薬効分類名選択的尿酸再吸収阻害薬
高尿酸血症治療剤

一般的名称ドチヌラド

ユリス錠0.5mg、ユリス錠1mg、ユリス錠2mg

ゆりすじょう0.5mg、ゆりすじょう1mg、ゆりすじょう2mg

URECE Tablets 0.5mg, URECE Tablets 1mg, URECE Tablets 2mg

製造販売元/株式会社富士薬品、販売/持田製薬株式会社

第6版
禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者腎機能障害患者肝機能障害患者妊婦授乳婦

その他の副作用

部位
頻度
副作用
胃腸・消化器系
1%未満
胃腸・消化器系
頻度不明
肝臓まわり
1%未満
肝臓まわり
頻度不明
運動器
5%以上
運動器
1~5%未満
関節炎四肢不快感
運動器
1%未満
皮膚
頻度不明
その他
頻度不明

併用注意

薬剤名等

ピラジナミド

臨床症状・措置方法

本剤の効果が減弱する可能性がある。

機序・危険因子

ピラジナミドの代謝物がURAT1による尿酸再吸収を促進することが知られており、本剤の尿酸排泄促進に拮抗する可能性がある。

薬剤名等

サリチル酸製剤

  • アスピリン等
臨床症状・措置方法

本剤の効果が減弱する可能性がある。

機序・危険因子

サリチル酸製剤は尿酸の排泄を抑制することが知られており、本剤の尿酸排泄促進に拮抗する可能性がある。

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

3. 組成・性状

3.1 組成

ユリス錠0.5mg

有効成分 1錠中ドチヌラド   0.5mg
添加剤 乳糖水和物、D-マンニトール、結晶セルロース、ヒプロメロース、カルメロース、ステアリン酸マグネシウム
ユリス錠1mg

有効成分 1錠中ドチヌラド   1mg
添加剤 乳糖水和物、D-マンニトール、結晶セルロース、ヒプロメロース、カルメロース、ステアリン酸マグネシウム
ユリス錠2mg

有効成分 1錠中ドチヌラド   2mg
添加剤 乳糖水和物、D-マンニトール、結晶セルロース、ヒプロメロース、カルメロース、ステアリン酸マグネシウム、三二酸化鉄

3.2 製剤の性状

ユリス錠0.5mg

剤形 錠剤
色調 白色~淡黄白色
外形 表面                                    
裏面                                    
側面                                    
大きさ 直径 約6.5mm
厚さ 約2.8mm
質量 約100mg
識別コード FY321
性状 素錠
ユリス錠1mg

剤形 錠剤
色調 白色~淡黄白色
外形 表面                                    
裏面                                    
側面                                    
大きさ 直径 約8.0mm
厚さ 約3.8mm
質量 約200mg
識別コード FY322
性状 片面に割線を有する素錠
ユリス錠2mg

剤形 錠剤
色調 ごくうすい紅色
外形 表面                                    
裏面                                    
側面                                    
大きさ 直径 約8.0mm
厚さ 約3.8mm
質量 約200mg
識別コード FY323
性状 片面に割線を有する素錠

4. 効能又は効果

痛風、高尿酸血症

5. 効能又は効果に関連する注意

本剤の適用にあたっては、病型、最新の治療指針等を参考に患者を選択すること。[17.1.1 参照],[17.1.2 参照],[17.1.3 参照]

6. 用法及び用量

用法及び用量に関する説明

通常、成人にはドチヌラドとして1日0.5mgより開始し、1日1回経口投与する。その後は血中尿酸値を確認しながら必要に応じて徐々に増量する。維持量は通常1日1回2mgで、患者の状態に応じて適宜増減するが、最大投与量は1日1回4mgとする。

7. 用法及び用量に関連する注意

尿酸降下薬による治療初期には、血中尿酸値の急激な低下により痛風関節炎(痛風発作)が誘発されることがあるので、本剤の投与は0.5mg1日1回から開始し、投与開始から2週間以降に1mg1日1回、投与開始から6週間以降に2mg1日1回投与とするなど、徐々に増量すること。なお、増量後は経過を十分に観察すること。[8.1 参照],[17.1.1 参照],[17.1.2 参照],[17.1.3 参照]

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 本剤は尿酸降下薬であり、痛風関節炎(痛風発作)発現時に血中尿酸値を低下させると痛風関節炎(痛風発作)を増悪させるおそれがある。本剤投与前に痛風関節炎(痛風発作)が認められた場合は、症状がおさまるまで、本剤の投与を開始しないこと。
    また、本剤投与中に痛風関節炎(痛風発作)が発現した場合には、本剤の用量を変更することなく投与を継続し、症状によりコルヒチン、非ステロイド性抗炎症剤、副腎皮質ステロイド等を併用すること。[7 参照]
  2. 8.2 本剤の薬理作用により特に投与初期に尿酸排泄量が増大することから、尿が酸性の場合には、患者に尿路結石及びこれに由来する血尿、腎仙痛等の症状を起こす可能性があるので、これを防止するため、水分の摂取による尿量の増加及び尿のアルカリ化をはかること。なお、この場合には、患者の酸・塩基平衡に注意すること。
  3. 8.3 他の尿酸排泄促進薬において重篤な肝障害が報告されていることから、本剤投与中は、定期的に肝機能検査を行うなど、患者の状態を十分に観察すること。[9.3 参照]

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 尿路結石を伴う患者

    治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。本剤の薬理作用から、尿中尿酸排泄量の増大により、尿路結石の症状を悪化させるおそれがある。
    なお、臨床試験では、尿路結石を伴う患者への投与は行われていない。

9.2 腎機能障害患者

  1. 9.2.1 重度の腎機能障害患者(eGFRが30mL/min/1.73m2未満)

    他剤での治療を考慮すること。本剤は腎近位尿細管において作用するため、腎機能障害の程度に応じて、有効性が減弱する可能性がある。特に、乏尿又は無尿の患者においては、有効性が期待できないことから、本剤の投与は避けること。
    なお、臨床試験では、eGFRが30mL/min/1.73m2未満の患者は除外されている。

9.3 肝機能障害患者

慎重な経過観察を行うこと。他の尿酸排泄促進薬では重篤な肝障害が認められている。
なお、臨床試験では、重篤な肝疾患を有する患者、AST又はALT 100IU/L以上の患者は除外されている。[8.3 参照]

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(ラット及びウサギ)で、臨床曝露量の約1053倍及び約174倍に相当する用量で骨格変異が認められた1)

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で、本剤が乳汁中に移行することが報告されている2)

10. 相互作用

    10.2 併用注意(併用に注意すること)

    薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

    ピラジナミド

    本剤の効果が減弱する可能性がある。

    ピラジナミドの代謝物がURAT1による尿酸再吸収を促進することが知られており、本剤の尿酸排泄促進に拮抗する可能性がある。

    サリチル酸製剤

    • アスピリン等

    本剤の効果が減弱する可能性がある。

    サリチル酸製剤は尿酸の排泄を抑制することが知られており、本剤の尿酸排泄促進に拮抗する可能性がある。

    11. 副作用

    次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

    11.2 その他の副作用

    5%以上

    1~5%未満

    1%未満

    頻度不明

    *胃腸

    軟便

    下痢、悪心

    肝及び胆道系

    γ-GTP増加

    ALT増加、AST増加

    筋及び骨格系

    痛風関節炎

    関節炎、四肢不快感

    関節痛

    腎及び泌尿器系

    腎結石、腎石灰沈着症、尿中β2ミクログロブリン増加、血中クレアチニン増加、尿中アルブミン/クレアチニン比増加、尿中アルブミン陽性

    *皮膚

    発疹、そう痒症

    *その他

    倦怠感

    14. 適用上の注意

    14.1 薬剤交付時の注意

    PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。

    2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

    1. 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

    3. 組成・性状

    3.1 組成

    ユリス錠0.5mg

    有効成分 1錠中ドチヌラド   0.5mg
    添加剤 乳糖水和物、D-マンニトール、結晶セルロース、ヒプロメロース、カルメロース、ステアリン酸マグネシウム
    ユリス錠1mg

    有効成分 1錠中ドチヌラド   1mg
    添加剤 乳糖水和物、D-マンニトール、結晶セルロース、ヒプロメロース、カルメロース、ステアリン酸マグネシウム
    ユリス錠2mg

    有効成分 1錠中ドチヌラド   2mg
    添加剤 乳糖水和物、D-マンニトール、結晶セルロース、ヒプロメロース、カルメロース、ステアリン酸マグネシウム、三二酸化鉄

    3.2 製剤の性状

    ユリス錠0.5mg

    剤形 錠剤
    色調 白色~淡黄白色
    外形 表面                                    
    裏面                                    
    側面                                    
    大きさ 直径 約6.5mm
    厚さ 約2.8mm
    質量 約100mg
    識別コード FY321
    性状 素錠
    ユリス錠1mg

    剤形 錠剤
    色調 白色~淡黄白色
    外形 表面                                    
    裏面                                    
    側面                                    
    大きさ 直径 約8.0mm
    厚さ 約3.8mm
    質量 約200mg
    識別コード FY322
    性状 片面に割線を有する素錠
    ユリス錠2mg

    剤形 錠剤
    色調 ごくうすい紅色
    外形 表面                                    
    裏面                                    
    側面                                    
    大きさ 直径 約8.0mm
    厚さ 約3.8mm
    質量 約200mg
    識別コード FY323
    性状 片面に割線を有する素錠

    4. 効能又は効果

    痛風、高尿酸血症

    5. 効能又は効果に関連する注意

    本剤の適用にあたっては、病型、最新の治療指針等を参考に患者を選択すること。[17.1.1 参照],[17.1.2 参照],[17.1.3 参照]

    6. 用法及び用量

    用法及び用量に関する説明

    通常、成人にはドチヌラドとして1日0.5mgより開始し、1日1回経口投与する。その後は血中尿酸値を確認しながら必要に応じて徐々に増量する。維持量は通常1日1回2mgで、患者の状態に応じて適宜増減するが、最大投与量は1日1回4mgとする。

    7. 用法及び用量に関連する注意

    尿酸降下薬による治療初期には、血中尿酸値の急激な低下により痛風関節炎(痛風発作)が誘発されることがあるので、本剤の投与は0.5mg1日1回から開始し、投与開始から2週間以降に1mg1日1回、投与開始から6週間以降に2mg1日1回投与とするなど、徐々に増量すること。なお、増量後は経過を十分に観察すること。[8.1 参照],[17.1.1 参照],[17.1.2 参照],[17.1.3 参照]

    8. 重要な基本的注意

    1. 8.1 本剤は尿酸降下薬であり、痛風関節炎(痛風発作)発現時に血中尿酸値を低下させると痛風関節炎(痛風発作)を増悪させるおそれがある。本剤投与前に痛風関節炎(痛風発作)が認められた場合は、症状がおさまるまで、本剤の投与を開始しないこと。
      また、本剤投与中に痛風関節炎(痛風発作)が発現した場合には、本剤の用量を変更することなく投与を継続し、症状によりコルヒチン、非ステロイド性抗炎症剤、副腎皮質ステロイド等を併用すること。[7 参照]
    2. 8.2 本剤の薬理作用により特に投与初期に尿酸排泄量が増大することから、尿が酸性の場合には、患者に尿路結石及びこれに由来する血尿、腎仙痛等の症状を起こす可能性があるので、これを防止するため、水分の摂取による尿量の増加及び尿のアルカリ化をはかること。なお、この場合には、患者の酸・塩基平衡に注意すること。
    3. 8.3 他の尿酸排泄促進薬において重篤な肝障害が報告されていることから、本剤投与中は、定期的に肝機能検査を行うなど、患者の状態を十分に観察すること。[9.3 参照]

    9. 特定の背景を有する患者に関する注意

    9.1 合併症・既往歴等のある患者

    1. 9.1.1 尿路結石を伴う患者

      治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。本剤の薬理作用から、尿中尿酸排泄量の増大により、尿路結石の症状を悪化させるおそれがある。
      なお、臨床試験では、尿路結石を伴う患者への投与は行われていない。

    9.2 腎機能障害患者

    1. 9.2.1 重度の腎機能障害患者(eGFRが30mL/min/1.73m2未満)

      他剤での治療を考慮すること。本剤は腎近位尿細管において作用するため、腎機能障害の程度に応じて、有効性が減弱する可能性がある。特に、乏尿又は無尿の患者においては、有効性が期待できないことから、本剤の投与は避けること。
      なお、臨床試験では、eGFRが30mL/min/1.73m2未満の患者は除外されている。

    9.3 肝機能障害患者

    慎重な経過観察を行うこと。他の尿酸排泄促進薬では重篤な肝障害が認められている。
    なお、臨床試験では、重篤な肝疾患を有する患者、AST又はALT 100IU/L以上の患者は除外されている。[8.3 参照]

    9.5 妊婦

    妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(ラット及びウサギ)で、臨床曝露量の約1053倍及び約174倍に相当する用量で骨格変異が認められた1)

    9.6 授乳婦

    治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で、本剤が乳汁中に移行することが報告されている2)

    10. 相互作用

      10.2 併用注意(併用に注意すること)

      薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

      ピラジナミド

      本剤の効果が減弱する可能性がある。

      ピラジナミドの代謝物がURAT1による尿酸再吸収を促進することが知られており、本剤の尿酸排泄促進に拮抗する可能性がある。

      サリチル酸製剤

      • アスピリン等

      本剤の効果が減弱する可能性がある。

      サリチル酸製剤は尿酸の排泄を抑制することが知られており、本剤の尿酸排泄促進に拮抗する可能性がある。

      11. 副作用

      次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

      11.2 その他の副作用

      5%以上

      1~5%未満

      1%未満

      頻度不明

      *胃腸

      軟便

      下痢、悪心

      肝及び胆道系

      γ-GTP増加

      ALT増加、AST増加

      筋及び骨格系

      痛風関節炎

      関節炎、四肢不快感

      関節痛

      腎及び泌尿器系

      腎結石、腎石灰沈着症、尿中β2ミクログロブリン増加、血中クレアチニン増加、尿中アルブミン/クレアチニン比増加、尿中アルブミン陽性

      *皮膚

      発疹、そう痒症

      *その他

      倦怠感

      14. 適用上の注意

      14.1 薬剤交付時の注意

      PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。

      その他詳細情報

      日本標準商品分類番号
      873949
      ブランドコード
      3949005F1022, 3949005F2029, 3949005F3025
      承認番号
      30200AMX00020000, 30200AMX00021000, 30200AMX00022000
      販売開始年月
      2020-05, 2020-05, 2020-05
      貯法
      室温保存、室温保存、室温保存
      有効期間
      3年、3年、3年
      規制区分
      12, 12, 12

      重要な注意事項

      • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
      • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
      • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
      • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
      • 副作用に関する情報は、信頼できる医療情報源に基づいて提供されていますが、完全性や正確性を保証するものではありません。
      • この情報を使用することにより生じたいかなる損害についても、当サイトは一切の責任を負いません。