薬効分類名持続性Ca拮抗剤
一般的名称アゼルニジピン錠
アゼルニジピン錠8mg「トーワ」、アゼルニジピン錠16mg「トーワ」
AZELNIDIPINE TABLETS 8mg “TOWA”, AZELNIDIPINE TABLETS 16mg “TOWA”
製造販売元/東和薬品株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
他の降圧剤
過度の降圧が起こるおそれがある。必要があれば他の降圧剤あるいは本剤を減量すること。
作用メカニズムの異なる降圧剤の併用により薬理作用が増強される。
ジゴキシン
ジゴキシンのCmaxが1.5倍、AUCが1.3倍に上昇することが報告されている。必要があればジゴキシンを減量すること。
ジゴキシンの腎排泄(尿細管分泌)及び腎外からの排泄を阻害するためと考えられる。
アゾール系抗真菌剤(併用禁忌の薬剤又はそれ以外の外用剤を除く)
- ホスラブコナゾール等
本剤の作用が増強されるおそれがある。必要があれば本剤を減量又は中止、あるいはこれらの薬剤の投与を中止すること。
これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる。
シメチジン
イマチニブメシル酸塩
マクロライド系抗生物質
- エリスロマイシン等
本剤の作用が増強されるおそれがある。必要があれば本剤を減量あるいはこれらの薬剤の投与を中止すること。
これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる。
シンバスタチン
シンバスタチンのAUCが2.0倍に上昇することが報告されている。必要があれば本剤又はシンバスタチンの投与を中止すること。
これらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる。
シクロスポリン
本剤又はこれらの薬剤の作用が増強されるおそれがある。必要があれば本剤又はこれらの薬剤を減量すること。
これらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる。
ベンゾジアゼピン系薬剤
- ジアゼパム、
- ミダゾラム、
- トリアゾラム等
経口黄体・卵胞ホルモン
- 経口避妊薬等
本剤又はこれらの薬剤の作用が増強されるおそれがある。必要があれば本剤又はこれらの薬剤を減量すること。
これらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる。
タンドスピロンクエン酸塩
本剤の作用が増強されるおそれがある。必要があれば本剤を減量あるいはタンドスピロンクエン酸塩の投与を中止すること。
セロトニン受容体を介した中枢性の血圧降下作用が降圧作用を増強する。
リファンピシン
フェニトイン
フェノバルビタール
本剤の作用が減弱されるおそれがある。
これらの薬剤の代謝酵素誘導作用により、本剤のクリアランスが上昇すると考えられる。
グレープフルーツジュース
本剤の血中濃度が上昇することが報告されている。降圧作用が増強されるおそれがあることから、本剤の服用中はグレープフルーツジュースを飲用しないよう注意すること。
グレープフルーツジュースに含まれる成分がCYP3A4による本剤の代謝を阻害し、クリアランスを低下させるためと考えられる。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]
- 2.2 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 2.3 **,*イトラコナゾール、ミコナゾール(経口剤、注射剤、口腔用剤)、フルコナゾール、ホスフルコナゾール、ボリコナゾール、ポサコナゾール、HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル含有製剤、ダルナビル含有製剤)、コビシスタット含有製剤、ニルマトレルビル・リトナビル、エンシトレルビル フマル酸、クラリスロマイシン、セリチニブを投与中の患者[10.1 参照],[16.7.1 参照]
4. 効能又は効果
高血圧症
6. 用法及び用量
通常、成人にはアゼルニジピンとして8~16mgを1日1回朝食後経口投与する。なお、1回8mgあるいは更に低用量から投与を開始し、症状により適宜増減するが、1日最大16mgまでとする。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。動物実験(ラット)で妊娠前~初期の投与において着床前及び着床後胚死亡率の増加、出生児の体重低下、妊娠期間及び分娩時間の延長が認められている。妊娠末期の投与において妊娠期間及び分娩時間の延長が認められている。[2.1 参照]
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
8mgあるいは更に低用量から投与を開始し、慎重に投与すること。一般に過度の降圧は好ましくないとされている。脳梗塞等が起こるおそれがある。
10. 相互作用
- 本剤は、主としてチトクロームP450 3A4(CYP3A4)で代謝される。[16.4 参照]
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
アゼルニジピン8mgとイトラコナゾール50mg 注1) との併用により本剤のAUCが2.8倍に上昇することが報告されている。 |
これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる。 |
|
HIVプロテアーゼ阻害剤 コビシスタット含有製剤 *ニルマトレルビル・リトナビル *エンシトレルビル フマル酸 |
本剤の作用が増強されるおそれがある。 |
これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる。 |
本剤の作用が増強されるおそれがある。 |
これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる。 |
|
本剤の作用が増強されるおそれがある。 |
これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる。 |
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
他の降圧剤 |
過度の降圧が起こるおそれがある。必要があれば他の降圧剤あるいは本剤を減量すること。 |
作用メカニズムの異なる降圧剤の併用により薬理作用が増強される。 |
ジゴキシン |
ジゴキシンのCmaxが1.5倍、AUCが1.3倍に上昇することが報告されている。必要があればジゴキシンを減量すること。 |
ジゴキシンの腎排泄(尿細管分泌)及び腎外からの排泄を阻害するためと考えられる。 |
本剤の作用が増強されるおそれがある。必要があれば本剤を減量又は中止、あるいはこれらの薬剤の投与を中止すること。 |
これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる。 |
|
本剤の作用が増強されるおそれがある。必要があれば本剤を減量あるいはこれらの薬剤の投与を中止すること。 |
これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる。 |
|
シンバスタチン |
シンバスタチンのAUCが2.0倍に上昇することが報告されている。必要があれば本剤又はシンバスタチンの投与を中止すること。 |
これらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる。 腎機能障害のある患者は特に注意すること。 |
シクロスポリン |
本剤又はこれらの薬剤の作用が増強されるおそれがある。必要があれば本剤又はこれらの薬剤を減量すること。 |
これらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる。 腎機能障害のある患者は特に注意すること。 |
本剤又はこれらの薬剤の作用が増強されるおそれがある。必要があれば本剤又はこれらの薬剤を減量すること。 |
これらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる。 |
|
タンドスピロンクエン酸塩 |
本剤の作用が増強されるおそれがある。必要があれば本剤を減量あるいはタンドスピロンクエン酸塩の投与を中止すること。 |
セロトニン受容体を介した中枢性の血圧降下作用が降圧作用を増強する。 |
リファンピシン フェニトイン フェノバルビタール |
本剤の作用が減弱されるおそれがある。 |
これらの薬剤の代謝酵素誘導作用により、本剤のクリアランスが上昇すると考えられる。 |
グレープフルーツジュース |
本剤の血中濃度が上昇することが報告されている。降圧作用が増強されるおそれがあることから、本剤の服用中はグレープフルーツジュースを飲用しないよう注意すること。 |
グレープフルーツジュースに含まれる成分がCYP3A4による本剤の代謝を阻害し、クリアランスを低下させるためと考えられる。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
11.2 その他の副作用
1~3%未満 |
1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|
過敏症 |
そう痒、発疹 |
**血管性浮腫、光線過敏性反応 |
|
精神神経系 |
頭痛・頭重感 |
立ちくらみ、ふらつき、めまい |
眠気 |
消化器 |
便秘 |
胃部不快感、悪心、腹痛、下痢、歯肉肥厚、口内炎 |
|
循環器 |
動悸、顔面潮紅、ほてり |
||
血液 |
好酸球増多 |
||
肝臓 |
ALT上昇、AST上昇、LDH上昇 |
ALP上昇、総ビリルビン上昇 |
γ-GTP上昇、肝機能異常 |
泌尿器 |
BUN上昇、尿硝子円柱増加 |
クレアチニン上昇、頻尿 |
|
その他 |
尿酸上昇 |
総コレステロール上昇、CK上昇、カリウム上昇、カリウム低下 |
倦怠感、異常感(浮遊感、気分不良等)、浮腫、しびれ、乳び腹水 注2) |
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]
- 2.2 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 2.3 **,*イトラコナゾール、ミコナゾール(経口剤、注射剤、口腔用剤)、フルコナゾール、ホスフルコナゾール、ボリコナゾール、ポサコナゾール、HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル含有製剤、ダルナビル含有製剤)、コビシスタット含有製剤、ニルマトレルビル・リトナビル、エンシトレルビル フマル酸、クラリスロマイシン、セリチニブを投与中の患者[10.1 参照],[16.7.1 参照]
4. 効能又は効果
高血圧症
6. 用法及び用量
通常、成人にはアゼルニジピンとして8~16mgを1日1回朝食後経口投与する。なお、1回8mgあるいは更に低用量から投与を開始し、症状により適宜増減するが、1日最大16mgまでとする。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。動物実験(ラット)で妊娠前~初期の投与において着床前及び着床後胚死亡率の増加、出生児の体重低下、妊娠期間及び分娩時間の延長が認められている。妊娠末期の投与において妊娠期間及び分娩時間の延長が認められている。[2.1 参照]
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
8mgあるいは更に低用量から投与を開始し、慎重に投与すること。一般に過度の降圧は好ましくないとされている。脳梗塞等が起こるおそれがある。
10. 相互作用
- 本剤は、主としてチトクロームP450 3A4(CYP3A4)で代謝される。[16.4 参照]
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
アゼルニジピン8mgとイトラコナゾール50mg 注1) との併用により本剤のAUCが2.8倍に上昇することが報告されている。 |
これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる。 |
|
HIVプロテアーゼ阻害剤 コビシスタット含有製剤 *ニルマトレルビル・リトナビル *エンシトレルビル フマル酸 |
本剤の作用が増強されるおそれがある。 |
これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる。 |
本剤の作用が増強されるおそれがある。 |
これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる。 |
|
本剤の作用が増強されるおそれがある。 |
これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる。 |
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
他の降圧剤 |
過度の降圧が起こるおそれがある。必要があれば他の降圧剤あるいは本剤を減量すること。 |
作用メカニズムの異なる降圧剤の併用により薬理作用が増強される。 |
ジゴキシン |
ジゴキシンのCmaxが1.5倍、AUCが1.3倍に上昇することが報告されている。必要があればジゴキシンを減量すること。 |
ジゴキシンの腎排泄(尿細管分泌)及び腎外からの排泄を阻害するためと考えられる。 |
本剤の作用が増強されるおそれがある。必要があれば本剤を減量又は中止、あるいはこれらの薬剤の投与を中止すること。 |
これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる。 |
|
本剤の作用が増強されるおそれがある。必要があれば本剤を減量あるいはこれらの薬剤の投与を中止すること。 |
これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる。 |
|
シンバスタチン |
シンバスタチンのAUCが2.0倍に上昇することが報告されている。必要があれば本剤又はシンバスタチンの投与を中止すること。 |
これらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる。 腎機能障害のある患者は特に注意すること。 |
シクロスポリン |
本剤又はこれらの薬剤の作用が増強されるおそれがある。必要があれば本剤又はこれらの薬剤を減量すること。 |
これらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる。 腎機能障害のある患者は特に注意すること。 |
本剤又はこれらの薬剤の作用が増強されるおそれがある。必要があれば本剤又はこれらの薬剤を減量すること。 |
これらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる。 |
|
タンドスピロンクエン酸塩 |
本剤の作用が増強されるおそれがある。必要があれば本剤を減量あるいはタンドスピロンクエン酸塩の投与を中止すること。 |
セロトニン受容体を介した中枢性の血圧降下作用が降圧作用を増強する。 |
リファンピシン フェニトイン フェノバルビタール |
本剤の作用が減弱されるおそれがある。 |
これらの薬剤の代謝酵素誘導作用により、本剤のクリアランスが上昇すると考えられる。 |
グレープフルーツジュース |
本剤の血中濃度が上昇することが報告されている。降圧作用が増強されるおそれがあることから、本剤の服用中はグレープフルーツジュースを飲用しないよう注意すること。 |
グレープフルーツジュースに含まれる成分がCYP3A4による本剤の代謝を阻害し、クリアランスを低下させるためと考えられる。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
11.2 その他の副作用
1~3%未満 |
1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|
過敏症 |
そう痒、発疹 |
**血管性浮腫、光線過敏性反応 |
|
精神神経系 |
頭痛・頭重感 |
立ちくらみ、ふらつき、めまい |
眠気 |
消化器 |
便秘 |
胃部不快感、悪心、腹痛、下痢、歯肉肥厚、口内炎 |
|
循環器 |
動悸、顔面潮紅、ほてり |
||
血液 |
好酸球増多 |
||
肝臓 |
ALT上昇、AST上昇、LDH上昇 |
ALP上昇、総ビリルビン上昇 |
γ-GTP上昇、肝機能異常 |
泌尿器 |
BUN上昇、尿硝子円柱増加 |
クレアチニン上昇、頻尿 |
|
その他 |
尿酸上昇 |
総コレステロール上昇、CK上昇、カリウム上昇、カリウム低下 |
倦怠感、異常感(浮遊感、気分不良等)、浮腫、しびれ、乳び腹水 注2) |





