薬効分類名ホモシスチン尿症治療剤

一般的名称ベタイン製剤

サイスタダン原末

さいすただんげんまつ

Cystadane

製造販売元/レコルダティ・レア・ディジーズ・ジャパン株式会社

第4版
禁忌相互作用妊婦授乳婦小児等高齢者

重大な副作用

頻度
副作用
頻度不明

その他の副作用

部位
頻度
副作用
脳・神経
0.1~1%未満
脳・神経
頻度不明
胃腸・消化器系
1%以上
胃腸・消化器系
0.1~1%未満
胃腸・消化器系
頻度不明
皮膚
0.1~1%未満
毛髪脱落蕁麻疹皮膚異常臭
皮膚
頻度不明
肺・呼吸
頻度不明
心臓・血管
頻度不明
腎・尿路
0.1~1%未満
感染症・発熱
1%以上
感染症・発熱
頻度不明
その他
0.1~1%未満
その他
頻度不明
その他
0.1~1%未満
その他
頻度不明

併用注意

薬剤名等
  • アミノ酸配合剤
臨床症状・措置方法

左記の薬剤との併用時の安全性は検討されていないが、服用間隔は30分以上空けることが推奨される。

機序・危険因子

本剤によるGABA取り込み阻害作用により、左記の薬剤のGABA作用が増強される可能性が考えられる。

薬剤名等
  • 催眠鎮静剤・抗不安剤
臨床症状・措置方法

左記の薬剤との併用時の安全性は検討されていないが、服用間隔は30分以上空けることが推奨される。

機序・危険因子

本剤によるGABA取り込み阻害作用により、左記の薬剤のGABA作用が増強される可能性が考えられる。

薬剤名等
  • 抗てんかん剤
臨床症状・措置方法

左記の薬剤との併用時の安全性は検討されていないが、服用間隔は30分以上空けることが推奨される。

機序・危険因子

本剤によるGABA取り込み阻害作用により、左記の薬剤のGABA作用が増強される可能性が考えられる。

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

3. 組成・性状

3.1 組成

サイスタダン原末

有効成分 ベタイン
(本剤1g中)   1g
添加剤 なし  

3.2 製剤の性状

サイスタダン原末

剤形 経口用散剤
性状 白色の粉末で、わずかに特異なにおいがある

4. 効能又は効果

ホモシスチン尿症

5. 効能又は効果に関連する注意

  1. 5.1 臨床症状及び臨床検査値等により、ホモシスチン尿症(シスタチオニンβ合成酵素(CBS)欠損症、5,10−メチレンテトラヒドロ葉酸還元酵素(MTHFR)欠損症、コバラミン(cbl)補酵素代謝異常)と診断された患者に投与すること。
  2. 5.2 本剤は食事療法を含めた十分な栄養管理の下に投与すること。

6. 用法及び用量

通常、ベタインとして11歳以上には1回3g、11歳未満には1回50mg/kgを1日2回経口投与する。なお、患者の状態、血漿中総ホモシステイン値、血漿中メチオニン値等を参考に適宜増減する。

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 定期的に血漿中総ホモシステイン値及び血漿中メチオニン値を測定し、血漿中総ホモシステイン値については可能な限り低く抑えるよう注意し、血漿中メチオニン値については上昇に注意すること。
  2. 8.2 本剤投与後に血漿中メチオニン値の上昇(1000~3000μmol/L:mg/dL換算で約15~45mg/dLに相当)を伴う脳浮腫が報告されているため、本剤を投与する際には下記の点に注意すること。[11.1.1 参照]
    • 脳浮腫が疑われる症状(頭痛、嘔吐、視覚異常等)の発現に十分注意し、これらの症状が発現した場合には速やかに診察を受けるように指導すること。
    • 投与再開により脳浮腫が再発した場合は、本剤の投与を決して行わないこと。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合のみ投与すること。本剤の動物での生殖発生毒性試験は実施されていない。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。経口投与後の乳汁中への移行については検討されていない。

9.7 小児等

慎重に投与すること。希少疾患のため、国内臨床試験および承認後の小児等の使用実績は少数である。

9.8 高齢者

副作用発現に留意し、慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。

10. 相互作用

    10.2 併用注意(併用に注意すること)

    薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
    • アミノ酸配合剤
      • 胎盤加水分解物
      • 胎盤絨毛分解物
      • 総合アミノ酸製剤[ESポリタミン顆粒]
      •                           [16.7 参照]                         

    左記の薬剤との併用時の安全性は検討されていないが、服用間隔は30分以上空けることが推奨される。

    本剤によるGABA取り込み阻害作用により、左記の薬剤のGABA作用が増強される可能性が考えられる。

    • 催眠鎮静剤・抗不安剤
      • ベンゾジアゼピン系
      • バルビツール酸系
      • 非ベンゾジアゼピン系
      •                           [16.7 参照]                         

    左記の薬剤との併用時の安全性は検討されていないが、服用間隔は30分以上空けることが推奨される。

    本剤によるGABA取り込み阻害作用により、左記の薬剤のGABA作用が増強される可能性が考えられる。

    • 抗てんかん剤
      • バルビツール酸系
      • ヒダントイン系
      • ベンゾジアゼピン系
      • 分岐脂肪酸系等
      •                           [16.7 参照]                         

    左記の薬剤との併用時の安全性は検討されていないが、服用間隔は30分以上空けることが推奨される。

    本剤によるGABA取り込み阻害作用により、左記の薬剤のGABA作用が増強される可能性が考えられる。

    11. 副作用

    次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。

    11.1 重大な副作用

    1. 11.1.1 脳浮腫(頻度不明1)

      血漿中メチオニン値の上昇を伴う脳浮腫があらわれることがある。[8.2 参照]

              
    1) 自発報告等によるため
            

    11.2 その他の副作用

    1%以上

    0.1~1%未満

    頻度不明

    精神神経系

    激越、うつ病、易刺激性、人格障害、睡眠障害、嗜眠

    痙攣、頭痛、筋緊張亢進

    消化器系

    悪心

    歯の障害、下痢、舌炎、腹部不快感、嘔吐、食欲減退、胃腸障害、変色歯

    腹痛、便秘、胃腸炎

    皮膚

    毛髪脱落、蕁麻疹、皮膚異常臭

    発疹

    呼吸器系

    鼻咽頭炎

    循環器系

    高脂血症

    腎臓

    尿失禁

    臨床検査

    血中メチオニン値上昇

    体重増加

    感染

    感染性腸炎

    インフルエンザ

    その他

    発熱

    無力症、メラノサイト性母斑

    14. 適用上の注意

    14.1 薬剤調製時の注意

    グラシン紙等水分透過性の高い包材で分包して投薬する場合には、気密性の高い容器に入れるなどして湿気を避けて保存すること(グラシン紙を用いた分包を開放状態で保存した場合、吸湿及び潮解が認められている)。

    14.2 薬剤投与時の注意

    本剤を水に溶かして服用する場合は、溶解後速やかに服用すること。

    15. その他の注意

    15.1 臨床使用に基づく情報

    外国人ホモシスチン尿症患者(6例)を対象に、ベタイン100mg/kg単回経口投与時の血漿中ベタイン濃度及び血漿中総ホモシステイン値の関係から、ベタイン1日2回の用量(10~1000mg/kg/日)と血漿中総ホモシステイン値の関係をシミュレーションによって解析した結果、用量が150mg/kg/日を超えた場合、血漿中総ホモシステイン値の減少作用は頭打ちの傾向であった1)

    2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

    本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

    3. 組成・性状

    3.1 組成

    サイスタダン原末

    有効成分 ベタイン
    (本剤1g中)   1g
    添加剤 なし  

    3.2 製剤の性状

    サイスタダン原末

    剤形 経口用散剤
    性状 白色の粉末で、わずかに特異なにおいがある

    4. 効能又は効果

    ホモシスチン尿症

    5. 効能又は効果に関連する注意

    1. 5.1 臨床症状及び臨床検査値等により、ホモシスチン尿症(シスタチオニンβ合成酵素(CBS)欠損症、5,10−メチレンテトラヒドロ葉酸還元酵素(MTHFR)欠損症、コバラミン(cbl)補酵素代謝異常)と診断された患者に投与すること。
    2. 5.2 本剤は食事療法を含めた十分な栄養管理の下に投与すること。

    6. 用法及び用量

    通常、ベタインとして11歳以上には1回3g、11歳未満には1回50mg/kgを1日2回経口投与する。なお、患者の状態、血漿中総ホモシステイン値、血漿中メチオニン値等を参考に適宜増減する。

    8. 重要な基本的注意

    1. 8.1 定期的に血漿中総ホモシステイン値及び血漿中メチオニン値を測定し、血漿中総ホモシステイン値については可能な限り低く抑えるよう注意し、血漿中メチオニン値については上昇に注意すること。
    2. 8.2 本剤投与後に血漿中メチオニン値の上昇(1000~3000μmol/L:mg/dL換算で約15~45mg/dLに相当)を伴う脳浮腫が報告されているため、本剤を投与する際には下記の点に注意すること。[11.1.1 参照]
      • 脳浮腫が疑われる症状(頭痛、嘔吐、視覚異常等)の発現に十分注意し、これらの症状が発現した場合には速やかに診察を受けるように指導すること。
      • 投与再開により脳浮腫が再発した場合は、本剤の投与を決して行わないこと。

    9. 特定の背景を有する患者に関する注意

    9.5 妊婦

    妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合のみ投与すること。本剤の動物での生殖発生毒性試験は実施されていない。

    9.6 授乳婦

    治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。経口投与後の乳汁中への移行については検討されていない。

    9.7 小児等

    慎重に投与すること。希少疾患のため、国内臨床試験および承認後の小児等の使用実績は少数である。

    9.8 高齢者

    副作用発現に留意し、慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。

    10. 相互作用

      10.2 併用注意(併用に注意すること)

      薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
      • アミノ酸配合剤
        • 胎盤加水分解物
        • 胎盤絨毛分解物
        • 総合アミノ酸製剤[ESポリタミン顆粒]
        •                           [16.7 参照]                         

      左記の薬剤との併用時の安全性は検討されていないが、服用間隔は30分以上空けることが推奨される。

      本剤によるGABA取り込み阻害作用により、左記の薬剤のGABA作用が増強される可能性が考えられる。

      • 催眠鎮静剤・抗不安剤
        • ベンゾジアゼピン系
        • バルビツール酸系
        • 非ベンゾジアゼピン系
        •                           [16.7 参照]                         

      左記の薬剤との併用時の安全性は検討されていないが、服用間隔は30分以上空けることが推奨される。

      本剤によるGABA取り込み阻害作用により、左記の薬剤のGABA作用が増強される可能性が考えられる。

      • 抗てんかん剤
        • バルビツール酸系
        • ヒダントイン系
        • ベンゾジアゼピン系
        • 分岐脂肪酸系等
        •                           [16.7 参照]                         

      左記の薬剤との併用時の安全性は検討されていないが、服用間隔は30分以上空けることが推奨される。

      本剤によるGABA取り込み阻害作用により、左記の薬剤のGABA作用が増強される可能性が考えられる。

      11. 副作用

      次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。

      11.1 重大な副作用

      1. 11.1.1 脳浮腫(頻度不明1)

        血漿中メチオニン値の上昇を伴う脳浮腫があらわれることがある。[8.2 参照]

                
      1) 自発報告等によるため
              

      11.2 その他の副作用

      1%以上

      0.1~1%未満

      頻度不明

      精神神経系

      激越、うつ病、易刺激性、人格障害、睡眠障害、嗜眠

      痙攣、頭痛、筋緊張亢進

      消化器系

      悪心

      歯の障害、下痢、舌炎、腹部不快感、嘔吐、食欲減退、胃腸障害、変色歯

      腹痛、便秘、胃腸炎

      皮膚

      毛髪脱落、蕁麻疹、皮膚異常臭

      発疹

      呼吸器系

      鼻咽頭炎

      循環器系

      高脂血症

      腎臓

      尿失禁

      臨床検査

      血中メチオニン値上昇

      体重増加

      感染

      感染性腸炎

      インフルエンザ

      その他

      発熱

      無力症、メラノサイト性母斑

      14. 適用上の注意

      14.1 薬剤調製時の注意

      グラシン紙等水分透過性の高い包材で分包して投薬する場合には、気密性の高い容器に入れるなどして湿気を避けて保存すること(グラシン紙を用いた分包を開放状態で保存した場合、吸湿及び潮解が認められている)。

      14.2 薬剤投与時の注意

      本剤を水に溶かして服用する場合は、溶解後速やかに服用すること。

      15. その他の注意

      15.1 臨床使用に基づく情報

      外国人ホモシスチン尿症患者(6例)を対象に、ベタイン100mg/kg単回経口投与時の血漿中ベタイン濃度及び血漿中総ホモシステイン値の関係から、ベタイン1日2回の用量(10~1000mg/kg/日)と血漿中総ホモシステイン値の関係をシミュレーションによって解析した結果、用量が150mg/kg/日を超えた場合、血漿中総ホモシステイン値の減少作用は頭打ちの傾向であった1)

      その他詳細情報

      日本標準商品分類番号
      873999
      ブランドコード
      3999035A1028
      承認番号
      22600AMX00012000
      販売開始年月
      2014-05
      貯法
      気密容器、室温保存 (開封後は吸湿に注意して保管すること)
      有効期間
      3年
      規制区分
      12

      重要な注意事項

      • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
      • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
      • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
      • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
      • 副作用に関する情報は、信頼できる医療情報源に基づいて提供されていますが、完全性や正確性を保証するものではありません。
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