薬効分類名高血圧・狭心症治療剤
一般的名称ニプラジロール
ハイパジールコーワ錠3、ハイパジールコーワ錠6
はいぱじーるこーわじょう3、はいぱじーるこーわじょう6
HYPADIL KOWA Tablets 3, HYPADIL KOWA Tablets 6
製造販売元/興和株式会社
第2版
禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者腎機能障害患者肝機能障害患者妊婦授乳婦小児等高齢者
重大な副作用
頻度
副作用
その他の副作用
部位
頻度
副作用
併用注意
薬剤名等
交感神経系に対し抑制的に作用する他の薬剤
- レセルピン等
臨床症状・措置方法
過剰の交感神経抑制を来すことがあるので、減量するなど注意すること。
機序・危険因子
相互に作用(交感神経抑制作用)を増強させる。
薬剤名等
血糖降下剤
- インスリン アセトヘキサミド等
臨床症状・措置方法
血糖降下作用が増強することがある。また、低血糖症状(頻脈、発汗等)をマスクすることがあるので、血糖値に注意すること。
機序・危険因子
低血糖に伴う交感神経系の症状をマスクしたり、β遮断作用により低血糖の回復を遅らせる。
薬剤名等
カルシウム拮抗剤
- ベラパミル塩酸塩 ジルチアゼム塩酸塩
臨床症状・措置方法
徐脈、房室ブロック等の伝達障害、うっ血性心不全があらわれることがある。併用する場合には、用量に注意すること。
機序・危険因子
相互に作用(陰性変力作用、心刺激伝導抑制作用、降圧作用)を増強させる。
薬剤名等
クロニジン
臨床症状・措置方法
クロニジンの投与中止後のリバウンド現象を増強するおそれがある。β遮断薬を先に中止し、クロニジンを徐々に減量する。
機序・危険因子
クロニジンはα2受容体に選択的に作用し、ノルアドレナリンの遊離を抑制しているため、急激な中止によって血中カテコラミンの上昇が起こる。この時、β遮断薬を併用すると上昇したカテコラミンの作用のうち、α受容体刺激作用だけが残り、急激な血圧上昇が起こる。
薬剤名等
クラスⅠ抗不整脈剤
- ジソピラミド プロカインアミド等
臨床症状・措置方法
過度の心機能抑制があらわれることがあるので、減量するなど注意すること。
機序・危険因子
相互に作用(心機能抑制作用)を増強させる。
薬剤名等
ジギタリス製剤
臨床症状・措置方法
心刺激伝導障害があらわれることがあるので、減量するなど注意すること。
機序・危険因子
相互に作用(心機能抑制作用)を増強させる。
薬剤名等
非ステロイド性抗炎症剤
- インドメタシン等
臨床症状・措置方法
本剤の降圧作用が減弱することがある。
機序・危険因子
非ステロイド性抗炎症剤は、血管拡張作用を有するプロスタグランジンの合成・遊離を阻害する。
薬剤名等
ベルイシグアト
臨床症状・措置方法
症候性低血圧を起こすおそれがある。血圧等患者の状態を継続的に観察しながら慎重に投与すること。
機序・危険因子
細胞内cGMP濃度が増加し、降圧作用を増強するおそれがある。
薬剤名等
降圧作用を有する他の薬剤(降圧薬、硝酸薬等)
臨床症状・措置方法
降圧作用が増強することがある。併用する場合には、用量に注意すること。
機序・危険因子
相互に作用(降圧作用)を増強させる。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 高度の徐脈(著しい洞性徐脈)、房室ブロック(Ⅱ、Ⅲ度)、洞房ブロックのある患者[刺激伝導系に抑制的に作用するため症状を悪化させるおそれがある。]
- 2.2 糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシスのある患者[アシドーシスに伴う心筋収縮力の抑制を助長する可能性がある。]
- 2.3 気管支喘息、気管支痙攣のおそれのある患者[気管支平滑筋を収縮させることがあるので、症状を悪化させるおそれがある。]
- 2.4 心原性ショックのある患者[心拍出量低下作用により症状を悪化させるおそれがある。]
- 2.5 肺高血圧による右心不全のある患者[心拍出量が抑制され、症状が悪化するおそれがある。]
- 2.6 うっ血性心不全のある患者[心筋収縮力を抑制して症状を悪化させるおそれがある。]
- 2.7 *未治療の褐色細胞腫又はパラガングリオーマのある患者[7 参照],[9.1.7 参照]
- 2.8 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]
4. 効能又は効果
本態性高血圧症(軽症~中等症)、狭心症
6. 用法及び用量
通常成人にはニプラジロールとして、1日6~12mgを1日2回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減するが、最高用量は1日18mgとする。
7. 用法及び用量に関連する注意
8. 重要な基本的注意
- 8.1 長期投与の場合は、心機能検査(脈拍、血圧、心電図、X線等)を定期的に行うこと。特に徐脈又は低血圧の症状があらわれた場合には減量又は投与を中止すること。また、必要に応じアトロピンを投与するなど対症療法を行うこと。なお、肝機能、腎機能、血液像等に注意すること。
- 8.2 類似化合物(プロプラノロール塩酸塩)使用中の狭心症のある患者で急に投与を中止したとき、症状が悪化したり、心筋梗塞を起こした症例が報告されているので、休薬を要する場合は徐々に減量し、観察を十分に行うこと。また、患者に医師の指示なしに服薬を中止しないよう注意すること。狭心症以外の適用、例えば高血圧で投与する場合でも、特に高齢者においては同様の注意をすること。[9.8.2 参照]
- 8.3 手術前24時間は投与しないことが望ましい。
- 8.4 めまい、ふらつきがあらわれることがあるので、本剤投与中の患者(特に投与初期)には、高所作業、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させること。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
- 9.1.1 甲状腺中毒症のある患者休薬を要する場合には徐々に減量し、観察を十分に行うこと。急に投与を中止すると、症状を悪化させることがある。
- 9.1.2 うっ血性心不全のおそれのある患者観察を十分に行い、ジギタリス剤を併用するなど慎重に投与すること。心筋収縮力を抑制して心不全を顕在化させるおそれがある。[11.1.1 参照]
- 9.1.3 特発性低血糖症、コントロール不十分な糖尿病、長期間絶食状態の患者血糖値に注意すること。低血糖の前駆症状である頻脈等の交感神経系反応をマスクしやすい。
- 9.1.4 徐脈、房室ブロック(Ⅰ度)のある患者心機能の悪化に注意すること。心刺激伝導系を抑制し、症状を悪化させるおそれがある。[11.1.1 参照]
- 9.1.5 末梢循環障害のある患者(レイノー症候群、間欠性跛行症等)末梢血管の拡張を抑制し、症状を悪化させるおそれがある。
- 9.1.6 異型狭心症のある患者症状を悪化させるおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。動物実験で、高用量投与により胎児の死亡率増加及び発育抑制、死産児数の増加、新生児生存率の低下が報告されている。[2.8 参照]
9.6 授乳婦
本剤投与中は授乳を避けさせること。動物実験で母乳中へ移行することが報告されている。
9.7 小児等
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
- 9.8.1 少量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。脳梗塞等が起こるおそれがあるため、一般に過度の降圧は好ましくないとされている。
- 9.8.2 休薬を要する場合は、徐々に減量すること。[8.2 参照]
10. 相互作用
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
|
併用により、降圧作用が増強され、過度に血圧を低下させることがある。
|
本剤はcGMPの産生を促進し、一方、ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤はcGMPの分解を抑制することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介する本剤の降圧作用が増強する。
|
|
|
併用により、降圧作用が増強され、過度に血圧を低下させることがある。
|
本剤とリオシグアトは、ともにcGMPの産生を促進することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介する本剤の降圧作用が増強する。
|
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
|
交感神経系に対し抑制的に作用する他の薬剤
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過剰の交感神経抑制を来すことがあるので、減量するなど注意すること。
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相互に作用(交感神経抑制作用)を増強させる。
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|
血糖降下剤
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血糖降下作用が増強することがある。また、低血糖症状(頻脈、発汗等)をマスクすることがあるので、血糖値に注意すること。
|
低血糖に伴う交感神経系の症状をマスクしたり、β遮断作用により低血糖の回復を遅らせる。
|
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カルシウム拮抗剤
|
徐脈、房室ブロック等の伝達障害、うっ血性心不全があらわれることがある。併用する場合には、用量に注意すること。
|
相互に作用(陰性変力作用、心刺激伝導抑制作用、降圧作用)を増強させる。
|
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クロニジン
|
クロニジンの投与中止後のリバウンド現象を増強するおそれがある。β遮断薬を先に中止し、クロニジンを徐々に減量する。
|
クロニジンはα2受容体に選択的に作用し、ノルアドレナリンの遊離を抑制しているため、急激な中止によって血中カテコラミンの上昇が起こる。この時、β遮断薬を併用すると上昇したカテコラミンの作用のうち、α受容体刺激作用だけが残り、急激な血圧上昇が起こる。
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クラスⅠ抗不整脈剤
|
過度の心機能抑制があらわれることがあるので、減量するなど注意すること。
|
相互に作用(心機能抑制作用)を増強させる。
|
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ジギタリス製剤
|
心刺激伝導障害があらわれることがあるので、減量するなど注意すること。
|
相互に作用(心機能抑制作用)を増強させる。
|
|
非ステロイド性抗炎症剤
|
本剤の降圧作用が減弱することがある。
|
非ステロイド性抗炎症剤は、血管拡張作用を有するプロスタグランジンの合成・遊離を阻害する。
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ベルイシグアト
|
症候性低血圧を起こすおそれがある。血圧等患者の状態を継続的に観察しながら慎重に投与すること。
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細胞内cGMP濃度が増加し、降圧作用を増強するおそれがある。
|
|
降圧作用を有する他の薬剤(降圧薬、硝酸薬等)
|
降圧作用が増強することがある。併用する場合には、用量に注意すること。
|
相互に作用(降圧作用)を増強させる。
|
11. 副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
発現頻度は使用成績調査を含む。
注)β遮断薬の投与によりあらわれたとの報告がある。
11.1 重大な副作用
- 11.1.1 心不全、完全房室ブロック、洞停止、高度徐脈(0.1%未満) [9.1.2 参照],[9.1.4 参照]
11.2 その他の副作用
|
0.1~1.0%
|
0.1%未満
|
頻度不明
|
|
|---|---|---|---|
|
過敏症
|
発疹、そう痒感
|
||
|
精神神経系
|
めまい・ふらつき、頭痛・頭重
|
しびれ感、もうろう状態、眠気、不眠
|
|
|
眼
|
霧視
|
涙液分泌減少等注)
|
|
|
感覚器
|
耳鳴、味覚障害
|
||
|
消化器
|
悪心・嘔吐、食欲不振、腹痛、腹部不快感、胸やけ、下痢、便秘、口渇
|
||
|
肝臓
|
AST、ALT、γGTP、LAP、LDHの上昇
|
||
|
代謝系
|
尿酸値の上昇、CK、AL-Pの上昇、糖尿病悪化、高脂血症
|
||
|
循環器
|
徐脈
|
末梢循環障害、胸痛、心胸郭比増大、動悸、不整脈感、不整脈、房室解離、PQ延長、熱感、浮腫
|
|
|
呼吸器
|
喘息様症状、息切れ、咳、咽頭不快感、鼻閉、鼻出血
|
||
|
血液
|
白血球増多、白血球減少、好酸球増多、血小板減少
|
||
|
腎臓
|
BUN上昇、尿量減少、クレアチニン上昇
|
||
|
その他
|
脱力倦怠感
|
睾丸痛、性欲亢進、発汗、疼痛(四肢)、肩こり、頚部硬直、嗄声
|
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 高度の徐脈(著しい洞性徐脈)、房室ブロック(Ⅱ、Ⅲ度)、洞房ブロックのある患者[刺激伝導系に抑制的に作用するため症状を悪化させるおそれがある。]
- 2.2 糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシスのある患者[アシドーシスに伴う心筋収縮力の抑制を助長する可能性がある。]
- 2.3 気管支喘息、気管支痙攣のおそれのある患者[気管支平滑筋を収縮させることがあるので、症状を悪化させるおそれがある。]
- 2.4 心原性ショックのある患者[心拍出量低下作用により症状を悪化させるおそれがある。]
- 2.5 肺高血圧による右心不全のある患者[心拍出量が抑制され、症状が悪化するおそれがある。]
- 2.6 うっ血性心不全のある患者[心筋収縮力を抑制して症状を悪化させるおそれがある。]
- 2.7 *未治療の褐色細胞腫又はパラガングリオーマのある患者[7 参照],[9.1.7 参照]
- 2.8 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]
4. 効能又は効果
本態性高血圧症(軽症~中等症)、狭心症
6. 用法及び用量
通常成人にはニプラジロールとして、1日6~12mgを1日2回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減するが、最高用量は1日18mgとする。
7. 用法及び用量に関連する注意
8. 重要な基本的注意
- 8.1 長期投与の場合は、心機能検査(脈拍、血圧、心電図、X線等)を定期的に行うこと。特に徐脈又は低血圧の症状があらわれた場合には減量又は投与を中止すること。また、必要に応じアトロピンを投与するなど対症療法を行うこと。なお、肝機能、腎機能、血液像等に注意すること。
- 8.2 類似化合物(プロプラノロール塩酸塩)使用中の狭心症のある患者で急に投与を中止したとき、症状が悪化したり、心筋梗塞を起こした症例が報告されているので、休薬を要する場合は徐々に減量し、観察を十分に行うこと。また、患者に医師の指示なしに服薬を中止しないよう注意すること。狭心症以外の適用、例えば高血圧で投与する場合でも、特に高齢者においては同様の注意をすること。[9.8.2 参照]
- 8.3 手術前24時間は投与しないことが望ましい。
- 8.4 めまい、ふらつきがあらわれることがあるので、本剤投与中の患者(特に投与初期)には、高所作業、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させること。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
- 9.1.1 甲状腺中毒症のある患者休薬を要する場合には徐々に減量し、観察を十分に行うこと。急に投与を中止すると、症状を悪化させることがある。
- 9.1.2 うっ血性心不全のおそれのある患者観察を十分に行い、ジギタリス剤を併用するなど慎重に投与すること。心筋収縮力を抑制して心不全を顕在化させるおそれがある。[11.1.1 参照]
- 9.1.3 特発性低血糖症、コントロール不十分な糖尿病、長期間絶食状態の患者血糖値に注意すること。低血糖の前駆症状である頻脈等の交感神経系反応をマスクしやすい。
- 9.1.4 徐脈、房室ブロック(Ⅰ度)のある患者心機能の悪化に注意すること。心刺激伝導系を抑制し、症状を悪化させるおそれがある。[11.1.1 参照]
- 9.1.5 末梢循環障害のある患者(レイノー症候群、間欠性跛行症等)末梢血管の拡張を抑制し、症状を悪化させるおそれがある。
- 9.1.6 異型狭心症のある患者症状を悪化させるおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。動物実験で、高用量投与により胎児の死亡率増加及び発育抑制、死産児数の増加、新生児生存率の低下が報告されている。[2.8 参照]
9.6 授乳婦
本剤投与中は授乳を避けさせること。動物実験で母乳中へ移行することが報告されている。
9.7 小児等
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
- 9.8.1 少量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。脳梗塞等が起こるおそれがあるため、一般に過度の降圧は好ましくないとされている。
- 9.8.2 休薬を要する場合は、徐々に減量すること。[8.2 参照]
10. 相互作用
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
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併用により、降圧作用が増強され、過度に血圧を低下させることがある。
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本剤はcGMPの産生を促進し、一方、ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤はcGMPの分解を抑制することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介する本剤の降圧作用が増強する。
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併用により、降圧作用が増強され、過度に血圧を低下させることがある。
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本剤とリオシグアトは、ともにcGMPの産生を促進することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介する本剤の降圧作用が増強する。
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10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
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交感神経系に対し抑制的に作用する他の薬剤
|
過剰の交感神経抑制を来すことがあるので、減量するなど注意すること。
|
相互に作用(交感神経抑制作用)を増強させる。
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血糖降下剤
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血糖降下作用が増強することがある。また、低血糖症状(頻脈、発汗等)をマスクすることがあるので、血糖値に注意すること。
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低血糖に伴う交感神経系の症状をマスクしたり、β遮断作用により低血糖の回復を遅らせる。
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カルシウム拮抗剤
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徐脈、房室ブロック等の伝達障害、うっ血性心不全があらわれることがある。併用する場合には、用量に注意すること。
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相互に作用(陰性変力作用、心刺激伝導抑制作用、降圧作用)を増強させる。
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クロニジン
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クロニジンの投与中止後のリバウンド現象を増強するおそれがある。β遮断薬を先に中止し、クロニジンを徐々に減量する。
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クロニジンはα2受容体に選択的に作用し、ノルアドレナリンの遊離を抑制しているため、急激な中止によって血中カテコラミンの上昇が起こる。この時、β遮断薬を併用すると上昇したカテコラミンの作用のうち、α受容体刺激作用だけが残り、急激な血圧上昇が起こる。
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クラスⅠ抗不整脈剤
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過度の心機能抑制があらわれることがあるので、減量するなど注意すること。
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相互に作用(心機能抑制作用)を増強させる。
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ジギタリス製剤
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心刺激伝導障害があらわれることがあるので、減量するなど注意すること。
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相互に作用(心機能抑制作用)を増強させる。
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非ステロイド性抗炎症剤
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本剤の降圧作用が減弱することがある。
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非ステロイド性抗炎症剤は、血管拡張作用を有するプロスタグランジンの合成・遊離を阻害する。
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ベルイシグアト
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症候性低血圧を起こすおそれがある。血圧等患者の状態を継続的に観察しながら慎重に投与すること。
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細胞内cGMP濃度が増加し、降圧作用を増強するおそれがある。
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降圧作用を有する他の薬剤(降圧薬、硝酸薬等)
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降圧作用が増強することがある。併用する場合には、用量に注意すること。
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相互に作用(降圧作用)を増強させる。
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11. 副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
発現頻度は使用成績調査を含む。
注)β遮断薬の投与によりあらわれたとの報告がある。
11.1 重大な副作用
- 11.1.1 心不全、完全房室ブロック、洞停止、高度徐脈(0.1%未満) [9.1.2 参照],[9.1.4 参照]
11.2 その他の副作用
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0.1~1.0%
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0.1%未満
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頻度不明
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過敏症
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発疹、そう痒感
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精神神経系
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めまい・ふらつき、頭痛・頭重
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しびれ感、もうろう状態、眠気、不眠
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眼
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霧視
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涙液分泌減少等注)
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感覚器
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耳鳴、味覚障害
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消化器
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悪心・嘔吐、食欲不振、腹痛、腹部不快感、胸やけ、下痢、便秘、口渇
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肝臓
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AST、ALT、γGTP、LAP、LDHの上昇
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代謝系
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尿酸値の上昇、CK、AL-Pの上昇、糖尿病悪化、高脂血症
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循環器
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徐脈
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末梢循環障害、胸痛、心胸郭比増大、動悸、不整脈感、不整脈、房室解離、PQ延長、熱感、浮腫
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呼吸器
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喘息様症状、息切れ、咳、咽頭不快感、鼻閉、鼻出血
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血液
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白血球増多、白血球減少、好酸球増多、血小板減少
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腎臓
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BUN上昇、尿量減少、クレアチニン上昇
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その他
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脱力倦怠感
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睾丸痛、性欲亢進、発汗、疼痛(四肢)、肩こり、頚部硬直、嗄声
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その他詳細情報
日本標準商品分類番号
872149
ブランドコード
2149021F1031, 2149021F2020
承認番号
21300AMZ00146, 20200AMZ00216
販売開始年月
1988-11, 1990-09
貯法
室温保存、室温保存
有効期間
3年、3年
規制区分
12, 12
直径約6mm
厚さ約2.4mm
重量78mg
530
直径7mm
厚さ約2.3mm
重量120mg
531