薬効分類名切迫流・早産治療剤

一般的名称リトドリン塩酸塩

リトドリン塩酸塩錠5mg「F」

RITODRINE HYDROCHLORIDE tablets

製造販売元/富士製薬工業株式会社

第1版
禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者妊婦授乳婦

重大な副作用

頻度
副作用
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
新生児腸閉塞

その他の副作用

部位
頻度
副作用
心臓・血管
5%以上
心臓・血管
0.1~5%未満
心臓・血管
頻度不明
肝臓まわり
頻度不明
血液系
頻度不明
脳・神経
0.1~5%未満
ふらつき
脳・神経
頻度不明
胃腸・消化器系
0.1~5%未満
胃腸・消化器系
頻度不明
免疫系
頻度不明
胎児・新生児
頻度不明

併用注意

薬剤名等

β刺激剤

臨床症状・措置方法

作用が増強されることがある。

機序・危険因子

相加的に作用が増強される。

薬剤名等

β遮断剤

臨床症状・措置方法

作用が減弱されることがある。

機序・危険因子

β受容体において競合的に拮抗する。

薬剤名等

カリウム減少性利尿剤

[11.1.3 参照]

臨床症状・措置方法

過度の血清カリウム低下が起こるおそれがある。

機序・危険因子

相加的にカリウム低下が増強される。

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 強度の子宮出血、子癇、前期破水例のうち子宮内感染を合併する症例、常位胎盤早期剥離、子宮内胎児死亡、その他妊娠の継続が危険と判断される患者[妊娠継続が危険と判断される。]
  2. 2.2 重篤な甲状腺機能亢進症の患者[症状が増悪するおそれがある。]
  3. 2.3 重篤な高血圧症の患者[過度の昇圧が起こるおそれがある。]
  4. 2.4 重篤な心疾患の患者[心拍数増加等により症状が増悪するおそれがある。]
  5. 2.5 重篤な糖尿病の患者[過度の血糖上昇が起こるおそれがある。また、糖尿病性ケトアシドーシスがあらわれることもある。][8.1 参照],[11.1.4 参照]
  6. 2.6 重篤な肺高血圧症の患者[肺水腫が起こるおそれがある。]
  7. 2.7 妊娠16週未満の妊婦[9.5.1 参照]
  8. 2.8 本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者

3. 組成・性状

3.1 組成

リトドリン塩酸塩錠5mg「F」

有効成分 1錠中 日局リトドリン塩酸塩   5mg
添加剤 乳糖水和物、結晶セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポビドン、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール6000

3.2 製剤の性状

リトドリン塩酸塩錠5mg「F」

外形 表面                                    
裏面                                    
側面                                    
大きさ 直径 7.2mm
厚さ 3.7mm
質量 125mg
識別コード FJ07
色調・性状 白色のフィルムコーティング

4. 効能又は効果

切迫流・早産

6. 用法及び用量

通常、1回1錠(リトドリン塩酸塩として5mg)を1日3回食後経口投与する。
なお、症状により適宜増減する。

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 本剤投与中、血糖値の急激な上昇や糖尿病の悪化から、糖尿病性ケトアシドーシスがあらわれることがある。投与前から口渇、多飲、多尿、頻尿等の糖尿病症状の有無や血糖値、尿糖、尿ケトン体等の観察を十分に行うこと。[2.5 参照],[9.1.4 参照],[11.1.4 参照]
  2. 8.2 1日用量30mgを越えて投与する場合、副作用発現の可能性が増大するので注意すること。
  3. 8.3 切迫流産患者にはあらかじめ安静療法を試みた後に本剤を投与するとともに、症状の消失がみられた場合は漫然と継続投与しないこと。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 甲状腺機能亢進症の患者(重篤な甲状腺機能亢進症の患者を除く)

    症状が増悪するおそれがある。

  2. 9.1.2 高血圧症の患者(重篤な高血圧症の患者を除く)

    過度の昇圧が起こるおそれがある。

  3. 9.1.3 心疾患の患者(重篤な心疾患の患者を除く)

    心拍数増加等により症状が増悪するおそれがある。

  4. 9.1.4 糖尿病の患者(重篤な糖尿病の患者を除く)、糖尿病の家族歴、高血糖あるいは肥満等の糖尿病の危険因子を有する患者

    過度の血糖上昇があらわれることがある。また、糖尿病性ケトアシドーシスがあらわれることもある。[8.1 参照],[11.1.4 参照]

  5. 9.1.5 肺高血圧症の患者(重篤な肺高血圧症の患者を除く)

    肺水腫が起こるおそれがある。

  6. 9.1.6 筋緊張性(強直性)ジストロフィー等の筋疾患又はその既往歴のある患者

    横紋筋融解症があらわれることがある。[11.1.1 参照]

  7. 9.1.7 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者(重篤な過敏症の既往歴のある患者を除く)

9.5 妊婦

  1. 9.5.1 妊娠16週未満の妊婦

    投与しないこと。本剤の臨床適用は切迫流・早産であるが、妊娠16週未満の症例に関する安全性及び有効性は確立していない。臨床試験において妊娠16週未満の症例数は少ない。[2.7 参照]

9.6 授乳婦

出産直前に本剤を投与した場合には、母乳栄養の有益性を考慮し、出産直後の授乳を検討すること。動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されている。

10. 相互作用

    10.2 併用注意(併用に注意すること)

    薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

    β刺激剤

    作用が増強されることがある。

    相加的に作用が増強される。

    β遮断剤

    作用が減弱されることがある。

    β受容体において競合的に拮抗する。

    カリウム減少性利尿剤

                      [11.1.3 参照]                 

    過度の血清カリウム低下が起こるおそれがある。

    相加的にカリウム低下が増強される。

    11. 副作用

    次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

    11.1 重大な副作用

    1. 11.1.1 横紋筋融解症(頻度不明)

      筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがある。[9.1.6 参照]

    2. 11.1.2 汎血球減少(頻度不明)
    3. 11.1.3 血清カリウム値の低下(頻度不明)

                      [10.2 参照]               

    4. 11.1.4 高血糖、糖尿病性ケトアシドーシス(頻度不明)

      血糖値の急激な上昇や糖尿病の悪化から、糖尿病性ケトアシドーシスがあらわれることがある。糖尿病性ケトアシドーシスに至ると母体と胎児の生命を脅かすことがある。[2.5 参照],[8.1 参照],[9.1.4 参照]

    5. 11.1.5 新生児腸閉塞(頻度不明)

    11.2 その他の副作用

    5%以上

    0.1~5%未満

    頻度不明

    循環器

    動悸・頻脈

    顔面潮紅

    不整脈(心室性期外収縮等)

    肝臓

    AST、ALTの上昇等

    血液

    血小板減少

    精神神経系

    ふらつき

    振戦、しびれ

    消化器

    嘔気

    腹痛

    過敏症

    発疹、紅斑

    その他

    唾液腺腫脹、高アミラーゼ血症(唾液腺型アミラーゼ増加)

    胎児・

    新生児

    胎児頻脈、胎児不整脈、新生児頻脈、新生児低血糖症

    14. 適用上の注意

    14.1 薬剤交付時の注意

    PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。

    15. その他の注意

    15.1 臨床使用に基づく情報

    本薬の注射剤において、肺水腫、心不全、無顆粒球症、白血球減少、血小板減少、ショック、不整脈、肝機能障害、黄疸、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、胸水、母体の腸閉塞、胎児及び新生児における心不全、可逆的な新生児心室中隔壁の肥大、新生児低血糖、新生児高カリウム血症があらわれたとの報告がある。

    2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

    1. 2.1 強度の子宮出血、子癇、前期破水例のうち子宮内感染を合併する症例、常位胎盤早期剥離、子宮内胎児死亡、その他妊娠の継続が危険と判断される患者[妊娠継続が危険と判断される。]
    2. 2.2 重篤な甲状腺機能亢進症の患者[症状が増悪するおそれがある。]
    3. 2.3 重篤な高血圧症の患者[過度の昇圧が起こるおそれがある。]
    4. 2.4 重篤な心疾患の患者[心拍数増加等により症状が増悪するおそれがある。]
    5. 2.5 重篤な糖尿病の患者[過度の血糖上昇が起こるおそれがある。また、糖尿病性ケトアシドーシスがあらわれることもある。][8.1 参照],[11.1.4 参照]
    6. 2.6 重篤な肺高血圧症の患者[肺水腫が起こるおそれがある。]
    7. 2.7 妊娠16週未満の妊婦[9.5.1 参照]
    8. 2.8 本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者

    3. 組成・性状

    3.1 組成

    リトドリン塩酸塩錠5mg「F」

    有効成分 1錠中 日局リトドリン塩酸塩   5mg
    添加剤 乳糖水和物、結晶セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポビドン、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール6000

    3.2 製剤の性状

    リトドリン塩酸塩錠5mg「F」

    外形 表面                                    
    裏面                                    
    側面                                    
    大きさ 直径 7.2mm
    厚さ 3.7mm
    質量 125mg
    識別コード FJ07
    色調・性状 白色のフィルムコーティング

    4. 効能又は効果

    切迫流・早産

    6. 用法及び用量

    通常、1回1錠(リトドリン塩酸塩として5mg)を1日3回食後経口投与する。
    なお、症状により適宜増減する。

    8. 重要な基本的注意

    1. 8.1 本剤投与中、血糖値の急激な上昇や糖尿病の悪化から、糖尿病性ケトアシドーシスがあらわれることがある。投与前から口渇、多飲、多尿、頻尿等の糖尿病症状の有無や血糖値、尿糖、尿ケトン体等の観察を十分に行うこと。[2.5 参照],[9.1.4 参照],[11.1.4 参照]
    2. 8.2 1日用量30mgを越えて投与する場合、副作用発現の可能性が増大するので注意すること。
    3. 8.3 切迫流産患者にはあらかじめ安静療法を試みた後に本剤を投与するとともに、症状の消失がみられた場合は漫然と継続投与しないこと。

    9. 特定の背景を有する患者に関する注意

    9.1 合併症・既往歴等のある患者

    1. 9.1.1 甲状腺機能亢進症の患者(重篤な甲状腺機能亢進症の患者を除く)

      症状が増悪するおそれがある。

    2. 9.1.2 高血圧症の患者(重篤な高血圧症の患者を除く)

      過度の昇圧が起こるおそれがある。

    3. 9.1.3 心疾患の患者(重篤な心疾患の患者を除く)

      心拍数増加等により症状が増悪するおそれがある。

    4. 9.1.4 糖尿病の患者(重篤な糖尿病の患者を除く)、糖尿病の家族歴、高血糖あるいは肥満等の糖尿病の危険因子を有する患者

      過度の血糖上昇があらわれることがある。また、糖尿病性ケトアシドーシスがあらわれることもある。[8.1 参照],[11.1.4 参照]

    5. 9.1.5 肺高血圧症の患者(重篤な肺高血圧症の患者を除く)

      肺水腫が起こるおそれがある。

    6. 9.1.6 筋緊張性(強直性)ジストロフィー等の筋疾患又はその既往歴のある患者

      横紋筋融解症があらわれることがある。[11.1.1 参照]

    7. 9.1.7 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者(重篤な過敏症の既往歴のある患者を除く)

    9.5 妊婦

    1. 9.5.1 妊娠16週未満の妊婦

      投与しないこと。本剤の臨床適用は切迫流・早産であるが、妊娠16週未満の症例に関する安全性及び有効性は確立していない。臨床試験において妊娠16週未満の症例数は少ない。[2.7 参照]

    9.6 授乳婦

    出産直前に本剤を投与した場合には、母乳栄養の有益性を考慮し、出産直後の授乳を検討すること。動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されている。

    10. 相互作用

      10.2 併用注意(併用に注意すること)

      薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

      β刺激剤

      作用が増強されることがある。

      相加的に作用が増強される。

      β遮断剤

      作用が減弱されることがある。

      β受容体において競合的に拮抗する。

      カリウム減少性利尿剤

                        [11.1.3 参照]                 

      過度の血清カリウム低下が起こるおそれがある。

      相加的にカリウム低下が増強される。

      11. 副作用

      次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

      11.1 重大な副作用

      1. 11.1.1 横紋筋融解症(頻度不明)

        筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがある。[9.1.6 参照]

      2. 11.1.2 汎血球減少(頻度不明)
      3. 11.1.3 血清カリウム値の低下(頻度不明)

                        [10.2 参照]               

      4. 11.1.4 高血糖、糖尿病性ケトアシドーシス(頻度不明)

        血糖値の急激な上昇や糖尿病の悪化から、糖尿病性ケトアシドーシスがあらわれることがある。糖尿病性ケトアシドーシスに至ると母体と胎児の生命を脅かすことがある。[2.5 参照],[8.1 参照],[9.1.4 参照]

      5. 11.1.5 新生児腸閉塞(頻度不明)

      11.2 その他の副作用

      5%以上

      0.1~5%未満

      頻度不明

      循環器

      動悸・頻脈

      顔面潮紅

      不整脈(心室性期外収縮等)

      肝臓

      AST、ALTの上昇等

      血液

      血小板減少

      精神神経系

      ふらつき

      振戦、しびれ

      消化器

      嘔気

      腹痛

      過敏症

      発疹、紅斑

      その他

      唾液腺腫脹、高アミラーゼ血症(唾液腺型アミラーゼ増加)

      胎児・

      新生児

      胎児頻脈、胎児不整脈、新生児頻脈、新生児低血糖症

      14. 適用上の注意

      14.1 薬剤交付時の注意

      PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。

      15. その他の注意

      15.1 臨床使用に基づく情報

      本薬の注射剤において、肺水腫、心不全、無顆粒球症、白血球減少、血小板減少、ショック、不整脈、肝機能障害、黄疸、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、胸水、母体の腸閉塞、胎児及び新生児における心不全、可逆的な新生児心室中隔壁の肥大、新生児低血糖、新生児高カリウム血症があらわれたとの報告がある。

      その他詳細情報

      日本標準商品分類番号
      87259
      ブランドコード
      2590004F1303
      承認番号
      22400AMX00897
      販売開始年月
      1994-07
      貯法
      室温保存
      有効期間
      3年
      規制区分
      12

      重要な注意事項

      • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
      • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
      • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
      • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
      • 副作用に関する情報は、信頼できる医療情報源に基づいて提供されていますが、完全性や正確性を保証するものではありません。
      • この情報を使用することにより生じたいかなる損害についても、当サイトは一切の責任を負いません。