薬効分類名たん白アミノ酸製剤

一般的名称-

ラコールNF配合経腸用液

らこーるえぬえふはいごうけいちょうようえき

RACOL-NF Liquid for Enteral Use

製造販売元/イーエヌ大塚製薬株式会社、販売提携/大塚製薬株式会社、販売提携/株式会社大塚製薬工場

第1版
禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者腎機能障害患者肝機能障害患者生殖能を有する者妊婦授乳婦小児等高齢者

重大な副作用

頻度
副作用
頻度不明

その他の副作用

部位
頻度
副作用
胃腸・消化器系
5%以上
下痢(22.5%)腹部膨満腹痛
胃腸・消化器系
0.1~5%未満
悪心嘔吐肝機能検査値の異常
胃腸・消化器系
頻度不明
その他
0.1~5%未満
腎・尿路
5%以上
腎・尿路
0.1~5%未満

併用注意

薬剤名等

ワルファリン

臨床症状・措置方法

ワルファリンの作用が減弱することがある。

機序・危険因子

フィトナジオン(ビタミンK1)がワルファリンの作用に拮抗するため(本剤はフィトナジオンを6.25μg/100mL含有する)。

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  2. 2.2 牛乳たん白アレルギーを有する患者[本剤は牛乳由来のカゼインが含まれているため、ショック、アナフィラキシーを引き起こすことがある。]
  3. 2.3 イレウスのある患者[消化管の通過障害がある。]
  4. 2.4 腸管の機能が残存していない患者[水、電解質、栄養素などが吸収されない。]
  5. 2.5 高度の肝・腎障害のある患者[9.2.1 参照],[9.3.1 参照]
  6. 2.6 重症糖尿病などの糖代謝異常のある患者[高血糖、高ケトン血症などを起こすおそれがある。]
  7. 2.7 先天性アミノ酸代謝異常の患者[アシドーシス、嘔吐、意識障害などのアミノ酸代謝異常の症状が発現するおそれがある。]

3. 組成・性状

3.1 組成

ラコールNF配合経腸用液

配合組成

1パウチ 200mL(200kcal)中
有効成分 乳カゼイン   6.800g
分離大豆たん白質   3.332g
トリカプリリン   1.500g
ダイズ油   1.398g
シソ油   0.360g
パーム油   0.668g
マルトデキストリン   29.716g
精製白糖   2.600g
クエン酸ナトリウム水和物   414.0mg
炭酸カリウム   395.4mg
塩化マグネシウム   311.0mg
塩化カルシウム水和物   235.2mg
クエン酸三カリウム   102.54mg
クエン酸カルシウム水和物   79.06mg
リン酸二水素カリウム   19.288mg
塩化カリウム   12.060mg
グルコン酸第一鉄   6.576mg
硫酸亜鉛水和物   3.868mg
硫酸マンガン(Ⅱ)五水和物   984.2μg
硫酸銅   786.2μg
ビタミンA油(1g中20万IU含有)   2.070mg
コレカルシフェロール   0.680μg
トコフェロール酢酸エステル   1300.0μg
フィトナジオン   12.50μg
チアミン塩化物塩酸塩   966.0μg
リボフラビンリン酸エステルナトリウム   622.8μg
ピリドキシン塩酸塩   911.8μg
シアノコバラミン   0.640μg
L-アスコルビン酸ナトリウム   63.20mg
ニコチン酸アミド   5.000mg
パントテン酸カルシウム   2.082mg
葉酸   75.00μg
ビオチン   7.720μg
添加剤 乳化剤
大豆レシチン   0.278g
乳化剤
グリセリン脂肪酸エステル   0.140g
安定剤
エリソルビン酸ナトリウム   78.62mg
香料
ミルクフレーバー
エチルバニリン、バニリン、プロピレングリコールを含む   微量
香料
コーヒーフレーバー
エチルバニリン、バニリン、プロピレングリコールを含む   微量
香料
バナナフレーバー
エチルバニリン、バニリン、プロピレングリコールを含む   微量
香料
コーンフレーバー
バニリン、プロピレングリコールを含む   微量
香料
抹茶フレーバー
プロピレングリコールを含む   微量
1バッグ 400mL(400kcal)中
有効成分 乳カゼイン   13.600g
分離大豆たん白質   6.664g
トリカプリリン   3.000g
ダイズ油   2.796g
シソ油   0.720g
パーム油   1.336g
マルトデキストリン   59.432g
精製白糖   5.200g
クエン酸ナトリウム水和物   828.0mg
炭酸カリウム   790.8mg
塩化マグネシウム   622.0mg
塩化カルシウム水和物   470.4mg
クエン酸三カリウム   205.08mg
クエン酸カルシウム水和物   158.12mg
リン酸二水素カリウム   38.576mg
塩化カリウム   24.120mg
グルコン酸第一鉄   13.152mg
硫酸亜鉛水和物   7.736mg
硫酸マンガン(Ⅱ)五水和物   1968.4μg
硫酸銅   1572.4μg
ビタミンA油(1g中20万IU含有)   4.140mg
コレカルシフェロール   1.360μg
トコフェロール酢酸エステル   2600.0μg
フィトナジオン   25.00μg
チアミン塩化物塩酸塩   1932.0μg
リボフラビンリン酸エステルナトリウム   1245.6μg
ピリドキシン塩酸塩   1823.6μg
シアノコバラミン   1.280μg
L-アスコルビン酸ナトリウム   126.40mg
ニコチン酸アミド   10.000mg
パントテン酸カルシウム   4.164mg
葉酸   150.00μg
ビオチン   15.440μg
添加剤 乳化剤
大豆レシチン   0.556g
乳化剤
グリセリン脂肪酸エステル   0.280g
安定剤
エリソルビン酸ナトリウム   157.24mg
香料
ミルクフレーバー
エチルバニリン、バニリン、プロピレングリコールを含む   微量

栄養成分組成

1パウチ 200mL(200kcal)中
栄養成分 たん白質  8.76g
脂肪  4.46g
糖質  31.24g
ナトリウム  147.6mg(6.4mEq)
カリウム  276mg(7.0mEq)
カルシウム  88.0mg(4.4mEq)
マグネシウム  38.6mg(3.2mEq)
リン  88.0mg
塩素  234mg(6.6mEq)
鉄  1,250μg
亜鉛  1,280μg
マンガン  266μg
銅  250μg
レチノールパルミチン酸エステル  414IU
コレカルシフェロール  27.2IU
トコフェロール酢酸エステル  1,300μg
フィトナジオン  12.50μg
チアミン  760μg
リボフラビン  490μg
ピリドキシン  750μg
シアノコバラミン  0.640μg
アスコルビン酸  56.2mg
ニコチン酸アミド  5.00mg
パントテン酸  1,916μg
葉酸  75.0μg
ビオチン  7.72μg
内含量
栄養成分 トリカプリリン  1,500mg
リノール酸  900mg
α-リノレン酸  300mg
1バッグ 400mL(400kcal)中
栄養成分 たん白質  17.52g
脂肪  8.92g
糖質  62.48g
ナトリウム  295.2mg(12.8mEq)
カリウム  552mg(14.0mEq)
カルシウム  176.0mg(8.8mEq)
マグネシウム  77.2mg(6.4mEq)
リン  176.0mg
塩素  468mg(13.2mEq)
鉄  2,500μg
亜鉛  2,560μg
マンガン  532μg
銅  500μg
レチノールパルミチン酸エステル  828IU
コレカルシフェロール  54.4IU
トコフェロール酢酸エステル  2,600μg
フィトナジオン  25.00μg
チアミン  1,520μg
リボフラビン  980μg
ピリドキシン  1,500μg
シアノコバラミン  1.280μg
アスコルビン酸  112.4mg
ニコチン酸アミド  10.00mg
パントテン酸  3,832μg
葉酸  150.0μg
ビオチン  15.44μg
内含量
栄養成分 トリカプリリン  3,000mg
リノール酸  1,800mg
α-リノレン酸  600mg

参考

1パウチ 200mL(200kcal)中
食塩相当量   0.38g
カフェイン含量 コーヒーフレーバー  約0.2mg
抹茶フレーバー  約0.7mg
セレン含量   5μg
水分   約85%
窒素量   1.38g
1バッグ 400mL(400kcal)中
食塩相当量   0.76g
セレン含量   10μg
水分   約85%
窒素量   2.76g

3.2 製剤の性状

ラコールNF配合経腸用液

性状 微茶白色の乳液で、わずかに特有の香り(200mLパウチ製品はミルク様、コーヒー様、バナナ様、コーン様、若しくは抹茶様、400mLバッグ製品はミルク様)があり、味はわずかに甘い。
比重d2525 1.073~1.078
浸透圧 330~360mOsm/L
pH 6.0~7.2
粘度 5.51~6.52mPa・s(25℃)

4. 効能又は効果

一般に、手術後患者の栄養保持に用いることができるが、特に長期にわたり、経口的食事摂取が困難な場合の経管栄養補給に使用する。

5. 効能又は効果に関連する注意

本剤を術後に投与する場合、胃、腸管の運動機能が回復し、水分の摂取が可能になったことを確認すること。

6. 用法及び用量

通常、成人標準量として1日1,200~2,000mL(1,200~2,000kcal)を経鼻チューブ、胃瘻又は腸瘻より胃、十二指腸又は空腸に1日12~24時間かけて投与する。投与速度は75~125mL/時間とする。経口摂取可能な場合は1日1回又は数回に分けて経口投与することもできる。
また、投与開始時は、通常1日当たり400mL(400kcal)を水で希釈(0.5kcal/mL程度)して、低速度(約100mL/時間以下)で投与し、臨床症状に注意しながら増量して3~7日で標準量に達するようにする。
なお、年齢、体重、症状により投与量、投与濃度、投与速度を適宜増減する。

7. 用法及び用量に関連する注意

  1. 7.1 本剤の臨床試験における35日以上の効果は確認していない。
  2. 7.2 経口食により十分な栄養摂取が可能となった場合には、速やかに経口食にきりかえること。

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 投与初期には、特に観察を十分に行い、下痢などの副作用が認められた場合には、減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
  2. 8.2 ビタミン、電解質及び微量元素の不足を生じる可能性があるので、必要に応じて補給すること。類薬の長期投与中にセレン欠乏症(心機能の低下、爪白色変化、筋力低下等)があらわれたとの報告がある。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 短腸症候群の患者

    下痢の増悪をきたすおそれがある。

  2. 9.1.2 急性膵炎の患者

    膵炎が増悪するおそれがある。

  3. 9.1.3 水分の補給に注意を要する以下の患者
    • 意識不明の患者
    • 口渇を訴えることのできない患者
    • 高熱を伴う患者
    • 重篤な下痢など著しい脱水症状の患者

    水分バランスを失いやすい。

9.2 腎機能障害患者

  1. 9.2.1 高度の腎障害のある患者

    投与しないこと。高窒素血症などを起こすおそれがある。[2.5 参照]

9.3 肝機能障害患者

  1. 9.3.1 高度の肝障害のある患者

    投与しないこと。肝性昏睡などを起こすおそれがある。[2.5 参照]

9.4 生殖能を有する者

          [9.5.1 参照]         

9.5 妊婦

  1. 9.5.1 妊娠3箇月以内又は妊娠を希望する女性

    投与する場合は、用法及び用量に留意し、本剤によるビタミンAの投与は5,000IU/日未満に留めるなど必要な注意を行うこと。外国において、妊娠前3箇月から妊娠初期3箇月までにビタミンAを10,000IU/日以上摂取した女性から出生した児に、頭蓋神経堤などを中心とする奇形発現の増加が推定されたとする疫学調査結果1) がある。
    (本剤2,000mL中にビタミンA 4,140IUを含有する。)[9.4 参照]

  2. 9.5.2 妊婦(妊娠3箇月以内の女性を除く)

    治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

9.7 小児等

低出生体重児、新生児を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

投与量、投与濃度、投与速度に注意して投与すること。一般に生理機能が低下している。

10. 相互作用

    10.2 併用注意(併用に注意すること)

    薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

    ワルファリン

    ワルファリンの作用が減弱することがある。

    フィトナジオン(ビタミンK1)がワルファリンの作用に拮抗するため(本剤はフィトナジオンを6.25μg/100mL含有する)。

    11. 副作用

    次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

    11.1 重大な副作用

    1. 11.1.1 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

      血圧低下、意識障害、呼吸困難、チアノーゼ、悪心、胸内苦悶、顔面潮紅、そう痒感、発汗等があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。

    11.2 その他の副作用

    5%以上

    0.1~5%未満

    頻度不明

    消化器1)

    下痢(22.5%)、腹部膨満感、腹痛

    悪心、嘔吐、肝機能検査値の異常

    便秘

    その他

    皮疹、蕁麻疹、発熱、頭痛

    臨床検査値の異常変動(血液)

    AST、ALT、Al-P、LDH、γ-GTP、LAP、尿素窒素、中性脂肪、カリウム、クレアチニン、カルシウム、クロールの上昇、
    ナトリウム、クロール、カルシウム、総コレステロール、遊離脂肪酸、総ビリルビン、尿酸、総たん白、アルブミンの低下、
    血糖値の上昇と低下、
    血小板数、白血球数の増加、
    赤血球数の減少、
    血色素量、ヘマトクリット値の低下

    臨床検査値の異常変動(尿)

    ナトリウムの低下

    たん白定性、ウロビリノーゲン定性、ケトン体定性、尿糖定性の陽性、
    ナトリウムの上昇、
    クロール、カルシウム、カリウムの低下と上昇、
    pHの上昇

                
    1) 過剰投与のおそれがあるので、減量するか、投与速度又は濃度を下げるか、又は投与を中止するなどの適切な処置を行うこと。
              

    14. 適用上の注意

    14.1 薬剤投与時の注意

    1. 14.1.1 本剤を加温する場合は高温(70℃以上)を避け、未開封のまま湯煎にて行うこと。
    2. 14.1.2 開封直前によく振ってから投与すること。
    3. 14.1.3 可塑剤としてDEHP〔di-(2-ethylhexyl)phthalate;フタル酸ジ-(2-エチルヘキシル)〕を含むポリ塩化ビニル製の栄養セット及びフィーディングチューブ等を使用した場合、DEHPが製剤中に溶出するので、DEHPを含まない栄養セット及びフィーディングチューブ等を使用することが望ましい。
    4. 14.1.4 本剤は、経腸栄養剤であるため、静脈内へは投与しないこと。
    5. 14.1.5 分割投与の開始時又は持続的投与の数時間ごとに、胃内容物の残存を確認すること。
    6. 14.1.6 経管投与においては、分割投与の終了ごと、あるいは持続的投与の数時間ごとに少量の水でチューブをフラッシングすること。

    2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

    1. 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
    2. 2.2 牛乳たん白アレルギーを有する患者[本剤は牛乳由来のカゼインが含まれているため、ショック、アナフィラキシーを引き起こすことがある。]
    3. 2.3 イレウスのある患者[消化管の通過障害がある。]
    4. 2.4 腸管の機能が残存していない患者[水、電解質、栄養素などが吸収されない。]
    5. 2.5 高度の肝・腎障害のある患者[9.2.1 参照],[9.3.1 参照]
    6. 2.6 重症糖尿病などの糖代謝異常のある患者[高血糖、高ケトン血症などを起こすおそれがある。]
    7. 2.7 先天性アミノ酸代謝異常の患者[アシドーシス、嘔吐、意識障害などのアミノ酸代謝異常の症状が発現するおそれがある。]

    3. 組成・性状

    3.1 組成

    ラコールNF配合経腸用液

    配合組成

    1パウチ 200mL(200kcal)中
    有効成分 乳カゼイン   6.800g
    分離大豆たん白質   3.332g
    トリカプリリン   1.500g
    ダイズ油   1.398g
    シソ油   0.360g
    パーム油   0.668g
    マルトデキストリン   29.716g
    精製白糖   2.600g
    クエン酸ナトリウム水和物   414.0mg
    炭酸カリウム   395.4mg
    塩化マグネシウム   311.0mg
    塩化カルシウム水和物   235.2mg
    クエン酸三カリウム   102.54mg
    クエン酸カルシウム水和物   79.06mg
    リン酸二水素カリウム   19.288mg
    塩化カリウム   12.060mg
    グルコン酸第一鉄   6.576mg
    硫酸亜鉛水和物   3.868mg
    硫酸マンガン(Ⅱ)五水和物   984.2μg
    硫酸銅   786.2μg
    ビタミンA油(1g中20万IU含有)   2.070mg
    コレカルシフェロール   0.680μg
    トコフェロール酢酸エステル   1300.0μg
    フィトナジオン   12.50μg
    チアミン塩化物塩酸塩   966.0μg
    リボフラビンリン酸エステルナトリウム   622.8μg
    ピリドキシン塩酸塩   911.8μg
    シアノコバラミン   0.640μg
    L-アスコルビン酸ナトリウム   63.20mg
    ニコチン酸アミド   5.000mg
    パントテン酸カルシウム   2.082mg
    葉酸   75.00μg
    ビオチン   7.720μg
    添加剤 乳化剤
    大豆レシチン   0.278g
    乳化剤
    グリセリン脂肪酸エステル   0.140g
    安定剤
    エリソルビン酸ナトリウム   78.62mg
    香料
    ミルクフレーバー
    エチルバニリン、バニリン、プロピレングリコールを含む   微量
    香料
    コーヒーフレーバー
    エチルバニリン、バニリン、プロピレングリコールを含む   微量
    香料
    バナナフレーバー
    エチルバニリン、バニリン、プロピレングリコールを含む   微量
    香料
    コーンフレーバー
    バニリン、プロピレングリコールを含む   微量
    香料
    抹茶フレーバー
    プロピレングリコールを含む   微量
    1バッグ 400mL(400kcal)中
    有効成分 乳カゼイン   13.600g
    分離大豆たん白質   6.664g
    トリカプリリン   3.000g
    ダイズ油   2.796g
    シソ油   0.720g
    パーム油   1.336g
    マルトデキストリン   59.432g
    精製白糖   5.200g
    クエン酸ナトリウム水和物   828.0mg
    炭酸カリウム   790.8mg
    塩化マグネシウム   622.0mg
    塩化カルシウム水和物   470.4mg
    クエン酸三カリウム   205.08mg
    クエン酸カルシウム水和物   158.12mg
    リン酸二水素カリウム   38.576mg
    塩化カリウム   24.120mg
    グルコン酸第一鉄   13.152mg
    硫酸亜鉛水和物   7.736mg
    硫酸マンガン(Ⅱ)五水和物   1968.4μg
    硫酸銅   1572.4μg
    ビタミンA油(1g中20万IU含有)   4.140mg
    コレカルシフェロール   1.360μg
    トコフェロール酢酸エステル   2600.0μg
    フィトナジオン   25.00μg
    チアミン塩化物塩酸塩   1932.0μg
    リボフラビンリン酸エステルナトリウム   1245.6μg
    ピリドキシン塩酸塩   1823.6μg
    シアノコバラミン   1.280μg
    L-アスコルビン酸ナトリウム   126.40mg
    ニコチン酸アミド   10.000mg
    パントテン酸カルシウム   4.164mg
    葉酸   150.00μg
    ビオチン   15.440μg
    添加剤 乳化剤
    大豆レシチン   0.556g
    乳化剤
    グリセリン脂肪酸エステル   0.280g
    安定剤
    エリソルビン酸ナトリウム   157.24mg
    香料
    ミルクフレーバー
    エチルバニリン、バニリン、プロピレングリコールを含む   微量

    栄養成分組成

    1パウチ 200mL(200kcal)中
    栄養成分 たん白質  8.76g
    脂肪  4.46g
    糖質  31.24g
    ナトリウム  147.6mg(6.4mEq)
    カリウム  276mg(7.0mEq)
    カルシウム  88.0mg(4.4mEq)
    マグネシウム  38.6mg(3.2mEq)
    リン  88.0mg
    塩素  234mg(6.6mEq)
    鉄  1,250μg
    亜鉛  1,280μg
    マンガン  266μg
    銅  250μg
    レチノールパルミチン酸エステル  414IU
    コレカルシフェロール  27.2IU
    トコフェロール酢酸エステル  1,300μg
    フィトナジオン  12.50μg
    チアミン  760μg
    リボフラビン  490μg
    ピリドキシン  750μg
    シアノコバラミン  0.640μg
    アスコルビン酸  56.2mg
    ニコチン酸アミド  5.00mg
    パントテン酸  1,916μg
    葉酸  75.0μg
    ビオチン  7.72μg
    内含量
    栄養成分 トリカプリリン  1,500mg
    リノール酸  900mg
    α-リノレン酸  300mg
    1バッグ 400mL(400kcal)中
    栄養成分 たん白質  17.52g
    脂肪  8.92g
    糖質  62.48g
    ナトリウム  295.2mg(12.8mEq)
    カリウム  552mg(14.0mEq)
    カルシウム  176.0mg(8.8mEq)
    マグネシウム  77.2mg(6.4mEq)
    リン  176.0mg
    塩素  468mg(13.2mEq)
    鉄  2,500μg
    亜鉛  2,560μg
    マンガン  532μg
    銅  500μg
    レチノールパルミチン酸エステル  828IU
    コレカルシフェロール  54.4IU
    トコフェロール酢酸エステル  2,600μg
    フィトナジオン  25.00μg
    チアミン  1,520μg
    リボフラビン  980μg
    ピリドキシン  1,500μg
    シアノコバラミン  1.280μg
    アスコルビン酸  112.4mg
    ニコチン酸アミド  10.00mg
    パントテン酸  3,832μg
    葉酸  150.0μg
    ビオチン  15.44μg
    内含量
    栄養成分 トリカプリリン  3,000mg
    リノール酸  1,800mg
    α-リノレン酸  600mg

    参考

    1パウチ 200mL(200kcal)中
    食塩相当量   0.38g
    カフェイン含量 コーヒーフレーバー  約0.2mg
    抹茶フレーバー  約0.7mg
    セレン含量   5μg
    水分   約85%
    窒素量   1.38g
    1バッグ 400mL(400kcal)中
    食塩相当量   0.76g
    セレン含量   10μg
    水分   約85%
    窒素量   2.76g

    3.2 製剤の性状

    ラコールNF配合経腸用液

    性状 微茶白色の乳液で、わずかに特有の香り(200mLパウチ製品はミルク様、コーヒー様、バナナ様、コーン様、若しくは抹茶様、400mLバッグ製品はミルク様)があり、味はわずかに甘い。
    比重d2525 1.073~1.078
    浸透圧 330~360mOsm/L
    pH 6.0~7.2
    粘度 5.51~6.52mPa・s(25℃)

    4. 効能又は効果

    一般に、手術後患者の栄養保持に用いることができるが、特に長期にわたり、経口的食事摂取が困難な場合の経管栄養補給に使用する。

    5. 効能又は効果に関連する注意

    本剤を術後に投与する場合、胃、腸管の運動機能が回復し、水分の摂取が可能になったことを確認すること。

    6. 用法及び用量

    通常、成人標準量として1日1,200~2,000mL(1,200~2,000kcal)を経鼻チューブ、胃瘻又は腸瘻より胃、十二指腸又は空腸に1日12~24時間かけて投与する。投与速度は75~125mL/時間とする。経口摂取可能な場合は1日1回又は数回に分けて経口投与することもできる。
    また、投与開始時は、通常1日当たり400mL(400kcal)を水で希釈(0.5kcal/mL程度)して、低速度(約100mL/時間以下)で投与し、臨床症状に注意しながら増量して3~7日で標準量に達するようにする。
    なお、年齢、体重、症状により投与量、投与濃度、投与速度を適宜増減する。

    7. 用法及び用量に関連する注意

    1. 7.1 本剤の臨床試験における35日以上の効果は確認していない。
    2. 7.2 経口食により十分な栄養摂取が可能となった場合には、速やかに経口食にきりかえること。

    8. 重要な基本的注意

    1. 8.1 投与初期には、特に観察を十分に行い、下痢などの副作用が認められた場合には、減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
    2. 8.2 ビタミン、電解質及び微量元素の不足を生じる可能性があるので、必要に応じて補給すること。類薬の長期投与中にセレン欠乏症(心機能の低下、爪白色変化、筋力低下等)があらわれたとの報告がある。

    9. 特定の背景を有する患者に関する注意

    9.1 合併症・既往歴等のある患者

    1. 9.1.1 短腸症候群の患者

      下痢の増悪をきたすおそれがある。

    2. 9.1.2 急性膵炎の患者

      膵炎が増悪するおそれがある。

    3. 9.1.3 水分の補給に注意を要する以下の患者
      • 意識不明の患者
      • 口渇を訴えることのできない患者
      • 高熱を伴う患者
      • 重篤な下痢など著しい脱水症状の患者

      水分バランスを失いやすい。

    9.2 腎機能障害患者

    1. 9.2.1 高度の腎障害のある患者

      投与しないこと。高窒素血症などを起こすおそれがある。[2.5 参照]

    9.3 肝機能障害患者

    1. 9.3.1 高度の肝障害のある患者

      投与しないこと。肝性昏睡などを起こすおそれがある。[2.5 参照]

    9.4 生殖能を有する者

              [9.5.1 参照]         

    9.5 妊婦

    1. 9.5.1 妊娠3箇月以内又は妊娠を希望する女性

      投与する場合は、用法及び用量に留意し、本剤によるビタミンAの投与は5,000IU/日未満に留めるなど必要な注意を行うこと。外国において、妊娠前3箇月から妊娠初期3箇月までにビタミンAを10,000IU/日以上摂取した女性から出生した児に、頭蓋神経堤などを中心とする奇形発現の増加が推定されたとする疫学調査結果1) がある。
      (本剤2,000mL中にビタミンA 4,140IUを含有する。)[9.4 参照]

    2. 9.5.2 妊婦(妊娠3箇月以内の女性を除く)

      治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

    9.6 授乳婦

    治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

    9.7 小児等

    低出生体重児、新生児を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。

    9.8 高齢者

    投与量、投与濃度、投与速度に注意して投与すること。一般に生理機能が低下している。

    10. 相互作用

      10.2 併用注意(併用に注意すること)

      薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

      ワルファリン

      ワルファリンの作用が減弱することがある。

      フィトナジオン(ビタミンK1)がワルファリンの作用に拮抗するため(本剤はフィトナジオンを6.25μg/100mL含有する)。

      11. 副作用

      次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

      11.1 重大な副作用

      1. 11.1.1 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

        血圧低下、意識障害、呼吸困難、チアノーゼ、悪心、胸内苦悶、顔面潮紅、そう痒感、発汗等があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。

      11.2 その他の副作用

      5%以上

      0.1~5%未満

      頻度不明

      消化器1)

      下痢(22.5%)、腹部膨満感、腹痛

      悪心、嘔吐、肝機能検査値の異常

      便秘

      その他

      皮疹、蕁麻疹、発熱、頭痛

      臨床検査値の異常変動(血液)

      AST、ALT、Al-P、LDH、γ-GTP、LAP、尿素窒素、中性脂肪、カリウム、クレアチニン、カルシウム、クロールの上昇、
      ナトリウム、クロール、カルシウム、総コレステロール、遊離脂肪酸、総ビリルビン、尿酸、総たん白、アルブミンの低下、
      血糖値の上昇と低下、
      血小板数、白血球数の増加、
      赤血球数の減少、
      血色素量、ヘマトクリット値の低下

      臨床検査値の異常変動(尿)

      ナトリウムの低下

      たん白定性、ウロビリノーゲン定性、ケトン体定性、尿糖定性の陽性、
      ナトリウムの上昇、
      クロール、カルシウム、カリウムの低下と上昇、
      pHの上昇

                  
      1) 過剰投与のおそれがあるので、減量するか、投与速度又は濃度を下げるか、又は投与を中止するなどの適切な処置を行うこと。
                

      14. 適用上の注意

      14.1 薬剤投与時の注意

      1. 14.1.1 本剤を加温する場合は高温(70℃以上)を避け、未開封のまま湯煎にて行うこと。
      2. 14.1.2 開封直前によく振ってから投与すること。
      3. 14.1.3 可塑剤としてDEHP〔di-(2-ethylhexyl)phthalate;フタル酸ジ-(2-エチルヘキシル)〕を含むポリ塩化ビニル製の栄養セット及びフィーディングチューブ等を使用した場合、DEHPが製剤中に溶出するので、DEHPを含まない栄養セット及びフィーディングチューブ等を使用することが望ましい。
      4. 14.1.4 本剤は、経腸栄養剤であるため、静脈内へは投与しないこと。
      5. 14.1.5 分割投与の開始時又は持続的投与の数時間ごとに、胃内容物の残存を確認すること。
      6. 14.1.6 経管投与においては、分割投与の終了ごと、あるいは持続的投与の数時間ごとに少量の水でチューブをフラッシングすること。

      その他詳細情報

      日本標準商品分類番号
      873259
      ブランドコード
      3259118S1024
      承認番号
      22300AMX00557
      販売開始年月
      2011-06
      貯法
      室温保存
      有効期間
      13箇月
      規制区分

      重要な注意事項

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      • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
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