薬効分類名鉄欠乏性貧血治療剤

一般的名称溶性ピロリン酸第二鉄

インクレミンシロップ5%

いんくれみんしろっぷ5%

INCREMIN Syrup 5%

製造販売元/アルフレッサ ファーマ株式会社

第1版
禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者

その他の副作用

部位
頻度
副作用
胃腸・消化器系
頻度不明
免疫系
頻度不明
その他
頻度不明

併用注意

薬剤名等

テトラサイクリン系抗生物質

  • テトラサイクリン
    ミノサイクリン
臨床症状・措置方法

相互に吸収を阻害し、効果が減弱するおそれがある。
両剤の服用間隔を2~4時間とすること。

機序・危険因子

本剤とテトラサイクリン系抗生物質が消化管内で難溶性のキレートを形成して、両剤の吸収を阻害し、血中濃度が低下する。

薬剤名等

制酸剤

臨床症状・措置方法

本剤の吸収が阻害され、効果が減弱するおそれがあるので、投与間隔をあけること。

機序・危険因子

消化管pH上昇により、鉄の溶解性が減少する。また、難溶性塩を形成し、鉄の消化管吸収が阻害されると考えられる。

薬剤名等

セフジニル
ニューキノロン系抗菌剤

  • オフロキサシン
    シプロフロキサシン
    塩酸塩水和物
    ノルフロキサシン
臨床症状・措置方法

これらの薬剤の吸収を阻害し、効果を減弱させるおそれがあるので、投与間隔をあけること。

機序・危険因子

キレートを形成し、吸収を阻害すると考えられる。

薬剤名等

甲状腺ホルモン製剤

  • レボチロキシンナトリウム
    リオチロニンナトリウム
臨床症状・措置方法

甲状腺ホルモン製剤の吸収を阻害し、効果を減弱させるおそれがあるので、投与間隔をあけること。

機序・危険因子

難溶性の複合体を形成し、吸収を阻害すると考えられる。

薬剤名等

タンニン酸を含有する食品

臨床症状・措置方法

本剤の吸収が阻害され、効果が減弱するおそれがある。

機序・危険因子

不溶性の塩を形成し、吸収が阻害されると考えられる。

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

鉄欠乏状態にない患者[鉄過剰症を起こすおそれがある。]

3. 組成・性状

3.1 組成

インクレミンシロップ5%

有効成分 1mL中溶性ピロリン酸第二鉄   50mg
(鉄として   6mg )
添加剤 ソルビン酸、安息香酸ナトリウム、D-ソルビトール、香料、バニリン、エタノール、黄色5号、塩酸、水酸化ナトリウム

3.2 製剤の性状

インクレミンシロップ5%

pH 4.5~6.0
色・剤形 芳香と甘味のあるだいだい色で粘稠性のある澄明なシロップ剤

4. 効能又は効果

鉄欠乏性貧血

6. 用法及び用量

通常次の量を1日量とし、3~4回に分けて経口投与する。

年 齢

シロップとして
(mL)

1歳未満

2~4

1~5歳

3~10

6~15歳

10~15

なお、年齢、症状により適宜増減する。

7. 用法及び用量に関連する注意

  1. 7.1 1日量は以下のとおりである。

    年 齢

    溶性ピロリン酸
    第二鉄として(mg)

    鉄として
    (mg)

    1歳未満

    100~200

    12~24

    1~5歳

    150~500

    18~60

    6~15歳

    500~750

    60~90

  2. 7.2 下痢、吐乳等を起こしやすい低出生体重児、新生児又は乳児に投与する場合、初め少量から開始し、身体の様子を見ながら徐々に通常1日量まで増量すること。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 消化性潰瘍、慢性潰瘍性大腸炎、限局性腸炎等の胃腸疾患のある患者

    症状を増悪させるおそれがある。

  2. 9.1.2 発作性夜間血色素尿症の患者

    溶血を誘発することがある。

10. 相互作用

    10.2 併用注意(併用に注意すること)

    薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

    テトラサイクリン系抗生物質

    • テトラサイクリン
      ミノサイクリン

    相互に吸収を阻害し、効果が減弱するおそれがある。
    両剤の服用間隔を2~4時間とすること。

    本剤とテトラサイクリン系抗生物質が消化管内で難溶性のキレートを形成して、両剤の吸収を阻害し、血中濃度が低下する。

    制酸剤

    本剤の吸収が阻害され、効果が減弱するおそれがあるので、投与間隔をあけること。

    消化管pH上昇により、鉄の溶解性が減少する。また、難溶性塩を形成し、鉄の消化管吸収が阻害されると考えられる。

    セフジニル
    ニューキノロン系抗菌剤

    • オフロキサシン
      シプロフロキサシン
      塩酸塩水和物
      ノルフロキサシン

    これらの薬剤の吸収を阻害し、効果を減弱させるおそれがあるので、投与間隔をあけること。

    キレートを形成し、吸収を阻害すると考えられる。

    甲状腺ホルモン製剤

    • レボチロキシンナトリウム
      リオチロニンナトリウム

    甲状腺ホルモン製剤の吸収を阻害し、効果を減弱させるおそれがあるので、投与間隔をあけること。

    難溶性の複合体を形成し、吸収を阻害すると考えられる。

    タンニン酸を含有する食品

    本剤の吸収が阻害され、効果が減弱するおそれがある。

    不溶性の塩を形成し、吸収が阻害されると考えられる。

    11. 副作用

    次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

    11.2 その他の副作用

    頻度不明

    消化器

    悪心、嘔吐、食欲不振、腹痛、下痢、便秘、胃部不快感

    皮 膚

    光線過敏症

    過敏症

    発疹、蕁麻疹、そう痒

    12. 臨床検査結果に及ぼす影響

    潜血反応で偽陽性となることがある。

    13. 過量投与

    1. 13.1 症状

      主な症状は胃粘膜刺激による悪心、嘔吐、腹痛、血性下痢、吐血等の消化器症状である。また、頻脈、血圧低下、チアノーゼ等がみられる。重症の場合は、昏睡、ショック、肝壊死、肝不全に至ることがある。

    2. 13.2 処置

      服用初期には催吐、胃洗浄が有効である。その他に下剤、鉄排泄剤(デフェロキサミン)等の投与を行う。血圧低下や循環虚脱があらわれた場合には、昇圧剤、輸液等による対症療法を行う。

    15. その他の注意

    15.1 臨床使用に基づく情報

    1. 15.1.1 本剤の投与により、一過性に歯又は舌が着色(黒色等)することがある。
    2. 15.1.2 本剤の投与により、一過性に便が黒色を呈することがある。

    15.2 非臨床試験に基づく情報

    1. 15.2.1 動物実験において、鉄剤と大量のアロプリノールとの併用で、肝の鉄貯蔵量が増加したとの報告がある。

    2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

    鉄欠乏状態にない患者[鉄過剰症を起こすおそれがある。]

    3. 組成・性状

    3.1 組成

    インクレミンシロップ5%

    有効成分 1mL中溶性ピロリン酸第二鉄   50mg
    (鉄として   6mg )
    添加剤 ソルビン酸、安息香酸ナトリウム、D-ソルビトール、香料、バニリン、エタノール、黄色5号、塩酸、水酸化ナトリウム

    3.2 製剤の性状

    インクレミンシロップ5%

    pH 4.5~6.0
    色・剤形 芳香と甘味のあるだいだい色で粘稠性のある澄明なシロップ剤

    4. 効能又は効果

    鉄欠乏性貧血

    6. 用法及び用量

    通常次の量を1日量とし、3~4回に分けて経口投与する。

    年 齢

    シロップとして
    (mL)

    1歳未満

    2~4

    1~5歳

    3~10

    6~15歳

    10~15

    なお、年齢、症状により適宜増減する。

    7. 用法及び用量に関連する注意

    1. 7.1 1日量は以下のとおりである。

      年 齢

      溶性ピロリン酸
      第二鉄として(mg)

      鉄として
      (mg)

      1歳未満

      100~200

      12~24

      1~5歳

      150~500

      18~60

      6~15歳

      500~750

      60~90

    2. 7.2 下痢、吐乳等を起こしやすい低出生体重児、新生児又は乳児に投与する場合、初め少量から開始し、身体の様子を見ながら徐々に通常1日量まで増量すること。

    9. 特定の背景を有する患者に関する注意

    9.1 合併症・既往歴等のある患者

    1. 9.1.1 消化性潰瘍、慢性潰瘍性大腸炎、限局性腸炎等の胃腸疾患のある患者

      症状を増悪させるおそれがある。

    2. 9.1.2 発作性夜間血色素尿症の患者

      溶血を誘発することがある。

    10. 相互作用

      10.2 併用注意(併用に注意すること)

      薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

      テトラサイクリン系抗生物質

      • テトラサイクリン
        ミノサイクリン

      相互に吸収を阻害し、効果が減弱するおそれがある。
      両剤の服用間隔を2~4時間とすること。

      本剤とテトラサイクリン系抗生物質が消化管内で難溶性のキレートを形成して、両剤の吸収を阻害し、血中濃度が低下する。

      制酸剤

      本剤の吸収が阻害され、効果が減弱するおそれがあるので、投与間隔をあけること。

      消化管pH上昇により、鉄の溶解性が減少する。また、難溶性塩を形成し、鉄の消化管吸収が阻害されると考えられる。

      セフジニル
      ニューキノロン系抗菌剤

      • オフロキサシン
        シプロフロキサシン
        塩酸塩水和物
        ノルフロキサシン

      これらの薬剤の吸収を阻害し、効果を減弱させるおそれがあるので、投与間隔をあけること。

      キレートを形成し、吸収を阻害すると考えられる。

      甲状腺ホルモン製剤

      • レボチロキシンナトリウム
        リオチロニンナトリウム

      甲状腺ホルモン製剤の吸収を阻害し、効果を減弱させるおそれがあるので、投与間隔をあけること。

      難溶性の複合体を形成し、吸収を阻害すると考えられる。

      タンニン酸を含有する食品

      本剤の吸収が阻害され、効果が減弱するおそれがある。

      不溶性の塩を形成し、吸収が阻害されると考えられる。

      11. 副作用

      次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

      11.2 その他の副作用

      頻度不明

      消化器

      悪心、嘔吐、食欲不振、腹痛、下痢、便秘、胃部不快感

      皮 膚

      光線過敏症

      過敏症

      発疹、蕁麻疹、そう痒

      12. 臨床検査結果に及ぼす影響

      潜血反応で偽陽性となることがある。

      13. 過量投与

      1. 13.1 症状

        主な症状は胃粘膜刺激による悪心、嘔吐、腹痛、血性下痢、吐血等の消化器症状である。また、頻脈、血圧低下、チアノーゼ等がみられる。重症の場合は、昏睡、ショック、肝壊死、肝不全に至ることがある。

      2. 13.2 処置

        服用初期には催吐、胃洗浄が有効である。その他に下剤、鉄排泄剤(デフェロキサミン)等の投与を行う。血圧低下や循環虚脱があらわれた場合には、昇圧剤、輸液等による対症療法を行う。

      15. その他の注意

      15.1 臨床使用に基づく情報

      1. 15.1.1 本剤の投与により、一過性に歯又は舌が着色(黒色等)することがある。
      2. 15.1.2 本剤の投与により、一過性に便が黒色を呈することがある。

      15.2 非臨床試験に基づく情報

      1. 15.2.1 動物実験において、鉄剤と大量のアロプリノールとの併用で、肝の鉄貯蔵量が増加したとの報告がある。

      その他詳細情報

      日本標準商品分類番号
      873222
      ブランドコード
      3222012Q1030
      承認番号
      21900AMX01295
      販売開始年月
      1965-10
      貯法
      室温保存
      有効期間
      2年
      規制区分

      重要な注意事項

      • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
      • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
      • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
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