薬効分類名ヒト型抗FGF23モノクローナル抗体
一般的名称ブロスマブ(遺伝子組換え)
クリースビータ皮下注10mgシリンジ、クリースビータ皮下注20mgシリンジ、クリースビータ皮下注30mgシリンジ、クリースビータ皮下注10mg、クリースビータ皮下注20mg、クリースビータ皮下注30mg
CRYSViTA Subcutaneous Injection Syringe, CRYSViTA Subcutaneous Injection Syringe, CRYSViTA Subcutaneous Injection Syringe, CRYSViTA Subcutaneous Injection, CRYSViTA Subcutaneous Injection, CRYSViTA Subcutaneous Injection
製造販売元/協和キリン株式会社
重大な副作用
その他の副作用
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 重度の腎機能障害患者又は末期腎不全患者[9.2.1 参照]
- 2.2 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
4. 効能又は効果
FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症
5. 効能又は効果に関連する注意
含糖酸化鉄、ポリマルトース鉄及びカルボキシマルトース第二鉄等の鉄剤の投与に伴うFGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症に対しては、本剤は投与せず、FGF23過剰の原因となる各薬剤の投与の中止を検討すること。
6. 用法及び用量
-
〈FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症(腫瘍性骨軟化症を除く)〉
通常、成人には、ブロスマブ(遺伝子組換え)として4週に1回1mg/kgを皮下投与する。ただし、1回投与量は90mgを超えないこと。血清リン濃度、症状等に応じて適宜減量する。
通常、小児には、ブロスマブ(遺伝子組換え)として2週に1回0.8mg/kgを皮下投与する。血清リン濃度、症状等に応じて適宜増減するが、最高用量は1回2mg/kgとする。ただし、1回投与量は90mgを超えないこと。 -
〈腫瘍性骨軟化症〉
通常、成人には、ブロスマブ(遺伝子組換え)として4週に1回0.3mg/kgを皮下投与する。血清リン濃度、症状等に応じて適宜増減するが、最高用量は1回2mg/kgとする。
7. 用法及び用量に関連する注意
- 7.1 本剤の投与開始にあたっては、経口リン酸製剤又は活性型ビタミンD3製剤が投与されている場合は、これらの薬剤の投与を中止し、血清リン濃度が基準下限値を下回ったことを確認した後、本剤の投与を開始すること。[10.2 参照]
-
7.2 本剤の開始用量及び用量調節は、以下を参考にすること。なお、本剤の投与量は、体重から換算した値を10mgの単位に四捨五入した値とすることができる。
-
〈FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症(腫瘍性骨軟化症を除く)〉
通常、成人には、以下の表を参考に患者の体重に応じて投与を開始すること。以降は、血清リン濃度、症状等に応じて適宜減量すること。
FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症(腫瘍性骨軟化症を除く)の成人患者の開始用量 体重
開始用量
35~44kg
40mg
45~54kg
50mg
55~64kg
60mg
65~74kg
70mg
75~84kg
80mg
85kg以上
90mg
通常、小児には、以下の表を参考に患者の体重に応じて投与を開始すること。以降は、血清リン濃度、症状等に応じて適宜増減するが、血清リン濃度が基準下限値を下回るなど、増量が必要な場合は、1回2mg/kg又は90mgのいずれか少ない用量の範囲で段階的に増量することができる。ただし、増量は4週間以上の間隔をあけて行うこと。
FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症(腫瘍性骨軟化症を除く)の小児患者の開始用量 体重
開始用量
7~18kg
10mg
19~31kg
20mg
32~43kg
30mg
44~56kg
40mg
57~68kg
50mg
69~81kg
60mg
82~93kg
70mg
94~106kg
80mg
107kg以上
90mg
-
〈腫瘍性骨軟化症〉
通常、成人には、以下の表を参考に患者の体重に応じて投与を開始すること。以降は、血清リン濃度、症状等に応じて適宜増減するが、血清リン濃度が基準下限値を下回るなど、増量が必要な場合は、1回2mg/kgまでの範囲で段階的に増量することができる。[17.1.3 参照]
腫瘍性骨軟化症患者の開始用量 体重
開始用量
17~49kg
10mg
50~83kg
20mg
84~116kg
30mg
-
〈FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症(腫瘍性骨軟化症を除く)〉
- 7.3 本剤の投与を開始及び用量を調節したときは、血清リン濃度が安定するまで、投与毎(2週に1回又は4週に1回)に血清リン濃度を測定すること。
- 7.4 血清リン濃度が基準上限値を超えて上昇した場合は、血清リン濃度が基準下限値を下回るまで休薬すること。投与を再開する場合は、休薬前の投与量の半量を目安に減量し、投与を再開すること。
- 7.5 FGF23関連低リン血症性くる病の患者に本剤を投与する際に、骨年齢が男性で17歳、女性で15歳に達した場合は、患者の状態に応じて成人の用法及び用量を用いること。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 高リン血症があらわれることがあるので、本剤投与中は定期的に血清リン濃度を測定し、血清リン濃度の変動に注意すること。
- 8.2 本剤の投与により、高リン血症が持続した場合、腎臓等の臓器に石灰化が生じる可能性があるので、必要に応じて超音波検査やPTHの測定等を実施すること。[15.2 参照]
- 8.3 本剤投与中は、経口リン酸製剤、活性型ビタミンD3製剤との併用は可能な限り避けること。本剤と経口リン酸製剤、活性型ビタミンD3製剤を併用した際の安全性及び有効性を指標とした臨床試験は実施されていない。[10.2 参照]
- 8.4 本剤はたん白質製剤であり、アナフィラキシーなど重度のアレルギー反応が起こる可能性がある。異常が認められた場合には直ちに本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 8.5 **本剤の投与により、血清カルシウム又はPTHが上昇する可能性があるので、本剤投与前及び投与中は定期的に血清カルシウム及びPTHを測定すること。[9.1.1 参照],[11.1.1 参照]
- 8.6 本剤は、医療施設において、必ず医師によるか、医師の直接の監督のもとで投与を開始すること。自己投与にあたっては、以下の点に注意すること。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 **高カルシウム血症の患者又は高カルシウム血症のリスク因子(副甲状腺機能亢進症、不動状態、脱水、ビタミンD過剰症、腎機能障害等)を有する患者
本剤による治療開始前に中等度から重度の高カルシウム血症のある患者は、高カルシウム血症が適切に管理されるまで、本剤の投与は避けること。高カルシウム血症が発現又は悪化する可能性がある。特に、三次性副甲状腺機能亢進症の患者において本剤投与後に重度の高カルシウム血症が報告されている。[8.5 参照],[11.1.1 参照]
9.2 腎機能障害患者
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。サルを用いた生殖発生毒性試験において、臨床最大用量での曝露量の3.7倍に相当する用量で早産率の高値、臨床最大用量での曝露量の32倍に相当する用量で胎盤の重量増加及び鉱質沈着並びに流産及び胚・胎児死亡率の増加が認められている。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。本剤の乳汁中への移行は不明である。
9.7 小児等
1歳未満の小児を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 **高カルシウム血症(頻度不明)
高カルシウム血症に基づくと思われる臨床症状(いらいら感、倦怠感、食欲不振、便秘等)の発現に注意すること。中等度から重度の高カルシウム血症が認められた場合は、高カルシウム血症が適切に管理されるまで、本剤の投与を中止すること。[8.5 参照],[9.1.1 参照]
11.2 その他の副作用
10%以上 |
5~10%未満 |
5%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|---|
投与部位 |
注射部位反応(発疹・そう痒・疼痛等)(29.5%) |
|||
筋・骨格 |
筋骨格痛 |
下肢不快感 |
筋痙攣 |
|
皮膚 |
発疹、そう痒、じん麻疹 |
|||
消化器 |
悪心、下痢、腹痛、歯膿瘍、歯痛 |
|||
腎臓 |
腎結石、腎石灰化、腎超音波検査異常 |
|||
**内分泌・ 代謝 |
血中リン増加、ビタミンD異常、ビタミンD欠乏、PTH増加、血中カルシウム減少 |
高カルシウム尿症、副甲状腺機能亢進症 |
||
その他 |
倦怠感、頭痛、疼痛、めまい、Al-P増加 |
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 重度の腎機能障害患者又は末期腎不全患者[9.2.1 参照]
- 2.2 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
4. 効能又は効果
FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症
5. 効能又は効果に関連する注意
含糖酸化鉄、ポリマルトース鉄及びカルボキシマルトース第二鉄等の鉄剤の投与に伴うFGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症に対しては、本剤は投与せず、FGF23過剰の原因となる各薬剤の投与の中止を検討すること。
6. 用法及び用量
-
〈FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症(腫瘍性骨軟化症を除く)〉
通常、成人には、ブロスマブ(遺伝子組換え)として4週に1回1mg/kgを皮下投与する。ただし、1回投与量は90mgを超えないこと。血清リン濃度、症状等に応じて適宜減量する。
通常、小児には、ブロスマブ(遺伝子組換え)として2週に1回0.8mg/kgを皮下投与する。血清リン濃度、症状等に応じて適宜増減するが、最高用量は1回2mg/kgとする。ただし、1回投与量は90mgを超えないこと。 -
〈腫瘍性骨軟化症〉
通常、成人には、ブロスマブ(遺伝子組換え)として4週に1回0.3mg/kgを皮下投与する。血清リン濃度、症状等に応じて適宜増減するが、最高用量は1回2mg/kgとする。
7. 用法及び用量に関連する注意
- 7.1 本剤の投与開始にあたっては、経口リン酸製剤又は活性型ビタミンD3製剤が投与されている場合は、これらの薬剤の投与を中止し、血清リン濃度が基準下限値を下回ったことを確認した後、本剤の投与を開始すること。[10.2 参照]
-
7.2 本剤の開始用量及び用量調節は、以下を参考にすること。なお、本剤の投与量は、体重から換算した値を10mgの単位に四捨五入した値とすることができる。
-
〈FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症(腫瘍性骨軟化症を除く)〉
通常、成人には、以下の表を参考に患者の体重に応じて投与を開始すること。以降は、血清リン濃度、症状等に応じて適宜減量すること。
FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症(腫瘍性骨軟化症を除く)の成人患者の開始用量 体重
開始用量
35~44kg
40mg
45~54kg
50mg
55~64kg
60mg
65~74kg
70mg
75~84kg
80mg
85kg以上
90mg
通常、小児には、以下の表を参考に患者の体重に応じて投与を開始すること。以降は、血清リン濃度、症状等に応じて適宜増減するが、血清リン濃度が基準下限値を下回るなど、増量が必要な場合は、1回2mg/kg又は90mgのいずれか少ない用量の範囲で段階的に増量することができる。ただし、増量は4週間以上の間隔をあけて行うこと。
FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症(腫瘍性骨軟化症を除く)の小児患者の開始用量 体重
開始用量
7~18kg
10mg
19~31kg
20mg
32~43kg
30mg
44~56kg
40mg
57~68kg
50mg
69~81kg
60mg
82~93kg
70mg
94~106kg
80mg
107kg以上
90mg
-
〈腫瘍性骨軟化症〉
通常、成人には、以下の表を参考に患者の体重に応じて投与を開始すること。以降は、血清リン濃度、症状等に応じて適宜増減するが、血清リン濃度が基準下限値を下回るなど、増量が必要な場合は、1回2mg/kgまでの範囲で段階的に増量することができる。[17.1.3 参照]
腫瘍性骨軟化症患者の開始用量 体重
開始用量
17~49kg
10mg
50~83kg
20mg
84~116kg
30mg
-
〈FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症(腫瘍性骨軟化症を除く)〉
- 7.3 本剤の投与を開始及び用量を調節したときは、血清リン濃度が安定するまで、投与毎(2週に1回又は4週に1回)に血清リン濃度を測定すること。
- 7.4 血清リン濃度が基準上限値を超えて上昇した場合は、血清リン濃度が基準下限値を下回るまで休薬すること。投与を再開する場合は、休薬前の投与量の半量を目安に減量し、投与を再開すること。
- 7.5 FGF23関連低リン血症性くる病の患者に本剤を投与する際に、骨年齢が男性で17歳、女性で15歳に達した場合は、患者の状態に応じて成人の用法及び用量を用いること。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 高リン血症があらわれることがあるので、本剤投与中は定期的に血清リン濃度を測定し、血清リン濃度の変動に注意すること。
- 8.2 本剤の投与により、高リン血症が持続した場合、腎臓等の臓器に石灰化が生じる可能性があるので、必要に応じて超音波検査やPTHの測定等を実施すること。[15.2 参照]
- 8.3 本剤投与中は、経口リン酸製剤、活性型ビタミンD3製剤との併用は可能な限り避けること。本剤と経口リン酸製剤、活性型ビタミンD3製剤を併用した際の安全性及び有効性を指標とした臨床試験は実施されていない。[10.2 参照]
- 8.4 本剤はたん白質製剤であり、アナフィラキシーなど重度のアレルギー反応が起こる可能性がある。異常が認められた場合には直ちに本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 8.5 **本剤の投与により、血清カルシウム又はPTHが上昇する可能性があるので、本剤投与前及び投与中は定期的に血清カルシウム及びPTHを測定すること。[9.1.1 参照],[11.1.1 参照]
- 8.6 本剤は、医療施設において、必ず医師によるか、医師の直接の監督のもとで投与を開始すること。自己投与にあたっては、以下の点に注意すること。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 **高カルシウム血症の患者又は高カルシウム血症のリスク因子(副甲状腺機能亢進症、不動状態、脱水、ビタミンD過剰症、腎機能障害等)を有する患者
本剤による治療開始前に中等度から重度の高カルシウム血症のある患者は、高カルシウム血症が適切に管理されるまで、本剤の投与は避けること。高カルシウム血症が発現又は悪化する可能性がある。特に、三次性副甲状腺機能亢進症の患者において本剤投与後に重度の高カルシウム血症が報告されている。[8.5 参照],[11.1.1 参照]
9.2 腎機能障害患者
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。サルを用いた生殖発生毒性試験において、臨床最大用量での曝露量の3.7倍に相当する用量で早産率の高値、臨床最大用量での曝露量の32倍に相当する用量で胎盤の重量増加及び鉱質沈着並びに流産及び胚・胎児死亡率の増加が認められている。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。本剤の乳汁中への移行は不明である。
9.7 小児等
1歳未満の小児を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 **高カルシウム血症(頻度不明)
高カルシウム血症に基づくと思われる臨床症状(いらいら感、倦怠感、食欲不振、便秘等)の発現に注意すること。中等度から重度の高カルシウム血症が認められた場合は、高カルシウム血症が適切に管理されるまで、本剤の投与を中止すること。[8.5 参照],[9.1.1 参照]
11.2 その他の副作用
10%以上 |
5~10%未満 |
5%未満 |
頻度不明 |
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|---|---|---|---|---|
投与部位 |
注射部位反応(発疹・そう痒・疼痛等)(29.5%) |
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筋・骨格 |
筋骨格痛 |
下肢不快感 |
筋痙攣 |
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皮膚 |
発疹、そう痒、じん麻疹 |
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消化器 |
悪心、下痢、腹痛、歯膿瘍、歯痛 |
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腎臓 |
腎結石、腎石灰化、腎超音波検査異常 |
|||
**内分泌・ 代謝 |
血中リン増加、ビタミンD異常、ビタミンD欠乏、PTH増加、血中カルシウム減少 |
高カルシウム尿症、副甲状腺機能亢進症 |
||
その他 |
倦怠感、頭痛、疼痛、めまい、Al-P増加 |