者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、以下のウェブサイトから入手可能である:
- **〈低異型度漿液性卵巣癌〉
6. 用法及び用量
-
錠
-
〈悪性黒色腫〉
ダブラフェニブとの併用において、通常、成人にはトラメチニブとして2mgを1日1回、空腹時に経口投与する。ただし、術後補助療法の場合には、投与期間は12ヵ月間までとする。なお、患者の状態により適宜減量する。
-
〈非小細胞肺癌、有毛細胞白血病〉
ダブラフェニブとの併用において、通常、成人にはトラメチニブとして2mgを1日1回、空腹時に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
-
〈固形腫瘍、低悪性度神経膠腫〉
ダブラフェニブとの併用において、通常、トラメチニブとして以下の用量を1日1回、空腹時に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
-
**〈低異型度漿液性卵巣癌〉
通常、成人にはトラメチニブとして2mgを1日1回、空腹時に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
-
〈悪性黒色腫〉
-
小児用ドライシロップ
-
〈固形腫瘍、低悪性度神経膠腫〉
ダブラフェニブとの併用において、通常、小児にはトラメチニブとして体重に合わせて次の用量を1日1回、空腹時に経口投与する。
体重
8kg以上
9kg未満9kg以上
11kg未満11kg以上
12kg未満12kg以上
14kg未満14kg以上
18kg未満18kg以上
22kg未満22kg以上
26kg未満投与量
0.3mg
0.35mg
0.4mg
0.45mg
0.55mg
0.7mg
0.85mg
体重
26kg以上
30kg未満30kg以上
34kg未満34kg以上
38kg未満38kg以上
42kg未満42kg以上
46kg未満46kg以上
51kg未満51kg以上
投与量
0.9mg
1mg
1.15mg
1.25mg
1.4mg
1.6mg
2mg
-
〈固形腫瘍、低悪性度神経膠腫〉
7. 用法及び用量に関連する注意
-
〈効能共通〉
- 7.1 食後に本剤を投与した場合、Cmax及びAUCが低下するとの報告がある。食事の影響を避けるため、食事の1時間前から食後2時間までの間の服用は避けること。[16.2.1 参照]
-
7.2 **本剤投与により副作用(発熱を除く)が発現した場合には、下記の基準を参考に、本剤を休薬、減量又は中止すること。ただし、ダブラフェニブとの併用において、有棘細胞癌(皮膚の扁平上皮癌)又は新たな原発性悪性黒色腫が発現した場合には、外科的切除等の適切な処置を行った上で、休薬、減量することなく治療を継続することができる。[7.3 参照]
休薬、減量及び中止基準 NCI-CTCAE注1)によるGrade判定
処置
忍容不能なGrade 2
又はGrade 3休薬
Grade 1以下まで軽快後、1段階減量して投与を再開Grade 4
原則投与中止
治療継続が患者にとって望ましいと判断された場合には、Grade 1以下まで軽快後、1段階減量して投与を再開注1)NCI-CTCAE v4.0によりGradeを判定
錠の場合
用量調節の目安(成人) 用量調節段階注2)
投与量(1日1回)
通常投与量
2mg
1段階減量
1.5mg
2段階減量
1mg
3段階減量
投与中止
注2)適切な処置により副作用が管理できた場合には、減量時と逆の段階を経て増量可
用量調節の目安(小児) 用量調節段階注2)
投与量(1日1回)
通常投与量
1mg
1.5mg
2mg
1段階減量
0.5mg
1mg
1.5mg
2段階減量
投与中止
0.5mg
1mg
3段階減量
―
投与中止
投与中止
小児用ドライシロップの場合
用量調節の目安(小児) 用量調節段階注2)
投与量(1日1回)
体重
8kg以上
9kg未満9kg以上
11kg未満11kg以上
12kg未満12kg以上
14kg未満14kg以上
18kg未満18kg以上
22kg未満22kg以上
26kg未満通常投与量
0.3mg
0.35mg
0.4mg
0.45mg
0.55mg
0.7mg
0.85mg
1段階減量
0.25mg
0.25mg
0.3mg
0.35mg
0.4mg
0.55mg
0.65mg
2段階減量
0.15mg
0.2mg
0.2mg
0.25mg
0.3mg
0.35mg
0.45mg
3段階減量
投与中止
投与中止
投与中止
投与中止
投与中止
投与中止
投与中止
用量調節段階注2)
投与量(1日1回)
体重
26kg以上
30kg未満30kg以上
34kg未満34kg以上
38kg未満38kg以上
42kg未満42kg以上
46kg未満46kg以上
51kg未満51kg以上
通常投与量
0.9mg
1mg
1.15mg
1.25mg
1.4mg
1.6mg
2mg
1段階減量
0.7mg
0.75mg
0.85mg
0.95mg
1.05mg
1.2mg
1.5mg
2段階減量
0.45mg
0.5mg
0.6mg
0.65mg
0.7mg
0.8mg
1mg
3段階減量
投与中止
投与中止
投与中止
投与中止
投与中止
投与中止
投与中止
- 7.3 38.0℃以上の発熱が認められた場合には、本剤を休薬すること。発熱の回復後、24時間以上発熱がない場合には、休薬前と同一の用量で投与を再開すること。38.0℃未満の発熱又は悪寒、戦慄、寝汗、インフルエンザ様症状等の発熱の初期症状の再発が認められた時点で本剤の休薬を検討すること。必要に応じて、7.2項の用量調節の目安を参考に、本剤を減量すること。本剤を休薬しても4週間以内に発熱がGrade1以下又はベースラインに軽快しない場合は、本剤の投与を中止すること。[7.2 参照],[8.4 参照]
- 7.4 0.5mg錠と2mg錠の生物学的同等性は示されていないため、2mgを投与する際には0.5mg錠を使用しないこと。
- 〈固形腫瘍、低悪性度神経膠腫〉
- **〈低異型度漿液性卵巣癌〉
8. 重要な基本的注意
-
〈効能共通〉
- 8.1 心障害があらわれることがあるので、本剤投与開始前には、患者の心機能を確認すること。本剤投与中は適宜心機能検査(心エコー等)を行い、患者の状態(左室駆出率(LVEF)の変動を含む)を十分に観察すること。[9.1.1 参照],[11.1.1 参照]
- 8.2 網膜静脈閉塞、網膜色素上皮剥離、網膜剥離等の重篤な眼障害が報告されているので、定期的に眼の異常の有無を確認すること。また、眼の異常が認められた場合には、速やかに医療機関を受診するよう患者を指導すること。
- 8.3 肝機能障害があらわれることがあるので、本剤投与中は定期的に肝機能検査を行うこと。[9.3.1 参照],[11.1.2 参照]
- 8.4 発熱が高頻度に認められ、重度の脱水、低血圧を伴う例も報告されているので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には減量、休薬や解熱剤の投与など適切な処置を行い、感染症等の有無を評価すること。解熱剤で効果が不十分な場合には、経口ステロイド剤の投与を検討すること。[7.3 参照]
- 8.5 横紋筋融解症があらわれることがあるので、筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等に十分注意すること。[11.1.4 参照]
- 8.6 *好中球減少症、白血球減少症があらわれることがあるので、本剤投与中は定期的に血液検査を実施するなど観察を十分に行うこと。[11.1.7 参照]
- **〈低異型度漿液性卵巣癌〉
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 心疾患又はその既往歴のある患者
症状が悪化するおそれがある。[8.1 参照],[11.1.1 参照]
9.3 肝機能障害患者
-
9.3.1 中等度以上の肝機能障害患者
本剤の曝露量が増加する可能性がある。[8.3 参照],[11.1.2 参照],[16.6.1 参照]
9.4 生殖能を有する者
*妊娠する可能性のある女性には、本剤投与中及び最終投与後16週間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること。[9.5 参照]
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい。本剤を妊娠中に投与する場合、及び投与中に妊娠した場合には、胎児に対する危険性を患者に説明すること。動物実験では、ラットにおいて母動物の体重増加量の低値、着床後死亡率の高値傾向又は胎児体重の低値が0.094/0.031mg/kg/日(初回/2回目以降の投与量;臨床曝露量(AUC)の約0.3倍)以上の群でみられ、ウサギにおいて母動物の体重増加量の低値、流産、胎児体重の低値及び骨格異常の発現頻度の増加が0.077/0.0385mg/kg/日(臨床曝露量(AUC)の約0.1倍)以上の群で認められている。[9.4 参照]
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。ヒトの乳汁中への移行は不明である。
9.7 小児等
9.8 高齢者
患者の状態を観察しながら注意して投与すること。一般に生理機能が低下している。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 心障害注1)、注2)、注3)
心不全(0.1%、0.5%)、左室機能不全(0.2%、1.4%)、駆出率減少(5.8%、4.7%)等の重篤な心障害があらわれることがある。[8.1 参照],[9.1.1 参照]
-
11.1.2 肝機能障害注1)、注2)、注3)
ALT(11.2%、4.3%)、AST(11.2%、5.2%)等の上昇を伴う肝機能障害があらわれることがある。[8.3 参照],[9.3.1 参照]
- 11.1.3 間質性肺疾患(0.1%、0.5%)注1)、注2)、注3)
- 11.1.4 横紋筋融解症(0.4%、頻度不明)注1)、注2)、注3)
- 11.1.5 静脈血栓塞栓症(0.3%、頻度不明)注1)、注2)、注3)
-
11.1.6 脳血管障害注1)、注2)、注3)
脳出血(0.1%、頻度不明)、脳卒中(いずれも頻度不明)等の脳血管障害があらわれることがある。
- 11.1.7 *好中球減少症(8.0%、1.4%)、白血球減少症(3.3%、頻度不明)注1)、注2)、注3)
注1)重大な副作用の発現頻度は、ダブラフェニブとの併用時、本剤単独投与時の順に記載した。
11.2 その他の副作用
ダブラフェニブとの併用時注2)
10%以上 |
1%~10%未満 |
1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|---|
感染症 |
- |
毛包炎、膿疱性皮疹、爪囲炎 |
蜂巣炎、尿路感染、上咽頭炎 |
- |
*血液 |
- |
貧血、血小板減少症 |
- |
- |
代謝 |
- |
食欲減退、脱水、低ナトリウム血症、低リン血症、高血糖 |
- |
- |
*神経系 |
頭痛 |
浮動性めまい、末梢性ニューロパチー |
- |
- |
眼 |
- |
霧視、ぶどう膜炎、視力障害 |
網膜色素上皮剥離、眼窩周囲浮腫、網脈絡膜症、網膜剥離、視力低下 |
網膜静脈閉塞 |
*心・血管 |
- |
高血圧、低血圧、出血(鼻出血、歯肉出血等) |
リンパ浮腫、徐脈、QT/QTc 間隔延長、房室ブロック |
心拍数減少 |
呼吸器 |
- |
咳嗽、呼吸困難 |
- |
- |
消化器 |
悪心、下痢、嘔吐 |
便秘、腹痛、口内乾燥、口内炎 |
膵炎 |
- |
肝胆道系 |
- |
ALP増加、γ-GTP増加 |
- |
- |
皮膚 |
発疹、皮膚乾燥 |
そう痒症、ざ瘡様皮膚炎、紅斑、日光角化症、寝汗、過角化、脱毛症、手掌・足底発赤知覚不全症候群、皮膚病変、多汗症、脂肪織炎、皮膚亀裂、光線過敏症 |
- |
急性熱性好中球性皮膚症(Sweet症候群) |
筋骨格系 |
関節痛、筋肉痛 |
四肢痛、筋痙縮、血中CK増加 |
- |
- |
腎 |
- |
- |
腎炎、腎不全、尿細管間質性腎炎、急性腎障害 |
- |
全身 |
発熱(49.6%)、疲労、悪寒 |
無力症、末梢性浮腫、インフルエンザ様疾患、粘膜の炎症、体重増加 |
顔面浮腫 |
- |
その他 |
- |
脂漏性角化症 |
乳頭腫、皮膚有棘細胞癌、アクロコルドン、新規の原発性悪性黒色腫、ケラトアカントーマ、ボーエン病、過敏症 |
- |
本剤単独投与時注3)
10%以上 |
1%~10%未満 |
1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|---|
感染症 |
- |
毛包炎、爪囲炎、膿疱性皮疹 |
- |
蜂巣炎 |
血液 |
- |
貧血 |
- |
- |
代謝 |
- |
- |
脱水 |
- |
*神経系 |
- |
末梢性ニューロパチー |
- |
- |
眼 |
- |
眼窩周囲浮腫、霧視 |
視力障害、視神経乳頭浮腫、網脈絡膜症、網膜剥離、視力低下 |
網膜静脈閉塞、網膜色素上皮剥離 |
*心・血管 |
- |
高血圧、リンパ浮腫、出血(鼻出血、歯肉出血等) |
徐脈 |
心拍数減少、QT/QTc間隔延長、房室ブロック |
呼吸器 |
- |
咳嗽、呼吸困難 |
- |
- |
消化器 |
下痢(33%)、悪心 |
嘔吐、便秘、腹痛、口内乾燥、口内炎 |
- |
膵炎 |
肝胆道系 |
- |
ALP増加 |
- |
- |
皮膚 |
発疹(56%)、ざ瘡様皮膚炎、皮膚乾燥、脱毛症 |
そう痒症、紅斑、手掌・足底発赤知覚不全症候群、皮膚亀裂、ひび・あかぎれ |
- |
- |
筋骨格系 |
- |
血中CK増加 |
- |
- |
全身 |
疲労、末梢性浮腫 |
発熱、顔面浮腫、粘膜の炎症、無力症 |
- |
- |
その他 |
- |
- |
過敏症 |
- |
注3)本剤単独投与時の副作用頻度は、海外臨床試験(MEK114267試験)に基づき記載した。
15. その他の注意
15.2 非臨床試験に基づく情報
- 15.2.1 ラットの0.016mg/kg/日(臨床曝露量(AUC)の約0.2倍)以上の群で卵胞嚢胞の増加及び黄体数の減少がみられたことから、受胎能に悪影響を及ぼす可能性が示唆された。
- 15.2.2 マウスの0.25mg/kg/日(臨床曝露量(AUC)の約3倍)以上の群で心臓の病理組織学的変化を伴わない左室機能の低下並びに心拍数及び心重量の低値、ラットの1mg/kg/日(臨床曝露量(AUC)の約0.5~0.8倍)群で血清リンの高値を伴う心筋の鉱質沈着及び壊死がみられた。
- 15.2.3 In vitro 3T3 NRU光毒性試験において、本剤は光毒性を有する可能性が示唆された。
- 15.2.4 幼若ラットの0.0125mg/kg/日/0.08mg/kg/日(生後7~21日の投与量/生後22~45日の投与量)(成人の臨床曝露量(AUC)の約0.3倍)以上の群で成長・発達(体重減少、骨長の短縮、腟開口の遅延)、骨(大腿骨一次海綿骨壊死等)等への影響がみられた。
TT
LL