薬効分類名静脈内注射液・鉄剤

一般的名称含糖酸化鉄注射液

フェジン静注40mg

ふぇじんじょうちゅう40mg

FESIN Intravenous Injection

製造販売元/日医工株式会社

第1版
禁忌合併症・既往歴等のある患者腎機能障害患者肝機能障害患者妊婦授乳婦高齢者

重大な副作用

頻度
副作用
頻度不明
頻度不明

その他の副作用

部位
頻度
副作用
免疫系
頻度不明
肝臓まわり
頻度不明
胃腸・消化器系
0.1~5%未満
脳・神経
0.1~5%未満
その他
0.1~5%未満
その他
頻度不明

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 鉄欠乏状態にない患者[鉄過剰症をきたすおそれがある。]
  2. 2.2 重篤な肝障害のある患者[9.3.1 参照]
  3. 2.3 本剤に対し過敏症の既往歴のある患者

3. 組成・性状

3.1 組成

フェジン静注40mg

有効成分 1管(2mL)中
含糖酸化鉄   851mg
(鉄として   40mg )

3.2 製剤の性状

フェジン静注40mg

pH 9.0~10.0
浸透圧比 約5
(生理食塩液に対する比)
剤形・性状 水性注射剤
暗褐色、粘性の液

4. 効能又は効果

鉄欠乏性貧血

6. 用法及び用量

本剤は経口鉄剤の投与が困難又は不適当な場合に限り使用すること。

必要鉄量を算出して投与するが、鉄として、通常成人1日40~120mgを2分以上かけて徐々に静脈内注射する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

7. 用法及び用量に関連する注意

本剤の投与に際しては、あらかじめ必要鉄量を算出し、投与中も定期的に血液検査を行い、フェリチン値等を確認するなど、過量投与にならないよう注意すること。

  • 〈参考:必要鉄量の算出法〉

    あらかじめ総投与鉄量を算定して治療を行うことにより、鉄の過剰投与による障害が避けられるとともに、不足鉄量を補うことができる。なお、とくに鉄欠乏性貧血では利用可能な貯蔵鉄が零に近いので、鉄必要量の他に貯蔵鉄をも加算する必要がある。

    • 総投与鉄量(貯蔵鉄を加えた鉄量)

      患者のヘモグロビン値Xg/dLと体重Wkgより算定する。(中尾式1) による。ただし、Hb値:16g/dLを100%とする)

      総投与鉄量(mg)=〔2.72(16-X)+17〕W

      総投与鉄量[mg]一覧

      治療前Hb量

      g/dL

      体重kg

      5

      6

      7

      8

      9

      10

      11

      12

      13

      20

      940

      880

      830

      780

      720

      670

      610

      560

      500

      30

      1,410

      1,330

      1,240

      1,160

      1,080

      1,000

      920

      840

      750

      40

      1,880

      1,770

      1,660

      1,550

      1,440

      1,330

      1,220

      1,120

      1,010

      50

      2,350

      2,210

      2,070

      1,940

      1,800

      1,670

      1,530

      1,390

      1,260

      60

      2,820

      2,650

      2,490

      2,330

      2,160

      2,000

      1,840

      1,670

      1,510

      70

      3,280

      3,090

      2,900

      2,710

      2,520

      2,330

      2,140

      1,950

      1,760

      1管2mL中鉄として40mg含有

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 本剤は経口鉄剤の投与が困難又は不適当な場合に限り使用すること。
  2. 8.2 効果が得られない場合には投与を中止し、合併症などについて検索すること。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 発作性夜間血色素尿症の患者

    溶血を誘発することがある。

9.2 腎機能障害患者

腎障害が悪化するおそれがある。

9.3 肝機能障害患者

  1. 9.3.1 重篤な肝障害のある患者

    投与しないこと。肝障害を増悪させるおそれがある。[2.2 参照]

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

9.8 高齢者

用量に留意すること。一般に生理機能が低下している。

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.1 重大な副作用

  1. 11.1.1 ショック(頻度不明)

    脈拍異常、血圧低下、呼吸困難等のショック様症状、不快感、胸内苦悶感、悪心・嘔吐等があらわれることがある。

  2. 11.1.2 骨軟化症(頻度不明)

    長期投与により、骨痛、関節痛等を伴う骨軟化症があらわれることがある。

11.2 その他の副作用

0.1~5%未満

頻度不明

過敏症

発疹

肝臓

AST、ALTの上昇

消化器

悪心、嘔気

精神神経系

頭痛、頭重、めまい、倦怠感

その他

発熱、熱感、悪寒、心悸亢進、顔面潮紅

低リン血症2) 、四肢のしびれ感、疼痛(四肢痛、関節痛、背部痛、胸痛等)、着色尿1)

1) 尿中に黒色の顆粒を認めることがある。

14. 適用上の注意

14.1 薬剤調製時の注意

pH等の変化により配合変化が起こりやすいので、他の薬剤との配合に際しては注意すること。なお、本剤を希釈する必要がある場合には、通常、用時10~20%のブドウ糖注射液で5~10倍にすること。

14.2 薬剤投与時の注意

  1. 14.2.1 注射速度に留意すること。
  2. 14.2.2 注射に際しては血管外に漏出しないよう十分注意すること。血管外に漏出した場合には、漏出部位周辺に色素沈着を、また、疼痛、知覚異常、腫脹等の局所刺激を起こすことがある。このような場合には、温湿布を施し(疼痛、腫脹等の急性炎症症状が強い場合には冷湿布により急性症状がおさまった後)、マッサージ等をして吸収を促進させる等適切な処置を行うこと。

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 鉄欠乏状態にない患者[鉄過剰症をきたすおそれがある。]
  2. 2.2 重篤な肝障害のある患者[9.3.1 参照]
  3. 2.3 本剤に対し過敏症の既往歴のある患者

3. 組成・性状

3.1 組成

フェジン静注40mg

有効成分 1管(2mL)中
含糖酸化鉄   851mg
(鉄として   40mg )

3.2 製剤の性状

フェジン静注40mg

pH 9.0~10.0
浸透圧比 約5
(生理食塩液に対する比)
剤形・性状 水性注射剤
暗褐色、粘性の液

4. 効能又は効果

鉄欠乏性貧血

6. 用法及び用量

本剤は経口鉄剤の投与が困難又は不適当な場合に限り使用すること。

必要鉄量を算出して投与するが、鉄として、通常成人1日40~120mgを2分以上かけて徐々に静脈内注射する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。

7. 用法及び用量に関連する注意

本剤の投与に際しては、あらかじめ必要鉄量を算出し、投与中も定期的に血液検査を行い、フェリチン値等を確認するなど、過量投与にならないよう注意すること。

  • 〈参考:必要鉄量の算出法〉

    あらかじめ総投与鉄量を算定して治療を行うことにより、鉄の過剰投与による障害が避けられるとともに、不足鉄量を補うことができる。なお、とくに鉄欠乏性貧血では利用可能な貯蔵鉄が零に近いので、鉄必要量の他に貯蔵鉄をも加算する必要がある。

    • 総投与鉄量(貯蔵鉄を加えた鉄量)

      患者のヘモグロビン値Xg/dLと体重Wkgより算定する。(中尾式1) による。ただし、Hb値:16g/dLを100%とする)

      総投与鉄量(mg)=〔2.72(16-X)+17〕W

      総投与鉄量[mg]一覧

      治療前Hb量

      g/dL

      体重kg

      5

      6

      7

      8

      9

      10

      11

      12

      13

      20

      940

      880

      830

      780

      720

      670

      610

      560

      500

      30

      1,410

      1,330

      1,240

      1,160

      1,080

      1,000

      920

      840

      750

      40

      1,880

      1,770

      1,660

      1,550

      1,440

      1,330

      1,220

      1,120

      1,010

      50

      2,350

      2,210

      2,070

      1,940

      1,800

      1,670

      1,530

      1,390

      1,260

      60

      2,820

      2,650

      2,490

      2,330

      2,160

      2,000

      1,840

      1,670

      1,510

      70

      3,280

      3,090

      2,900

      2,710

      2,520

      2,330

      2,140

      1,950

      1,760

      1管2mL中鉄として40mg含有

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 本剤は経口鉄剤の投与が困難又は不適当な場合に限り使用すること。
  2. 8.2 効果が得られない場合には投与を中止し、合併症などについて検索すること。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 発作性夜間血色素尿症の患者

    溶血を誘発することがある。

9.2 腎機能障害患者

腎障害が悪化するおそれがある。

9.3 肝機能障害患者

  1. 9.3.1 重篤な肝障害のある患者

    投与しないこと。肝障害を増悪させるおそれがある。[2.2 参照]

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

9.8 高齢者

用量に留意すること。一般に生理機能が低下している。

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.1 重大な副作用

  1. 11.1.1 ショック(頻度不明)

    脈拍異常、血圧低下、呼吸困難等のショック様症状、不快感、胸内苦悶感、悪心・嘔吐等があらわれることがある。

  2. 11.1.2 骨軟化症(頻度不明)

    長期投与により、骨痛、関節痛等を伴う骨軟化症があらわれることがある。

11.2 その他の副作用

0.1~5%未満

頻度不明

過敏症

発疹

肝臓

AST、ALTの上昇

消化器

悪心、嘔気

精神神経系

頭痛、頭重、めまい、倦怠感

その他

発熱、熱感、悪寒、心悸亢進、顔面潮紅

低リン血症2) 、四肢のしびれ感、疼痛(四肢痛、関節痛、背部痛、胸痛等)、着色尿1)

1) 尿中に黒色の顆粒を認めることがある。

14. 適用上の注意

14.1 薬剤調製時の注意

pH等の変化により配合変化が起こりやすいので、他の薬剤との配合に際しては注意すること。なお、本剤を希釈する必要がある場合には、通常、用時10~20%のブドウ糖注射液で5~10倍にすること。

14.2 薬剤投与時の注意

  1. 14.2.1 注射速度に留意すること。
  2. 14.2.2 注射に際しては血管外に漏出しないよう十分注意すること。血管外に漏出した場合には、漏出部位周辺に色素沈着を、また、疼痛、知覚異常、腫脹等の局所刺激を起こすことがある。このような場合には、温湿布を施し(疼痛、腫脹等の急性炎症症状が強い場合には冷湿布により急性症状がおさまった後)、マッサージ等をして吸収を促進させる等適切な処置を行うこと。

その他詳細情報

日本標準商品分類番号
873222
ブランドコード
3222400A1058
承認番号
21900AMX00101000
販売開始年月
1961-10
貯法
室温保存
有効期間
3年
規制区分
12

重要な注意事項

  • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
  • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
  • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
  • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
  • 副作用に関する情報は、信頼できる医療情報源に基づいて提供されていますが、完全性や正確性を保証するものではありません。
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