薬効分類名カルシウム剤
一般的名称塩化カルシウム水和物
塩化カルシウム「ヤマゼン」
製造販売元/山善製薬株式会社
その他の副作用
併用注意
高カルシウム血症があらわれやすい。
相加作用
テトラサイクリン系抗生物質
ミノサイクリン
ドキシサイクリン
テトラサイクリン等
ニューキノロン系抗菌剤
シプロフロキサシン
ノルフロキサシン
トスフロキサシン等
リン酸エストラムスチンナトリウム
エストラサイト
ビアセチル
プロエスタ
骨代謝改善剤
エチドロン酸二ナトリウム
アレンドロン酸ナトリウム水和物
リセドロン酸ナトリウム水和物
これらの薬剤の効果が減弱するおそれがあるので、投与間隔をできるだけあけるなど注意すること。
カルシウムがこれらの薬剤と難溶性のキレートを形成し、これらの薬剤の吸収を阻害すると考えられる。
強心配糖体
メチルジゴキシン
ジゴキシン
ジギトキシン等
強心配糖体の作用を増強し、徐脈、心室性期外収縮、房室ブロックなどの中毒症状を誘発するおそれがある
カルシウムは強心配糖体の心筋収縮力増強作用を強める。
ポリカルボフィルカルシウム
(1)高カルシウム血症があらわれるおそれがある。
(2)この薬剤の作用が減弱するおそれがある。
(1)この薬剤はカルシウムを含有(ポリカルボフィルカルシウム1.0g中にカルシウムとして約200mg含有)するため、併用するとカルシウムの過剰摂取となる。
(2)この薬剤はカルシウムが脱離して薬効を発揮するが、カルシウムとの共存下では再結合により薬効が減弱する。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 高カルシウム血症の患者[高カルシウム血症を悪化させるおそれがある。][8.1 参照],[9.1.1 参照]
- 2.2 腎結石のある患者[腎結石を助長するおそれがある。]
- 2.3 重篤な腎不全のある患者[9.2.1 参照]
4. 効能又は効果
低カルシウム血症に起因する下記症候の改善
テタニー、テタニー関連症状
6. 用法及び用量
塩化カルシウム水和物として、通常成人1回1~2gを約5%水溶液にして1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 長期投与により血中及び尿中カルシウムが高値になることがあるので、長期投与する場合には定期的に血中又は尿中カルシウムを検査することが望ましい。[2.1 参照],[9.1.1 参照],[10.2 参照]
- 8.2 本品は局所刺激作用を有し、胃腸粘膜を刺激するので、牛乳などの保護剤と共に投与すること。 また、経管投与は行わないこと。[10.2 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.2 腎機能障害患者
-
9.2.1 重篤な腎不全のある患者
投与しないこと。組織への石灰沈着を助長するおそれがある。[2.3 参照]
-
9.2.2 腎不全を有する低カルシウム血症の患者
アシドーシスを促進する。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験を実施していない。
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
高カルシウム血症があらわれやすい。 |
相加作用 |
|
テトラサイクリン系抗生物質 |
これらの薬剤の効果が減弱するおそれがあるので、投与間隔をできるだけあけるなど注意すること。 |
カルシウムがこれらの薬剤と難溶性のキレートを形成し、これらの薬剤の吸収を阻害すると考えられる。 |
多量の牛乳[8.2 参照] |
牛乳アルカリ症があらわれることがあるので多量の牛乳との併用は避けること。 |
腸管からのカルシウム吸収が増大する。 |
強心配糖体 |
強心配糖体の作用を増強し、徐脈、心室性期外収縮、房室ブロックなどの中毒症状を誘発するおそれがある |
カルシウムは強心配糖体の心筋収縮力増強作用を強める。 |
ポリカルボフィルカルシウム |
(1)高カルシウム血症があらわれるおそれがある。 |
(1)この薬剤はカルシウムを含有(ポリカルボフィルカルシウム1.0g中にカルシウムとして約200mg含有)するため、併用するとカルシウムの過剰摂取となる。 |
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 高カルシウム血症の患者[高カルシウム血症を悪化させるおそれがある。][8.1 参照],[9.1.1 参照]
- 2.2 腎結石のある患者[腎結石を助長するおそれがある。]
- 2.3 重篤な腎不全のある患者[9.2.1 参照]
4. 効能又は効果
低カルシウム血症に起因する下記症候の改善
テタニー、テタニー関連症状
6. 用法及び用量
塩化カルシウム水和物として、通常成人1回1~2gを約5%水溶液にして1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 長期投与により血中及び尿中カルシウムが高値になることがあるので、長期投与する場合には定期的に血中又は尿中カルシウムを検査することが望ましい。[2.1 参照],[9.1.1 参照],[10.2 参照]
- 8.2 本品は局所刺激作用を有し、胃腸粘膜を刺激するので、牛乳などの保護剤と共に投与すること。 また、経管投与は行わないこと。[10.2 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.2 腎機能障害患者
-
9.2.1 重篤な腎不全のある患者
投与しないこと。組織への石灰沈着を助長するおそれがある。[2.3 参照]
-
9.2.2 腎不全を有する低カルシウム血症の患者
アシドーシスを促進する。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験を実施していない。
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
高カルシウム血症があらわれやすい。 |
相加作用 |
|
テトラサイクリン系抗生物質 |
これらの薬剤の効果が減弱するおそれがあるので、投与間隔をできるだけあけるなど注意すること。 |
カルシウムがこれらの薬剤と難溶性のキレートを形成し、これらの薬剤の吸収を阻害すると考えられる。 |
多量の牛乳[8.2 参照] |
牛乳アルカリ症があらわれることがあるので多量の牛乳との併用は避けること。 |
腸管からのカルシウム吸収が増大する。 |
強心配糖体 |
強心配糖体の作用を増強し、徐脈、心室性期外収縮、房室ブロックなどの中毒症状を誘発するおそれがある |
カルシウムは強心配糖体の心筋収縮力増強作用を強める。 |
ポリカルボフィルカルシウム |
(1)高カルシウム血症があらわれるおそれがある。 |
(1)この薬剤はカルシウムを含有(ポリカルボフィルカルシウム1.0g中にカルシウムとして約200mg含有)するため、併用するとカルシウムの過剰摂取となる。 |