薬効分類名骨粗鬆症治療剤

一般的名称エルカトニン

エルカトニン筋注20単位「TBP」

えるかとにんきんちゅう20たんい「TBP」

ELCATONIN Intramuscular Injection 20units“TBP”

製造販売元/東菱薬品工業株式会社、販売元/株式会社ビオメディクス

第1版
禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者妊婦授乳婦小児等高齢者

重大な副作用

頻度
副作用
頻度不明
頻度不明
0.1%未満
頻度不明
頻度不明

その他の副作用

部位
頻度
副作用
免疫系
0.1~5%未満
免疫系
0.1%未満
心臓・血管
0.1~5%未満
心臓・血管
0.1%未満
胃腸・消化器系
0.1~5%未満
胃腸・消化器系
0.1%未満
脳・神経
0.1%未満
ふらつきめまい頭痛耳鳴視覚異常かすみ目等)口内しびれ感
脳・神経
頻度不明
肝臓まわり
0.1~5%未満
体液・電解質
0.1%未満
全身・局所・適用部位
0.1~5%未満
全身・局所・適用部位
0.1%未満
その他
0.1~5%未満
その他
0.1%未満
発汗頻尿浮腫喉部異和感(喉部ハッカ様爽快感等)発熱悪寒脱力感ヘモグロビン減少あくび尿白濁
その他
頻度不明

併用注意

薬剤名等

ビスホスホネート系製剤

  • パミドロン酸二ナトリウム水和物等
臨床症状・措置方法

血清カルシウムが急速に低下するおそれがある。
高度の低カルシウム血症があらわれた場合には投与を中止し、注射用カルシウム剤の投与等適切な処置を行うこと。

機序・危険因子

両剤のカルシウム低下作用により、血清カルシウムが急速に低下するおそれがある。

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

3. 組成・性状

3.1 組成

エルカトニン筋注20単位「TBP」

有効成分 1アンプル(1mL)中
日局 エルカトニン   20エルカトニン単位
添加剤 塩化ナトリウム9.4mg、pH調節剤

3.2 製剤の性状

エルカトニン筋注20単位「TBP」

剤形 水性注射剤
pH 5.0~6.5
浸透圧比 0.8~1.2(生理食塩液に対する比)
性状 無色澄明の液

4. 効能・効果

骨粗鬆症における疼痛

5. 効能・効果に関連する注意

本剤の適用にあたっては、日本骨代謝学会の診断基準等を参考に、骨粗鬆症との診断が確立し、疼痛がみられる患者を対象とすること。

6. 用法・用量

通常、成人には1回エルカトニンとして20エルカトニン単位を週1回筋肉内注射する。

7. 用法・用量に関連する注意

本剤の投与は、6ヵ月間を目安とし、長期にわたり漫然と投与しないこと。[15.1.1 参照],[15.2.1 参照]

8. 重要な基本的注意

本剤はポリペプチド製剤であり、ショックを起こすことがあるので、アレルギー既往歴、薬物過敏症等について十分な問診を行うこと。[9.1.1 参照],[11.1.1 参照]

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 発疹(紅斑、膨疹等)等の過敏症状を起こしやすい体質の患者

                  [8 参照],[11.1.1 参照]

  2. 9.1.2 気管支喘息又はその既往歴のある患者

    喘息発作を誘発するおそれがある。[11.1.3 参照]

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
動物実験(ラット)で、乳汁分泌量が減少し、新生児の体重増加の抑制が報告されている。

9.7 小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

用量に注意すること。一般に生理機能が低下している。

10. 相互作用

    10.2 併用注意(併用に注意すること)

    薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

    ビスホスホネート系製剤

    • パミドロン酸二ナトリウム水和物等

    血清カルシウムが急速に低下するおそれがある。
    高度の低カルシウム血症があらわれた場合には投与を中止し、注射用カルシウム剤の投与等適切な処置を行うこと。

    両剤のカルシウム低下作用により、血清カルシウムが急速に低下するおそれがある。

    11. 副作用

    次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

    11.1 重大な副作用

    1. 11.1.1 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

      血圧低下、気分不良、全身発赤、蕁麻疹、呼吸困難、咽頭浮腫等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。[8 参照],[9.1.1 参照]

    2. 11.1.2 テタニー(頻度不明)

      低カルシウム血症性テタニーを誘発することがあるので、症状があらわれた場合には投与を中止し、注射用カルシウム剤の投与等適切な処置を行うこと。

    3. 11.1.3 喘息発作(0.1%未満)

                      [9.1.2 参照]               

    4. 11.1.4 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

      AST、ALT、ALPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。

    11.2 その他の副作用

    0.1~5%未満

    0.1%未満

    頻度不明

    過敏症

    発疹

    蕁麻疹

    循環器

    顔面潮紅、熱感

    胸部圧迫感、動悸、血圧上昇、血圧低下

    消化器

    悪心、嘔吐、腹痛

    食欲不振、下痢、口渇、胸やけ、口内炎、腹部膨満感

    神経系

    ふらつき、めまい、頭痛、耳鳴、視覚異常(かすみ目等)、口内しびれ感

    しびれ感

    肝臓

    AST、ALTの上昇

    電解質代謝

    低リン血症、低ナトリウム血症

    注射部位

    疼痛

    発赤、腫脹

    その他

    そう痒感、全身倦怠感、赤血球減少、BUN上昇、ALP上昇

    発汗、頻尿、浮腫、咽喉部異和感(咽喉部ハッカ様爽快感等)、発熱、悪寒、脱力感、ヘモグロビン減少、あくび、尿白濁

    乳房肥大、乳房痛

    注)発現頻度は使用成績調査を含む

    14. 適用上の注意

    14.1 薬剤投与時の注意

    • 筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、以下の点に配慮すること。
      • 神経走行部位を避けるよう注意すること。
      • 繰り返し注射する場合には、例えば左右交互に注射するなど、注射部位を変えて行うこと。
      • 注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合には、直ちに針を抜き、部位を変えて注射すること。

    15. その他の注意

    15.1 臨床使用に基づく情報

    1. 15.1.1 類薬であるカルシトニン(サケ)の経口剤及び点鼻剤を用いた海外臨床試験(投与期間:6ヵ月~5年)のメタアナリシスにおいて、がんの発生割合はカルシトニン(サケ)群では4.2%(254/6,105例)、プラセボ群では2.9%(135/4,687例)(リスク差1.0%[95%信頼区間0.3, 1.7])であったとの報告がある1) ,2) [7 参照]
    2. 15.1.2 骨粗鬆症患者を対象に実施した2つの国内臨床試験において、いずれも椎体の骨折抑制効果が認められなかったとの報告がある。

    15.2 非臨床試験に基づく情報

    1. 15.2.1 ラット(SD系)に1年間大量皮下投与した慢性毒性試験において、下垂体腫瘍の発生頻度の増加がみられたとの報告がある。[7 参照]
    2. 15.2.2 マウスに92週間大量皮下投与した癌原性試験において、癌原性はみられなかったとの報告がある。

    2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

    本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

    3. 組成・性状

    3.1 組成

    エルカトニン筋注20単位「TBP」

    有効成分 1アンプル(1mL)中
    日局 エルカトニン   20エルカトニン単位
    添加剤 塩化ナトリウム9.4mg、pH調節剤

    3.2 製剤の性状

    エルカトニン筋注20単位「TBP」

    剤形 水性注射剤
    pH 5.0~6.5
    浸透圧比 0.8~1.2(生理食塩液に対する比)
    性状 無色澄明の液

    4. 効能・効果

    骨粗鬆症における疼痛

    5. 効能・効果に関連する注意

    本剤の適用にあたっては、日本骨代謝学会の診断基準等を参考に、骨粗鬆症との診断が確立し、疼痛がみられる患者を対象とすること。

    6. 用法・用量

    通常、成人には1回エルカトニンとして20エルカトニン単位を週1回筋肉内注射する。

    7. 用法・用量に関連する注意

    本剤の投与は、6ヵ月間を目安とし、長期にわたり漫然と投与しないこと。[15.1.1 参照],[15.2.1 参照]

    8. 重要な基本的注意

    本剤はポリペプチド製剤であり、ショックを起こすことがあるので、アレルギー既往歴、薬物過敏症等について十分な問診を行うこと。[9.1.1 参照],[11.1.1 参照]

    9. 特定の背景を有する患者に関する注意

    9.1 合併症・既往歴等のある患者

    1. 9.1.1 発疹(紅斑、膨疹等)等の過敏症状を起こしやすい体質の患者

                    [8 参照],[11.1.1 参照]

    2. 9.1.2 気管支喘息又はその既往歴のある患者

      喘息発作を誘発するおそれがある。[11.1.3 参照]

    9.5 妊婦

    妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

    9.6 授乳婦

    治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
    動物実験(ラット)で、乳汁分泌量が減少し、新生児の体重増加の抑制が報告されている。

    9.7 小児等

    小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

    9.8 高齢者

    用量に注意すること。一般に生理機能が低下している。

    10. 相互作用

      10.2 併用注意(併用に注意すること)

      薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

      ビスホスホネート系製剤

      • パミドロン酸二ナトリウム水和物等

      血清カルシウムが急速に低下するおそれがある。
      高度の低カルシウム血症があらわれた場合には投与を中止し、注射用カルシウム剤の投与等適切な処置を行うこと。

      両剤のカルシウム低下作用により、血清カルシウムが急速に低下するおそれがある。

      11. 副作用

      次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

      11.1 重大な副作用

      1. 11.1.1 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

        血圧低下、気分不良、全身発赤、蕁麻疹、呼吸困難、咽頭浮腫等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。[8 参照],[9.1.1 参照]

      2. 11.1.2 テタニー(頻度不明)

        低カルシウム血症性テタニーを誘発することがあるので、症状があらわれた場合には投与を中止し、注射用カルシウム剤の投与等適切な処置を行うこと。

      3. 11.1.3 喘息発作(0.1%未満)

                        [9.1.2 参照]               

      4. 11.1.4 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

        AST、ALT、ALPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。

      11.2 その他の副作用

      0.1~5%未満

      0.1%未満

      頻度不明

      過敏症

      発疹

      蕁麻疹

      循環器

      顔面潮紅、熱感

      胸部圧迫感、動悸、血圧上昇、血圧低下

      消化器

      悪心、嘔吐、腹痛

      食欲不振、下痢、口渇、胸やけ、口内炎、腹部膨満感

      神経系

      ふらつき、めまい、頭痛、耳鳴、視覚異常(かすみ目等)、口内しびれ感

      しびれ感

      肝臓

      AST、ALTの上昇

      電解質代謝

      低リン血症、低ナトリウム血症

      注射部位

      疼痛

      発赤、腫脹

      その他

      そう痒感、全身倦怠感、赤血球減少、BUN上昇、ALP上昇

      発汗、頻尿、浮腫、咽喉部異和感(咽喉部ハッカ様爽快感等)、発熱、悪寒、脱力感、ヘモグロビン減少、あくび、尿白濁

      乳房肥大、乳房痛

      注)発現頻度は使用成績調査を含む

      14. 適用上の注意

      14.1 薬剤投与時の注意

      • 筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、以下の点に配慮すること。
        • 神経走行部位を避けるよう注意すること。
        • 繰り返し注射する場合には、例えば左右交互に注射するなど、注射部位を変えて行うこと。
        • 注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合には、直ちに針を抜き、部位を変えて注射すること。

      15. その他の注意

      15.1 臨床使用に基づく情報

      1. 15.1.1 類薬であるカルシトニン(サケ)の経口剤及び点鼻剤を用いた海外臨床試験(投与期間:6ヵ月~5年)のメタアナリシスにおいて、がんの発生割合はカルシトニン(サケ)群では4.2%(254/6,105例)、プラセボ群では2.9%(135/4,687例)(リスク差1.0%[95%信頼区間0.3, 1.7])であったとの報告がある1) ,2) [7 参照]
      2. 15.1.2 骨粗鬆症患者を対象に実施した2つの国内臨床試験において、いずれも椎体の骨折抑制効果が認められなかったとの報告がある。

      15.2 非臨床試験に基づく情報

      1. 15.2.1 ラット(SD系)に1年間大量皮下投与した慢性毒性試験において、下垂体腫瘍の発生頻度の増加がみられたとの報告がある。[7 参照]
      2. 15.2.2 マウスに92週間大量皮下投与した癌原性試験において、癌原性はみられなかったとの報告がある。

      その他詳細情報

      日本標準商品分類番号
      873999
      ブランドコード
      3999401A3180
      承認番号
      22600AMX00659000
      販売開始年月
      2005-07
      貯法
      室温保存
      有効期間
      3年
      規制区分
      2, 12

      重要な注意事項

      • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
      • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
      • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
      • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
      • 副作用に関する情報は、信頼できる医療情報源に基づいて提供されていますが、完全性や正確性を保証するものではありません。
      • この情報を使用することにより生じたいかなる損害についても、当サイトは一切の責任を負いません。