薬効分類名ビタミンA剤

一般的名称ビタミンA油

チョコラA錠1万単位

ちょこらAじょう1まんたんい

Chocola A Tablets

製造販売元/アルフレッサ ファーマ株式会社、販売元/エーザイ株式会社

第3版
禁忌相互作用生殖能を有する者妊婦授乳婦小児等高齢者

その他の副作用

部位
頻度
副作用
脳・神経
頻度不明
胃腸・消化器系
頻度不明
肝臓まわり
頻度不明
皮膚
頻度不明
免疫系
頻度不明
その他
頻度不明

併用注意

薬剤名等

パクリタキセル

臨床症状・措置方法

パクリタキセルの血中濃度が上昇する。

機序・危険因子

本剤によるチトクロームP450(CYP2C8)に対する競合的阻害作用による。

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 レチノイド製剤(エトレチナート、トレチノイン、タミバロテン、ベキサロテン)を投与中の患者[10.1 参照]
  2. 2.2 妊娠3ヵ月以内又は妊娠を希望する女性へのビタミンA5,000IU/日以上の投与(ビタミンA欠乏症の女性は除く)[9.5.1 参照]

3. 組成・性状

3.1 組成

チョコラA錠1万単位

有効成分 1錠中
ビタミンA油   10mg
(ビタミンAとして   10,000ビタミンA単位 )
添加剤 アラビアゴム末、アルファー化デンプン、カカオ末、カルナウバロウ、小麦粉、三二酸化鉄、ジブチルヒドロキシトルエン、ステアリン酸、精製白糖、赤色3号、ゼラチン、タルク、沈降炭酸カルシウム、トウモロコシデンプン、乳糖水和物、白色セラック、バレイショデンプン、ビタチョコレート、ヒドロキシプロピルセルロース、ブチルヒドロキシアニソール、薬用炭

3.2 製剤の性状

チョコラA錠1万単位

剤形 糖衣錠
色調 チョコレート色
外形 表面                                    
裏面                                    
断面                                        
大きさ 直径 9.7mm
厚さ 5.7mm
質量 450mg
識別コード                 301

4. 効能又は効果

  • ビタミンA欠乏症の治療
    • (夜盲症、結膜乾燥症、角膜乾燥症、角膜軟化症)
  • 下記疾患のうち、ビタミンAの欠乏または代謝障害が関与すると推定される場合
    • 角化性皮膚疾患

6. 用法及び用量

治療の目的には、ビタミンAとして通常成人1日10,000~100,000ビタミンA単位を経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
なお、ビタミンAとして通常成人1日3,000~100,000ビタミンA単位である。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.4 生殖能を有する者

          [9.5.1 参照]         

9.5 妊婦

  1. 9.5.1 妊娠3ヵ月以内又は妊娠を希望する女性

    ビタミンA欠乏症の治療に用いる場合を除いて本剤を投与しないこと。なお、ビタミンAの補給を目的として本剤を用いる場合は食品などからの摂取量に注意し、本剤による投与は5,000IU/日未満に留めるなど必要な注意を行うこと。
    外国において、妊娠前3ヵ月から妊娠初期3ヵ月までにビタミンAを10,000IU/日以上摂取した女性から出生した児に、頭蓋神経堤などを中心とする奇形発現の増加が推定されたとする疫学調査結果がある。[2.2 参照],[9.4 参照]

  2. 9.5.2 妊婦(妊娠3ヵ月以内の女性を除く)

    治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

9.7 小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

10. 相互作用

    10.1 併用禁忌(併用しないこと)

    薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
    • エトレチナート
      • (チガソン)
    •                       [2.1 参照]                     

    ビタミンAの正常血中濃度には影響を及ぼさないが、ビタミンA過剰症と類似した副作用症状があらわれることがある。

    エトレチナートのビタミンA様作用により、ビタミンAの作用が増強される。

    • トレチノイン
      • (ベサノイド)
    •                       [2.1 参照]                     

    ビタミンA過剰症と類似した副作用症状を起こすおそれがある。

    トレチノインはビタミンAの活性代謝物である。

    • タミバロテン
      • (アムノレイク)
    • ベキサロテン
      • (タルグレチン)
    •                       [2.1 参照]                     

    ビタミンA過剰症と類似した副作用症状を起こすおそれがある。

    これら薬剤はビタミンAと同じレチノイドである。

    10.2 併用注意(併用に注意すること)

    薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

    パクリタキセル

    パクリタキセルの血中濃度が上昇する。

    本剤によるチトクロームP450(CYP2C8)に対する競合的阻害作用による。

    11. 副作用

    次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

    11.2 その他の副作用

    頻度不明

    脳神経系1)

    大泉門膨隆、神経過敏、頭痛

    胃腸1)

    食欲不振、嘔吐

    肝臓1)

    肝腫大

    皮膚1)

    脱毛、瘙痒感

    過敏症

    発疹等

    その他1)

    体重増加停止、四肢痛、骨痛、関節痛

                
    1) 大量・長期投与によるビタミンA過剰症状[13.1 参照]
              

    13. 過量投与

    1. 13.1 症状

      ビタミンA過剰症はビタミンA摂取後12時間前後で発病する急性過剰症(急性症)とビタミンAを数ヵ月以上摂取して次第に症状のあらわれる慢性過剰症(慢性症)とがある。[11.2 参照]

      1. 13.1.1 急性症状

        ビタミンA摂取後数時間~24時間(約12時間)であらわれ、摂取中止後1~2日後に症状は消失し何ら後遺症を残さない。主症状は小児では急性脳水腫に起因し、嘔吐、不眠、嗜眠、興奮のほか大泉門が膨隆して茸状に膨れあがる。乳幼児ではそのほか吐乳、下痢、不機嫌、不安症状、痙攣、水頭症の報告もある。髄膜症はみられない。成人では全身倦怠、悪心、嘔吐、腹痛、めまい、運動鈍化が起こり、嗜眠状態となり、その後全身の皮膚が剝離し回復する。臨床検査成績としては脳脊髄液圧がやや亢進するほか病的所見はみられず、大泉門膨隆程度と脳圧間に必ずしも平行関係はないといわれ、脳波にも異常なく眼底変化はみられない。
        急性症は成人にはまれで大多数乳幼児である。

      2. 13.1.2 慢性症状

        主症状は小児では食欲不振、体重増加停止、便秘、不機嫌、不眠、興奮、ときに肝肥大などの一般症状、中枢神経症状としては頭痛、嘔吐、神経過敏、痙攣、複視、斜視、脳圧亢進、脳水腫など、骨症状は四肢の有痛性長管骨腫脹が特徴的で、骨幹が紡錘状に腫脹し、X線で骨膜増殖、尺骨、蹠骨の限局性皮質性骨肥厚、限局性骨粗鬆症を起こし歩行障害を訴える。成人では最も著明な症状は全身倦怠である。皮膚症状はまず毛髪乾燥、ついで脱毛、脂漏、瘙痒症、尋常性痤瘡、落屑、口唇乾燥亀裂、口角亀裂、舌縁疼痛、水疱形成など、腹部では肝・脾肥大、リンパ腺軽度肥大、泌尿器では尿意頻回などが起こり、神経系の障害は小児ほど著明でない。血液では軽い貧血、白血球増多又は減少などが起こるが血液化学や肝機能検査では著しい障害は認められない。血漿中ビタミンA量が上昇しエステル型よりアルコール型ビタミンAの増量が著しく、血清リポイド、アルカリ性フォスファターゼ値が増加する。

    2. 13.2 処置

      ビタミンA摂取を中止することで容易に治癒する。このほかの処置としては下剤服用、必要なら補液を行う(急性症)。出血性素因にはビタミンK使用、罹患肢の固定を行う。

    14. 適用上の注意

    14.1 薬剤交付時の注意

    PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。

    2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

    1. 2.1 レチノイド製剤(エトレチナート、トレチノイン、タミバロテン、ベキサロテン)を投与中の患者[10.1 参照]
    2. 2.2 妊娠3ヵ月以内又は妊娠を希望する女性へのビタミンA5,000IU/日以上の投与(ビタミンA欠乏症の女性は除く)[9.5.1 参照]

    3. 組成・性状

    3.1 組成

    チョコラA錠1万単位

    有効成分 1錠中
    ビタミンA油   10mg
    (ビタミンAとして   10,000ビタミンA単位 )
    添加剤 アラビアゴム末、アルファー化デンプン、カカオ末、カルナウバロウ、小麦粉、三二酸化鉄、ジブチルヒドロキシトルエン、ステアリン酸、精製白糖、赤色3号、ゼラチン、タルク、沈降炭酸カルシウム、トウモロコシデンプン、乳糖水和物、白色セラック、バレイショデンプン、ビタチョコレート、ヒドロキシプロピルセルロース、ブチルヒドロキシアニソール、薬用炭

    3.2 製剤の性状

    チョコラA錠1万単位

    剤形 糖衣錠
    色調 チョコレート色
    外形 表面                                    
    裏面                                    
    断面                                        
    大きさ 直径 9.7mm
    厚さ 5.7mm
    質量 450mg
    識別コード                 301

    4. 効能又は効果

    • ビタミンA欠乏症の治療
      • (夜盲症、結膜乾燥症、角膜乾燥症、角膜軟化症)
    • 下記疾患のうち、ビタミンAの欠乏または代謝障害が関与すると推定される場合
      • 角化性皮膚疾患

    6. 用法及び用量

    治療の目的には、ビタミンAとして通常成人1日10,000~100,000ビタミンA単位を経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
    なお、ビタミンAとして通常成人1日3,000~100,000ビタミンA単位である。

    9. 特定の背景を有する患者に関する注意

    9.4 生殖能を有する者

              [9.5.1 参照]         

    9.5 妊婦

    1. 9.5.1 妊娠3ヵ月以内又は妊娠を希望する女性

      ビタミンA欠乏症の治療に用いる場合を除いて本剤を投与しないこと。なお、ビタミンAの補給を目的として本剤を用いる場合は食品などからの摂取量に注意し、本剤による投与は5,000IU/日未満に留めるなど必要な注意を行うこと。
      外国において、妊娠前3ヵ月から妊娠初期3ヵ月までにビタミンAを10,000IU/日以上摂取した女性から出生した児に、頭蓋神経堤などを中心とする奇形発現の増加が推定されたとする疫学調査結果がある。[2.2 参照],[9.4 参照]

    2. 9.5.2 妊婦(妊娠3ヵ月以内の女性を除く)

      治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

    9.6 授乳婦

    治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

    9.7 小児等

    小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

    9.8 高齢者

    減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

    10. 相互作用

      10.1 併用禁忌(併用しないこと)

      薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
      • エトレチナート
        • (チガソン)
      •                       [2.1 参照]                     

      ビタミンAの正常血中濃度には影響を及ぼさないが、ビタミンA過剰症と類似した副作用症状があらわれることがある。

      エトレチナートのビタミンA様作用により、ビタミンAの作用が増強される。

      • トレチノイン
        • (ベサノイド)
      •                       [2.1 参照]                     

      ビタミンA過剰症と類似した副作用症状を起こすおそれがある。

      トレチノインはビタミンAの活性代謝物である。

      • タミバロテン
        • (アムノレイク)
      • ベキサロテン
        • (タルグレチン)
      •                       [2.1 参照]                     

      ビタミンA過剰症と類似した副作用症状を起こすおそれがある。

      これら薬剤はビタミンAと同じレチノイドである。

      10.2 併用注意(併用に注意すること)

      薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

      パクリタキセル

      パクリタキセルの血中濃度が上昇する。

      本剤によるチトクロームP450(CYP2C8)に対する競合的阻害作用による。

      11. 副作用

      次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

      11.2 その他の副作用

      頻度不明

      脳神経系1)

      大泉門膨隆、神経過敏、頭痛

      胃腸1)

      食欲不振、嘔吐

      肝臓1)

      肝腫大

      皮膚1)

      脱毛、瘙痒感

      過敏症

      発疹等

      その他1)

      体重増加停止、四肢痛、骨痛、関節痛

                  
      1) 大量・長期投与によるビタミンA過剰症状[13.1 参照]
                

      13. 過量投与

      1. 13.1 症状

        ビタミンA過剰症はビタミンA摂取後12時間前後で発病する急性過剰症(急性症)とビタミンAを数ヵ月以上摂取して次第に症状のあらわれる慢性過剰症(慢性症)とがある。[11.2 参照]

        1. 13.1.1 急性症状

          ビタミンA摂取後数時間~24時間(約12時間)であらわれ、摂取中止後1~2日後に症状は消失し何ら後遺症を残さない。主症状は小児では急性脳水腫に起因し、嘔吐、不眠、嗜眠、興奮のほか大泉門が膨隆して茸状に膨れあがる。乳幼児ではそのほか吐乳、下痢、不機嫌、不安症状、痙攣、水頭症の報告もある。髄膜症はみられない。成人では全身倦怠、悪心、嘔吐、腹痛、めまい、運動鈍化が起こり、嗜眠状態となり、その後全身の皮膚が剝離し回復する。臨床検査成績としては脳脊髄液圧がやや亢進するほか病的所見はみられず、大泉門膨隆程度と脳圧間に必ずしも平行関係はないといわれ、脳波にも異常なく眼底変化はみられない。
          急性症は成人にはまれで大多数乳幼児である。

        2. 13.1.2 慢性症状

          主症状は小児では食欲不振、体重増加停止、便秘、不機嫌、不眠、興奮、ときに肝肥大などの一般症状、中枢神経症状としては頭痛、嘔吐、神経過敏、痙攣、複視、斜視、脳圧亢進、脳水腫など、骨症状は四肢の有痛性長管骨腫脹が特徴的で、骨幹が紡錘状に腫脹し、X線で骨膜増殖、尺骨、蹠骨の限局性皮質性骨肥厚、限局性骨粗鬆症を起こし歩行障害を訴える。成人では最も著明な症状は全身倦怠である。皮膚症状はまず毛髪乾燥、ついで脱毛、脂漏、瘙痒症、尋常性痤瘡、落屑、口唇乾燥亀裂、口角亀裂、舌縁疼痛、水疱形成など、腹部では肝・脾肥大、リンパ腺軽度肥大、泌尿器では尿意頻回などが起こり、神経系の障害は小児ほど著明でない。血液では軽い貧血、白血球増多又は減少などが起こるが血液化学や肝機能検査では著しい障害は認められない。血漿中ビタミンA量が上昇しエステル型よりアルコール型ビタミンAの増量が著しく、血清リポイド、アルカリ性フォスファターゼ値が増加する。

      2. 13.2 処置

        ビタミンA摂取を中止することで容易に治癒する。このほかの処置としては下剤服用、必要なら補液を行う(急性症)。出血性素因にはビタミンK使用、罹患肢の固定を行う。

      14. 適用上の注意

      14.1 薬剤交付時の注意

      PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。

      その他詳細情報

      日本標準商品分類番号
      873111
      ブランドコード
      3111002F1036
      承認番号
      21800AMX10770000
      販売開始年月
      1951-03
      貯法
      室温保存
      有効期間
      27ヵ月
      規制区分

      重要な注意事項

      • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
      • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
      • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
      • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
      • 副作用に関する情報は、信頼できる医療情報源に基づいて提供されていますが、完全性や正確性を保証するものではありません。
      • この情報を使用することにより生じたいかなる損害についても、当サイトは一切の責任を負いません。