薬効分類名潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤
一般的名称メサラジン
メサラジン錠250mg「ケミファ」、メサラジン錠500mg「ケミファ」
めさらじんじょう250mg「けみふぁ」、めさらじんじょう500mg「けみふぁ」
Mesalazine Tablets 250mg "Chemiphar", Mesalazine Tablets 500mg "Chemiphar"
製造販売元/日本ケミファ株式会社、販売元/共創未来ファーマ株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
- 利尿剤
- ステロイド剤
臨床検査値(尿量、尿中ナトリウム、カリウム及び塩素イオン)の変動に注意する。
動物実験(ラット)で、メサラジンの大量投与(300mg/kg)により、尿量及びこれらイオンの排泄増加がみられる 。
- アザチオプリン
- メルカプトプリン
骨髄抑制があらわれるおそれがある 。
本剤は、チオプリンメチルトランスフェラーゼ活性を抑制するなど、これらの薬剤の代謝を阻害するとの報告がある, 。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 重篤な腎障害のある患者[9.2.1 参照]
- 2.2 重篤な肝障害のある患者[9.3.1 参照]
- 2.3 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者[8.1 参照]
- 2.4 サリチル酸エステル類又はサリチル酸塩類に対する過敏症の既往歴のある患者[交叉アレルギーを発現するおそれがある。]
4. 効能又は効果
潰瘍性大腸炎(重症を除く)、クローン病
6. 用法及び用量
-
〈潰瘍性大腸炎〉
通常、成人にはメサラジンとして1日1,500mgを3回に分けて食後経口投与するが、寛解期には、必要に応じて1日1回の投与とすることができる。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日2,250mgを上限とする。ただし、活動期には、必要に応じて1日4,000mgを2回に分けて投与することができる。
通常、小児にはメサラジンとして1日30~60mg/kgを3回に分けて食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日2,250mgを上限とする。 -
〈クローン病〉
通常、成人にはメサラジンとして1日1,500mg~3,000mgを3回に分けて食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜減量する。
通常、小児にはメサラジンとして1日40~60mg/kgを3回に分けて食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
7. 用法及び用量に関連する注意
- 7.1 1日4,000mgへの増量は、再燃寛解型で中等症の潰瘍性大腸炎患者(直腸炎型を除く)に対して行うよう考慮すること。[17.1.2 参照]
- 7.2 1日4,000mgを、8週間を超えて投与した際の有効性は確立していないため、患者の病態を十分観察し、漫然と1日4,000mgの投与を継続しないこと。
- 7.3 本剤をメサラジン注腸剤又は坐剤と併用する場合には、メサラジンとしての総投与量が増加することを考慮し、特に肝又は腎機能の低下している患者並びに高齢者等への投与に際しては適宜減量するなど、十分に注意すること。併用時に異常が認められた場合には、減量又は中止する等の適切な処置を行うこと。[9.2.2 参照],[9.3.2 参照],[9.8 参照]
8. 重要な基本的注意
- 8.1 メサラジンにより過敏症状(発熱1) 、腹痛2) ,3) ,4) ,5) ,6) 、下痢2) ,4) 、好酸球増多7) 等)が発現することがあり、また、潰瘍性大腸炎・クローン病が悪化8) ,9) することがあるため、異常が認められた場合には、減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。[2.3 参照]
- 8.2 間質性腎炎10) ,11) ,12) が報告されているため、投与中はクレアチニン等の腎機能をモニターする等、患者の状態を十分に観察すること。[9.2.2 参照],[11.1.3 参照]
- 8.3 再生不良性貧血13) 、汎血球減少14) 、無顆粒球症、血小板減少症15) ,16) ,17) ,18) ,19) ,20) があらわれることがあるので、投与期間中は血液検査を行うこと。[11.1.4 参照]
- 8.4 肝炎21) ,22) ,23) 、肝機能障害、黄疸が報告されているため、投与中はAST、ALT等の肝機能をモニターする等、患者の状態を十分に観察すること。[9.3.2 参照],[11.1.5 参照]
- 8.5 膵炎24) ,25) があらわれることがあるので、投与期間中は血清アミラーゼの検査を行うこと。[11.1.6 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.2 腎機能障害患者
9.3 肝機能障害患者
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。海外において新生児に血液疾患(白血球減少症、血小板減少症、貧血)が起きることが報告されている。なお、メサラジンの動物実験(ラット)では催奇形性は認められていない28) 。
9.6 授乳婦
9.7 小児等
専門医の管理下で安全性と治療の有益性を考慮した上で本剤を使用すること。小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
低用量(例えば750mg/日)から投与を開始するなど慎重に投与すること。一般に生理機能(腎機能、肝機能等)が低下している。[7.3 参照]
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 間質性肺疾患(頻度不明)
間質性肺疾患(好酸球性肺炎35) 、肺胞炎36) ,37) 、肺臓炎38) 、間質性肺炎39) 等40) ,41) ,42) )が報告されているので、発熱、咳、呼吸困難、胸部X線異常等があらわれた場合には、投与を中止し適切な処置を行うこと。
-
11.1.2 心筋炎43)
,44)
,45)
(0.1%未満)
注1)
、心膜炎44)
,46)
,47)
,48)
(頻度不明)、胸膜炎47)
,48)
(頻度不明)
胸水、胸部痛、心電図異常等があらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 11.1.3 間質性腎炎、ネフローゼ症候群49) 、腎機能低下、急性腎障害(いずれも頻度不明)
- 11.1.4 再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症(いずれも頻度不明)、血小板減少症(0.1%未満) 注1)
-
11.1.5 肝炎(0.1%未満)
注1)
、肝機能障害(頻度不明)、黄疸(0.1%未満)
注1)
肝炎、AST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。[8.4 参照]
- 11.1.6 膵炎(0.1%未満) 注1)
- 11.1.7 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN) (頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)
-
11.1.8 薬剤性過敏症症候群(頻度不明)
初期症状として発疹、発熱がみられ、更に肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。なお、ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。
-
11.1.9 抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎(頻度不明)
**発熱、倦怠感、関節痛、筋痛等の全身症状や、皮膚(紅斑、紫斑)、肺(血痰)、腎臓(血尿、蛋白尿)等の臓器症状があらわれることがある。
11.2 その他の副作用
1%以上 |
0.1~1%未満 |
0.1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|---|
皮膚 |
発疹、そう痒感、丘疹 |
紅斑、蕁麻疹 |
脱毛50) |
|
消化器 |
下痢 |
腹痛、血便、下血、アミラーゼ上昇、嘔気、腹部膨満感、食欲不振、便秘、口内炎 |
粘液便、嘔吐 |
舌・口腔内・胃内容物・便等の変色(黒色等) |
肝臓 |
AST・ALT・γ-GTP・Al-P・ビリルビンの上昇等の肝機能異常 |
|||
腎臓 |
クレアチニン・尿中NAG・尿中ミクログロブリンの上昇・尿蛋白等の腎機能異常 |
尿着色 |
||
血液 |
白血球減少、好酸球増多7) 、貧血 |
|||
その他 |
発熱、頭痛、関節痛、全身倦怠感 |
浮腫、筋肉痛、CK上昇 |
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 重篤な腎障害のある患者[9.2.1 参照]
- 2.2 重篤な肝障害のある患者[9.3.1 参照]
- 2.3 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者[8.1 参照]
- 2.4 サリチル酸エステル類又はサリチル酸塩類に対する過敏症の既往歴のある患者[交叉アレルギーを発現するおそれがある。]
4. 効能又は効果
潰瘍性大腸炎(重症を除く)、クローン病
6. 用法及び用量
-
〈潰瘍性大腸炎〉
通常、成人にはメサラジンとして1日1,500mgを3回に分けて食後経口投与するが、寛解期には、必要に応じて1日1回の投与とすることができる。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日2,250mgを上限とする。ただし、活動期には、必要に応じて1日4,000mgを2回に分けて投与することができる。
通常、小児にはメサラジンとして1日30~60mg/kgを3回に分けて食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日2,250mgを上限とする。 -
〈クローン病〉
通常、成人にはメサラジンとして1日1,500mg~3,000mgを3回に分けて食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜減量する。
通常、小児にはメサラジンとして1日40~60mg/kgを3回に分けて食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
7. 用法及び用量に関連する注意
- 7.1 1日4,000mgへの増量は、再燃寛解型で中等症の潰瘍性大腸炎患者(直腸炎型を除く)に対して行うよう考慮すること。[17.1.2 参照]
- 7.2 1日4,000mgを、8週間を超えて投与した際の有効性は確立していないため、患者の病態を十分観察し、漫然と1日4,000mgの投与を継続しないこと。
- 7.3 本剤をメサラジン注腸剤又は坐剤と併用する場合には、メサラジンとしての総投与量が増加することを考慮し、特に肝又は腎機能の低下している患者並びに高齢者等への投与に際しては適宜減量するなど、十分に注意すること。併用時に異常が認められた場合には、減量又は中止する等の適切な処置を行うこと。[9.2.2 参照],[9.3.2 参照],[9.8 参照]
8. 重要な基本的注意
- 8.1 メサラジンにより過敏症状(発熱1) 、腹痛2) ,3) ,4) ,5) ,6) 、下痢2) ,4) 、好酸球増多7) 等)が発現することがあり、また、潰瘍性大腸炎・クローン病が悪化8) ,9) することがあるため、異常が認められた場合には、減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。[2.3 参照]
- 8.2 間質性腎炎10) ,11) ,12) が報告されているため、投与中はクレアチニン等の腎機能をモニターする等、患者の状態を十分に観察すること。[9.2.2 参照],[11.1.3 参照]
- 8.3 再生不良性貧血13) 、汎血球減少14) 、無顆粒球症、血小板減少症15) ,16) ,17) ,18) ,19) ,20) があらわれることがあるので、投与期間中は血液検査を行うこと。[11.1.4 参照]
- 8.4 肝炎21) ,22) ,23) 、肝機能障害、黄疸が報告されているため、投与中はAST、ALT等の肝機能をモニターする等、患者の状態を十分に観察すること。[9.3.2 参照],[11.1.5 参照]
- 8.5 膵炎24) ,25) があらわれることがあるので、投与期間中は血清アミラーゼの検査を行うこと。[11.1.6 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.2 腎機能障害患者
9.3 肝機能障害患者
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。海外において新生児に血液疾患(白血球減少症、血小板減少症、貧血)が起きることが報告されている。なお、メサラジンの動物実験(ラット)では催奇形性は認められていない28) 。
9.6 授乳婦
9.7 小児等
専門医の管理下で安全性と治療の有益性を考慮した上で本剤を使用すること。小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
低用量(例えば750mg/日)から投与を開始するなど慎重に投与すること。一般に生理機能(腎機能、肝機能等)が低下している。[7.3 参照]
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 間質性肺疾患(頻度不明)
間質性肺疾患(好酸球性肺炎35) 、肺胞炎36) ,37) 、肺臓炎38) 、間質性肺炎39) 等40) ,41) ,42) )が報告されているので、発熱、咳、呼吸困難、胸部X線異常等があらわれた場合には、投与を中止し適切な処置を行うこと。
-
11.1.2 心筋炎43)
,44)
,45)
(0.1%未満)
注1)
、心膜炎44)
,46)
,47)
,48)
(頻度不明)、胸膜炎47)
,48)
(頻度不明)
胸水、胸部痛、心電図異常等があらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 11.1.3 間質性腎炎、ネフローゼ症候群49) 、腎機能低下、急性腎障害(いずれも頻度不明)
- 11.1.4 再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症(いずれも頻度不明)、血小板減少症(0.1%未満) 注1)
-
11.1.5 肝炎(0.1%未満)
注1)
、肝機能障害(頻度不明)、黄疸(0.1%未満)
注1)
肝炎、AST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。[8.4 参照]
- 11.1.6 膵炎(0.1%未満) 注1)
- 11.1.7 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN) (頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)
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11.1.8 薬剤性過敏症症候群(頻度不明)
初期症状として発疹、発熱がみられ、更に肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。なお、ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。
-
11.1.9 抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎(頻度不明)
**発熱、倦怠感、関節痛、筋痛等の全身症状や、皮膚(紅斑、紫斑)、肺(血痰)、腎臓(血尿、蛋白尿)等の臓器症状があらわれることがある。
11.2 その他の副作用
1%以上 |
0.1~1%未満 |
0.1%未満 |
頻度不明 |
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|---|---|---|---|---|
皮膚 |
発疹、そう痒感、丘疹 |
紅斑、蕁麻疹 |
脱毛50) |
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消化器 |
下痢 |
腹痛、血便、下血、アミラーゼ上昇、嘔気、腹部膨満感、食欲不振、便秘、口内炎 |
粘液便、嘔吐 |
舌・口腔内・胃内容物・便等の変色(黒色等) |
肝臓 |
AST・ALT・γ-GTP・Al-P・ビリルビンの上昇等の肝機能異常 |
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腎臓 |
クレアチニン・尿中NAG・尿中ミクログロブリンの上昇・尿蛋白等の腎機能異常 |
尿着色 |
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血液 |
白血球減少、好酸球増多7) 、貧血 |
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その他 |
発熱、頭痛、関節痛、全身倦怠感 |
浮腫、筋肉痛、CK上昇 |