薬効分類名外用殺菌消毒剤

一般的名称濃ベンザルコニウム塩化物液

ベンザルコニウム塩化物消毒用液10%「NP」

べんざるこにうむえんかぶつしょうどくようえき10%「NP」

Benzalkonium Chloride Solution for Disinfection

製造販売元/ニプロ株式会社

第1版

その他の副作用

部位
頻度
副作用
免疫系
頻度不明

詳細情報

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3. 組成・性状

3.1 組成

ベンザルコニウム塩化物消毒用液10%「NP」

有効成分 100mL中
日本薬局方
濃ベンザルコニウム塩化物液50   19.05g
(ベンザルコニウム塩化物として   10g )

3.2 製剤の性状

ベンザルコニウム塩化物消毒用液10%「NP」

性状 無色~淡黄色澄明の液で、特異なにおいがある。振ると強く泡立つ。

4. 効能・効果

  • 手指・皮膚の消毒
  • 手術部位(手術野)の皮膚の消毒
  • 手術部位(手術野)の粘膜の消毒
  • 皮膚・粘膜の創傷部位の消毒
  • 感染皮膚面の消毒
  • 医療機器の消毒
  • 手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒
  • 膣洗浄、結膜嚢の洗浄・消毒

6. 用法・用量

  • 〈手指・皮膚の消毒〉

    通常石けんで十分に洗浄し、水で石けん分を十分に洗い落した後、ベンザルコニウム塩化物0.05~0.1%溶液に浸して洗い、滅菌ガーゼあるいは布片で清拭する。
    術前の手洗の場合には、5~10分間ブラッシングする。

  • 〈手術部位(手術野)の皮膚の消毒〉

    手術前局所皮膚面をベンザルコニウム塩化物0.1%溶液で約5分間洗い、その後ベンザルコニウム塩化物0.2%溶液を塗布する。

  • 〈手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒〉

    ベンザルコニウム塩化物0.01~0.025%溶液を用いる。

  • 〈感染皮膚面の消毒〉

    ベンザルコニウム塩化物0.01%溶液を用いる。

  • 〈医療機器の消毒〉

    ベンザルコニウム塩化物0.1%溶液に10分間浸漬するか、または厳密に消毒する際は、器具を予め2%炭酸ナトリウム水溶液で洗い、その後ベンザルコニウム塩化物0.1%溶液中で15分間煮沸する。

  • 〈手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒〉

    ベンザルコニウム塩化物0.05~0.2%溶液を布片で塗布・清拭するか、又は噴霧する。

  • 〈膣洗浄〉

    ベンザルコニウム塩化物0.02~0.05%溶液を用いる。

  • 〈結膜嚢の洗浄・消毒〉

    ベンザルコニウム塩化物0.01~0.05%溶液を用いる。

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.2 その他の副作用

頻度不明

過敏症

発疹、そう痒感等

12. 臨床検査結果に及ぼす影響

本剤で消毒したカテーテルで採取した尿は、スルホサリチル酸法による尿蛋白試験で偽陽性を示すことがある。

14. 適用上の注意

14.1 薬剤調製時の注意

  1. 14.1.1 本剤は必ず希釈し、濃度に注意して使用すること。
  2. 14.1.2 希釈倍数

    濃度

    0.01% 

       0.02% 

       0.025%

        0.05% 

       0.1%

        0.2%

    希釈倍数

        1,000倍 

       500倍 

       400倍

        200倍

        100倍

        50倍

  3. 14.1.3 炎症又は易刺激性の部位(粘膜、陰股部等)に使用する場合には、通常の部位に使用するよりも低濃度とすることが望ましい。また、使用後は滅菌精製水で水洗すること。
  4. 14.1.4 希釈液としては塩類含量の多い水又は硬水を用いないこと。
  5. 14.1.5 深い創傷又は眼に使用する場合の希釈液としては、注射用水か滅菌精製水を用い、水道水や精製水を用いないこと。
  6. 14.1.6 繊維、布(綿、ガーゼ、ウール、レーヨン等)は本剤を吸着するので、これらを溶液に浸漬して用いる場合には、有効濃度以下とならないように注意すること。
  7. 14.1.7 金属器具を長時間浸漬する場合は、腐食を防止するためにベンザルコニウム塩化物0.1%溶液に0.5~1.0%の亜硝酸ナトリウムを添加すること。

14.2 薬剤使用時の注意

  1. 14.2.1 経口投与しないこと。
  2. 14.2.2 浣腸には使用しないこと。
  3. 14.2.3 原液又は濃厚液は刺激症状があらわれることがあるので、皮膚・粘膜に付着しないように注意すること。また、眼に入らないように注意すること。原液又は濃厚液に接触した場合には直ちに水でよく洗い流し、適切な処置を行うこと。
  4. 14.2.4 全身吸収による筋脱力を起こすおそれがあるので、粘膜、創傷面又は炎症部位に長期間又は広範囲に使用しないこと。
  5. 14.2.5 密封包帯、ギプス包帯、パックに使用すると刺激症状があらわれることがあるので、使用しないことが望ましい。
  6. 14.2.6 血清、膿汁等の有機性物質は本剤の殺菌作用を減弱させるので、これらが付着している医療器具等に用いる場合には、十分に洗い落としてから使用すること。
  7. 14.2.7 石けん類は本剤の殺菌作用を減弱させるので、石けん分を洗い落としてから使用すること。
  8. 14.2.8 皮膚消毒に使用する綿球、ガーゼ等は滅菌保存し、使用時に溶液に浸すこと。
  9. 14.2.9 合成ゴム製品、合成樹脂製品、光学器具、鏡器具、塗装カテーテル等への使用は避けることが望ましい。
  10. 14.2.10 皮革製品の消毒に使用すると、変質させることがあるので使用しないこと。

3. 組成・性状

3.1 組成

ベンザルコニウム塩化物消毒用液10%「NP」

有効成分 100mL中
日本薬局方
濃ベンザルコニウム塩化物液50   19.05g
(ベンザルコニウム塩化物として   10g )

3.2 製剤の性状

ベンザルコニウム塩化物消毒用液10%「NP」

性状 無色~淡黄色澄明の液で、特異なにおいがある。振ると強く泡立つ。

4. 効能・効果

  • 手指・皮膚の消毒
  • 手術部位(手術野)の皮膚の消毒
  • 手術部位(手術野)の粘膜の消毒
  • 皮膚・粘膜の創傷部位の消毒
  • 感染皮膚面の消毒
  • 医療機器の消毒
  • 手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒
  • 膣洗浄、結膜嚢の洗浄・消毒

6. 用法・用量

  • 〈手指・皮膚の消毒〉

    通常石けんで十分に洗浄し、水で石けん分を十分に洗い落した後、ベンザルコニウム塩化物0.05~0.1%溶液に浸して洗い、滅菌ガーゼあるいは布片で清拭する。
    術前の手洗の場合には、5~10分間ブラッシングする。

  • 〈手術部位(手術野)の皮膚の消毒〉

    手術前局所皮膚面をベンザルコニウム塩化物0.1%溶液で約5分間洗い、その後ベンザルコニウム塩化物0.2%溶液を塗布する。

  • 〈手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒〉

    ベンザルコニウム塩化物0.01~0.025%溶液を用いる。

  • 〈感染皮膚面の消毒〉

    ベンザルコニウム塩化物0.01%溶液を用いる。

  • 〈医療機器の消毒〉

    ベンザルコニウム塩化物0.1%溶液に10分間浸漬するか、または厳密に消毒する際は、器具を予め2%炭酸ナトリウム水溶液で洗い、その後ベンザルコニウム塩化物0.1%溶液中で15分間煮沸する。

  • 〈手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒〉

    ベンザルコニウム塩化物0.05~0.2%溶液を布片で塗布・清拭するか、又は噴霧する。

  • 〈膣洗浄〉

    ベンザルコニウム塩化物0.02~0.05%溶液を用いる。

  • 〈結膜嚢の洗浄・消毒〉

    ベンザルコニウム塩化物0.01~0.05%溶液を用いる。

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.2 その他の副作用

頻度不明

過敏症

発疹、そう痒感等

12. 臨床検査結果に及ぼす影響

本剤で消毒したカテーテルで採取した尿は、スルホサリチル酸法による尿蛋白試験で偽陽性を示すことがある。

14. 適用上の注意

14.1 薬剤調製時の注意

  1. 14.1.1 本剤は必ず希釈し、濃度に注意して使用すること。
  2. 14.1.2 希釈倍数

    濃度

    0.01% 

       0.02% 

       0.025%

        0.05% 

       0.1%

        0.2%

    希釈倍数

        1,000倍 

       500倍 

       400倍

        200倍

        100倍

        50倍

  3. 14.1.3 炎症又は易刺激性の部位(粘膜、陰股部等)に使用する場合には、通常の部位に使用するよりも低濃度とすることが望ましい。また、使用後は滅菌精製水で水洗すること。
  4. 14.1.4 希釈液としては塩類含量の多い水又は硬水を用いないこと。
  5. 14.1.5 深い創傷又は眼に使用する場合の希釈液としては、注射用水か滅菌精製水を用い、水道水や精製水を用いないこと。
  6. 14.1.6 繊維、布(綿、ガーゼ、ウール、レーヨン等)は本剤を吸着するので、これらを溶液に浸漬して用いる場合には、有効濃度以下とならないように注意すること。
  7. 14.1.7 金属器具を長時間浸漬する場合は、腐食を防止するためにベンザルコニウム塩化物0.1%溶液に0.5~1.0%の亜硝酸ナトリウムを添加すること。

14.2 薬剤使用時の注意

  1. 14.2.1 経口投与しないこと。
  2. 14.2.2 浣腸には使用しないこと。
  3. 14.2.3 原液又は濃厚液は刺激症状があらわれることがあるので、皮膚・粘膜に付着しないように注意すること。また、眼に入らないように注意すること。原液又は濃厚液に接触した場合には直ちに水でよく洗い流し、適切な処置を行うこと。
  4. 14.2.4 全身吸収による筋脱力を起こすおそれがあるので、粘膜、創傷面又は炎症部位に長期間又は広範囲に使用しないこと。
  5. 14.2.5 密封包帯、ギプス包帯、パックに使用すると刺激症状があらわれることがあるので、使用しないことが望ましい。
  6. 14.2.6 血清、膿汁等の有機性物質は本剤の殺菌作用を減弱させるので、これらが付着している医療器具等に用いる場合には、十分に洗い落としてから使用すること。
  7. 14.2.7 石けん類は本剤の殺菌作用を減弱させるので、石けん分を洗い落としてから使用すること。
  8. 14.2.8 皮膚消毒に使用する綿球、ガーゼ等は滅菌保存し、使用時に溶液に浸すこと。
  9. 14.2.9 合成ゴム製品、合成樹脂製品、光学器具、鏡器具、塗装カテーテル等への使用は避けることが望ましい。
  10. 14.2.10 皮革製品の消毒に使用すると、変質させることがあるので使用しないこと。

その他詳細情報

日本標準商品分類番号
872616
ブランドコード
2616700Q1697
承認番号
22500AMX00829
販売開始年月
1985-07
貯法
室温保存
有効期間
3年
規制区分

重要な注意事項

  • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
  • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
  • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
  • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
  • 副作用に関する情報は、信頼できる医療情報源に基づいて提供されていますが、完全性や正確性を保証するものではありません。
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