薬効分類名潰瘍性大腸炎治療剤

一般的名称ブデソニド注腸フォーム剤

レクタブル2mg注腸フォーム14回

れくたぶる2mgちゅうちょうふぉーむ14かい

RECTABUL 2mg Rectal foam

製造販売元/EAファーマ株式会社、プロモーション提携/キッセイ薬品工業株式会社

第2版
禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者妊婦授乳婦小児等高齢者

その他の副作用

部位
頻度
副作用
免疫系
頻度不明
内分泌・代謝系
頻度不明
肝臓まわり
1~5%未満
脳・神経
1%未満
脳・神経
頻度不明
心臓・血管
1~5%未満
胃腸・消化器系
1%未満
胃腸・消化器系
頻度不明
悪心腹痛消化不良鼓腸腹部の錯感覚裂肛アフタ性口内炎排便回数増加直腸出血直腸灼熱感直腸痛膵炎十二指腸潰瘍
血液系
1%未満
血液系
頻度不明
貧血血沈亢進感染リスクの増加
運動器
頻度不明
皮膚
1%未満
頻度不明
腎・尿路
頻度不明
その他
5%以上
その他
1%未満

併用注意

薬剤名等

CYP3A4阻害剤

  • イトラコナゾール
  • エリスロマイシン
  • シクロスポリン
  • コビシスタット等

[16.4 参照]

臨床症状・措置方法

本剤の血中濃度が上昇するおそれがあり、副腎皮質ステロイド剤を全身投与した場合と同様の症状があらわれる可能性がある。

機序・危険因子

CYP3A4による本剤の代謝が阻害されることにより、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。

薬剤名等

グレープフルーツジュース

臨床症状・措置方法

本剤の血中濃度が上昇するおそれがあり、副腎皮質ステロイド剤を全身投与した場合と同様の症状があらわれる可能性がある。

機序・危険因子

発現機序の詳細は不明であるが、グレープフルーツジュースに含まれる成分が、CYP3A4を抑制するためと考えられる。

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 *本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  2. 2.2 *デスモプレシン酢酸塩水和物(男性における夜間多尿による夜間頻尿)を投与中の患者[10.1 参照]

3. 組成・性状

3.1 組成

レクタブル2mg注腸フォーム14回

有効成分 1プッシュ中ブデソニド   2mg
添加剤 プロピレングリコール、セトステアリルアルコール・ポリソルベート60混合ワックス、ポリオキシエチレン(10)ステアリルエーテル、セタノール、クエン酸水和物、エデト酸ナトリウム水和物、液化石油ガス

3.2 製剤の性状

レクタブル2mg注腸フォーム14回

剤形 注腸フォーム剤
1容器のプッシュ回数 14回
色・性状 白色のクリーム状の泡沫である。

4. 効能又は効果

潰瘍性大腸炎(重症を除く)

5. 効能又は効果に関連する注意

本剤が腸内で到達する範囲は概ねS状結腸部までであり、直腸部及びS状結腸部の病変に対して使用すること。[16.8.2 参照]

6. 用法及び用量

通常、成人には1回あたり1プッシュ(ブデソニドとして2mg)、1日2回直腸内に噴射する。

7. 用法及び用量に関連する注意

本剤投与中は患者の病態を十分観察し、投与開始6週間を目安に本剤の必要性を検討し、漫然と投与を継続しないこと。[17.1.1 参照]

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 本剤は副腎皮質ステロイドであり、誘発感染症、続発性副腎皮質機能不全、クッシング症候群、骨密度の減少、消化管潰瘍、糖尿病、白内障、緑内障、精神障害等の重篤な副作用があらわれる可能性がある。本剤の投与にあたっては、次の注意が必要である。
    1. 8.1.1 投与中は、副作用の発現に対し、常に十分な配慮と観察を行い、また、患者をストレスから避けるようにし、事故、手術等の場合には当該患者の副腎皮質機能の低下に留意し、全身性ステロイド剤の投与など適切な処置を行うこと。
    2. 8.1.2 特に、免疫抑制状態の患者が、水痘又は麻疹に感染すると、致命的な経過をたどることがあるので、次の注意が必要である。
      • 本剤投与前に水痘又は麻疹の既往や予防接種の有無を確認すること。
      • 水痘又は麻疹の既往のない患者においては、水痘又は麻疹への感染を極力防ぐよう常に十分な配慮と観察を行うこと。感染が疑われる場合や感染した場合には、直ちに受診するよう指導し、適切な処置を講ずること。
      • 水痘又は麻疹の既往や予防接種を受けたことがある患者であっても、本剤投与中は、水痘又は麻疹を発症する可能性があるので留意すること。
    3. 8.1.3 免疫抑制状態の患者では、生ワクチンの接種により、ワクチン由来の感染を増強又は持続させるおそれがあるので、本剤投与中の患者に生ワクチンを接種する場合、免疫機能を検査の上、十分な注意を払うこと。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 感染症の患者

    症状が増悪するおそれがある。

  2. 9.1.2 B型肝炎ウイルスキャリアの患者

    本剤の投与期間中及び投与終了後は継続して肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルス増殖の徴候や症状の発現に注意すること。異常が認められた場合には、本剤の減量を考慮し、抗ウイルス剤を投与するなど適切な処置を行うこと。B型肝炎ウイルスの増殖による肝炎があらわれることがある。なお、投与開始前にHBs抗原陰性の患者において、他の副腎皮質ステロイド剤投与後にB型肝炎ウイルスによる肝炎を発症した症例が報告されている。

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験で催奇形性及び胚・胎児への影響が認められている1) ,2)

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。乳汁中へ移行するとの報告がある3)

9.7 小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。一般に高齢者では生理機能が低下している。

10. 相互作用

10.1 併用禁忌(併用しないこと)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

*デスモプレシン酢酸塩水和物(ミニリンメルト)(男性における夜間多尿による夜間頻尿)

                  [2.2 参照]                 

低ナトリウム血症が発現するおそれがある。

機序不明。

10.2 併用注意(併用に注意すること)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

CYP3A4阻害剤

  • イトラコナゾール
  • エリスロマイシン
  • シクロスポリン
  • コビシスタット等

                  [16.7 参照]                 

本剤の血中濃度が上昇するおそれがあり、副腎皮質ステロイド剤を全身投与した場合と同様の症状があらわれる可能性がある。

CYP3A4による本剤の代謝が阻害されることにより、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。

グレープフルーツジュース

本剤の血中濃度が上昇するおそれがあり、副腎皮質ステロイド剤を全身投与した場合と同様の症状があらわれる可能性がある。

発現機序の詳細は不明であるが、グレープフルーツジュースに含まれる成分が、CYP3A4を抑制するためと考えられる。

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.2 その他の副作用

5%以上

1~5%未満

1%未満

頻度不明

過敏症

アナフィラキシー

代謝及び栄養障害

クッシング症候群

肝臓

肝機能異常(ALT、AST、γ-GTP、AL-P増加)

精神神経系

頭痛、不眠症、めまい

嗅覚錯誤、頭蓋内圧亢進症、気分動揺、うつ病、易刺激性、多幸感、精神運動亢進、不安

循環器

高血圧

消化器

痔核、胃潰瘍

悪心、腹痛、消化不良、鼓腸、腹部の錯感覚、裂肛、アフタ性口内炎、排便回数増加、直腸出血、直腸灼熱感、直腸痛、膵炎、十二指腸潰瘍

血液・免疫系

白血球増加症

貧血、血沈亢進、感染リスクの増加

筋・骨格系

筋肉痛、関節痛、筋力低下、筋痙攣、骨粗鬆症

皮膚

ざ瘡

多汗、そう痒症、皮疹、アレルギー性皮膚炎、点状出血、創傷治癒遅延、接触性皮膚炎

霧視

泌尿器

尿路感染

その他

血中コルチゾール減少(41.1%)、血中コルチコトロピン減少(35.4%)

血中トリグリセリド増加、LDH増加、CK増加

末梢性浮腫

無力症、発熱、食欲亢進、体重増加、アミラーゼ増加

13. 過量投与

過量投与により副腎皮質系機能が低下するおそれがある。

14. 適用上の注意

14.1 薬剤交付時の注意

患者に本剤を交付する際には、患者用説明文書<レクタブル®2mg注腸フォーム14回を使用される方へ>を渡し、使用方法を指導すること。

14.2 薬剤投与時の注意

本剤は、接触性皮膚炎を誘発する可能性のあるセタノール並びにプロピレングリコールを含有することから、接触性皮膚炎誘発を防ぐため、腸管外へ漏出した場合には、速やかにふき取ること。また、異常が認められた場合には、適切な処置を行うこと。

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 *本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  2. 2.2 *デスモプレシン酢酸塩水和物(男性における夜間多尿による夜間頻尿)を投与中の患者[10.1 参照]

3. 組成・性状

3.1 組成

レクタブル2mg注腸フォーム14回

有効成分 1プッシュ中ブデソニド   2mg
添加剤 プロピレングリコール、セトステアリルアルコール・ポリソルベート60混合ワックス、ポリオキシエチレン(10)ステアリルエーテル、セタノール、クエン酸水和物、エデト酸ナトリウム水和物、液化石油ガス

3.2 製剤の性状

レクタブル2mg注腸フォーム14回

剤形 注腸フォーム剤
1容器のプッシュ回数 14回
色・性状 白色のクリーム状の泡沫である。

4. 効能又は効果

潰瘍性大腸炎(重症を除く)

5. 効能又は効果に関連する注意

本剤が腸内で到達する範囲は概ねS状結腸部までであり、直腸部及びS状結腸部の病変に対して使用すること。[16.8.2 参照]

6. 用法及び用量

通常、成人には1回あたり1プッシュ(ブデソニドとして2mg)、1日2回直腸内に噴射する。

7. 用法及び用量に関連する注意

本剤投与中は患者の病態を十分観察し、投与開始6週間を目安に本剤の必要性を検討し、漫然と投与を継続しないこと。[17.1.1 参照]

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 本剤は副腎皮質ステロイドであり、誘発感染症、続発性副腎皮質機能不全、クッシング症候群、骨密度の減少、消化管潰瘍、糖尿病、白内障、緑内障、精神障害等の重篤な副作用があらわれる可能性がある。本剤の投与にあたっては、次の注意が必要である。
    1. 8.1.1 投与中は、副作用の発現に対し、常に十分な配慮と観察を行い、また、患者をストレスから避けるようにし、事故、手術等の場合には当該患者の副腎皮質機能の低下に留意し、全身性ステロイド剤の投与など適切な処置を行うこと。
    2. 8.1.2 特に、免疫抑制状態の患者が、水痘又は麻疹に感染すると、致命的な経過をたどることがあるので、次の注意が必要である。
      • 本剤投与前に水痘又は麻疹の既往や予防接種の有無を確認すること。
      • 水痘又は麻疹の既往のない患者においては、水痘又は麻疹への感染を極力防ぐよう常に十分な配慮と観察を行うこと。感染が疑われる場合や感染した場合には、直ちに受診するよう指導し、適切な処置を講ずること。
      • 水痘又は麻疹の既往や予防接種を受けたことがある患者であっても、本剤投与中は、水痘又は麻疹を発症する可能性があるので留意すること。
    3. 8.1.3 免疫抑制状態の患者では、生ワクチンの接種により、ワクチン由来の感染を増強又は持続させるおそれがあるので、本剤投与中の患者に生ワクチンを接種する場合、免疫機能を検査の上、十分な注意を払うこと。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 感染症の患者

    症状が増悪するおそれがある。

  2. 9.1.2 B型肝炎ウイルスキャリアの患者

    本剤の投与期間中及び投与終了後は継続して肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルス増殖の徴候や症状の発現に注意すること。異常が認められた場合には、本剤の減量を考慮し、抗ウイルス剤を投与するなど適切な処置を行うこと。B型肝炎ウイルスの増殖による肝炎があらわれることがある。なお、投与開始前にHBs抗原陰性の患者において、他の副腎皮質ステロイド剤投与後にB型肝炎ウイルスによる肝炎を発症した症例が報告されている。

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験で催奇形性及び胚・胎児への影響が認められている1) ,2)

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。乳汁中へ移行するとの報告がある3)

9.7 小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。一般に高齢者では生理機能が低下している。

10. 相互作用

10.1 併用禁忌(併用しないこと)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

*デスモプレシン酢酸塩水和物(ミニリンメルト)(男性における夜間多尿による夜間頻尿)

                  [2.2 参照]                 

低ナトリウム血症が発現するおそれがある。

機序不明。

10.2 併用注意(併用に注意すること)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

CYP3A4阻害剤

  • イトラコナゾール
  • エリスロマイシン
  • シクロスポリン
  • コビシスタット等

                  [16.7 参照]                 

本剤の血中濃度が上昇するおそれがあり、副腎皮質ステロイド剤を全身投与した場合と同様の症状があらわれる可能性がある。

CYP3A4による本剤の代謝が阻害されることにより、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。

グレープフルーツジュース

本剤の血中濃度が上昇するおそれがあり、副腎皮質ステロイド剤を全身投与した場合と同様の症状があらわれる可能性がある。

発現機序の詳細は不明であるが、グレープフルーツジュースに含まれる成分が、CYP3A4を抑制するためと考えられる。

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.2 その他の副作用

5%以上

1~5%未満

1%未満

頻度不明

過敏症

アナフィラキシー

代謝及び栄養障害

クッシング症候群

肝臓

肝機能異常(ALT、AST、γ-GTP、AL-P増加)

精神神経系

頭痛、不眠症、めまい

嗅覚錯誤、頭蓋内圧亢進症、気分動揺、うつ病、易刺激性、多幸感、精神運動亢進、不安

循環器

高血圧

消化器

痔核、胃潰瘍

悪心、腹痛、消化不良、鼓腸、腹部の錯感覚、裂肛、アフタ性口内炎、排便回数増加、直腸出血、直腸灼熱感、直腸痛、膵炎、十二指腸潰瘍

血液・免疫系

白血球増加症

貧血、血沈亢進、感染リスクの増加

筋・骨格系

筋肉痛、関節痛、筋力低下、筋痙攣、骨粗鬆症

皮膚

ざ瘡

多汗、そう痒症、皮疹、アレルギー性皮膚炎、点状出血、創傷治癒遅延、接触性皮膚炎

霧視

泌尿器

尿路感染

その他

血中コルチゾール減少(41.1%)、血中コルチコトロピン減少(35.4%)

血中トリグリセリド増加、LDH増加、CK増加

末梢性浮腫

無力症、発熱、食欲亢進、体重増加、アミラーゼ増加

13. 過量投与

過量投与により副腎皮質系機能が低下するおそれがある。

14. 適用上の注意

14.1 薬剤交付時の注意

患者に本剤を交付する際には、患者用説明文書<レクタブル®2mg注腸フォーム14回を使用される方へ>を渡し、使用方法を指導すること。

14.2 薬剤投与時の注意

本剤は、接触性皮膚炎を誘発する可能性のあるセタノール並びにプロピレングリコールを含有することから、接触性皮膚炎誘発を防ぐため、腸管外へ漏出した場合には、速やかにふき取ること。また、異常が認められた場合には、適切な処置を行うこと。

その他詳細情報

日本標準商品分類番号
872399
ブランドコード
2399716K1020
承認番号
22900AMX00982
販売開始年月
2017-12
貯法
室温保存
有効期間
24ヵ月
規制区分
12

重要な注意事項

  • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
  • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
  • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
  • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
  • 副作用に関する情報は、信頼できる医療情報源に基づいて提供されていますが、完全性や正確性を保証するものではありません。
  • この情報を使用することにより生じたいかなる損害についても、当サイトは一切の責任を負いません。