薬効分類名フェニルケトン尿症治療剤

一般的名称セピアプテリン製剤

セピエンス顆粒分包250mg、セピエンス顆粒分包1000mg

SEPHIENCE GRANULES, SEPHIENCE GRANULES

製造販売元/PTCセラピューティクス株式会社

第1版
禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者授乳婦高齢者

その他の副作用

部位
頻度
副作用
胃腸・消化器系
5~10%未満
下痢変色便
胃腸・消化器系
1~5%未満
脳・神経
5~10%未満
脳・神経
1~5%未満
脳・神経
1~5%未満
全身・局所・適用部位
1~5%未満
皮膚
1~5%未満
腎・尿路
1~5%未満
内分泌・代謝系
1~5%未満
その他
1~5%未満
血中フェニルアラニン濃度低値

併用注意

薬剤名等

ジヒドロ葉酸還元酵素阻害薬

  • メトトレキサート
  • プララトレキサート
  • ペメトレキセド等
臨床症状・措置方法

本剤の有効性が減弱する可能性があるため、血中フェニルアラニン濃度を確認し、必要に応じて食事からのタンパク摂取量を調節すること。

機序・危険因子

これらの薬剤がジヒドロ葉酸還元酵素を阻害するため、ジヒドロビオプテリン(BH2)のBH4への代謝が阻害される可能性がある。

薬剤名等

サラゾスルファピリジン

スルファメトキサゾール含有製剤

臨床症状・措置方法

本剤の有効性が減弱する可能性があるため、血中フェニルアラニン濃度を確認し、必要に応じて食事からのタンパク摂取量を調節すること。

機序・危険因子

これらの薬剤がセピアプテリン還元酵素を阻害するため、本剤のBH2への代謝が阻害されることで、BH4の生成が阻害される可能性がある。

薬剤名等

レボドパ含有製剤

臨床症状・措置方法

興奮性、易刺激性が生じることがあるので、このような症状が認められた場合には、本剤の減量を検討するなど慎重に投与すること。

機序・危険因子

併用により相加的にカテコールアミンの産生が増加する可能性がある。

薬剤名等

硝酸剤及びNO供与剤

  • ニトログリセリン
  • 硝酸イソソルビド等

PDE5阻害剤

  • シルデナフィルクエン酸塩
  • タダラフィル等
臨床症状・措置方法

これらの薬剤の血圧低下作用が増強される可能性があるため、血圧等の患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。

機序・危険因子

BH4は一酸化窒素合成酵素の補酵素として機能するため、併用により一酸化窒素を介した血管弛緩作用を増強させる可能性がある。

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

3. 組成・性状

3.1 組成

セピエンス顆粒分包250mg

有効成分 1包中
セピアプテリン   250mg
添加剤 イソマル水和物、結晶セルロース、D-マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、キサンタンガム、スクラロース、ステアリン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸
セピエンス顆粒分包1000mg

有効成分 1包中
セピアプテリン   1000mg
添加剤 イソマル水和物、結晶セルロース、D-マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、キサンタンガム、スクラロース、ステアリン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸

3.2 製剤の性状

セピエンス顆粒分包250mg

性状・剤形 黄色~橙色の顆粒
セピエンス顆粒分包1000mg

性状・剤形 黄色~橙色の顆粒

4. 効能又は効果

フェニルケトン尿症

5. 効能又は効果に関連する注意

BH4欠損症に対する本剤の有効性及び安全性は確立していない。

6. 用法及び用量

通常、セピアプテリンとして、以下の用量を1日1回食後又は食事とともに経口投与する。なお、忍容性が認められない場合、6カ月以上2歳未満では1日7.5mg/kgまで、2歳以上では1日20mg/kgまでの範囲で適宜減量すること。

年齢

1日量

0カ月以上6カ月未満

7.5mg/kg

6カ月以上1歳未満

15mg/kg

1歳以上2歳未満

30mg/kg

2歳以上

60mg/kg

7. 用法及び用量に関連する注意

フェニルアラニン水酸化酵素の残存活性の程度等によっては本剤に対する反応性を示さない場合がある。本剤による血中フェニルアラニン濃度の低下作用は、通常、投与開始から2~4週間程度で認められるため、投与開始後2~4週間を目処に血中フェニルアラニン濃度を確認し、低下しない場合は本剤の投与を中止すること。[17.1.1 参照],[17.1.2 参照]

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 定期的に血中フェニルアラニン濃度を測定し、血中フェニルアラニン濃度を適切に管理すること。
  2. 8.2 本剤投与により低フェニルアラニン血症に至るおそれがあるため、血中フェニルアラニン濃度が管理目標の範囲を下回る場合は、食事からのタンパク摂取量を増加させ、必要に応じて本剤の減量又は投与中断も検討すること。[9.1.1 参照]

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 食事摂取不良等により栄養状態が不良の患者

    低フェニルアラニン血症の発現に注意すること。[8.2 参照]

  2. 9.1.2 サプロプテリン塩酸塩に対し過敏症の既往歴のある患者

    過敏症の発現に注意すること。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。本剤のヒト母乳中への移行は不明であるが、サプロプテリンを用いた動物実験において、テトラヒドロビオプテリン(BH4)は乳汁中へ移行することが報告されている。

9.8 高齢者

患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下していることが多い。

10. 相互作用

    10.2 併用注意(併用に注意すること)

    薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

    ジヒドロ葉酸還元酵素阻害薬

    • メトトレキサート
    • プララトレキサート
    • ペメトレキセド等

    本剤の有効性が減弱する可能性があるため、血中フェニルアラニン濃度を確認し、必要に応じて食事からのタンパク摂取量を調節すること。

    これらの薬剤がジヒドロ葉酸還元酵素を阻害するため、ジヒドロビオプテリン(BH2)のBH4への代謝が阻害される可能性がある。

    サラゾスルファピリジン

    スルファメトキサゾール含有製剤

    本剤の有効性が減弱する可能性があるため、血中フェニルアラニン濃度を確認し、必要に応じて食事からのタンパク摂取量を調節すること。

    これらの薬剤がセピアプテリン還元酵素を阻害するため、本剤のBH2への代謝が阻害されることで、BH4の生成が阻害される可能性がある。

    レボドパ含有製剤

    興奮性、易刺激性が生じることがあるので、このような症状が認められた場合には、本剤の減量を検討するなど慎重に投与すること。

    併用により相加的にカテコールアミンの産生が増加する可能性がある。

    硝酸剤及びNO供与剤

    • ニトログリセリン
    • 硝酸イソソルビド等

    PDE5阻害剤

    • シルデナフィルクエン酸塩
    • タダラフィル等

    これらの薬剤の血圧低下作用が増強される可能性があるため、血圧等の患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。

    BH4は一酸化窒素合成酵素の補酵素として機能するため、併用により一酸化窒素を介した血管弛緩作用を増強させる可能性がある。

    11. 副作用

    次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

    11.2 その他の副作用

    5~10%未満

    1~5%未満

    消化器

    下痢、変色便

    嘔吐、悪心、上腹部痛、便秘、腹痛、鼓腸、腹部不快感、腹部膨満、消化不良、軟便

    中枢神経系

    頭痛

    浮動性めまい

    一般・全身障害および投与部位の状態

    疲労

    精神障害

    不安

    皮膚および皮下組織障害

    斑状丘疹状皮疹

    腎および尿路障害

    着色尿

    代謝および栄養障害

    食欲減退

    臨床検査

    血中フェニルアラニン濃度低値1)

                
    1) 血中フェニルアラニン濃度が35μmol/L未満
              

    14. 適用上の注意

    14.1 薬剤交付時の注意

    1. 14.1.1 本剤は再分包せず、分包品のまま交付すること。
    2. 14.1.2 患者に以下の服用方法を説明すること。
      • 本剤は顆粒のまま服用せず、水若しくはリンゴジュース又は柔らかい食べ物(リンゴソース又はイチゴジャム)に混ぜて服用すること。
      • 体重16kg以下の患者は、本剤250mg分包を使用する場合は1包あたり9mL、1000mg分包を使用する場合は1包あたり36mLの水又はリンゴジュースを本剤に加えて均一に混ぜ、指示された量を経口投与用シリンジで量り取り、服用すること。
      • 体重16kgを超える患者は、本剤250mg分包を使用する場合は1包あたり10mL、1000mg分包を使用する場合は1包あたり20mLの水又はリンゴジュースを本剤に加えて混ぜ、服用すること。水又はリンゴジュースの代わりに、服用する全量を大さじ2杯分の柔らかい食べ物(リンゴソース又はイチゴジャム)に混ぜて、服用することもできる。
      • 本剤を水などと混合した後は、25℃以下で保存した場合は6時間以内、冷蔵(2~8℃)で保存した場合は24時間以内に服用すること。保存後に服用する場合は、再度混合してから服用すること。
      • 混合後の残薬は廃棄すること。

    2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

    本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

    3. 組成・性状

    3.1 組成

    セピエンス顆粒分包250mg

    有効成分 1包中
    セピアプテリン   250mg
    添加剤 イソマル水和物、結晶セルロース、D-マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、キサンタンガム、スクラロース、ステアリン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸
    セピエンス顆粒分包1000mg

    有効成分 1包中
    セピアプテリン   1000mg
    添加剤 イソマル水和物、結晶セルロース、D-マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、キサンタンガム、スクラロース、ステアリン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸

    3.2 製剤の性状

    セピエンス顆粒分包250mg

    性状・剤形 黄色~橙色の顆粒
    セピエンス顆粒分包1000mg

    性状・剤形 黄色~橙色の顆粒

    4. 効能又は効果

    フェニルケトン尿症

    5. 効能又は効果に関連する注意

    BH4欠損症に対する本剤の有効性及び安全性は確立していない。

    6. 用法及び用量

    通常、セピアプテリンとして、以下の用量を1日1回食後又は食事とともに経口投与する。なお、忍容性が認められない場合、6カ月以上2歳未満では1日7.5mg/kgまで、2歳以上では1日20mg/kgまでの範囲で適宜減量すること。

    年齢

    1日量

    0カ月以上6カ月未満

    7.5mg/kg

    6カ月以上1歳未満

    15mg/kg

    1歳以上2歳未満

    30mg/kg

    2歳以上

    60mg/kg

    7. 用法及び用量に関連する注意

    フェニルアラニン水酸化酵素の残存活性の程度等によっては本剤に対する反応性を示さない場合がある。本剤による血中フェニルアラニン濃度の低下作用は、通常、投与開始から2~4週間程度で認められるため、投与開始後2~4週間を目処に血中フェニルアラニン濃度を確認し、低下しない場合は本剤の投与を中止すること。[17.1.1 参照],[17.1.2 参照]

    8. 重要な基本的注意

    1. 8.1 定期的に血中フェニルアラニン濃度を測定し、血中フェニルアラニン濃度を適切に管理すること。
    2. 8.2 本剤投与により低フェニルアラニン血症に至るおそれがあるため、血中フェニルアラニン濃度が管理目標の範囲を下回る場合は、食事からのタンパク摂取量を増加させ、必要に応じて本剤の減量又は投与中断も検討すること。[9.1.1 参照]

    9. 特定の背景を有する患者に関する注意

    9.1 合併症・既往歴等のある患者

    1. 9.1.1 食事摂取不良等により栄養状態が不良の患者

      低フェニルアラニン血症の発現に注意すること。[8.2 参照]

    2. 9.1.2 サプロプテリン塩酸塩に対し過敏症の既往歴のある患者

      過敏症の発現に注意すること。

    9.6 授乳婦

    治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。本剤のヒト母乳中への移行は不明であるが、サプロプテリンを用いた動物実験において、テトラヒドロビオプテリン(BH4)は乳汁中へ移行することが報告されている。

    9.8 高齢者

    患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下していることが多い。

    10. 相互作用

      10.2 併用注意(併用に注意すること)

      薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

      ジヒドロ葉酸還元酵素阻害薬

      • メトトレキサート
      • プララトレキサート
      • ペメトレキセド等

      本剤の有効性が減弱する可能性があるため、血中フェニルアラニン濃度を確認し、必要に応じて食事からのタンパク摂取量を調節すること。

      これらの薬剤がジヒドロ葉酸還元酵素を阻害するため、ジヒドロビオプテリン(BH2)のBH4への代謝が阻害される可能性がある。

      サラゾスルファピリジン

      スルファメトキサゾール含有製剤

      本剤の有効性が減弱する可能性があるため、血中フェニルアラニン濃度を確認し、必要に応じて食事からのタンパク摂取量を調節すること。

      これらの薬剤がセピアプテリン還元酵素を阻害するため、本剤のBH2への代謝が阻害されることで、BH4の生成が阻害される可能性がある。

      レボドパ含有製剤

      興奮性、易刺激性が生じることがあるので、このような症状が認められた場合には、本剤の減量を検討するなど慎重に投与すること。

      併用により相加的にカテコールアミンの産生が増加する可能性がある。

      硝酸剤及びNO供与剤

      • ニトログリセリン
      • 硝酸イソソルビド等

      PDE5阻害剤

      • シルデナフィルクエン酸塩
      • タダラフィル等

      これらの薬剤の血圧低下作用が増強される可能性があるため、血圧等の患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。

      BH4は一酸化窒素合成酵素の補酵素として機能するため、併用により一酸化窒素を介した血管弛緩作用を増強させる可能性がある。

      11. 副作用

      次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

      11.2 その他の副作用

      5~10%未満

      1~5%未満

      消化器

      下痢、変色便

      嘔吐、悪心、上腹部痛、便秘、腹痛、鼓腸、腹部不快感、腹部膨満、消化不良、軟便

      中枢神経系

      頭痛

      浮動性めまい

      一般・全身障害および投与部位の状態

      疲労

      精神障害

      不安

      皮膚および皮下組織障害

      斑状丘疹状皮疹

      腎および尿路障害

      着色尿

      代謝および栄養障害

      食欲減退

      臨床検査

      血中フェニルアラニン濃度低値1)

                  
      1) 血中フェニルアラニン濃度が35μmol/L未満
                

      14. 適用上の注意

      14.1 薬剤交付時の注意

      1. 14.1.1 本剤は再分包せず、分包品のまま交付すること。
      2. 14.1.2 患者に以下の服用方法を説明すること。
        • 本剤は顆粒のまま服用せず、水若しくはリンゴジュース又は柔らかい食べ物(リンゴソース又はイチゴジャム)に混ぜて服用すること。
        • 体重16kg以下の患者は、本剤250mg分包を使用する場合は1包あたり9mL、1000mg分包を使用する場合は1包あたり36mLの水又はリンゴジュースを本剤に加えて均一に混ぜ、指示された量を経口投与用シリンジで量り取り、服用すること。
        • 体重16kgを超える患者は、本剤250mg分包を使用する場合は1包あたり10mL、1000mg分包を使用する場合は1包あたり20mLの水又はリンゴジュースを本剤に加えて混ぜ、服用すること。水又はリンゴジュースの代わりに、服用する全量を大さじ2杯分の柔らかい食べ物(リンゴソース又はイチゴジャム)に混ぜて、服用することもできる。
        • 本剤を水などと混合した後は、25℃以下で保存した場合は6時間以内、冷蔵(2~8℃)で保存した場合は24時間以内に服用すること。保存後に服用する場合は、再度混合してから服用すること。
        • 混合後の残薬は廃棄すること。

      その他詳細情報

      日本標準商品分類番号
      873999
      ブランドコード
      39990F4D1020, 39990F4D2027
      承認番号
      30700AMX00267000, 30700AMX00268000
      販売開始年月
      貯法
      室温保存、室温保存
      有効期間
      3年、3年
      規制区分
      12, 12

      重要な注意事項

      • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
      • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
      • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
      • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
      • 副作用に関する情報は、信頼できる医療情報源に基づいて提供されていますが、完全性や正確性を保証するものではありません。
      • この情報を使用することにより生じたいかなる損害についても、当サイトは一切の責任を負いません。