薬効分類名GnRH誘導体製剤
一般的名称ブセレリン酢酸塩製剤
ブセレリン点鼻液0.15%「ILS」
ぶせれりんてんびえき0.15%あいえるえす
Buserelin Nasal Solution 0.15%「ILS」
製造販売元/ILS株式会社、販売元/日本ジェネリック株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
- 性ホルモン製剤
本剤の効果を減弱することがある。
本剤は性ホルモンの分泌を低下させることにより薬効を示す。従って、性ホルモンの投与は本剤の治療効果を減弱する可能性がある。
- 糖尿病薬
糖尿病薬の作用を減弱するおそれがある。
機序は不明であるが、本剤は耐糖能を悪化させることがある。
6. 用法及び用量
-
〈子宮内膜症、子宮筋腫〉
通常、成人には1回あたり左右の鼻腔に各々1噴霧(1回あたりブセレリンとして計300μg)を1日3回、月経周期1~2日目より投与する。なお、症状により適宜増減する。
-
〈中枢性思春期早発症〉
左右の鼻腔に各々1噴霧投与を1回投与(1回あたりブセレリンとして計300μg)とし、通常1日3~6回投与する。効果不十分のときは皮下注射法に切り替える。
本剤の効果は、本剤投与前と比較した投与2週以降におけるGnRHテストの血中LH、FSHの反応性の低下及び血中性ステロイドの低下で判断する。 -
〈生殖補助医療における卵胞成熟〉
左右の鼻腔に各々1噴霧投与を1回投与(1回あたりブセレリンとして計300μg)とし、通常、採卵の34~36時間前に2回投与するが、患者の反応に応じて、投与回数は1回~4回の範囲で適宜調節する。
-
〈生殖補助医療における早発排卵の防止〉
通常、1回あたり左右の鼻腔に各々1噴霧(1回あたりブセレリンとして計300μg)を1日2~3回投与し、十分な効果が得られない場合は、1日4回投与することができる。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 うつ病又はうつ状態の患者並びにそれらの既往歴のある患者
更年期障害様のうつ症状があらわれるおそれがある。[11.1.2 参照]
-
9.1.2 粘膜下筋腫のある患者
出血症状の増悪、あるいは大量出血のおそれがある。
-
9.1.3 高血圧症の患者
血圧を上昇させるおそれがあるので患者の血圧に注意すること。
-
9.1.4 糖尿病の患者
耐糖能が悪化するおそれがあるので患者の血糖値に注意すること。[11.1.9 参照]
-
9.1.5 脳血管障害、冠動脈疾患又はその既往歴のある患者
血管病変が進行し、これらの疾患が増悪することがある。
9.3 肝機能障害患者
肝機能が悪化するおそれがある。[11.1.8 参照]
9.6 授乳婦
投与しないこと。動物実験で母乳への移行が認められている。[2.3 参照]
9.7 小児等
低出生体重児、新生児、乳児を対象とした臨床試験は実施していない。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、熱感、全身紅潮、血圧低下等)を起こすことがある。
-
11.1.2 うつ症状(頻度不明)
更年期障害様のうつ症状を起こすことが報告されている。[9.1.1 参照]
- 11.1.3 脱毛(頻度不明)
- 11.1.4 狭心症、心筋梗塞、脳梗塞(いずれも頻度不明)
- 11.1.5 血小板減少、白血球減少(いずれも頻度不明)
-
11.1.6 不正出血(頻度不明)
大量の不正出血があらわれることがある。
-
11.1.7 卵巣のう胞破裂(頻度不明)
膨満感、下腹部痛(圧痛等)等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
-
11.1.8 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)
AST、ALTの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。[9.3 参照]
- 11.1.9 糖尿病の発症又は増悪(いずれも頻度不明)
11.2 その他の副作用
3%以上 |
0.1~3%未満 |
0.1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|---|
低エストロゲン症状 |
ほてり |
リビドー減退、外陰部そう痒感、腟乾燥 |
腟炎、性交痛、視力異常、眼精疲労 |
|
子宮・卵巣 |
帯下 |
子宮萎縮、卵巣過剰刺激症状、卵巣のう胞 |
卵巣機能不全、卵巣過剰刺激症候群 |
|
乳房 |
乳房緊満 |
乳房萎縮、乳房痛 |
乳汁分泌 |
|
皮膚 |
痤瘡 |
爪のわれ |
多毛、皮膚乾燥 |
|
過敏症 |
発疹、蕁麻疹 |
湿疹、そう痒 |
||
消化器 |
食欲亢進、嘔気・嘔吐、腹痛、腹部膨満感、食欲減退、便秘、下痢、口渇 |
口内炎 |
||
肝臓 |
AST、ALT、LDH、ビリルビン上昇 |
Al-P、γ-GTP上昇 |
||
筋骨格系 |
肩こり |
関節痛、腰痛、頸・背部痛 |
痙攣、筋肉痛、胸痛 |
骨・四肢等の疼痛 |
精神神経系 |
頭痛 |
めまい、多汗、神経過敏、傾眠、不眠、しびれ感 |
嗄声、不安、健忘 |
昏迷、片頭痛 |
循環器 |
動悸、浮腫 |
四肢冷感、血圧上昇 |
||
呼吸器 |
鼻炎 |
鼻出血、呼吸困難 |
咽頭痛、喘息様症状 |
|
血液 |
貧血 |
|||
その他 |
体重増加、疲労、倦怠、トリグリセライド上昇、耳鳴 |
咳、耐糖能の悪化、体重減少、悪寒、発熱、コレステロール上昇、脱力感、味覚・嗅覚異常 |
甲状腺腫大、下垂体腺腫、難聴 |
6. 用法及び用量
-
〈子宮内膜症、子宮筋腫〉
通常、成人には1回あたり左右の鼻腔に各々1噴霧(1回あたりブセレリンとして計300μg)を1日3回、月経周期1~2日目より投与する。なお、症状により適宜増減する。
-
〈中枢性思春期早発症〉
左右の鼻腔に各々1噴霧投与を1回投与(1回あたりブセレリンとして計300μg)とし、通常1日3~6回投与する。効果不十分のときは皮下注射法に切り替える。
本剤の効果は、本剤投与前と比較した投与2週以降におけるGnRHテストの血中LH、FSHの反応性の低下及び血中性ステロイドの低下で判断する。 -
〈生殖補助医療における卵胞成熟〉
左右の鼻腔に各々1噴霧投与を1回投与(1回あたりブセレリンとして計300μg)とし、通常、採卵の34~36時間前に2回投与するが、患者の反応に応じて、投与回数は1回~4回の範囲で適宜調節する。
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〈生殖補助医療における早発排卵の防止〉
通常、1回あたり左右の鼻腔に各々1噴霧(1回あたりブセレリンとして計300μg)を1日2~3回投与し、十分な効果が得られない場合は、1日4回投与することができる。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
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9.1.1 うつ病又はうつ状態の患者並びにそれらの既往歴のある患者
更年期障害様のうつ症状があらわれるおそれがある。[11.1.2 参照]
-
9.1.2 粘膜下筋腫のある患者
出血症状の増悪、あるいは大量出血のおそれがある。
-
9.1.3 高血圧症の患者
血圧を上昇させるおそれがあるので患者の血圧に注意すること。
-
9.1.4 糖尿病の患者
耐糖能が悪化するおそれがあるので患者の血糖値に注意すること。[11.1.9 参照]
-
9.1.5 脳血管障害、冠動脈疾患又はその既往歴のある患者
血管病変が進行し、これらの疾患が増悪することがある。
9.3 肝機能障害患者
肝機能が悪化するおそれがある。[11.1.8 参照]
9.6 授乳婦
投与しないこと。動物実験で母乳への移行が認められている。[2.3 参照]
9.7 小児等
低出生体重児、新生児、乳児を対象とした臨床試験は実施していない。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、熱感、全身紅潮、血圧低下等)を起こすことがある。
-
11.1.2 うつ症状(頻度不明)
更年期障害様のうつ症状を起こすことが報告されている。[9.1.1 参照]
- 11.1.3 脱毛(頻度不明)
- 11.1.4 狭心症、心筋梗塞、脳梗塞(いずれも頻度不明)
- 11.1.5 血小板減少、白血球減少(いずれも頻度不明)
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11.1.6 不正出血(頻度不明)
大量の不正出血があらわれることがある。
-
11.1.7 卵巣のう胞破裂(頻度不明)
膨満感、下腹部痛(圧痛等)等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
-
11.1.8 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)
AST、ALTの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。[9.3 参照]
- 11.1.9 糖尿病の発症又は増悪(いずれも頻度不明)
11.2 その他の副作用
3%以上 |
0.1~3%未満 |
0.1%未満 |
頻度不明 |
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|---|---|---|---|---|
低エストロゲン症状 |
ほてり |
リビドー減退、外陰部そう痒感、腟乾燥 |
腟炎、性交痛、視力異常、眼精疲労 |
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子宮・卵巣 |
帯下 |
子宮萎縮、卵巣過剰刺激症状、卵巣のう胞 |
卵巣機能不全、卵巣過剰刺激症候群 |
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乳房 |
乳房緊満 |
乳房萎縮、乳房痛 |
乳汁分泌 |
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皮膚 |
痤瘡 |
爪のわれ |
多毛、皮膚乾燥 |
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過敏症 |
発疹、蕁麻疹 |
湿疹、そう痒 |
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消化器 |
食欲亢進、嘔気・嘔吐、腹痛、腹部膨満感、食欲減退、便秘、下痢、口渇 |
口内炎 |
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肝臓 |
AST、ALT、LDH、ビリルビン上昇 |
Al-P、γ-GTP上昇 |
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筋骨格系 |
肩こり |
関節痛、腰痛、頸・背部痛 |
痙攣、筋肉痛、胸痛 |
骨・四肢等の疼痛 |
精神神経系 |
頭痛 |
めまい、多汗、神経過敏、傾眠、不眠、しびれ感 |
嗄声、不安、健忘 |
昏迷、片頭痛 |
循環器 |
動悸、浮腫 |
四肢冷感、血圧上昇 |
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呼吸器 |
鼻炎 |
鼻出血、呼吸困難 |
咽頭痛、喘息様症状 |
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血液 |
貧血 |
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その他 |
体重増加、疲労、倦怠、トリグリセライド上昇、耳鳴 |
咳、耐糖能の悪化、体重減少、悪寒、発熱、コレステロール上昇、脱力感、味覚・嗅覚異常 |
甲状腺腫大、下垂体腺腫、難聴 |