薬効分類名副腎癌化学療法剤
副腎皮質ホルモン合成阻害剤

一般的名称ミトタン

オペプリム

おぺぷりむ

Opeprim

製造販売元/株式会社ヤクルト本社

第5版
警告禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者肝機能障害患者生殖能を有する者妊婦授乳婦小児等高齢者

重大な副作用

頻度
副作用
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明

その他の副作用

部位
頻度
副作用
胃腸・消化器系
10%以上
胃腸・消化器系
10%未満
胃腸・消化器系
頻度不明
皮膚
10%以上
皮膚
10%未満
皮膚
頻度不明
脳・神経
10%以上
脳・神経
10%未満
内分泌・代謝系
10%未満
内分泌・代謝系
頻度不明
内分泌・代謝系
10%以上
内分泌・代謝系
頻度不明
肝臓まわり
10%以上
血液系
10%未満
血液系
頻度不明
腎・尿路
頻度不明
心臓・血管
頻度不明
その他
10%未満
その他
頻度不明
全身倦怠耳鳴腰痛発熱のぼせ脱力感

併用注意

薬剤名等

エプレレノン
エサキセレノン

臨床症状・措置方法

本剤の作用が阻害されるおそれがある。

機序・危険因子

本剤の薬効をこれらの薬剤の類薬(スピロノラクトン)が阻害するとの報告がある。

薬剤名等

トリロスタン

臨床症状・措置方法

副腎皮質機能抑制作用が増強するおそれがある。

機序・危険因子

トリロスタンは副腎皮質ステロイドホルモン生合成阻害作用を有する。

薬剤名等

CYP3A4で代謝を受ける薬剤
ミダゾラム
アムロジピン
クラリスロマイシン等

臨床症状・措置方法

併用薬剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。

機序・危険因子

本剤は肝チトクロームP-450(CYP3A4)を誘導するため、CYP3A4で代謝を受ける薬剤の血中濃度に影響を与える可能性がある。

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

1. 警告

ショック時や重篤な外傷を受けた時には、一時的に投与を中止すること。[2.1 参照]

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 重篤な外傷のある患者[副腎抑制を起こすおそれがある。][1 参照]
  2. 2.2 *スピロノラクトン、ペントバルビタール、ドラビリン、エンシトレルビルフマル酸、レナカパビルを投与中の患者[10.1 参照]

3. 組成・性状

3.1 組成

オペプリム

有効成分 1カプセル中ミトタン   500mg
添加剤 カプセル内容物:
セラセフェート、ステアリン酸マグネシウム、タルク
カプセル本体:
ラウリル硫酸ナトリウム、ゼラチン

3.2 製剤の性状

オペプリム

外形                                        
大きさ 全長:21.8mm
長径:7.4mm
短径:7.1mm
質量 650mg
識別コード YA928
色・剤形 白色・硬カプセル(0号)

4. 効能又は効果

  • 副腎癌
  • 手術適応とならないクッシング症候群

5. 効能又は効果に関連する注意

  • <手術適応とならないクッシング症候群>

    下垂体性ACTH過剰分泌によるクッシング症候群(クッシング病)の患者には、下垂体腺腫摘出及び下垂体放射線照射等の方法も考慮すること。

6. 用法及び用量

通常成人1回1カプセル~2カプセル1日3回経口投与から開始し、有効量まで漸増し、以後、症状、血中・尿中ステロイド濃度、副作用等により適宜増減する。

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 投与量が確定するまで治療は入院中に開始すること。
  2. 8.2 長期連続大量投与により、脳の機能障害を起こすことがある。治療を長期継続する場合は、一定期間ごとに行動的及び神経学的評価を行うこと。[13.1 参照],[13.2 参照]
  3. 8.3 眩暈、嗜眠等があらわれることがあるので、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には十分に注意させること。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

    治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。

  2. 9.1.2 無月経の症状を呈している患者

    本剤の作用により月経が再開することがある。[9.4 参照]

9.3 肝機能障害患者

  1. 9.3.1 副腎皮質からの転移腫瘍以外の肝疾患のある患者

    代謝が妨げられて蓄積するおそれがある。[11.1.7 参照]

9.4 生殖能を有する者

妊娠する可能性のある女性には、本剤投与中及び投与終了後十分な期間適切な避妊をするよう指導すること。[9.1.2 参照]

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。生殖発生毒性試験は実施していない。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

9.7 小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。小児において、5~6ヵ月後に中枢神経症状が発現し、急激な血漿中濃度の上昇を来していたとの報告がある1)

9.8 高齢者

減量するなど注意すること。一般に高齢者では生理機能が低下している。

10. 相互作用

    10.1 併用禁忌(併用しないこと)

    薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

    スピロノラクトン
    (アルダクトンA)
    [2.2 参照]

    本剤の作用が阻害されるおそれがある。

    機序は明確でないが、ミトタンの薬効が阻害されるとの海外報告がある2)

    ペントバルビタール
    (ラボナ)
    [2.2 参照]

    睡眠作用が減弱するおそれがある。

    機序は明確でないが、ペントバルビタールの睡眠作用を減弱するとの海外報告がある3)

    *ドラビリン
    (ピフェルトロ)

    エンシトレルビルフマル酸
    (ゾコーバ)

    レナカパビル
    (シュンレンカ)
    [2.2 参照]

    これらの薬剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。

    本剤の肝チトクロームP-450(CYP3A4)誘導作用により、これらの薬剤の代謝が促進されると考えられる。

    10.2 併用注意(併用に注意すること)

    薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

    エプレレノン
    エサキセレノン

    本剤の作用が阻害されるおそれがある。

    本剤の薬効をこれらの薬剤の類薬(スピロノラクトン)が阻害するとの報告がある。

    トリロスタン

    副腎皮質機能抑制作用が増強するおそれがある。

    トリロスタンは副腎皮質ステロイドホルモン生合成阻害作用を有する。

    CYP3A4で代謝を受ける薬剤
    ミダゾラム
    アムロジピン
    クラリスロマイシン等

    併用薬剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。

    本剤は肝チトクロームP-450(CYP3A4)を誘導するため、CYP3A4で代謝を受ける薬剤の血中濃度に影響を与える可能性がある。

    11. 副作用

    次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

    11.1 重大な副作用

    1. 11.1.1 胃潰瘍(頻度不明)、胃腸出血(頻度不明)
    2. 11.1.2 紅皮症(頻度不明)
    3. 11.1.3 認知症(頻度不明)、妄想(頻度不明)
    4. 11.1.4 副腎不全(頻度不明)

      本剤の投与により副腎不全が起こることがある。このような場合は、副腎ステロイド補充を行うこと。

    5. 11.1.5 低血糖(頻度不明)
    6. 11.1.6 腎障害(尿細管障害)(頻度不明)
    7. 11.1.7 肝機能障害(頻度不明)、黄疸(頻度不明)

      AST、ALT、γ-GTP、ALPの著しい上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。[9.3.1 参照]

    11.2 その他の副作用

    10%以上

    10%未満

    頻度不明

    消化器

    食欲不振、嘔気、嘔吐、下痢

    便秘、口渇

    口内異常感、腹痛

    皮膚

    発疹

    脱毛、そう痒

    色素沈着、皮膚乾燥

    中枢神経系

    嗜眠

    頭痛、眩暈

    歩行不安定、脳波異常、言語障害、振戦、不穏、不安、健忘、神経過敏、神経症、しびれ

    内分泌

    女性型乳房

    帯下増加、性器出血、ACTH高値

    肝臓

    AST上昇、ALT上昇、ALP上昇、γ-GTP上昇

    代謝・栄養

    総コレステロール上昇

    低尿酸血症、低ナトリウム血症、低カリウム血症

    血液

    白血球減少

    貧血、血小板増加、眼底出血

    腎臓

    浮腫、乏尿、血漿レニン活性上昇

    循環器

    高血圧、動悸、QT延長

    その他

    味覚異常、関節痛、筋肉痛

    全身倦怠感、耳鳴、腰痛、発熱、のぼせ、脱力感

    13. 過量投与

    1. 13.1 症状

      中枢神経症状があらわれることがある。特に血漿中濃度が20μg/mLを超えた場合に中枢神経症状が多く認められたとの報告がある4) (外国人データ)。[8.2 参照]

    2. 13.2 処置

      本剤は消失半減期が長いことから、中止後も一定期間観察を行うこと。なお、本剤は脂溶性が高く、分布容積が大きいため、血液透析による除去は期待できない。[8.2 参照]

    1. 警告

    ショック時や重篤な外傷を受けた時には、一時的に投与を中止すること。[2.1 参照]

    2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

    1. 2.1 重篤な外傷のある患者[副腎抑制を起こすおそれがある。][1 参照]
    2. 2.2 *スピロノラクトン、ペントバルビタール、ドラビリン、エンシトレルビルフマル酸、レナカパビルを投与中の患者[10.1 参照]

    3. 組成・性状

    3.1 組成

    オペプリム

    有効成分 1カプセル中ミトタン   500mg
    添加剤 カプセル内容物:
    セラセフェート、ステアリン酸マグネシウム、タルク
    カプセル本体:
    ラウリル硫酸ナトリウム、ゼラチン

    3.2 製剤の性状

    オペプリム

    外形                                        
    大きさ 全長:21.8mm
    長径:7.4mm
    短径:7.1mm
    質量 650mg
    識別コード YA928
    色・剤形 白色・硬カプセル(0号)

    4. 効能又は効果

    • 副腎癌
    • 手術適応とならないクッシング症候群

    5. 効能又は効果に関連する注意

    • <手術適応とならないクッシング症候群>

      下垂体性ACTH過剰分泌によるクッシング症候群(クッシング病)の患者には、下垂体腺腫摘出及び下垂体放射線照射等の方法も考慮すること。

    6. 用法及び用量

    通常成人1回1カプセル~2カプセル1日3回経口投与から開始し、有効量まで漸増し、以後、症状、血中・尿中ステロイド濃度、副作用等により適宜増減する。

    8. 重要な基本的注意

    1. 8.1 投与量が確定するまで治療は入院中に開始すること。
    2. 8.2 長期連続大量投与により、脳の機能障害を起こすことがある。治療を長期継続する場合は、一定期間ごとに行動的及び神経学的評価を行うこと。[13.1 参照],[13.2 参照]
    3. 8.3 眩暈、嗜眠等があらわれることがあるので、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には十分に注意させること。

    9. 特定の背景を有する患者に関する注意

    9.1 合併症・既往歴等のある患者

    1. 9.1.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

      治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。

    2. 9.1.2 無月経の症状を呈している患者

      本剤の作用により月経が再開することがある。[9.4 参照]

    9.3 肝機能障害患者

    1. 9.3.1 副腎皮質からの転移腫瘍以外の肝疾患のある患者

      代謝が妨げられて蓄積するおそれがある。[11.1.7 参照]

    9.4 生殖能を有する者

    妊娠する可能性のある女性には、本剤投与中及び投与終了後十分な期間適切な避妊をするよう指導すること。[9.1.2 参照]

    9.5 妊婦

    妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。生殖発生毒性試験は実施していない。

    9.6 授乳婦

    治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

    9.7 小児等

    小児等を対象とした臨床試験は実施していない。小児において、5~6ヵ月後に中枢神経症状が発現し、急激な血漿中濃度の上昇を来していたとの報告がある1)

    9.8 高齢者

    減量するなど注意すること。一般に高齢者では生理機能が低下している。

    10. 相互作用

      10.1 併用禁忌(併用しないこと)

      薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

      スピロノラクトン
      (アルダクトンA)
      [2.2 参照]

      本剤の作用が阻害されるおそれがある。

      機序は明確でないが、ミトタンの薬効が阻害されるとの海外報告がある2)

      ペントバルビタール
      (ラボナ)
      [2.2 参照]

      睡眠作用が減弱するおそれがある。

      機序は明確でないが、ペントバルビタールの睡眠作用を減弱するとの海外報告がある3)

      *ドラビリン
      (ピフェルトロ)

      エンシトレルビルフマル酸
      (ゾコーバ)

      レナカパビル
      (シュンレンカ)
      [2.2 参照]

      これらの薬剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。

      本剤の肝チトクロームP-450(CYP3A4)誘導作用により、これらの薬剤の代謝が促進されると考えられる。

      10.2 併用注意(併用に注意すること)

      薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

      エプレレノン
      エサキセレノン

      本剤の作用が阻害されるおそれがある。

      本剤の薬効をこれらの薬剤の類薬(スピロノラクトン)が阻害するとの報告がある。

      トリロスタン

      副腎皮質機能抑制作用が増強するおそれがある。

      トリロスタンは副腎皮質ステロイドホルモン生合成阻害作用を有する。

      CYP3A4で代謝を受ける薬剤
      ミダゾラム
      アムロジピン
      クラリスロマイシン等

      併用薬剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。

      本剤は肝チトクロームP-450(CYP3A4)を誘導するため、CYP3A4で代謝を受ける薬剤の血中濃度に影響を与える可能性がある。

      11. 副作用

      次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

      11.1 重大な副作用

      1. 11.1.1 胃潰瘍(頻度不明)、胃腸出血(頻度不明)
      2. 11.1.2 紅皮症(頻度不明)
      3. 11.1.3 認知症(頻度不明)、妄想(頻度不明)
      4. 11.1.4 副腎不全(頻度不明)

        本剤の投与により副腎不全が起こることがある。このような場合は、副腎ステロイド補充を行うこと。

      5. 11.1.5 低血糖(頻度不明)
      6. 11.1.6 腎障害(尿細管障害)(頻度不明)
      7. 11.1.7 肝機能障害(頻度不明)、黄疸(頻度不明)

        AST、ALT、γ-GTP、ALPの著しい上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。[9.3.1 参照]

      11.2 その他の副作用

      10%以上

      10%未満

      頻度不明

      消化器

      食欲不振、嘔気、嘔吐、下痢

      便秘、口渇

      口内異常感、腹痛

      皮膚

      発疹

      脱毛、そう痒

      色素沈着、皮膚乾燥

      中枢神経系

      嗜眠

      頭痛、眩暈

      歩行不安定、脳波異常、言語障害、振戦、不穏、不安、健忘、神経過敏、神経症、しびれ

      内分泌

      女性型乳房

      帯下増加、性器出血、ACTH高値

      肝臓

      AST上昇、ALT上昇、ALP上昇、γ-GTP上昇

      代謝・栄養

      総コレステロール上昇

      低尿酸血症、低ナトリウム血症、低カリウム血症

      血液

      白血球減少

      貧血、血小板増加、眼底出血

      腎臓

      浮腫、乏尿、血漿レニン活性上昇

      循環器

      高血圧、動悸、QT延長

      その他

      味覚異常、関節痛、筋肉痛

      全身倦怠感、耳鳴、腰痛、発熱、のぼせ、脱力感

      13. 過量投与

      1. 13.1 症状

        中枢神経症状があらわれることがある。特に血漿中濃度が20μg/mLを超えた場合に中枢神経症状が多く認められたとの報告がある4) (外国人データ)。[8.2 参照]

      2. 13.2 処置

        本剤は消失半減期が長いことから、中止後も一定期間観察を行うこと。なお、本剤は脂溶性が高く、分布容積が大きいため、血液透析による除去は期待できない。[8.2 参照]

      その他詳細情報

      日本標準商品分類番号
      872499
      ブランドコード
      2499006M1026
      承認番号
      15800AMY00091
      販売開始年月
      1984-03
      貯法
      室温保存
      有効期間
      3年
      規制区分
      2, 12

      重要な注意事項

      • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
      • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
      • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
      • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
      • 副作用に関する情報は、信頼できる医療情報源に基づいて提供されていますが、完全性や正確性を保証するものではありません。
      • この情報を使用することにより生じたいかなる損害についても、当サイトは一切の責任を負いません。