薬効分類名たん白アミノ酸製剤
一般的名称-
ツインラインNF配合経腸用液
Twinline-NF Liquid for Enteral Use
製造販売元/イーエヌ大塚製薬株式会社、販売提携/大塚製薬株式会社、販売提携/株式会社大塚製薬工場
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
ワルファリン
ワルファリンの作用が減弱することがある。
フィトナジオン(ビタミンK1)がワルファリンの作用に拮抗するため(本剤はフィトナジオンを6.25μg/100mL含有する)。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 2.2 高度の肝・腎障害のある患者[9.2.1 参照],[9.3.1 参照]
- 2.3 重症糖尿病などの糖代謝異常のある患者[高血糖、高ケトン血症などを起こすおそれがある。]
- 2.4 イレウスのある患者[消化管の通過障害がある。]
- 2.5 肝性昏睡又は肝性昏睡のおそれのある患者[9.3.2 参照]
- 2.6 急性膵炎の患者[膵炎が増悪するおそれがある。]
- 2.7 先天性アミノ酸代謝異常の患者[アシドーシス、嘔吐、意識障害などのアミノ酸代謝異常の症状が発現するおそれがある。]
- 2.8 腸管の機能が残存していない患者[水、電解質、栄養素などが吸収されない。]
3. 組成・性状
3.1 組成
等量混合液400mL(400kcal)中の成分・分量は以下のとおりである。
ツインラインNF配合経腸用液
配合組成
| 有効成分 | 乳たん白加水分解物 17.342g |
|---|---|
| L-メチオニン 0.307g | |
| L-トリプトファン 0.072g | |
| マルトデキストリン 60.231g | |
| トリカプリリン 7.872g | |
| サフラワー油 1.819g | |
| クエン酸ナトリウム水和物 0.134g | |
| 塩化カリウム 0.508g | |
| グルコン酸カルシウム水和物 0.797g | |
| 塩化カルシウム水和物 0.381g | |
| 硫酸マグネシウム水和物 0.564g | |
| グルコン酸第一鉄 21.71mg | |
| 硫酸亜鉛水和物 13.06mg | |
| 硫酸マンガン(Ⅱ)五水和物 2.64mg | |
| 硫酸銅 0.365mg | |
| ビタミンA油(1g中20万IU含有) 4.134mg | |
| コレカルシフェロール 1.36μg | |
| トコフェロール酢酸エステル 2.676mg | |
| フィトナジオン 25.00μg | |
| チアミン塩化物塩酸塩 1.023mg | |
| リボフラビンリン酸エステルナトリウム 1.14mg | |
| ピリドキシン塩酸塩 1.204mg | |
| シアノコバラミン 1.26μg | |
| アスコルビン酸 89.80mg | |
| ニコチン酸アミド 9.91mg | |
| パントテン酸カルシウム 4.09mg | |
| 葉酸 0.10mg | |
| ビオチン 15.40μg | |
| 添加剤 | 乳化剤 大豆レシチン 2.042g |
| 乳化剤 グリセリン脂肪酸エステル 0.278g | |
| 安定剤 エリソルビン酸 89.92mg | |
| 溶解補助剤 乾燥炭酸ナトリウム 0.93mg | |
| 香料 微量 |
栄養成分組成
| 栄養成分 | たん白質 16.20g 注1) |
|---|---|
| 脂肪 11.12g | |
| 糖質 58.72g | |
| ナトリウム 276mg(12.0mEq) | |
| カリウム 470mg(12.0mEq) | |
| カルシウム 176mg(8.8mEq) | |
| マグネシウム 56mg(4.6mEq) | |
| 塩素 426mg(12.0mEq) | |
| 鉄 2.52mg | |
| 亜鉛 3.78mg | |
| マンガン 640μg | |
| 銅 92μg | |
| レチノールパルミチン酸エステル 828IU | |
| コレカルシフェロール 54IU | |
| トコフェロール酢酸エステル 2.68mg | |
| フィトナジオン 25.00μg | |
| チアミン 806μg | |
| リボフラビン 898μg | |
| ピリドキシン 992μg | |
| シアノコバラミン 1.26μg | |
| アスコルビン酸 89.8mg | |
| ニコチン酸アミド 9.91mg | |
| パントテン酸 3.76mg | |
| 葉酸 100μg | |
| ビオチン 15.4μg |
| 栄養成分 | トリカプリリン 7.87g | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| リノール酸 1.78g | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
注1)
窒素量からの換算値
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
参考
| 食塩相当量 | 0.70g |
|---|---|
| リン含量 | 212mg |
| セレン含量 | 4.8μg |
| 水分 | 約85% |
| 窒素量 | 2.4g |
3.2 製剤の性状
ツインラインNF配合経腸用液
| 性状 | 白色~微茶白色の乳液で、特異なにおいがあり、味はわずかに甘い。 | |
|---|---|---|
| pH(20℃) | 4.50~6.00 | |
| 粘度(mPa・s,25℃) | 4.76~5.73 | |
| 比重 | 1.105~1.120 | |
| 性状 | 淡褐色~褐色の液で、特有な芳香(バニラ様又はプリン様)があり、味はわずかに苦い。 | |
|---|---|---|
| pH(20℃) | 6.40~6.90 | |
| 粘度(mPa・s,25℃) | 1.40~1.44 | |
| 比重 | 1.030~1.035 | |
| 性状 | 白色~茶白色の乳液で、特有な芳香(バニラ様又はプリン様)があり、味はわずかに苦い。 | |
|---|---|---|
| pH(20℃) | 6.30~6.70 | |
| 粘度(mPa・s,25℃) | 2.45~2.68 | |
| 浸透圧(mOsm/L) | 470~510 | |
| 比重 | 1.070~1.080 | |
4. 効能又は効果
一般に、手術後患者の栄養保持に用いることができるが、特に長期にわたり、経口的食事摂取が困難な場合の経管栄養補給に使用する。
6. 用法及び用量
通常、A液200mLとB液200mLを用時混合し、成人標準量として1日1,200~2,400mL(1,200~2,400kcal)を鼻腔チューブ、胃瘻又は腸瘻より胃、十二指腸又は空腸に1日12~24時間かけて投与する。投与速度は75~125mL/時間とする。経口摂取可能な場合は1回又は数回に分けて経口投与することもできる。
また、投与開始時は、通常1日当たり400mL(400kcal)を低速度(約50mL/時間)で投与し、臨床症状に注意しながら増量して3~7日で標準投与量に達するようにする。
なお、年齢、体重、症状により投与量、投与濃度、投与速度を適宜増減する。
7. 用法及び用量に関連する注意
- 7.1 小児では、約0.4kcal/mLの濃度より投与を開始し、臨床症状を注意深く観察しながら、徐々に濃度を上昇させること。なお、標準濃度は0.7~0.8kcal/mLとする。[8.3 参照],[9.7 参照],[11.1.1 参照]
- 7.2 未消化態たん白を含む経腸栄養剤及び経口食により栄養摂取が可能となった場合には、速やかに切り替えること。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 本剤はジ及びトリペプチドと遊離アミノ酸を主なたん白源とする低残渣性、易吸収性の消化態経腸栄養剤(エレメンタルダイエット)なので、一般に、未消化態たん白を含む経腸栄養剤による栄養管理が困難な場合に使用するが、このような場合、消化管運動機能を確認しながら、投与量、投与濃度及び投与速度に注意して投与すること。[9.1.1 参照]
- 8.2 ビタミン、電解質及び微量元素の不足を生じる可能性があるので、必要に応じて補給すること。類薬の長期投与中にセレン欠乏症(心機能の低下、爪白色変化、筋力低下等)があらわれたとの報告がある。
- 8.3 経管投与患者においては、投与濃度が濃すぎる又は投与速度が速すぎると、投与終了後にダンピング症候群様の低血糖があらわれることがあるので、投与濃度、投与速度に注意すること。[7.1 参照],[11.1.1 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 腸管機能が低下している以下の患者
投与量、投与濃度、投与速度に注意すること。[8.1 参照]
9.2 腎機能障害患者
-
9.2.1 高度の腎障害のある患者
投与しないこと。高窒素血症などを起こすおそれがある。[2.2 参照]
9.3 肝機能障害患者
9.4 生殖能を有する者
9.5 妊婦
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
低出生体重児、新生児を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。[7.1 参照]
9.8 高齢者
投与量、投与速度に注意して投与すること。一般に生理機能が低下している。
14. 適用上の注意
14.1 薬剤投与時の注意
- 14.1.1 本剤を加温する場合は高温(80℃以上)を避け、未開封のまま湯煎にて行うこと。
- 14.1.2 本剤は投与直前に開封し、A液とB液を混合して速やかに投与を開始し、12時間以内に終了すること。
- 14.1.3 可塑剤としてDEHP〔di-(2-ethylhexyl)phthalate;フタル酸ジ-(2-エチルヘキシル)〕を含むポリ塩化ビニル製の栄養セット及びフィーディングチューブ等を使用した場合、DEHPが製剤中に溶出するので、DEHPを含まない栄養セット及びフィーディングチューブ等を使用することが望ましい。
- 14.1.4 本剤は、消化態経腸栄養剤であるため、静脈内へは投与しないこと。
- 14.1.5 経管投与においては、分割投与の終了ごとに少量の水でチューブをフラッシングすること。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 2.2 高度の肝・腎障害のある患者[9.2.1 参照],[9.3.1 参照]
- 2.3 重症糖尿病などの糖代謝異常のある患者[高血糖、高ケトン血症などを起こすおそれがある。]
- 2.4 イレウスのある患者[消化管の通過障害がある。]
- 2.5 肝性昏睡又は肝性昏睡のおそれのある患者[9.3.2 参照]
- 2.6 急性膵炎の患者[膵炎が増悪するおそれがある。]
- 2.7 先天性アミノ酸代謝異常の患者[アシドーシス、嘔吐、意識障害などのアミノ酸代謝異常の症状が発現するおそれがある。]
- 2.8 腸管の機能が残存していない患者[水、電解質、栄養素などが吸収されない。]
3. 組成・性状
3.1 組成
等量混合液400mL(400kcal)中の成分・分量は以下のとおりである。
ツインラインNF配合経腸用液
配合組成
| 有効成分 | 乳たん白加水分解物 17.342g |
|---|---|
| L-メチオニン 0.307g | |
| L-トリプトファン 0.072g | |
| マルトデキストリン 60.231g | |
| トリカプリリン 7.872g | |
| サフラワー油 1.819g | |
| クエン酸ナトリウム水和物 0.134g | |
| 塩化カリウム 0.508g | |
| グルコン酸カルシウム水和物 0.797g | |
| 塩化カルシウム水和物 0.381g | |
| 硫酸マグネシウム水和物 0.564g | |
| グルコン酸第一鉄 21.71mg | |
| 硫酸亜鉛水和物 13.06mg | |
| 硫酸マンガン(Ⅱ)五水和物 2.64mg | |
| 硫酸銅 0.365mg | |
| ビタミンA油(1g中20万IU含有) 4.134mg | |
| コレカルシフェロール 1.36μg | |
| トコフェロール酢酸エステル 2.676mg | |
| フィトナジオン 25.00μg | |
| チアミン塩化物塩酸塩 1.023mg | |
| リボフラビンリン酸エステルナトリウム 1.14mg | |
| ピリドキシン塩酸塩 1.204mg | |
| シアノコバラミン 1.26μg | |
| アスコルビン酸 89.80mg | |
| ニコチン酸アミド 9.91mg | |
| パントテン酸カルシウム 4.09mg | |
| 葉酸 0.10mg | |
| ビオチン 15.40μg | |
| 添加剤 | 乳化剤 大豆レシチン 2.042g |
| 乳化剤 グリセリン脂肪酸エステル 0.278g | |
| 安定剤 エリソルビン酸 89.92mg | |
| 溶解補助剤 乾燥炭酸ナトリウム 0.93mg | |
| 香料 微量 |
栄養成分組成
| 栄養成分 | たん白質 16.20g 注1) |
|---|---|
| 脂肪 11.12g | |
| 糖質 58.72g | |
| ナトリウム 276mg(12.0mEq) | |
| カリウム 470mg(12.0mEq) | |
| カルシウム 176mg(8.8mEq) | |
| マグネシウム 56mg(4.6mEq) | |
| 塩素 426mg(12.0mEq) | |
| 鉄 2.52mg | |
| 亜鉛 3.78mg | |
| マンガン 640μg | |
| 銅 92μg | |
| レチノールパルミチン酸エステル 828IU | |
| コレカルシフェロール 54IU | |
| トコフェロール酢酸エステル 2.68mg | |
| フィトナジオン 25.00μg | |
| チアミン 806μg | |
| リボフラビン 898μg | |
| ピリドキシン 992μg | |
| シアノコバラミン 1.26μg | |
| アスコルビン酸 89.8mg | |
| ニコチン酸アミド 9.91mg | |
| パントテン酸 3.76mg | |
| 葉酸 100μg | |
| ビオチン 15.4μg |
| 栄養成分 | トリカプリリン 7.87g | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| リノール酸 1.78g | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
注1)
窒素量からの換算値
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
参考
| 食塩相当量 | 0.70g |
|---|---|
| リン含量 | 212mg |
| セレン含量 | 4.8μg |
| 水分 | 約85% |
| 窒素量 | 2.4g |
3.2 製剤の性状
ツインラインNF配合経腸用液
| 性状 | 白色~微茶白色の乳液で、特異なにおいがあり、味はわずかに甘い。 | |
|---|---|---|
| pH(20℃) | 4.50~6.00 | |
| 粘度(mPa・s,25℃) | 4.76~5.73 | |
| 比重 | 1.105~1.120 | |
| 性状 | 淡褐色~褐色の液で、特有な芳香(バニラ様又はプリン様)があり、味はわずかに苦い。 | |
|---|---|---|
| pH(20℃) | 6.40~6.90 | |
| 粘度(mPa・s,25℃) | 1.40~1.44 | |
| 比重 | 1.030~1.035 | |
| 性状 | 白色~茶白色の乳液で、特有な芳香(バニラ様又はプリン様)があり、味はわずかに苦い。 | |
|---|---|---|
| pH(20℃) | 6.30~6.70 | |
| 粘度(mPa・s,25℃) | 2.45~2.68 | |
| 浸透圧(mOsm/L) | 470~510 | |
| 比重 | 1.070~1.080 | |
4. 効能又は効果
一般に、手術後患者の栄養保持に用いることができるが、特に長期にわたり、経口的食事摂取が困難な場合の経管栄養補給に使用する。
6. 用法及び用量
通常、A液200mLとB液200mLを用時混合し、成人標準量として1日1,200~2,400mL(1,200~2,400kcal)を鼻腔チューブ、胃瘻又は腸瘻より胃、十二指腸又は空腸に1日12~24時間かけて投与する。投与速度は75~125mL/時間とする。経口摂取可能な場合は1回又は数回に分けて経口投与することもできる。
また、投与開始時は、通常1日当たり400mL(400kcal)を低速度(約50mL/時間)で投与し、臨床症状に注意しながら増量して3~7日で標準投与量に達するようにする。
なお、年齢、体重、症状により投与量、投与濃度、投与速度を適宜増減する。
7. 用法及び用量に関連する注意
- 7.1 小児では、約0.4kcal/mLの濃度より投与を開始し、臨床症状を注意深く観察しながら、徐々に濃度を上昇させること。なお、標準濃度は0.7~0.8kcal/mLとする。[8.3 参照],[9.7 参照],[11.1.1 参照]
- 7.2 未消化態たん白を含む経腸栄養剤及び経口食により栄養摂取が可能となった場合には、速やかに切り替えること。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 本剤はジ及びトリペプチドと遊離アミノ酸を主なたん白源とする低残渣性、易吸収性の消化態経腸栄養剤(エレメンタルダイエット)なので、一般に、未消化態たん白を含む経腸栄養剤による栄養管理が困難な場合に使用するが、このような場合、消化管運動機能を確認しながら、投与量、投与濃度及び投与速度に注意して投与すること。[9.1.1 参照]
- 8.2 ビタミン、電解質及び微量元素の不足を生じる可能性があるので、必要に応じて補給すること。類薬の長期投与中にセレン欠乏症(心機能の低下、爪白色変化、筋力低下等)があらわれたとの報告がある。
- 8.3 経管投与患者においては、投与濃度が濃すぎる又は投与速度が速すぎると、投与終了後にダンピング症候群様の低血糖があらわれることがあるので、投与濃度、投与速度に注意すること。[7.1 参照],[11.1.1 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 腸管機能が低下している以下の患者
投与量、投与濃度、投与速度に注意すること。[8.1 参照]
9.2 腎機能障害患者
-
9.2.1 高度の腎障害のある患者
投与しないこと。高窒素血症などを起こすおそれがある。[2.2 参照]
9.3 肝機能障害患者
9.4 生殖能を有する者
9.5 妊婦
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
低出生体重児、新生児を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。[7.1 参照]
9.8 高齢者
投与量、投与速度に注意して投与すること。一般に生理機能が低下している。
14. 適用上の注意
14.1 薬剤投与時の注意
- 14.1.1 本剤を加温する場合は高温(80℃以上)を避け、未開封のまま湯煎にて行うこと。
- 14.1.2 本剤は投与直前に開封し、A液とB液を混合して速やかに投与を開始し、12時間以内に終了すること。
- 14.1.3 可塑剤としてDEHP〔di-(2-ethylhexyl)phthalate;フタル酸ジ-(2-エチルヘキシル)〕を含むポリ塩化ビニル製の栄養セット及びフィーディングチューブ等を使用した場合、DEHPが製剤中に溶出するので、DEHPを含まない栄養セット及びフィーディングチューブ等を使用することが望ましい。
- 14.1.4 本剤は、消化態経腸栄養剤であるため、静脈内へは投与しないこと。
- 14.1.5 経管投与においては、分割投与の終了ごとに少量の水でチューブをフラッシングすること。