薬効分類名HCNチャネル遮断薬
一般的名称イバブラジン塩酸塩錠
コララン錠2.5mg、コララン錠5mg、コララン錠7.5mg
CORALAN Tablets, CORALAN Tablets, CORALAN Tablets
製造販売/小野薬品工業株式会社、提携/SERVIER
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
中等度のCYP3A阻害剤
- フルコナゾール等
過度の徐脈があらわれることがあるため、安静時心拍数を十分に観察すること。
CYP3Aによる本剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇する。
心拍数減少作用が減弱することがある。
CYP3Aによる本剤の代謝が促進され、血中濃度が低下する。
QT延長が増強し、高度な不整脈があらわれることがあるため、本剤の適応の可否を慎重に判断し、やむを得ず併用する場合には、心電図検査を行うなど観察を十分に行うこと。
本剤の心拍数減少作用による。
カリウム排泄型利尿剤
- ループ利尿剤、
サイアザイド系利尿剤
高度な不整脈があらわれることがあるため、心電図検査を行うなど観察を十分に行うこと。
本剤の心拍数減少作用により、低カリウム血症による不整脈のリスクが増強するおそれがある。
グレープフルーツジュース
[16.7.5 参照]
過度の徐脈があらわれることがあるため、安静時心拍数を十分に観察すること。
CYP3Aによる本剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇する。
ペースメーカー
十分な心拍数減少が得られないことがある。
ペースメーカーのバックアップレートが60回/分超に設定された場合、目標とする安静時心拍数を得ることができない。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 2.2 不安定又は急性心不全患者[病態が悪化するおそれがある。]
- 2.3 心原性ショックの患者[循環動態が悪化するおそれがある。]
- 2.4 高度の低血圧患者(収縮期血圧が90mmHg未満又は拡張期血圧が50mmHg未満)[血圧が低下するおそれがある。]
- 2.5 洞不全症候群、洞房ブロック又は第三度房室ブロックのある患者(ペースメーカー使用患者を除く)[症状が悪化するおそれがある。]
- 2.6 重度の肝機能障害(Child-Pugh C)のある患者[9.3.1 参照]
- 2.7 **次の薬剤を投与中の患者:リトナビル含有製剤、ジョサマイシン、イトラコナゾール、クラリスロマイシン、コビシスタット含有製剤、ボリコナゾール、エンシトレルビル フマル酸、セリチニブ[10.1 参照]
- 2.8 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]
- 2.9 ベラパミル、ジルチアゼムを投与中の患者[10.1 参照]
4. 効能又は効果
洞調律かつ投与開始時の安静時心拍数が75回/分以上の慢性心不全
ただし、β遮断薬を含む慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る。
5. 効能又は効果に関連する注意
- 5.1 β遮断薬の最大忍容量が投与されても安静時心拍数が75回/分以上の患者に投与すること。また、β遮断薬に対する忍容性がない、禁忌である等、β遮断薬が使用できない患者にも投与できる。
- 5.2 「臨床成績」の項の内容を熟知し、臨床試験に組み入れられた患者の背景(左室駆出率等)を十分に理解した上で、適応患者を選択すること。[17.1 参照]
6. 用法及び用量
通常、成人にはイバブラジンとして、1回2.5mgを1日2回食後経口投与から開始する。開始後は忍容性をみながら、目標とする安静時心拍数が維持できるように、必要に応じ、2週間以上の間隔で段階的に用量を増減する。1回投与量は2.5、5又は7.5mgのいずれかとし、いずれの投与量においても、1日2回食後経口投与とする。なお、患者の状態により適宜減量する。
7. 用法及び用量に関連する注意
- 7.1 本剤の維持量は、安静時心拍数及び忍容性を基に個々の患者に応じて設定すること。目標とする安静時心拍数は50~60回/分とし、安静時心拍数が60回/分を超える場合は段階的に増量、安静時心拍数が50回/分を下回る又は徐脈に関連する症状(めまい、倦怠感、低血圧等)が認められた場合は段階的に減量する。[11.1.1 参照]
- 7.2 1回2.5mg、1日2回食後経口投与において継続して安静時心拍数が50回/分を下回る又は徐脈に関連する症状が認められた場合は、本剤を中止すること。[11.1.1 参照]
- 7.3 本剤を休薬した後、投与を再開する場合には休薬前の用量を超えない用量で再開すること。安静時心拍数が本剤投与開始前値付近の場合には、低用量から投与を開始し、段階的に増量することが望ましい。[11.1.1 参照]
8. 重要な基本的注意
- 8.1 徐脈があらわれるおそれがあるので、定期的に心拍数を測定すること。[11.1.1 参照]
- 8.2 心房細動があらわれるおそれがあるので、定期的に心調律を観察し、動悸等の症状があらわれた場合や心拍数不整が認められた場合等には心電図検査も実施すること。心房細動が発現した場合には、本剤を中止すること。[11.1.4 参照]
- 8.3 光視症、霧視、めまい、ふらつきがあらわれることがあるので、自動車の運転等危険を伴う機械の操作をする際には患者に十分注意させること。また、これらの症状が認められた場合は、自動車の運転等危険を伴う操作に従事しないよう指導すること。[11.1.2 参照]
- 8.4 電気的除細動を行う場合は、洞調律へ回復する際に徐脈があらわれるおそれがあるので、緊急時を除き、本剤の最終投与から24時間以上経過後に行うこと。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 QT延長症候群又はQT延長作用のある薬剤を投与中の患者
本剤投与の可否を慎重に判断し、投与する場合には心電図検査を行う等観察を十分に行うこと。心拍数減少によりQTが更に延長し、トルサード・ド・ポアン等の高度な不整脈を引きおこすおそれがある。[10.2 参照],[11.1.5 参照]
-
9.1.2 頻脈性不整脈(心室性又は上室性)のある患者
本剤には、洞結節機能に支障をきたした頻脈性不整脈に対する心拍数減少作用は期待できないため、頻脈性不整脈に対する標準的な治療を優先すること。
-
9.1.3 第一度及び第二度房室ブロックのある患者
本剤投与の可否を慎重に判断し、投与する場合には心電図検査を行う等観察を十分に行うこと。症状が悪化するおそれがある。[11.1.3 参照]
-
9.1.4 心室内電気伝導障害(脚ブロック)及び心室同期不全のある患者
本剤投与の可否を慎重に判断し、投与する場合には心電図検査を行う等観察を十分に行うこと。症状が悪化するおそれがある。
9.3 肝機能障害患者
-
9.3.1 重度の肝機能障害患者(Child-Pugh C)
投与しないこと。本剤の血中濃度が大きく上昇するおそれがある。[2.6 参照]
9.4 生殖能を有する者
妊娠する可能性のある女性には、本剤投与中及び最終投与後3日間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること。[9.5 参照]
9.5 妊婦
9.6 授乳婦
授乳を避けさせること。ラットで乳汁中へ移行することが報告されており、乳児の心拍数が減少するおそれがある。
9.7 小児等
小児等を対象とした国内臨床試験は実施していない。
10. 相互作用
- 本剤は主にCYP3Aにより代謝される。[16.4 参照]
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
リトナビル含有製剤 ジョサマイシン イトラコナゾール クラリスロマイシン コビシスタット含有製剤 ボリコナゾール エンシトレルビル フマル酸 **セリチニブ |
過度の徐脈があらわれることがある。 |
CYP3Aによる本剤の代謝が強く阻害され、血中濃度が上昇する。 |
過度の徐脈があらわれることがある。 |
CYP3Aによる本剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇する。 |
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
過度の徐脈があらわれることがあるため、安静時心拍数を十分に観察すること。 |
CYP3Aによる本剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇する。 |
|
心拍数減少作用が減弱することがある。 |
CYP3Aによる本剤の代謝が促進され、血中濃度が低下する。 |
|
QT延長が増強し、高度な不整脈があらわれることがあるため、本剤の適応の可否を慎重に判断し、やむを得ず併用する場合には、心電図検査を行うなど観察を十分に行うこと。 |
本剤の心拍数減少作用による。 |
|
高度な不整脈があらわれることがあるため、心電図検査を行うなど観察を十分に行うこと。 |
本剤の心拍数減少作用により、低カリウム血症による不整脈のリスクが増強するおそれがある。 |
|
グレープフルーツジュース |
過度の徐脈があらわれることがあるため、安静時心拍数を十分に観察すること。 |
CYP3Aによる本剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇する。 |
ペースメーカー |
十分な心拍数減少が得られないことがある。 |
ペースメーカーのバックアップレートが60回/分超に設定された場合、目標とする安静時心拍数を得ることができない。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 徐脈
徐脈(心拍数減少を含む)(8.0%)があらわれることがあり、また、徐脈に関連する症状(めまい、倦怠感、低血圧等)があらわれることがある。[7.1 参照],[7.2 参照],[7.3 参照],[8.1 参照]
-
11.1.2 光視症(2.8%)、霧視(0.4%)
光視症は、視野の限られた領域で一過性にまぶしい光を感じたり、光輪現象、像の分離(ストロボ様又は万華鏡様作用)、有色光又は二重像として、投与開始後3ヵ月以内にあらわれることが多い。[8.3 参照]
- 11.1.3 房室ブロック(0.6%)
-
11.1.4 心房細動(0.3%)
心房細動が認められた場合は本剤を中止すること。[8.2 参照]
-
11.1.5 心電図QT延長
心電図QT延長(0.2%)に関連して心室性不整脈(0.1%未満)、心室性頻脈(0.2%)、心室性期外収縮(0.4%)、心室細動(頻度不明)及びトルサード・ド・ポアン(頻度不明)があらわれることがある。[9.1.1 参照],[10.2 参照]
11.2 その他の副作用
1% |
1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|
心臓障害 |
心不全 |
動悸、洞不全症候群 |
|
血管障害 |
高血圧、血圧変動、起立性低血圧、低血圧 |
||
眼障害 |
羞明、視力障害、複視 |
||
胃腸障害 |
便秘、悪心、下痢、腹痛、胃炎、消化不良 |
||
一般・全身障害 |
倦怠感、疲労、無力症 |
||
肝胆道系障害 |
肝機能障害 |
||
腎及び |
腎不全、血中クレアチニン増加 |
||
代謝及び |
糖尿病、高尿酸血症 |
||
精神・神経系障害 |
浮動性めまい、頭痛、失神 |
||
皮膚及び |
そう痒症、発疹 |
**紅斑、じん麻疹、血管性浮腫 |
|
その他 |
呼吸困難、筋痙攣、回転性めまい |
好酸球増加症 |
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 2.2 不安定又は急性心不全患者[病態が悪化するおそれがある。]
- 2.3 心原性ショックの患者[循環動態が悪化するおそれがある。]
- 2.4 高度の低血圧患者(収縮期血圧が90mmHg未満又は拡張期血圧が50mmHg未満)[血圧が低下するおそれがある。]
- 2.5 洞不全症候群、洞房ブロック又は第三度房室ブロックのある患者(ペースメーカー使用患者を除く)[症状が悪化するおそれがある。]
- 2.6 重度の肝機能障害(Child-Pugh C)のある患者[9.3.1 参照]
- 2.7 **次の薬剤を投与中の患者:リトナビル含有製剤、ジョサマイシン、イトラコナゾール、クラリスロマイシン、コビシスタット含有製剤、ボリコナゾール、エンシトレルビル フマル酸、セリチニブ[10.1 参照]
- 2.8 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]
- 2.9 ベラパミル、ジルチアゼムを投与中の患者[10.1 参照]
4. 効能又は効果
洞調律かつ投与開始時の安静時心拍数が75回/分以上の慢性心不全
ただし、β遮断薬を含む慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る。
5. 効能又は効果に関連する注意
- 5.1 β遮断薬の最大忍容量が投与されても安静時心拍数が75回/分以上の患者に投与すること。また、β遮断薬に対する忍容性がない、禁忌である等、β遮断薬が使用できない患者にも投与できる。
- 5.2 「臨床成績」の項の内容を熟知し、臨床試験に組み入れられた患者の背景(左室駆出率等)を十分に理解した上で、適応患者を選択すること。[17.1 参照]
6. 用法及び用量
通常、成人にはイバブラジンとして、1回2.5mgを1日2回食後経口投与から開始する。開始後は忍容性をみながら、目標とする安静時心拍数が維持できるように、必要に応じ、2週間以上の間隔で段階的に用量を増減する。1回投与量は2.5、5又は7.5mgのいずれかとし、いずれの投与量においても、1日2回食後経口投与とする。なお、患者の状態により適宜減量する。
7. 用法及び用量に関連する注意
- 7.1 本剤の維持量は、安静時心拍数及び忍容性を基に個々の患者に応じて設定すること。目標とする安静時心拍数は50~60回/分とし、安静時心拍数が60回/分を超える場合は段階的に増量、安静時心拍数が50回/分を下回る又は徐脈に関連する症状(めまい、倦怠感、低血圧等)が認められた場合は段階的に減量する。[11.1.1 参照]
- 7.2 1回2.5mg、1日2回食後経口投与において継続して安静時心拍数が50回/分を下回る又は徐脈に関連する症状が認められた場合は、本剤を中止すること。[11.1.1 参照]
- 7.3 本剤を休薬した後、投与を再開する場合には休薬前の用量を超えない用量で再開すること。安静時心拍数が本剤投与開始前値付近の場合には、低用量から投与を開始し、段階的に増量することが望ましい。[11.1.1 参照]
8. 重要な基本的注意
- 8.1 徐脈があらわれるおそれがあるので、定期的に心拍数を測定すること。[11.1.1 参照]
- 8.2 心房細動があらわれるおそれがあるので、定期的に心調律を観察し、動悸等の症状があらわれた場合や心拍数不整が認められた場合等には心電図検査も実施すること。心房細動が発現した場合には、本剤を中止すること。[11.1.4 参照]
- 8.3 光視症、霧視、めまい、ふらつきがあらわれることがあるので、自動車の運転等危険を伴う機械の操作をする際には患者に十分注意させること。また、これらの症状が認められた場合は、自動車の運転等危険を伴う操作に従事しないよう指導すること。[11.1.2 参照]
- 8.4 電気的除細動を行う場合は、洞調律へ回復する際に徐脈があらわれるおそれがあるので、緊急時を除き、本剤の最終投与から24時間以上経過後に行うこと。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 QT延長症候群又はQT延長作用のある薬剤を投与中の患者
本剤投与の可否を慎重に判断し、投与する場合には心電図検査を行う等観察を十分に行うこと。心拍数減少によりQTが更に延長し、トルサード・ド・ポアン等の高度な不整脈を引きおこすおそれがある。[10.2 参照],[11.1.5 参照]
-
9.1.2 頻脈性不整脈(心室性又は上室性)のある患者
本剤には、洞結節機能に支障をきたした頻脈性不整脈に対する心拍数減少作用は期待できないため、頻脈性不整脈に対する標準的な治療を優先すること。
-
9.1.3 第一度及び第二度房室ブロックのある患者
本剤投与の可否を慎重に判断し、投与する場合には心電図検査を行う等観察を十分に行うこと。症状が悪化するおそれがある。[11.1.3 参照]
-
9.1.4 心室内電気伝導障害(脚ブロック)及び心室同期不全のある患者
本剤投与の可否を慎重に判断し、投与する場合には心電図検査を行う等観察を十分に行うこと。症状が悪化するおそれがある。
9.3 肝機能障害患者
-
9.3.1 重度の肝機能障害患者(Child-Pugh C)
投与しないこと。本剤の血中濃度が大きく上昇するおそれがある。[2.6 参照]
9.4 生殖能を有する者
妊娠する可能性のある女性には、本剤投与中及び最終投与後3日間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること。[9.5 参照]
9.5 妊婦
9.6 授乳婦
授乳を避けさせること。ラットで乳汁中へ移行することが報告されており、乳児の心拍数が減少するおそれがある。
9.7 小児等
小児等を対象とした国内臨床試験は実施していない。
10. 相互作用
- 本剤は主にCYP3Aにより代謝される。[16.4 参照]
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
リトナビル含有製剤 ジョサマイシン イトラコナゾール クラリスロマイシン コビシスタット含有製剤 ボリコナゾール エンシトレルビル フマル酸 **セリチニブ |
過度の徐脈があらわれることがある。 |
CYP3Aによる本剤の代謝が強く阻害され、血中濃度が上昇する。 |
過度の徐脈があらわれることがある。 |
CYP3Aによる本剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇する。 |
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
過度の徐脈があらわれることがあるため、安静時心拍数を十分に観察すること。 |
CYP3Aによる本剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇する。 |
|
心拍数減少作用が減弱することがある。 |
CYP3Aによる本剤の代謝が促進され、血中濃度が低下する。 |
|
QT延長が増強し、高度な不整脈があらわれることがあるため、本剤の適応の可否を慎重に判断し、やむを得ず併用する場合には、心電図検査を行うなど観察を十分に行うこと。 |
本剤の心拍数減少作用による。 |
|
高度な不整脈があらわれることがあるため、心電図検査を行うなど観察を十分に行うこと。 |
本剤の心拍数減少作用により、低カリウム血症による不整脈のリスクが増強するおそれがある。 |
|
グレープフルーツジュース |
過度の徐脈があらわれることがあるため、安静時心拍数を十分に観察すること。 |
CYP3Aによる本剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇する。 |
ペースメーカー |
十分な心拍数減少が得られないことがある。 |
ペースメーカーのバックアップレートが60回/分超に設定された場合、目標とする安静時心拍数を得ることができない。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 徐脈
徐脈(心拍数減少を含む)(8.0%)があらわれることがあり、また、徐脈に関連する症状(めまい、倦怠感、低血圧等)があらわれることがある。[7.1 参照],[7.2 参照],[7.3 参照],[8.1 参照]
-
11.1.2 光視症(2.8%)、霧視(0.4%)
光視症は、視野の限られた領域で一過性にまぶしい光を感じたり、光輪現象、像の分離(ストロボ様又は万華鏡様作用)、有色光又は二重像として、投与開始後3ヵ月以内にあらわれることが多い。[8.3 参照]
- 11.1.3 房室ブロック(0.6%)
-
11.1.4 心房細動(0.3%)
心房細動が認められた場合は本剤を中止すること。[8.2 参照]
-
11.1.5 心電図QT延長
心電図QT延長(0.2%)に関連して心室性不整脈(0.1%未満)、心室性頻脈(0.2%)、心室性期外収縮(0.4%)、心室細動(頻度不明)及びトルサード・ド・ポアン(頻度不明)があらわれることがある。[9.1.1 参照],[10.2 参照]
11.2 その他の副作用
1% |
1%未満 |
頻度不明 |
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|---|---|---|---|
心臓障害 |
心不全 |
動悸、洞不全症候群 |
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血管障害 |
高血圧、血圧変動、起立性低血圧、低血圧 |
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眼障害 |
羞明、視力障害、複視 |
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胃腸障害 |
便秘、悪心、下痢、腹痛、胃炎、消化不良 |
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一般・全身障害 |
倦怠感、疲労、無力症 |
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肝胆道系障害 |
肝機能障害 |
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腎及び |
腎不全、血中クレアチニン増加 |
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代謝及び |
糖尿病、高尿酸血症 |
||
精神・神経系障害 |
浮動性めまい、頭痛、失神 |
||
皮膚及び |
そう痒症、発疹 |
**紅斑、じん麻疹、血管性浮腫 |
|
その他 |
呼吸困難、筋痙攣、回転性めまい |
好酸球増加症 |