薬効分類名血液凝固阻止剤
一般的名称パルナパリンナトリウム
ローヘパ透析用100単位/mLシリンジ20mL、ローヘパ透析用150単位/mLシリンジ20mL、ローヘパ透析用200単位/mLシリンジ20mL
LOWHEPA for Dialysis SYRINGES, LOWHEPA for Dialysis SYRINGES, LOWHEPA for Dialysis SYRINGES
製造販売元/エイワイファーマ株式会社、販売元/株式会社陽進堂
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
抗凝固剤
本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。
本剤の抗凝固作用と血液凝固因子の生合成阻害作用により相加的に出血傾向が増強される。
血栓溶解剤
- ウロキナーゼ
- t-PA製剤等
本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。
本剤の抗凝固作用とフィブリン溶解作用により相加的に出血傾向が増強される。
サリチル酸誘導体
- アスピリン等
本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。
本剤の抗凝固作用と血小板凝集抑制作用により相加的に出血傾向が増強される。
血小板凝集抑制作用を有する薬剤
- ジピリダモール
- チクロピジン塩酸塩等
本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。
本剤の抗凝固作用と血小板凝集抑制作用により相加的に出血傾向が増強される。
非ステロイド性消炎剤
本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。
本剤の抗凝固作用と血小板機能阻害作用により、出血の危険性が増大する。
糖質副腎皮質ホルモン剤
本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。
副腎皮質ホルモン剤の消化器系の副作用により、出血の危険性が増大する可能性がある。
デキストラン
本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。
本剤の抗凝固作用と血小板凝集抑制作用により相加的に出血傾向が増強される。
テトラサイクリン系抗生物質
強心配糖体
- ジギタリス製剤
本剤の作用が減弱することがある。
機序は不明である。
筋弛緩回復剤
- スガマデクスナトリウム
本剤の抗凝固作用が増強されるおそれがあるので、患者の状態を観察するとともに血液凝固に関する検査値に注意すること。
作用機序は不明であるが、スガマデクスナトリウム4mg/kgと抗凝固剤の併用中に活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)又はプロトロンビン時間(PT)の軽度で一過性の延長が認められている。
アンデキサネット アルファ(遺伝子組換え)
本剤の抗凝固作用が減弱し、ヘパリン抵抗性を示すことがある。
In vitroデータから、アンデキサネット アルファ(遺伝子組換え)がヘパリン-アンチトロンビンⅢ複合体に作用し、本剤の抗凝固作用を減弱させることが示唆されている。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 パルナパリンナトリウムに対し過敏症状又は過敏症の既往歴のある患者
- 2.2 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]
4. 効能・効果
血液体外循環時の灌流血液の凝固防止(血液透析・血液透析ろ過・血液ろ過)
8. 重要な基本的注意
- 8.1 脊椎・硬膜外麻酔あるいは腰椎穿刺等との併用により、穿刺部位に血腫が生じ、神経の圧迫による麻痺があらわれるおそれがある。併用する場合には神経障害の徴候及び症状について十分注意し、異常が認められた場合には直ちに適切な処置を行うこと。
- 8.2 ヘパリン起因性血小板減少症(HIT:heparin-induced thrombocytopenia)があらわれることがあるので、本剤投与後は血小板数を測定すること。[9.1.2 参照],[11.1.2 参照],[15.1.2 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 高度な出血症状を有する患者
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。出血症状を助長するおそれがある。
-
9.1.2 *ヘパリン起因性血小板減少症(HIT:heparin-induced thrombocytopenia)の既往歴のある患者
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。投与が必要な場合は、本剤投与後は血小板数を測定すること。HITがあらわれることがある。[8.2 参照],[11.1.2 参照],[15.1.2 参照]
9.5 妊婦
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で、母乳中へ移行することが確認されている5) 。
9.7 小児等
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
抗凝固剤 |
本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。 |
本剤の抗凝固作用と血液凝固因子の生合成阻害作用により相加的に出血傾向が増強される。 |
本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。 |
本剤の抗凝固作用とフィブリン溶解作用により相加的に出血傾向が増強される。 |
|
本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。 |
本剤の抗凝固作用と血小板凝集抑制作用により相加的に出血傾向が増強される。 |
|
本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。 |
本剤の抗凝固作用と血小板凝集抑制作用により相加的に出血傾向が増強される。 |
|
非ステロイド性消炎剤 |
本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。 |
本剤の抗凝固作用と血小板機能阻害作用により、出血の危険性が増大する。 |
糖質副腎皮質ホルモン剤 |
本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。 |
副腎皮質ホルモン剤の消化器系の副作用により、出血の危険性が増大する可能性がある。 |
デキストラン |
本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。 |
本剤の抗凝固作用と血小板凝集抑制作用により相加的に出血傾向が増強される。 |
本剤の作用が減弱することがある。 |
機序は不明である。 |
|
本剤の抗凝固作用が増強されるおそれがあるので、患者の状態を観察するとともに血液凝固に関する検査値に注意すること。 |
作用機序は不明であるが、スガマデクスナトリウム4mg/kgと抗凝固剤の併用中に活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)又はプロトロンビン時間(PT)の軽度で一過性の延長が認められている。 |
|
**アンデキサネット アルファ(遺伝子組換え) |
本剤の抗凝固作用が減弱し、ヘパリン抵抗性を示すことがある。 |
In vitroデータから、アンデキサネット アルファ(遺伝子組換え)がヘパリン-アンチトロンビンⅢ複合体に作用し、本剤の抗凝固作用を減弱させることが示唆されている。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
血圧低下、意識低下、呼吸困難、チアノーゼ、蕁麻疹等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
-
11.1.2 血小板減少(頻度不明)
ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)等の著明な血小板減少があらわれることがある。血小板数の著明な減少や血栓症を疑わせる異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。[8.2 参照],[9.1.2 参照],[15.1.2 参照]
11.2 その他の副作用
0.1~5%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|
血液 |
点状出血、貧血 |
鼻出血 |
過敏症 |
そう痒感、発疹 |
|
皮膚 |
脱毛、白斑、出血性壊死 |
|
肝臓 |
AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇 |
|
長期投与 |
骨粗鬆症、低アルドステロン症 |
|
その他 |
胸部圧迫感、両頬のつっぱり感、頭痛、動悸 |
14. 適用上の注意
14.1 全般的な注意
14.2 薬剤投与時の注意
14.4 透析器に関する注意
本剤は、ヘモファン膜へ吸着することにより、抗凝固活性が低下するおそれがある。[16.8.1 参照]
15. その他の注意
15.1 臨床使用に基づく情報
-
15.1.1 類薬との互換性
本剤は未分画ヘパリンや他の低分子量ヘパリンと製造工程、分子量の分布が異なり、同一単位(抗第Xa因子活性)でも他のヘパリン類とは必ずしも互換性がないため、投与量の設定の際には本剤の用法・用量に従うこと。
-
15.1.2 ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)
HITはヘパリン-血小板第4因子複合体に対する自己抗体(HIT抗体)の出現による免疫学的機序を介した病態であり、重篤な血栓症(脳梗塞、肺塞栓症、深部静脈血栓症等)を伴うことがある。HIT発現時に出現するHIT抗体は100日程度で消失~低下するとの報告がある。また、投与終了数週間後に、HITが遅延して発現したとの報告もある。[8.2 参照],[9.1.2 参照],[11.1.2 参照]
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 パルナパリンナトリウムに対し過敏症状又は過敏症の既往歴のある患者
- 2.2 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]
4. 効能・効果
血液体外循環時の灌流血液の凝固防止(血液透析・血液透析ろ過・血液ろ過)
8. 重要な基本的注意
- 8.1 脊椎・硬膜外麻酔あるいは腰椎穿刺等との併用により、穿刺部位に血腫が生じ、神経の圧迫による麻痺があらわれるおそれがある。併用する場合には神経障害の徴候及び症状について十分注意し、異常が認められた場合には直ちに適切な処置を行うこと。
- 8.2 ヘパリン起因性血小板減少症(HIT:heparin-induced thrombocytopenia)があらわれることがあるので、本剤投与後は血小板数を測定すること。[9.1.2 参照],[11.1.2 参照],[15.1.2 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 高度な出血症状を有する患者
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。出血症状を助長するおそれがある。
-
9.1.2 *ヘパリン起因性血小板減少症(HIT:heparin-induced thrombocytopenia)の既往歴のある患者
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。投与が必要な場合は、本剤投与後は血小板数を測定すること。HITがあらわれることがある。[8.2 参照],[11.1.2 参照],[15.1.2 参照]
9.5 妊婦
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で、母乳中へ移行することが確認されている5) 。
9.7 小児等
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
抗凝固剤 |
本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。 |
本剤の抗凝固作用と血液凝固因子の生合成阻害作用により相加的に出血傾向が増強される。 |
本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。 |
本剤の抗凝固作用とフィブリン溶解作用により相加的に出血傾向が増強される。 |
|
本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。 |
本剤の抗凝固作用と血小板凝集抑制作用により相加的に出血傾向が増強される。 |
|
本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。 |
本剤の抗凝固作用と血小板凝集抑制作用により相加的に出血傾向が増強される。 |
|
非ステロイド性消炎剤 |
本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。 |
本剤の抗凝固作用と血小板機能阻害作用により、出血の危険性が増大する。 |
糖質副腎皮質ホルモン剤 |
本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。 |
副腎皮質ホルモン剤の消化器系の副作用により、出血の危険性が増大する可能性がある。 |
デキストラン |
本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある。 |
本剤の抗凝固作用と血小板凝集抑制作用により相加的に出血傾向が増強される。 |
本剤の作用が減弱することがある。 |
機序は不明である。 |
|
本剤の抗凝固作用が増強されるおそれがあるので、患者の状態を観察するとともに血液凝固に関する検査値に注意すること。 |
作用機序は不明であるが、スガマデクスナトリウム4mg/kgと抗凝固剤の併用中に活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)又はプロトロンビン時間(PT)の軽度で一過性の延長が認められている。 |
|
**アンデキサネット アルファ(遺伝子組換え) |
本剤の抗凝固作用が減弱し、ヘパリン抵抗性を示すことがある。 |
In vitroデータから、アンデキサネット アルファ(遺伝子組換え)がヘパリン-アンチトロンビンⅢ複合体に作用し、本剤の抗凝固作用を減弱させることが示唆されている。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
血圧低下、意識低下、呼吸困難、チアノーゼ、蕁麻疹等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
-
11.1.2 血小板減少(頻度不明)
ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)等の著明な血小板減少があらわれることがある。血小板数の著明な減少や血栓症を疑わせる異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。[8.2 参照],[9.1.2 参照],[15.1.2 参照]
11.2 その他の副作用
0.1~5%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|
血液 |
点状出血、貧血 |
鼻出血 |
過敏症 |
そう痒感、発疹 |
|
皮膚 |
脱毛、白斑、出血性壊死 |
|
肝臓 |
AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇 |
|
長期投与 |
骨粗鬆症、低アルドステロン症 |
|
その他 |
胸部圧迫感、両頬のつっぱり感、頭痛、動悸 |
14. 適用上の注意
14.1 全般的な注意
14.2 薬剤投与時の注意
14.4 透析器に関する注意
本剤は、ヘモファン膜へ吸着することにより、抗凝固活性が低下するおそれがある。[16.8.1 参照]
15. その他の注意
15.1 臨床使用に基づく情報
-
15.1.1 類薬との互換性
本剤は未分画ヘパリンや他の低分子量ヘパリンと製造工程、分子量の分布が異なり、同一単位(抗第Xa因子活性)でも他のヘパリン類とは必ずしも互換性がないため、投与量の設定の際には本剤の用法・用量に従うこと。
-
15.1.2 ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)
HITはヘパリン-血小板第4因子複合体に対する自己抗体(HIT抗体)の出現による免疫学的機序を介した病態であり、重篤な血栓症(脳梗塞、肺塞栓症、深部静脈血栓症等)を伴うことがある。HIT発現時に出現するHIT抗体は100日程度で消失~低下するとの報告がある。また、投与終了数週間後に、HITが遅延して発現したとの報告もある。[8.2 参照],[9.1.2 参照],[11.1.2 参照]