薬効分類名血流改善・体外循環灌流液

一般的名称血流改善・体外循環灌流液

低分子デキストラン糖注

ていぶんしできすとらんとうちゅう

LOW MOLECULAR DEXTRAN D INJECTION

製造販売元/株式会社大塚製薬工場、販売提携/大塚製薬株式会社

第1版
禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者腎機能障害患者妊婦授乳婦小児等高齢者

重大な副作用

頻度
副作用
頻度不明
頻度不明
頻度不明

その他の副作用

部位
頻度
副作用
血液系
頻度不明
胃腸・消化器系
頻度不明
皮膚
頻度不明
薬の使用・運用
頻度不明

併用注意

薬剤名等

腎障害を起こすおそれのあるアミノ糖系抗生物質

  • カナマイシン、ゲンタマイシン

臨床症状・措置方法

乏尿など腎に異常が認められた場合には、投与を中止し、持続的血液濾過透析法、血漿交換、血液透析等の適切な処置を行うこと。

機序・危険因子

これら抗生物質の腎毒性を増強することがある。脱水条件が加わると腎毒性がより増強される。

詳細情報

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2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 低張性脱水症の患者[本症はナトリウムの欠乏により血清の浸透圧が低張になることによって起こる。このような患者に本剤を投与すると、水分量を増加させることになり、症状が悪化するおそれがある。]
  2. 2.2 うっ血性心不全の患者[循環血液量の増加により、症状が悪化するおそれがある。]

3. 組成・性状

3.1 組成

本剤は1容器中に次の成分を含有する注射液である。
低分子デキストラン糖注

500mL中
有効成分 デキストラン40   50g
ブドウ糖   25g

3.2 製剤の性状

低分子デキストラン糖注

pH 3.5~6.5
浸透圧比 約1(生理食塩液に対する比)
性状 無色~微黄色澄明の液

4. 効能又は効果

  • 出血及びこれにより生じるショックの治療
  • 手術時における輸血の節減
  • 血栓症の予防及び治療
  • 外傷・熱傷・骨折等及び重症ショック時の末梢血行改善
  • 体外循環灌流液として用い灌流を容易にして手術中の併発症の危険を減少する

6. 用法及び用量

通常成人1回500mLを静脈内注射する。最初の24時間の投与量は20mL/kg以下とする。
血栓症の予防及び治療として連続投与するときは1日10mL/kg以下とし、5日以内とする。
体外循環灌流液としては10~20mL/kgを注入する。ただし、注入量は20mL/kg以下とする。
なお、投与量、投与速度は年齢、体重、症状に応じて適宜増減する。

7. 用法及び用量に関連する注意

長期連用を避けること(できるだけ短期投与にとどめ、5日以内とする)。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 糖尿病の患者

    血糖値が上昇することにより、症状が悪化するおそれがある。

  2. 9.1.2 脱水状態の患者

    腎機能障害発現の誘因となるおそれがある。

  3. 9.1.3 肺水腫の患者

    水分が肺細胞間質に滞留し、肺水腫が悪化するおそれがある。

  4. 9.1.4 低フィブリノーゲン血症、血小板減少症等の出血傾向のある患者

    凝固系を抑制して出血傾向を促進するおそれがある。

  5. 9.1.5 カリウム欠乏傾向のある患者

    ブドウ糖の投与によりカリウムが細胞内に移行し、一時的に血清カリウム値が低下し、症状が悪化するおそれがある。

  6. 9.1.6 尿崩症の患者

    水分、電解質等に影響を与えるため、症状が悪化するおそれがある。

9.2 腎機能障害患者

腎障害が悪化するおそれがある。

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

9.7 小児等

小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

10. 相互作用

    10.2 併用注意(併用に注意すること)

    薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

    腎障害を起こすおそれのあるアミノ糖系抗生物質

    • カナマイシン、ゲンタマイシン

    乏尿など腎に異常が認められた場合には、投与を中止し、持続的血液濾過透析法、血漿交換、血液透析等の適切な処置を行うこと。

    これら抗生物質の腎毒性を増強することがある。脱水条件が加わると腎毒性がより増強される。

    11. 副作用

    次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

    11.1 重大な副作用

    1. 11.1.1 ショック(頻度不明)

      血圧降下、脈拍の異常、呼吸抑制等があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。

    2. 11.1.2 急性腎障害(頻度不明)

      乏尿などの異常が認められた場合には投与を中止し、持続的血液濾過透析法、血漿交換、血液透析等の適切な処置を行うこと。

    3. 11.1.3 過敏症(頻度不明)

      アナフィラキシー等の過敏症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

    11.2 その他の副作用

    頻度不明

    血液(大量投与又は連用)

    出血時間延長、出血傾向

    胃腸

    悪心・嘔吐

    皮膚

    蕁麻疹

    大量・急速投与

    電解質喪失

    12. 臨床検査結果に及ぼす影響

    血液型判定又は交差試験を妨害することがあるので、これらの試験を行う必要がある場合には、本剤の投与前に実施することが望ましい。

    14. 適用上の注意

    14.1 全般的な注意

    1. 14.1.1 使用時には、感染に対する配慮をすること。
    2. 14.1.2 注射針や輸液セットのびん針は、ゴム栓の刻印部(○印)に垂直にゆっくりと刺すこと。斜めに刺した場合、削り片の混入及び液漏れの原因となるおそれがある。また、針は同一箇所に繰り返し刺さないこと。

    14.2 薬剤調製時の注意

    薬剤を配合する場合には、配合変化に注意すること。

    14.3 薬剤投与時の注意

    1. 14.3.1 皮下投与しないこと。
    2. 14.3.2 原則として、連結管を用いたタンデム方式による投与は行わないこと。輸液セット内に空気が流入するおそれがある。
    3. 14.3.3 容器の目盛りは目安として使用すること。
    4. 14.3.4 残液は使用しないこと。

    2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

    1. 2.1 低張性脱水症の患者[本症はナトリウムの欠乏により血清の浸透圧が低張になることによって起こる。このような患者に本剤を投与すると、水分量を増加させることになり、症状が悪化するおそれがある。]
    2. 2.2 うっ血性心不全の患者[循環血液量の増加により、症状が悪化するおそれがある。]

    3. 組成・性状

    3.1 組成

    本剤は1容器中に次の成分を含有する注射液である。
    低分子デキストラン糖注

    500mL中
    有効成分 デキストラン40   50g
    ブドウ糖   25g

    3.2 製剤の性状

    低分子デキストラン糖注

    pH 3.5~6.5
    浸透圧比 約1(生理食塩液に対する比)
    性状 無色~微黄色澄明の液

    4. 効能又は効果

    • 出血及びこれにより生じるショックの治療
    • 手術時における輸血の節減
    • 血栓症の予防及び治療
    • 外傷・熱傷・骨折等及び重症ショック時の末梢血行改善
    • 体外循環灌流液として用い灌流を容易にして手術中の併発症の危険を減少する

    6. 用法及び用量

    通常成人1回500mLを静脈内注射する。最初の24時間の投与量は20mL/kg以下とする。
    血栓症の予防及び治療として連続投与するときは1日10mL/kg以下とし、5日以内とする。
    体外循環灌流液としては10~20mL/kgを注入する。ただし、注入量は20mL/kg以下とする。
    なお、投与量、投与速度は年齢、体重、症状に応じて適宜増減する。

    7. 用法及び用量に関連する注意

    長期連用を避けること(できるだけ短期投与にとどめ、5日以内とする)。

    9. 特定の背景を有する患者に関する注意

    9.1 合併症・既往歴等のある患者

    1. 9.1.1 糖尿病の患者

      血糖値が上昇することにより、症状が悪化するおそれがある。

    2. 9.1.2 脱水状態の患者

      腎機能障害発現の誘因となるおそれがある。

    3. 9.1.3 肺水腫の患者

      水分が肺細胞間質に滞留し、肺水腫が悪化するおそれがある。

    4. 9.1.4 低フィブリノーゲン血症、血小板減少症等の出血傾向のある患者

      凝固系を抑制して出血傾向を促進するおそれがある。

    5. 9.1.5 カリウム欠乏傾向のある患者

      ブドウ糖の投与によりカリウムが細胞内に移行し、一時的に血清カリウム値が低下し、症状が悪化するおそれがある。

    6. 9.1.6 尿崩症の患者

      水分、電解質等に影響を与えるため、症状が悪化するおそれがある。

    9.2 腎機能障害患者

    腎障害が悪化するおそれがある。

    9.5 妊婦

    妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

    9.6 授乳婦

    治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

    9.7 小児等

    小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。

    9.8 高齢者

    投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

    10. 相互作用

      10.2 併用注意(併用に注意すること)

      薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

      腎障害を起こすおそれのあるアミノ糖系抗生物質

      • カナマイシン、ゲンタマイシン

      乏尿など腎に異常が認められた場合には、投与を中止し、持続的血液濾過透析法、血漿交換、血液透析等の適切な処置を行うこと。

      これら抗生物質の腎毒性を増強することがある。脱水条件が加わると腎毒性がより増強される。

      11. 副作用

      次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

      11.1 重大な副作用

      1. 11.1.1 ショック(頻度不明)

        血圧降下、脈拍の異常、呼吸抑制等があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。

      2. 11.1.2 急性腎障害(頻度不明)

        乏尿などの異常が認められた場合には投与を中止し、持続的血液濾過透析法、血漿交換、血液透析等の適切な処置を行うこと。

      3. 11.1.3 過敏症(頻度不明)

        アナフィラキシー等の過敏症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

      11.2 その他の副作用

      頻度不明

      血液(大量投与又は連用)

      出血時間延長、出血傾向

      胃腸

      悪心・嘔吐

      皮膚

      蕁麻疹

      大量・急速投与

      電解質喪失

      12. 臨床検査結果に及ぼす影響

      血液型判定又は交差試験を妨害することがあるので、これらの試験を行う必要がある場合には、本剤の投与前に実施することが望ましい。

      14. 適用上の注意

      14.1 全般的な注意

      1. 14.1.1 使用時には、感染に対する配慮をすること。
      2. 14.1.2 注射針や輸液セットのびん針は、ゴム栓の刻印部(○印)に垂直にゆっくりと刺すこと。斜めに刺した場合、削り片の混入及び液漏れの原因となるおそれがある。また、針は同一箇所に繰り返し刺さないこと。

      14.2 薬剤調製時の注意

      薬剤を配合する場合には、配合変化に注意すること。

      14.3 薬剤投与時の注意

      1. 14.3.1 皮下投与しないこと。
      2. 14.3.2 原則として、連結管を用いたタンデム方式による投与は行わないこと。輸液セット内に空気が流入するおそれがある。
      3. 14.3.3 容器の目盛りは目安として使用すること。
      4. 14.3.4 残液は使用しないこと。

      その他詳細情報

      日本標準商品分類番号
      873319
      ブランドコード
      3319505A2020
      承認番号
      14500AMZ02165
      販売開始年月
      1964-10
      貯法
      室温保存
      有効期間
      3年
      規制区分
      12

      重要な注意事項

      • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
      • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
      • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
      • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
      • 副作用に関する情報は、信頼できる医療情報源に基づいて提供されていますが、完全性や正確性を保証するものではありません。
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