薬効分類名鉄欠乏性貧血治療剤
一般的名称デルイソマルトース第二鉄静注
モノヴァー静注500mg、モノヴァー静注1000mg
MonoVer for I.V. Injection, MonoVer for I.V. Injection
製造販売元/日本新薬株式会社
重大な副作用
その他の副作用
4. 効能又は効果
鉄欠乏性貧血
5. 効能又は効果に関連する注意
本剤は経口鉄剤の投与が困難又は不適当な場合に限り使用すること。
6. 用法及び用量
通常、体重50kg以上の成人には、鉄として1回あたり1000mgを上限として週1回点滴静注、又は鉄として1回あたり500mgを上限として最大週2回緩徐に静注する。
通常、体重50kg未満の成人には、鉄として1回あたり20mg/kgを上限として週1回点滴静注、又は鉄として1回あたり500mgを上限として最大週2回緩徐に静注する。
なお、治療終了時までの総投与鉄量は、患者のヘモグロビン濃度及び体重に応じるが、鉄として2000mg(体重50kg未満の成人は1000mg)を上限とする。
7. 用法及び用量に関連する注意
-
7.1 本剤の投与に際しては、以下を参考に、過量投与にならないよう、総投与鉄量に注意すること。また、1回投与鉄量及び投与間隔は用法及び用量を踏まえ、適切に設定すること。
本剤の総投与鉄量 投与前ヘモグロビン濃度
体重
40kg未満
40kg以上50kg未満
50kg以上70kg未満
70kg以上
10g/dL以上
下記の計算式を用いて算出する。
750mg
1000mg
1500mg
10g/dL未満
1000mg
1500mg
2000mg
体重40kg未満の患者における総投与鉄量(mg)=[2.2×(16-投与前ヘモグロビン濃度g/dL)+10]×(体重kg)
- 7.2 分娩後出血に伴う鉄欠乏性貧血の患者の総投与鉄量の決定には、妊娠前の体重、本剤投与前のヘモグロビン濃度に基づき算出すること。
- 7.3 再治療の必要性は、投与終了後8週以降を目安にヘモグロビン濃度、血清フェリチン値、患者の状態等から、鉄過剰に留意して慎重に判断すること。[12.2 参照]
- 7.4 本剤を点滴静注する場合は、生理食塩液で希釈し15分以上かけて投与すること。静脈内投与する場合は、希釈せずもしくは生理食塩液で希釈して2分以上かけて緩徐に投与すること。[14.1.1 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.3 肝機能障害患者
本剤投与による肝機能の悪化に注意すること。鉄過剰により肝機能障害が悪化する可能性がある。肝機能障害患者を対象とした臨床試験は実施していない。
9.5 妊婦
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。ヒトの母乳中へ移行することが認められている。[16.3 参照]
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
12. 臨床検査結果に及ぼす影響
-
12.1 血清リン値
血清リン値は本剤投与後に低下する傾向があるため、低リン血症の発現に注意すること。[17.1.1 参照],[17.1.2 参照],[17.1.3 参照]
-
12.2 血清フェリチン値
血清フェリチン値は本剤投与後に高値を示すことから、本剤投与終了後4週程度は貯蔵鉄量を正確に反映しない可能性があることに注意すること。[7.3 参照]
13. 過量投与
-
13.1 症状
鉄過剰症があらわれることがある。また、長期的な低リン血症により骨軟化症に至ることがある5) 。
-
13.2 処置
鉄排泄剤の投与等、症状に応じて適切な処置を行うこと。
14. 適用上の注意
14.1 薬剤調製時の注意
- 14.1.1 本剤(100mg/mL)を希釈する場合は、生理食塩液で用時希釈すること。点滴静注の場合は総液量が最大500mLまで、静脈内投与の場合は総液量が最大20mLまでとし、鉄として1mg/mL未満に希釈してはならない。[7.4 参照]
- 14.1.2 本剤のバイアルは1回使い切りである。残液をその後の投与に使用しないこと。
- 14.1.3 調製後は速やかに使用すること。希釈後にやむを得ず保存する場合は、室温で保存し、8時間以内に投与を終了すること。
15. その他の注意
15.1 臨床使用に基づく情報
本剤を鉄として500mg以上投与した場合、血清が褐色を呈することが報告されている6) 。
4. 効能又は効果
鉄欠乏性貧血
5. 効能又は効果に関連する注意
本剤は経口鉄剤の投与が困難又は不適当な場合に限り使用すること。
6. 用法及び用量
通常、体重50kg以上の成人には、鉄として1回あたり1000mgを上限として週1回点滴静注、又は鉄として1回あたり500mgを上限として最大週2回緩徐に静注する。
通常、体重50kg未満の成人には、鉄として1回あたり20mg/kgを上限として週1回点滴静注、又は鉄として1回あたり500mgを上限として最大週2回緩徐に静注する。
なお、治療終了時までの総投与鉄量は、患者のヘモグロビン濃度及び体重に応じるが、鉄として2000mg(体重50kg未満の成人は1000mg)を上限とする。
7. 用法及び用量に関連する注意
-
7.1 本剤の投与に際しては、以下を参考に、過量投与にならないよう、総投与鉄量に注意すること。また、1回投与鉄量及び投与間隔は用法及び用量を踏まえ、適切に設定すること。
本剤の総投与鉄量 投与前ヘモグロビン濃度
体重
40kg未満
40kg以上50kg未満
50kg以上70kg未満
70kg以上
10g/dL以上
下記の計算式を用いて算出する。
750mg
1000mg
1500mg
10g/dL未満
1000mg
1500mg
2000mg
体重40kg未満の患者における総投与鉄量(mg)=[2.2×(16-投与前ヘモグロビン濃度g/dL)+10]×(体重kg)
- 7.2 分娩後出血に伴う鉄欠乏性貧血の患者の総投与鉄量の決定には、妊娠前の体重、本剤投与前のヘモグロビン濃度に基づき算出すること。
- 7.3 再治療の必要性は、投与終了後8週以降を目安にヘモグロビン濃度、血清フェリチン値、患者の状態等から、鉄過剰に留意して慎重に判断すること。[12.2 参照]
- 7.4 本剤を点滴静注する場合は、生理食塩液で希釈し15分以上かけて投与すること。静脈内投与する場合は、希釈せずもしくは生理食塩液で希釈して2分以上かけて緩徐に投与すること。[14.1.1 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.3 肝機能障害患者
本剤投与による肝機能の悪化に注意すること。鉄過剰により肝機能障害が悪化する可能性がある。肝機能障害患者を対象とした臨床試験は実施していない。
9.5 妊婦
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。ヒトの母乳中へ移行することが認められている。[16.3 参照]
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
12. 臨床検査結果に及ぼす影響
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12.1 血清リン値
血清リン値は本剤投与後に低下する傾向があるため、低リン血症の発現に注意すること。[17.1.1 参照],[17.1.2 参照],[17.1.3 参照]
-
12.2 血清フェリチン値
血清フェリチン値は本剤投与後に高値を示すことから、本剤投与終了後4週程度は貯蔵鉄量を正確に反映しない可能性があることに注意すること。[7.3 参照]
13. 過量投与
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13.1 症状
鉄過剰症があらわれることがある。また、長期的な低リン血症により骨軟化症に至ることがある5) 。
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13.2 処置
鉄排泄剤の投与等、症状に応じて適切な処置を行うこと。
14. 適用上の注意
14.1 薬剤調製時の注意
- 14.1.1 本剤(100mg/mL)を希釈する場合は、生理食塩液で用時希釈すること。点滴静注の場合は総液量が最大500mLまで、静脈内投与の場合は総液量が最大20mLまでとし、鉄として1mg/mL未満に希釈してはならない。[7.4 参照]
- 14.1.2 本剤のバイアルは1回使い切りである。残液をその後の投与に使用しないこと。
- 14.1.3 調製後は速やかに使用すること。希釈後にやむを得ず保存する場合は、室温で保存し、8時間以内に投与を終了すること。
15. その他の注意
15.1 臨床使用に基づく情報
本剤を鉄として500mg以上投与した場合、血清が褐色を呈することが報告されている6) 。