薬効分類名高リン血症治療剤
一般的名称テナパノル塩酸塩
フォゼベル錠5mg、フォゼベル錠10mg、フォゼベル錠20mg、フォゼベル錠30mg
PHOZEVEL Tablets 5mg, PHOZEVEL Tablets 10mg, PHOZEVEL Tablets 20mg, PHOZEVEL Tablets 30mg
製造販売元/協和キリン株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
エナラプリル
[16.7.1 参照]
健康成人において、エナラプリル及びその活性代謝物の血中濃度の低下が報告されている。
健康成人において本剤とエナラプリル併用時に、エナラプリル及びその活性代謝物のCmax及びAUCが減少した。本剤がOATP2B1を阻害することにより、エナラプリルの吸収を低下させ、血中濃度が低下する可能性がある。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 2歳未満の患者[8.1 参照],[9.7.1 参照],[11.1.1 参照]
- 2.2 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 2.3 機械的消化管閉塞又はその疑いがある患者[8.1 参照],[11.1.1 参照]
4. 効能又は効果
透析中の慢性腎臓病患者における高リン血症の改善
5. 効能又は効果に関連する注意
本剤は血中リンの排泄を促進する薬剤ではないので、食事療法等によるリン摂取制限を考慮すること。
6. 用法及び用量
通常、成人にはテナパノルとして1回5mgを開始用量とし、1日2回、朝食及び夕食直前に経口投与する。以後、症状、血清リン濃度の程度により適宜増減するが、最高用量は1回30mgとする。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 下痢が高頻度に認められている。下痢に伴う口渇や手足のしびれ、強い倦怠感、血圧低下等があらわれた場合には、速やかに主治医に相談するよう患者に指導すること。また、下痢に伴うこれらの症状が認められた場合には、本剤の休薬又は投与の中止を検討し、脱水の是正等の適切な処置を行うこと。[2.1 参照],[2.3 参照],[9.7.1 参照],[9.8 参照],[11.1.1 参照],[13.1 参照]
- 8.2 定期的に血清リン、血清カルシウム及び血清PTH濃度を測定しながら投与すること。血清リン、血清カルシウム及び血清PTH濃度の管理目標値及び測定頻度は、学会のガイドライン等、最新の情報を参考にすること。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。本剤の動物実験(ウサギ)において、母動物の体重減少又は排泄物関連の変化に起因すると考えられる二次的な胎児体重の低値が認められている。また、本剤の代謝物の動物実験(ラット)において臨床最大用量での代謝物の曝露量の3000倍以上の曝露条件下で胎児の形態異常及び変異が認められている。
9.6 授乳婦
**治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。臨床試験(外国人データ)の結果から、ヒトにおいてテナパノルと代謝物の乳汁中への移行は認められなかったが、動物実験(マウス)において出生児の体重低値等が認められている。[16.3.1 参照]
9.7 小児等
- 9.7.1 2歳未満の小児には投与しないこと。下痢及び重度の脱水があらわれるおそれがある。動物実験(幼若ラット(離乳前))において下痢に関連する死亡が認められている。[2.1 参照],[8.1 参照],[11.1.1 参照]
- 9.7.2 2歳以上の小児には投与しないことが望ましい。動物実験(幼若ラット(離乳後))では、成熟ラットに比べて、本剤による下痢に対する忍容性が低い可能性が報告されている。なお、20歳未満の患者を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下しており、下痢による脱水症状を起こしやすいとされている。[8.1 参照],[11.1.1 参照]
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
エナラプリル |
健康成人において、エナラプリル及びその活性代謝物の血中濃度の低下が報告されている。 |
健康成人において本剤とエナラプリル併用時に、エナラプリル及びその活性代謝物のCmax及びAUCが減少した。本剤がOATP2B1を阻害することにより、エナラプリルの吸収を低下させ、血中濃度が低下する可能性がある。 |
13. 過量投与
-
13.1 症状
下痢などの消化器症状があらわれるおそれがある。重度の下痢が発現した場合又は下痢が遷延した場合、脱水に至る可能性がある。[8.1 参照],[11.1.1 参照]
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 2歳未満の患者[8.1 参照],[9.7.1 参照],[11.1.1 参照]
- 2.2 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 2.3 機械的消化管閉塞又はその疑いがある患者[8.1 参照],[11.1.1 参照]
4. 効能又は効果
透析中の慢性腎臓病患者における高リン血症の改善
5. 効能又は効果に関連する注意
本剤は血中リンの排泄を促進する薬剤ではないので、食事療法等によるリン摂取制限を考慮すること。
6. 用法及び用量
通常、成人にはテナパノルとして1回5mgを開始用量とし、1日2回、朝食及び夕食直前に経口投与する。以後、症状、血清リン濃度の程度により適宜増減するが、最高用量は1回30mgとする。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 下痢が高頻度に認められている。下痢に伴う口渇や手足のしびれ、強い倦怠感、血圧低下等があらわれた場合には、速やかに主治医に相談するよう患者に指導すること。また、下痢に伴うこれらの症状が認められた場合には、本剤の休薬又は投与の中止を検討し、脱水の是正等の適切な処置を行うこと。[2.1 参照],[2.3 参照],[9.7.1 参照],[9.8 参照],[11.1.1 参照],[13.1 参照]
- 8.2 定期的に血清リン、血清カルシウム及び血清PTH濃度を測定しながら投与すること。血清リン、血清カルシウム及び血清PTH濃度の管理目標値及び測定頻度は、学会のガイドライン等、最新の情報を参考にすること。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。本剤の動物実験(ウサギ)において、母動物の体重減少又は排泄物関連の変化に起因すると考えられる二次的な胎児体重の低値が認められている。また、本剤の代謝物の動物実験(ラット)において臨床最大用量での代謝物の曝露量の3000倍以上の曝露条件下で胎児の形態異常及び変異が認められている。
9.6 授乳婦
**治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。臨床試験(外国人データ)の結果から、ヒトにおいてテナパノルと代謝物の乳汁中への移行は認められなかったが、動物実験(マウス)において出生児の体重低値等が認められている。[16.3.1 参照]
9.7 小児等
- 9.7.1 2歳未満の小児には投与しないこと。下痢及び重度の脱水があらわれるおそれがある。動物実験(幼若ラット(離乳前))において下痢に関連する死亡が認められている。[2.1 参照],[8.1 参照],[11.1.1 参照]
- 9.7.2 2歳以上の小児には投与しないことが望ましい。動物実験(幼若ラット(離乳後))では、成熟ラットに比べて、本剤による下痢に対する忍容性が低い可能性が報告されている。なお、20歳未満の患者を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下しており、下痢による脱水症状を起こしやすいとされている。[8.1 参照],[11.1.1 参照]
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
エナラプリル |
健康成人において、エナラプリル及びその活性代謝物の血中濃度の低下が報告されている。 |
健康成人において本剤とエナラプリル併用時に、エナラプリル及びその活性代謝物のCmax及びAUCが減少した。本剤がOATP2B1を阻害することにより、エナラプリルの吸収を低下させ、血中濃度が低下する可能性がある。 |
13. 過量投与
-
13.1 症状
下痢などの消化器症状があらわれるおそれがある。重度の下痢が発現した場合又は下痢が遷延した場合、脱水に至る可能性がある。[8.1 参照],[11.1.1 参照]