薬効分類名持続性ソマトスタチンアナログマイクロスフェア型徐放性製剤
一般的名称オクトレオチド酢酸塩
サンドスタチンLAR筋注用キット10mg、サンドスタチンLAR筋注用キット20mg、サンドスタチンLAR筋注用キット30mg
さんどすたちんLARきんちゅうようきっと10mg、さんどすたちんLARきんちゅうようきっと20mg、さんどすたちんLARきんちゅうようきっと30mg
Sandostatin LAR kit for i.m. injection, Sandostatin LAR kit for i.m. injection, Sandostatin LAR kit for i.m. injection
製造販売/ノバルティスファーマ株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
シクロスポリン
シクロスポリンの血中濃度が低下することがある。
本剤がシクロスポリンの吸収を阻害するため。
インスリン製剤
血糖降下作用の増強による低血糖症状、又は減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は、血糖値その他患者の状態を十分に観察しながら投与すること。
インスリン、グルカゴン及び成長ホルモン等互いに拮抗的に調節作用をもつホルモン間のバランスが変化することがある。
ブロモクリプチン
ブロモクリプチンのAUCが上昇したとの報告がある。
機序は不明である。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
6. 用法及び用量
-
〈消化管ホルモン産生腫瘍〉
通常、成人にはオクトレオチドとして20mgを4週毎に3ヵ月間、殿部筋肉内に注射する。その後は症状により10mg、20mg又は30mgを4週毎に投与する。ただし、初回投与後2週間は薬物濃度が十分な濃度に達しないことから、本剤投与前に投与していた同一用量のオクトレオチド酢酸塩注射液を併用する。
-
〈消化管神経内分泌腫瘍〉
通常、成人にはオクトレオチドとして30mgを4週毎に、殿部筋肉内に注射する。なお、患者の状態により適宜減量すること。
-
〈先端巨大症・下垂体性巨人症〉
通常、成人にはオクトレオチドとして20mgを4週毎に3ヵ月間、殿部筋肉内に注射する。その後は病態に応じて10mg、20mg又は30mgを4週毎に投与するが、30mg投与で効果が不十分な場合に限り40mgまで増量できる。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
11.2 その他の副作用
5%以上 |
1~5%未満 |
1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|---|
過敏症 |
─ |
─ |
発疹、そう痒 |
発赤 |
内分泌障害 |
─ |
─ |
甲状腺機能障害(甲状腺刺激ホルモン(TSH)減少、総サイロキシン(T4)減少及び遊離T4減少等) |
甲状腺機能低下症 |
代謝及び栄養障害 |
─ |
高血糖注5) |
低血糖注5)、ALP上昇 |
耐糖能異常注5)、脱水 |
神経系障害 |
─ |
頭痛 |
めまい |
─ |
呼吸器障害 |
─ |
─ |
─ |
呼吸困難 |
胃腸障害 |
─ |
下痢、便秘、腹部膨満 |
白色便、食欲不振、嘔気、鼓腸放屁 |
膵炎、胃部不快感、腹痛、嘔吐 |
肝胆道系障害 |
胆石症注6) |
─ |
肝機能異常、胆管拡張、ALT上昇、γ-GTP上昇 |
ビリルビン上昇、AST上昇、胆嚢炎 |
皮膚及び皮下組織障害 |
─ |
脱毛 |
─ |
─ |
腎及び尿路障害 |
─ |
腎嚢胞 |
─ |
─ |
全身障害 |
─ |
疲労感 |
─ |
けん怠感 |
注射部位 |
疼痛 |
硬結、腫脹 |
発赤 |
─ |
注6)[8.2 参照]
15. その他の注意
15.1 臨床使用に基づく情報
- 15.1.1 海外においてオクトレオチド酢酸塩注射液により消化管ホルモン産生腫瘍の症状が管理されていた患者で症状管理が不可能になり、急激に症状が再発したとの報告がある。
- 15.1.2 オクトレオチド酢酸塩製剤を反復投与した患者に、抗オクトレオチド抗体が出現することがある。なお、抗体に起因すると考えられる特異的な副作用は認められていない。
- 15.1.3 本剤により脂肪の吸収が低下する可能性がある。海外においてオクトレオチド酢酸塩注射液の投与中に糞中の脂肪が増加したとの報告がある。
- 15.1.4 海外においてオクトレオチド酢酸塩注射液を投与された患者で、血清ビタミンB12の低下、シリングテストでの異常値がみられたとの報告がある。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
6. 用法及び用量
-
〈消化管ホルモン産生腫瘍〉
通常、成人にはオクトレオチドとして20mgを4週毎に3ヵ月間、殿部筋肉内に注射する。その後は症状により10mg、20mg又は30mgを4週毎に投与する。ただし、初回投与後2週間は薬物濃度が十分な濃度に達しないことから、本剤投与前に投与していた同一用量のオクトレオチド酢酸塩注射液を併用する。
-
〈消化管神経内分泌腫瘍〉
通常、成人にはオクトレオチドとして30mgを4週毎に、殿部筋肉内に注射する。なお、患者の状態により適宜減量すること。
-
〈先端巨大症・下垂体性巨人症〉
通常、成人にはオクトレオチドとして20mgを4週毎に3ヵ月間、殿部筋肉内に注射する。その後は病態に応じて10mg、20mg又は30mgを4週毎に投与するが、30mg投与で効果が不十分な場合に限り40mgまで増量できる。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
11.2 その他の副作用
5%以上 |
1~5%未満 |
1%未満 |
頻度不明 |
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|---|---|---|---|---|
過敏症 |
─ |
─ |
発疹、そう痒 |
発赤 |
内分泌障害 |
─ |
─ |
甲状腺機能障害(甲状腺刺激ホルモン(TSH)減少、総サイロキシン(T4)減少及び遊離T4減少等) |
甲状腺機能低下症 |
代謝及び栄養障害 |
─ |
高血糖注5) |
低血糖注5)、ALP上昇 |
耐糖能異常注5)、脱水 |
神経系障害 |
─ |
頭痛 |
めまい |
─ |
呼吸器障害 |
─ |
─ |
─ |
呼吸困難 |
胃腸障害 |
─ |
下痢、便秘、腹部膨満 |
白色便、食欲不振、嘔気、鼓腸放屁 |
膵炎、胃部不快感、腹痛、嘔吐 |
肝胆道系障害 |
胆石症注6) |
─ |
肝機能異常、胆管拡張、ALT上昇、γ-GTP上昇 |
ビリルビン上昇、AST上昇、胆嚢炎 |
皮膚及び皮下組織障害 |
─ |
脱毛 |
─ |
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腎及び尿路障害 |
─ |
腎嚢胞 |
─ |
─ |
全身障害 |
─ |
疲労感 |
─ |
けん怠感 |
注射部位 |
疼痛 |
硬結、腫脹 |
発赤 |
─ |
注6)[8.2 参照]
15. その他の注意
15.1 臨床使用に基づく情報
- 15.1.1 海外においてオクトレオチド酢酸塩注射液により消化管ホルモン産生腫瘍の症状が管理されていた患者で症状管理が不可能になり、急激に症状が再発したとの報告がある。
- 15.1.2 オクトレオチド酢酸塩製剤を反復投与した患者に、抗オクトレオチド抗体が出現することがある。なお、抗体に起因すると考えられる特異的な副作用は認められていない。
- 15.1.3 本剤により脂肪の吸収が低下する可能性がある。海外においてオクトレオチド酢酸塩注射液の投与中に糞中の脂肪が増加したとの報告がある。
- 15.1.4 海外においてオクトレオチド酢酸塩注射液を投与された患者で、血清ビタミンB12の低下、シリングテストでの異常値がみられたとの報告がある。