薬効分類名長時間作用性吸入気管支拡張剤
一般的名称インダカテロールマレイン酸塩
オンブレス吸入用カプセル150μg
おんぶれすきゅうにゅうようかぷせる
Onbrez inhalation capsules 150μg
製造販売(輸入)/ノバルティスファーマ株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
- CYP3A4を阻害する薬剤
本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。エリスロマイシンとの併用投与により本剤のCmax及びAUCがそれぞれ1.2倍及び1.4~1.6倍に上昇したとの報告がある。
CYP3A4の活性を阻害することにより、本剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇すると考えられる。
リトナビル
本剤のAUCが上昇するおそれがある。リトナビルとの併用投与により本剤のAUCが1.6~1.8倍に上昇したとの報告がある。
CYP3A4及びP糖蛋白の活性を阻害することにより、本剤の代謝及び排泄が阻害されると考えられる。
- P糖蛋白を阻害する薬剤
本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。ベラパミルとの併用投与により本剤のCmax及びAUCがそれぞれ1.5倍及び1.4~2.0倍に上昇したとの報告がある。
P糖蛋白の活性を阻害することにより、本剤の排泄が阻害され、血中濃度が上昇すると考えられる。
- QT間隔延長を起こすことが知られている薬剤
QT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大するおそれがある。
いずれもQT間隔を延長させる可能性がある。
交感神経刺激剤
本剤の作用が増強するおそれがある。
交感神経刺激剤との併用により、アドレナリン作動性神経刺激が増大する可能性がある。
- キサンチン誘導体
- ステロイド剤
- 利尿剤
- [11.1.1 参照]
低カリウム血症による心血管事象(不整脈)を起こすおそれがあるため、血清カリウム値に注意すること。
キサンチン誘導体はアドレナリン作動性神経刺激を増大させるため、血清カリウム値の低下が増強する可能性がある。
ステロイド剤及びこれらの利尿剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下が増強する可能性がある。
β遮断剤(点眼剤を含む)
本剤の作用が減弱するおそれがある。やむを得ず併用する場合には、心選択性β遮断剤が望ましいが、注意すること。
β遮断剤との併用により、本剤の作用が拮抗される可能性がある。
4. 効能又は効果
慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫)の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解
6. 用法及び用量
通常、成人には1回1カプセル(インダカテロールとして150μg)を1日1回本剤専用の吸入用器具を用いて吸入する。
7. 用法及び用量に関連する注意
- 7.1 本剤は吸入用カプセルであり、必ず専用の吸入用器具(ブリーズヘラー®)を用いて吸入し、内服しないこと。[14.1.2 参照]
- 7.2 本剤は1日1回、一定の時間帯に吸入すること。吸入できなかった場合は、翌日、通常吸入している時間帯に1回分を吸入すること。
- 7.3 本剤を他の長時間作用性β2刺激剤又は長時間作用性β2刺激剤を含む配合剤と同時に使用しないこと。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 用法・用量どおり正しく使用しても効果が認められない場合には、本剤が適当ではないと考えられるので、漫然と投与を継続せず中止すること。
- 8.2 吸入薬の場合、薬剤の吸入により気管支痙攣が誘発され生命を脅かすおそれがある。気管支痙攣が認められた場合は、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 8.3 本剤の交感神経刺激作用により脈拍増加、血圧上昇等の心血管系症状があらわれるおそれがあるので、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 8.4 過度に使用を続けた場合、不整脈、場合により心停止を起こすおそれがあるので、使用が過度にならないよう注意すること。また、患者に対し、本剤の過度の使用による危険性を理解させ、1日1回を超えて使用しないよう注意を与えること。本剤の気管支拡張作用は通常24時間持続するので、その間は次の投与を行わないこと。[13.1 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 甲状腺機能亢進症の患者
甲状腺機能亢進症の症状を悪化させるおそれがある。
-
9.1.2 心血管障害(冠動脈疾患、急性心筋梗塞、不整脈、高血圧、QT間隔延長等)のある患者
*交感神経刺激作用等により症状を悪化させるおそれがある。
-
9.1.3 糖尿病の患者
血糖値をモニタリングするなど慎重に投与すること。高用量のβ2刺激剤を投与すると、血糖値が上昇するおそれがある。
-
9.1.4 てんかん等の痙攣性疾患のある患者
痙攣の症状を悪化させるおそれがある。
-
9.1.5 気管支喘息を合併した患者
気管支喘息の管理が十分行われるよう注意すること。
-
9.1.6 低酸素血症の患者
血清カリウム値をモニターすることが望ましい。低酸素血症により血清カリウム値の低下の心リズムに及ぼす影響が増強されることがある。[11.1.1 参照]
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(ウサギ)で骨格変異の発生率増加を伴う生殖発生毒性が報告されている。また、動物実験(ラット)で、胎盤通過性が報告されている。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で乳汁中に移行することが報告されている。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
用量調節の必要はないが、患者の状態を観察しながら注意して投与すること。臨床試験において、年齢とともに最高血中濃度及び全身暴露量が増加することが示唆されている。[16.1.1 参照]
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
|
本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。エリスロマイシンとの併用投与により本剤のCmax及びAUCがそれぞれ1.2倍及び1.4~1.6倍に上昇したとの報告がある。 |
CYP3A4の活性を阻害することにより、本剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇すると考えられる。 |
リトナビル |
本剤のAUCが上昇するおそれがある。リトナビルとの併用投与により本剤のAUCが1.6~1.8倍に上昇したとの報告がある。 |
CYP3A4及びP糖蛋白の活性を阻害することにより、本剤の代謝及び排泄が阻害されると考えられる。 |
|
本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。ベラパミルとの併用投与により本剤のCmax及びAUCがそれぞれ1.5倍及び1.4~2.0倍に上昇したとの報告がある。 |
P糖蛋白の活性を阻害することにより、本剤の排泄が阻害され、血中濃度が上昇すると考えられる。 |
QT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大するおそれがある。 |
いずれもQT間隔を延長させる可能性がある。 |
|
交感神経刺激剤 |
本剤の作用が増強するおそれがある。 |
交感神経刺激剤との併用により、アドレナリン作動性神経刺激が増大する可能性がある。 |
|
低カリウム血症による心血管事象(不整脈)を起こすおそれがあるため、血清カリウム値に注意すること。 |
キサンチン誘導体はアドレナリン作動性神経刺激を増大させるため、血清カリウム値の低下が増強する可能性がある。 |
β遮断剤(点眼剤を含む) |
本剤の作用が減弱するおそれがある。やむを得ず併用する場合には、心選択性β遮断剤が望ましいが、注意すること。 |
β遮断剤との併用により、本剤の作用が拮抗される可能性がある。 |
11. 副作用
11.2 その他の副作用
5%以上 |
5%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|
感染症 |
― |
鼻咽頭炎 |
上気道感染、副鼻腔炎 |
代謝及び栄養障害 |
― |
― |
糖尿病・高血糖 |
神経系障害 |
― |
頭痛 |
めまい、錯感覚 |
心血管障害 |
― |
心房細動、動悸 |
虚血性心疾患、頻脈 |
呼吸器障害 |
咳嗽 |
口腔咽頭痛 |
鼻漏、気管支痙攣 |
過敏症 |
― |
蕁麻疹 |
血管浮腫、そう痒症、発疹 |
筋骨格系障害 |
― |
筋痙縮 |
筋肉痛、筋骨格痛 |
その他 |
― |
末梢性浮腫 |
胸痛、胸部不快感、口渇 |
13. 過量投与
-
13.1 症状
β2刺激剤の薬理学的作用による症状(頻脈、振戦、動悸、頭痛、悪心、嘔吐、傾眠、心室性不整脈、代謝性アシドーシス、低カリウム血症及び高血糖等)が過度にあらわれるおそれがある。外国において、慢性閉塞性肺疾患患者に対する3,000μgの単回投与で、中等度の脈拍増加、収縮期血圧上昇及びQT間隔延長が認められた。また、本剤1日1回600μgを1年間投与した場合に認められた副作用は、推奨用量を投与した場合と全般的に類似していたが、更に振戦と貧血が認められた。[8.4 参照]
-
13.2 処置
治療剤として心選択性β遮断剤があるが、気管支痙攣を誘発する可能性があるため、使用にあたっては十分に注意すること。
14. 適用上の注意
14.1 薬剤交付時の注意
- 14.1.1 吸入前
-
14.1.2 吸入時
本剤は吸入用カプセルであり、必ず専用の吸入用器具(ブリーズヘラー®)を用いて吸入し、内服しないこと。[7.1 参照]
4. 効能又は効果
慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫)の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解
6. 用法及び用量
通常、成人には1回1カプセル(インダカテロールとして150μg)を1日1回本剤専用の吸入用器具を用いて吸入する。
7. 用法及び用量に関連する注意
- 7.1 本剤は吸入用カプセルであり、必ず専用の吸入用器具(ブリーズヘラー®)を用いて吸入し、内服しないこと。[14.1.2 参照]
- 7.2 本剤は1日1回、一定の時間帯に吸入すること。吸入できなかった場合は、翌日、通常吸入している時間帯に1回分を吸入すること。
- 7.3 本剤を他の長時間作用性β2刺激剤又は長時間作用性β2刺激剤を含む配合剤と同時に使用しないこと。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 用法・用量どおり正しく使用しても効果が認められない場合には、本剤が適当ではないと考えられるので、漫然と投与を継続せず中止すること。
- 8.2 吸入薬の場合、薬剤の吸入により気管支痙攣が誘発され生命を脅かすおそれがある。気管支痙攣が認められた場合は、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 8.3 本剤の交感神経刺激作用により脈拍増加、血圧上昇等の心血管系症状があらわれるおそれがあるので、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 8.4 過度に使用を続けた場合、不整脈、場合により心停止を起こすおそれがあるので、使用が過度にならないよう注意すること。また、患者に対し、本剤の過度の使用による危険性を理解させ、1日1回を超えて使用しないよう注意を与えること。本剤の気管支拡張作用は通常24時間持続するので、その間は次の投与を行わないこと。[13.1 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 甲状腺機能亢進症の患者
甲状腺機能亢進症の症状を悪化させるおそれがある。
-
9.1.2 心血管障害(冠動脈疾患、急性心筋梗塞、不整脈、高血圧、QT間隔延長等)のある患者
*交感神経刺激作用等により症状を悪化させるおそれがある。
-
9.1.3 糖尿病の患者
血糖値をモニタリングするなど慎重に投与すること。高用量のβ2刺激剤を投与すると、血糖値が上昇するおそれがある。
-
9.1.4 てんかん等の痙攣性疾患のある患者
痙攣の症状を悪化させるおそれがある。
-
9.1.5 気管支喘息を合併した患者
気管支喘息の管理が十分行われるよう注意すること。
-
9.1.6 低酸素血症の患者
血清カリウム値をモニターすることが望ましい。低酸素血症により血清カリウム値の低下の心リズムに及ぼす影響が増強されることがある。[11.1.1 参照]
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(ウサギ)で骨格変異の発生率増加を伴う生殖発生毒性が報告されている。また、動物実験(ラット)で、胎盤通過性が報告されている。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で乳汁中に移行することが報告されている。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
用量調節の必要はないが、患者の状態を観察しながら注意して投与すること。臨床試験において、年齢とともに最高血中濃度及び全身暴露量が増加することが示唆されている。[16.1.1 参照]
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
|
本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。エリスロマイシンとの併用投与により本剤のCmax及びAUCがそれぞれ1.2倍及び1.4~1.6倍に上昇したとの報告がある。 |
CYP3A4の活性を阻害することにより、本剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇すると考えられる。 |
リトナビル |
本剤のAUCが上昇するおそれがある。リトナビルとの併用投与により本剤のAUCが1.6~1.8倍に上昇したとの報告がある。 |
CYP3A4及びP糖蛋白の活性を阻害することにより、本剤の代謝及び排泄が阻害されると考えられる。 |
|
本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。ベラパミルとの併用投与により本剤のCmax及びAUCがそれぞれ1.5倍及び1.4~2.0倍に上昇したとの報告がある。 |
P糖蛋白の活性を阻害することにより、本剤の排泄が阻害され、血中濃度が上昇すると考えられる。 |
QT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大するおそれがある。 |
いずれもQT間隔を延長させる可能性がある。 |
|
交感神経刺激剤 |
本剤の作用が増強するおそれがある。 |
交感神経刺激剤との併用により、アドレナリン作動性神経刺激が増大する可能性がある。 |
|
低カリウム血症による心血管事象(不整脈)を起こすおそれがあるため、血清カリウム値に注意すること。 |
キサンチン誘導体はアドレナリン作動性神経刺激を増大させるため、血清カリウム値の低下が増強する可能性がある。 |
β遮断剤(点眼剤を含む) |
本剤の作用が減弱するおそれがある。やむを得ず併用する場合には、心選択性β遮断剤が望ましいが、注意すること。 |
β遮断剤との併用により、本剤の作用が拮抗される可能性がある。 |
11. 副作用
11.2 その他の副作用
5%以上 |
5%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|
感染症 |
― |
鼻咽頭炎 |
上気道感染、副鼻腔炎 |
代謝及び栄養障害 |
― |
― |
糖尿病・高血糖 |
神経系障害 |
― |
頭痛 |
めまい、錯感覚 |
心血管障害 |
― |
心房細動、動悸 |
虚血性心疾患、頻脈 |
呼吸器障害 |
咳嗽 |
口腔咽頭痛 |
鼻漏、気管支痙攣 |
過敏症 |
― |
蕁麻疹 |
血管浮腫、そう痒症、発疹 |
筋骨格系障害 |
― |
筋痙縮 |
筋肉痛、筋骨格痛 |
その他 |
― |
末梢性浮腫 |
胸痛、胸部不快感、口渇 |
13. 過量投与
-
13.1 症状
β2刺激剤の薬理学的作用による症状(頻脈、振戦、動悸、頭痛、悪心、嘔吐、傾眠、心室性不整脈、代謝性アシドーシス、低カリウム血症及び高血糖等)が過度にあらわれるおそれがある。外国において、慢性閉塞性肺疾患患者に対する3,000μgの単回投与で、中等度の脈拍増加、収縮期血圧上昇及びQT間隔延長が認められた。また、本剤1日1回600μgを1年間投与した場合に認められた副作用は、推奨用量を投与した場合と全般的に類似していたが、更に振戦と貧血が認められた。[8.4 参照]
-
13.2 処置
治療剤として心選択性β遮断剤があるが、気管支痙攣を誘発する可能性があるため、使用にあたっては十分に注意すること。
14. 適用上の注意
14.1 薬剤交付時の注意
- 14.1.1 吸入前
-
14.1.2 吸入時
本剤は吸入用カプセルであり、必ず専用の吸入用器具(ブリーズヘラー®)を用いて吸入し、内服しないこと。[7.1 参照]
IDL 150