薬効分類名選択的NK₁受容体拮抗型制吐剤

一般的名称ホスネツピタント塩化物塩酸塩

アロカリス点滴静注235mg

あろかりすてんてきじょうちゅう235mg

Arokaris I.V. infusion

製造販売元/大鵬薬品工業株式会社、提携先/HELSINN

第3版
禁忌相互作用肝機能障害患者生殖能を有する者妊婦授乳婦小児等

重大な副作用

頻度
副作用
頻度不明

その他の副作用

部位
頻度
副作用
胃腸・消化器系
5%以上
胃腸・消化器系
1~5%未満
胃腸・消化器系
1%未満
肝臓まわり
1~5%未満
肝臓まわり
1%未満
脳・神経
1~5%未満
肺・呼吸
5%以上
心臓・血管
1%未満
免疫系
1%未満
その他
1~5%未満

併用注意

薬剤名等

CYP3Aを阻害する薬剤

ケトコナゾール、クラリスロマイシン、フルコナゾール、イトラコナゾール等

[16.6.1 参照]

臨床症状・措置方法

本剤の活性本体ネツピタントの作用が増強するおそれがある。
本剤と強いCYP3A阻害剤との併用は慎重に行うこと。

機序・危険因子

CYP3A阻害剤との併用により、本剤の活性本体ネツピタントの血漿中濃度が上昇するおそれがある。

薬剤名等

CYP3Aを誘導する薬剤

リファンピシン、フェニトイン等

[16.6.2 参照]

臨床症状・措置方法

本剤の活性本体ネツピタントの作用が減弱するおそれがある。
本剤と強いCYP3A誘導剤との併用は治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。

機序・危険因子

CYP3A誘導剤との併用により、本剤の活性本体ネツピタントの血漿中濃度が低下するおそれがある。

薬剤名等

CYP3Aで代謝される薬剤

デキサメタゾン、ドセタキセル、シクロホスファミド、エトポシド、ピモジド、ミダゾラム、エリスロマイシン、経口避妊剤(エチニルエストラジオール・レボノルゲストレル)等

[7.3 参照],[16.6.3 参照]

臨床症状・措置方法

これらの薬剤の作用が増強されるおそれがある。
なお、デキサメタゾンを併用する場合は、デキサメタゾンの用量を減量するなど用量に注意すること。

機序・危険因子

本剤の活性本体ネツピタントのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある。

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  2. 2.2 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]

3. 組成・性状

3.1 組成

アロカリス点滴静注235mg

1バイアル 10mL中
有効成分 ホスネツピタント塩化物塩酸塩   260mg
(ホスネツピタントとして   235mg )
添加剤 トレハロース水和物   1200mg
ポリソルベート80   300mg
プロピレングリコール   10mg
水酸化ナトリウム   適量
塩酸   適量

3.2 製剤の性状

アロカリス点滴静注235mg

pH 7.5~9.5
浸透圧比 2.4~2.5(生理食塩液に対する比)
性状 無色~微黄色澄明の液

4. 効能又は効果

抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)(遅発期を含む)

5. 効能又は効果に関連する注意

本剤は強い悪心、嘔吐が生じる抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)を投与する場合に限り使用すること。[17.1.1 参照],[17.1.2 参照]

6. 用法及び用量

他の制吐剤との併用において、通常、成人にはホスネツピタントとして235mgを抗悪性腫瘍剤投与1日目に1回、点滴静注する。

7. 用法及び用量に関連する注意

  1. 7.1 抗悪性腫瘍剤投与前に投与を終了すること。
  2. 7.2 本剤は、原則としてコルチコステロイド及び5-HT3受容体拮抗型制吐剤と併用して使用すること。
  3. 7.3 コルチコステロイドの用量については、活性本体ネツピタントとコルチコステロイドの薬物相互作用を考慮して適宜減量すること。[10.2 参照],[16.7.3 参照],[17.1.1 参照],[17.1.2 参照]

8. 重要な基本的注意

本剤の活性本体ネツピタントはCYP3Aに対する阻害作用を有し、CYP3Aで代謝される抗悪性腫瘍剤を含めた併用薬剤と相互作用を起こすことがあるため、十分注意して投与すること。[10 参照],[16.7.3 参照]

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.3 肝機能障害患者

  1. 9.3.1 中等度以上の肝機能障害患者(Child-Pughスコア 7以上)

    血中濃度が上昇するおそれがある。[16.6.1 参照]

9.4 生殖能を有する者

**妊娠する可能性のある女性には、本剤投与中及び最終投与後1カ月間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること。[9.5 参照]

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。動物試験において、臨床用量の曝露量未満より、ラットで恥骨の未骨化、ウサギで吸収胚数及び胎児死亡数の高値、小型胎児等が認められている。また、ラットで本剤の胎盤及び胎児への移行が確認されている。[2.2 参照],[9.4 参照]

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で本剤の乳汁中への移行が報告されている。

9.7 小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

10. 相互作用

  • 本剤の活性本体ネツピタントは主にCYP3Aで代謝される。また、本剤の活性本体ネツピタントはCYP3A阻害作用を有する。[8 参照],[16.4 参照]

10.2 併用注意(併用に注意すること)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

CYP3Aを阻害する薬剤

ケトコナゾール、クラリスロマイシン、フルコナゾール、イトラコナゾール等

                  [16.7.1 参照]                 

本剤の活性本体ネツピタントの作用が増強するおそれがある。
本剤と強いCYP3A阻害剤との併用は慎重に行うこと。

CYP3A阻害剤との併用により、本剤の活性本体ネツピタントの血漿中濃度が上昇するおそれがある。

CYP3Aを誘導する薬剤

リファンピシン、フェニトイン等

                  [16.7.2 参照]                 

本剤の活性本体ネツピタントの作用が減弱するおそれがある。
本剤と強いCYP3A誘導剤との併用は治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。

CYP3A誘導剤との併用により、本剤の活性本体ネツピタントの血漿中濃度が低下するおそれがある。

CYP3Aで代謝される薬剤

デキサメタゾン、ドセタキセル、シクロホスファミド、エトポシド、ピモジド、ミダゾラム、エリスロマイシン、経口避妊剤(エチニルエストラジオール・レボノルゲストレル)等

[7.3 参照],[16.7.3 参照]

これらの薬剤の作用が増強されるおそれがある。
なお、デキサメタゾンを併用する場合は、デキサメタゾンの用量を減量するなど用量に注意すること。

本剤の活性本体ネツピタントのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある。

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.1 重大な副作用

  1. 11.1.1 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

11.2 その他の副作用

5%以上

1~5%未満

1%未満

消化器

便秘

下痢

腹部膨満、腹痛、口内乾燥

肝臓

ALT上昇

肝機能異常、AST上昇、ALP上昇、ビリルビン上昇

精神神経系

頭痛、めまい

呼吸器

しゃっくり

循環器

QT延長、心室性期外収縮、高血圧、潮紅

過敏症

蕁麻疹、湿疹

その他

倦怠感、食欲不振

低ナトリウム血症、低カリウム血症、耳鳴、味覚障害

14. 適用上の注意

14.1 薬剤調製時の注意

本剤は泡立つため、輸液バッグ等に注入する際は緩徐に注入し、静かに転倒混和すること。

14.2 薬剤投与時の注意

本剤は、30分かけて点滴静注すること。

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  2. 2.2 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]

3. 組成・性状

3.1 組成

アロカリス点滴静注235mg

1バイアル 10mL中
有効成分 ホスネツピタント塩化物塩酸塩   260mg
(ホスネツピタントとして   235mg )
添加剤 トレハロース水和物   1200mg
ポリソルベート80   300mg
プロピレングリコール   10mg
水酸化ナトリウム   適量
塩酸   適量

3.2 製剤の性状

アロカリス点滴静注235mg

pH 7.5~9.5
浸透圧比 2.4~2.5(生理食塩液に対する比)
性状 無色~微黄色澄明の液

4. 効能又は効果

抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)(遅発期を含む)

5. 効能又は効果に関連する注意

本剤は強い悪心、嘔吐が生じる抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)を投与する場合に限り使用すること。[17.1.1 参照],[17.1.2 参照]

6. 用法及び用量

他の制吐剤との併用において、通常、成人にはホスネツピタントとして235mgを抗悪性腫瘍剤投与1日目に1回、点滴静注する。

7. 用法及び用量に関連する注意

  1. 7.1 抗悪性腫瘍剤投与前に投与を終了すること。
  2. 7.2 本剤は、原則としてコルチコステロイド及び5-HT3受容体拮抗型制吐剤と併用して使用すること。
  3. 7.3 コルチコステロイドの用量については、活性本体ネツピタントとコルチコステロイドの薬物相互作用を考慮して適宜減量すること。[10.2 参照],[16.7.3 参照],[17.1.1 参照],[17.1.2 参照]

8. 重要な基本的注意

本剤の活性本体ネツピタントはCYP3Aに対する阻害作用を有し、CYP3Aで代謝される抗悪性腫瘍剤を含めた併用薬剤と相互作用を起こすことがあるため、十分注意して投与すること。[10 参照],[16.7.3 参照]

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.3 肝機能障害患者

  1. 9.3.1 中等度以上の肝機能障害患者(Child-Pughスコア 7以上)

    血中濃度が上昇するおそれがある。[16.6.1 参照]

9.4 生殖能を有する者

**妊娠する可能性のある女性には、本剤投与中及び最終投与後1カ月間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること。[9.5 参照]

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。動物試験において、臨床用量の曝露量未満より、ラットで恥骨の未骨化、ウサギで吸収胚数及び胎児死亡数の高値、小型胎児等が認められている。また、ラットで本剤の胎盤及び胎児への移行が確認されている。[2.2 参照],[9.4 参照]

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で本剤の乳汁中への移行が報告されている。

9.7 小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

10. 相互作用

  • 本剤の活性本体ネツピタントは主にCYP3Aで代謝される。また、本剤の活性本体ネツピタントはCYP3A阻害作用を有する。[8 参照],[16.4 参照]

10.2 併用注意(併用に注意すること)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

CYP3Aを阻害する薬剤

ケトコナゾール、クラリスロマイシン、フルコナゾール、イトラコナゾール等

                  [16.7.1 参照]                 

本剤の活性本体ネツピタントの作用が増強するおそれがある。
本剤と強いCYP3A阻害剤との併用は慎重に行うこと。

CYP3A阻害剤との併用により、本剤の活性本体ネツピタントの血漿中濃度が上昇するおそれがある。

CYP3Aを誘導する薬剤

リファンピシン、フェニトイン等

                  [16.7.2 参照]                 

本剤の活性本体ネツピタントの作用が減弱するおそれがある。
本剤と強いCYP3A誘導剤との併用は治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。

CYP3A誘導剤との併用により、本剤の活性本体ネツピタントの血漿中濃度が低下するおそれがある。

CYP3Aで代謝される薬剤

デキサメタゾン、ドセタキセル、シクロホスファミド、エトポシド、ピモジド、ミダゾラム、エリスロマイシン、経口避妊剤(エチニルエストラジオール・レボノルゲストレル)等

[7.3 参照],[16.7.3 参照]

これらの薬剤の作用が増強されるおそれがある。
なお、デキサメタゾンを併用する場合は、デキサメタゾンの用量を減量するなど用量に注意すること。

本剤の活性本体ネツピタントのCYP3A阻害作用により、これらの薬剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある。

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.1 重大な副作用

  1. 11.1.1 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

11.2 その他の副作用

5%以上

1~5%未満

1%未満

消化器

便秘

下痢

腹部膨満、腹痛、口内乾燥

肝臓

ALT上昇

肝機能異常、AST上昇、ALP上昇、ビリルビン上昇

精神神経系

頭痛、めまい

呼吸器

しゃっくり

循環器

QT延長、心室性期外収縮、高血圧、潮紅

過敏症

蕁麻疹、湿疹

その他

倦怠感、食欲不振

低ナトリウム血症、低カリウム血症、耳鳴、味覚障害

14. 適用上の注意

14.1 薬剤調製時の注意

本剤は泡立つため、輸液バッグ等に注入する際は緩徐に注入し、静かに転倒混和すること。

14.2 薬剤投与時の注意

本剤は、30分かけて点滴静注すること。

その他詳細情報

日本標準商品分類番号
872391
ブランドコード
2391406A1029
承認番号
30400AMX00182000
販売開始年月
2022-05
貯法
2~8℃
有効期間
3年
規制区分
2, 12

重要な注意事項

  • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
  • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
  • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
  • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
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