薬効分類名血液凝固阻止剤
一般的名称ダルテパリンナトリウム
ダルテパリンNa静注5000単位/5mL「日新」
だるてぱりんNaじょうちゅう5000たんい/5mL「にっしん」
Dalteparin Na IV 5000 Units/5mL “NISSIN”
製造販売元/日新製薬株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
抗凝固剤
- ヘパリンナトリウム
ワルファリン - 直接作用型経口抗凝固薬(エドキサバン、リバーロキサバン、アピキサバン等)等
出血傾向が増強するおそれがある。
相加的に抗凝固作用が増強される。
血小板凝集抑制作用を有する薬剤
- アスピリン
ジピリダモール等
出血傾向が増強するおそれがある。
血小板凝集抑制作用を有するため、抗凝固作用が増強される。
非ステロイド性消炎鎮痛薬
- イブプロフェン等
出血傾向が増強するおそれがある。
血小板凝集抑制作用を有するため、抗凝固作用が増強される。
(特に腎不全のある患者)
血栓溶解剤
- ウロキナーゼ
t-PA製剤等
出血傾向が増強するおそれがある。
血栓溶解作用と、本剤の抗凝固作用の相加的作用による。
テトラサイクリン系抗生物質
強心配糖体
- ジギタリス製剤
本剤の作用が減弱するおそれがある。
機序は不明である。
アンデキサネット アルファ
本剤の抗凝固作用が減弱する可能性がある。
In vitroデータから、アンデキサネット アルファがヘパリン‐アンチトロンビンⅢ複合体に作用し、本剤の抗凝固作用を減弱させることが示唆されている。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]
8. 重要な基本的注意
-
8.1 脊椎・硬膜外麻酔あるいは腰椎穿刺等との併用により、穿刺部位に血腫が生じ、神経の圧迫による麻痺があらわれるおそれがある。
併用する場合には神経障害の徴候及び症状について十分注意し、異常が認められた場合には直ちに適切な処置を行うこと。 - 8.2 本剤の抗凝固作用を急速に中和する必要のある場合にはプロタミンを投与する。プロタミン1mgは本剤の100国際単位の効果を抑制する。[11.1.2 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 高度な出血症状を有する患者(汎発性血管内血液凝固症(DIC)を除く)
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。症状が悪化するおそれがある。
-
9.1.2 ヘパリン起因性血小板減少症(HIT:heparin-induced thrombocytopenia)の既往歴のある患者
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。投与が必要な場合は、本剤投与後は血小板数を測定すること。HITがあらわれることがある。[15.1.1 参照]
-
9.1.3 本剤の成分又はヘパリン、他の低分子量ヘパリンに対し過敏症の既往歴のある患者
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。[2 参照]
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で、乳汁中へ移行することが確認されている。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
一般に生理機能が低下している。
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
出血傾向が増強するおそれがある。 |
相加的に抗凝固作用が増強される。 |
|
出血傾向が増強するおそれがある。 |
血小板凝集抑制作用を有するため、抗凝固作用が増強される。 |
|
出血傾向が増強するおそれがある。 |
血小板凝集抑制作用を有するため、抗凝固作用が増強される。 |
|
出血傾向が増強するおそれがある。 |
血栓溶解作用と、本剤の抗凝固作用の相加的作用による。 |
|
本剤の作用が減弱するおそれがある。 |
機序は不明である。 |
|
**アンデキサネット アルファ |
**本剤の抗凝固作用が減弱する可能性がある。 |
** In vitroデータから、アンデキサネット アルファがヘパリン‐アンチトロンビンⅢ複合体に作用し、本剤の抗凝固作用を減弱させることが示唆されている。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 ショック・アナフィラキシー(頻度不明)
呼吸困難、浮腫等を伴うアナフィラキシーがあらわれることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、血圧の維持、体液の補充管理、気道の確保等の適切な処置を行うこと。
-
11.1.2 出血(0.85%)
頭蓋内出血(0.08%)、消化管出血(0.27%)、後腹膜出血(頻度不明)等の重篤な出血があらわれることがある。[8.2 参照]
-
11.1.3 血小板減少(0.01%)
血小板数を測定し、著明な減少が認められた場合には投与を中止すること。
-
11.1.4 血栓症(頻度不明)
著明な血小板減少とそれに伴う血栓症の発現が報告されている。ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)の場合は、著明な血小板減少と脳梗塞、肺塞栓症、深部静脈血栓症等の血栓症やシャント閉塞、回路内閉塞を伴う。本剤投与後は血小板数を測定し、著明な減少や血栓症を疑わせる異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
11.2 その他の副作用
0.1~5%未満 |
0.1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|
過敏症 |
そう痒感、発熱 |
発疹 |
|
肝臓 |
ALTの上昇 |
AST、Al-Pの上昇 |
|
消化器 |
嘔気、食欲不振 |
||
**代謝・栄養 |
**高カリウム血症 |
||
皮膚 |
脱毛 |
||
その他 |
骨粗鬆症 |
15. その他の注意
15.1 臨床使用に基づく情報
- 15.1.1 ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)はヘパリン-血小板第4因子複合体に対する自己抗体(HIT抗体)の出現による免疫学的機序を介した病態であり、重篤な血栓症(脳梗塞、肺塞栓症、深部静脈血栓症等)を伴うことがある。HIT発現時に出現するHIT抗体は100日程度で消失~低下するとの報告がある。また、投与終了数週間後に、HITが遅延して発現したとの報告もある。[9.1.2 参照]
- 15.1.2 本剤は未分画ヘパリンや他の低分子量ヘパリン又は合成多糖類と製造工程、分子量の分布が異なり、同一単位(抗第Xa因子活性)でも他のヘパリン類とは必ずしも互換性がないため、投与量の設定の際には本剤の用法・用量に従うこと。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]
8. 重要な基本的注意
-
8.1 脊椎・硬膜外麻酔あるいは腰椎穿刺等との併用により、穿刺部位に血腫が生じ、神経の圧迫による麻痺があらわれるおそれがある。
併用する場合には神経障害の徴候及び症状について十分注意し、異常が認められた場合には直ちに適切な処置を行うこと。 - 8.2 本剤の抗凝固作用を急速に中和する必要のある場合にはプロタミンを投与する。プロタミン1mgは本剤の100国際単位の効果を抑制する。[11.1.2 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 高度な出血症状を有する患者(汎発性血管内血液凝固症(DIC)を除く)
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。症状が悪化するおそれがある。
-
9.1.2 ヘパリン起因性血小板減少症(HIT:heparin-induced thrombocytopenia)の既往歴のある患者
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。投与が必要な場合は、本剤投与後は血小板数を測定すること。HITがあらわれることがある。[15.1.1 参照]
-
9.1.3 本剤の成分又はヘパリン、他の低分子量ヘパリンに対し過敏症の既往歴のある患者
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。[2 参照]
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で、乳汁中へ移行することが確認されている。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
一般に生理機能が低下している。
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
出血傾向が増強するおそれがある。 |
相加的に抗凝固作用が増強される。 |
|
出血傾向が増強するおそれがある。 |
血小板凝集抑制作用を有するため、抗凝固作用が増強される。 |
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出血傾向が増強するおそれがある。 |
血小板凝集抑制作用を有するため、抗凝固作用が増強される。 |
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出血傾向が増強するおそれがある。 |
血栓溶解作用と、本剤の抗凝固作用の相加的作用による。 |
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本剤の作用が減弱するおそれがある。 |
機序は不明である。 |
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**アンデキサネット アルファ |
**本剤の抗凝固作用が減弱する可能性がある。 |
** In vitroデータから、アンデキサネット アルファがヘパリン‐アンチトロンビンⅢ複合体に作用し、本剤の抗凝固作用を減弱させることが示唆されている。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 ショック・アナフィラキシー(頻度不明)
呼吸困難、浮腫等を伴うアナフィラキシーがあらわれることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、血圧の維持、体液の補充管理、気道の確保等の適切な処置を行うこと。
-
11.1.2 出血(0.85%)
頭蓋内出血(0.08%)、消化管出血(0.27%)、後腹膜出血(頻度不明)等の重篤な出血があらわれることがある。[8.2 参照]
-
11.1.3 血小板減少(0.01%)
血小板数を測定し、著明な減少が認められた場合には投与を中止すること。
-
11.1.4 血栓症(頻度不明)
著明な血小板減少とそれに伴う血栓症の発現が報告されている。ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)の場合は、著明な血小板減少と脳梗塞、肺塞栓症、深部静脈血栓症等の血栓症やシャント閉塞、回路内閉塞を伴う。本剤投与後は血小板数を測定し、著明な減少や血栓症を疑わせる異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
11.2 その他の副作用
0.1~5%未満 |
0.1%未満 |
頻度不明 |
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|---|---|---|---|
過敏症 |
そう痒感、発熱 |
発疹 |
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肝臓 |
ALTの上昇 |
AST、Al-Pの上昇 |
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消化器 |
嘔気、食欲不振 |
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**代謝・栄養 |
**高カリウム血症 |
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皮膚 |
脱毛 |
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その他 |
骨粗鬆症 |
15. その他の注意
15.1 臨床使用に基づく情報
- 15.1.1 ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)はヘパリン-血小板第4因子複合体に対する自己抗体(HIT抗体)の出現による免疫学的機序を介した病態であり、重篤な血栓症(脳梗塞、肺塞栓症、深部静脈血栓症等)を伴うことがある。HIT発現時に出現するHIT抗体は100日程度で消失~低下するとの報告がある。また、投与終了数週間後に、HITが遅延して発現したとの報告もある。[9.1.2 参照]
- 15.1.2 本剤は未分画ヘパリンや他の低分子量ヘパリン又は合成多糖類と製造工程、分子量の分布が異なり、同一単位(抗第Xa因子活性)でも他のヘパリン類とは必ずしも互換性がないため、投与量の設定の際には本剤の用法・用量に従うこと。