薬効分類名頻脈性不整脈・狭心症治療剤
一般的名称ベプリジル塩酸塩水和物錠
ベプリジル塩酸塩錠50mg「TE」、ベプリジル塩酸塩錠100mg「TE」
べぷりじるえんさんえんじょう50mg、べぷりじるえんさんえんじょう100mg
Bepridil Hydrochloride Tablets 50mg「TE」, Bepridil Hydrochloride Tablets 100mg「TE」
製造販売元/トーアエイヨー株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
血清カリウム値を低下させる薬剤
- 利尿剤等
不整脈を誘発することがある(本剤投与前に血清カリウム濃度を測定し、低カリウム血症の場合はあらかじめ適切な処置を行った後、本剤を投与すること)。
カリウム値が低下すると房室伝導が抑制され、本剤の投与により新たな不整脈を誘発することがある。
QTを延長する薬剤
- キニジン等
不整脈を誘発することがある。
本剤はQT延長作用があり、併用による過度のQT延長が考えられる。
ジゴキシン
ジゴキシンの中毒症状(頭痛、嘔気、めまい等)があらわれることがあるので、必要があればジゴキシンを減量する。
ジゴキシンの腎及び腎外クリアランスを減少させ、ジゴキシンの血中濃度を上昇させると考えられる。
β遮断薬
- プロプラノロール塩酸塩等
徐脈があらわれることがある。
本剤及びβ遮断薬は相互に房室伝導抑制作用を有する。
Ca拮抗薬
- ベラパミル塩酸塩等
徐脈があらわれることがある。
本剤及びCa拮抗薬は相互に房室伝導抑制作用を有する。
1. 警告
持続性心房細動患者を対象とした国内臨床試験において、心室頻拍から死亡に至った症例がみられ、心房細動及び心房粗動の患者を対象とした臨床研究において、Torsade de pointesを0.9%(4/459例)に発現したとの報告があるので、過度のQT延長、Torsade de pointesの発現に十分注意すること。[11.1.1 参照],[17.1.1 参照]
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 うっ血性心不全のある患者[心不全を悪化させるおそれがある。]
- 2.2 高度の刺激伝導障害(房室ブロック、洞房ブロック)のある患者[刺激伝導をさらに抑制し、完全房室ブロックや高度の徐脈を引き起こすおそれがある。][9.1.2 参照]
- 2.3 著明な洞性徐脈のある患者[洞機能を抑制する作用があり、より強い徐脈状態となるおそれがある。]
- 2.4 著明なQT延長のある患者[QT延長作用により、新たな不整脈を誘発するおそれがある。]
- 2.5 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]
- 2.6 リトナビル、サキナビルメシル酸塩、アタザナビル硫酸塩、ホスアンプレナビルカルシウム水和物、イトラコナゾール、アミオダロン塩酸塩(注射)、エリグルスタット酒石酸塩、シポニモドフマル酸を投与中の患者[10.1 参照]
8. 重要な基本的注意
- 8.1 本剤は、血中濃度が定常状態に達するまで通常3週間を要する。このためこの間は十分な効果が発現しないことがあるので、増量が必要な場合にはこの期間を過ぎてから行うこと。本剤による催不整脈作用は投与初期ばかりでなく増量時にも起こるおそれがあるので、用量の調整は慎重に行うこと。投与開始後又は増量後、少なくとも3週間は1週間毎に診察、心電図検査を行い、心電図QT間隔の過度の延長あるいは高度の徐脈、血圧低下、心拡大等の異常所見が認められた場合には、直ちに減量又は投与を中止すること。
- 8.2 本剤の投与に際しては頻回に患者の状態を観察し、定期的に心電図、脈拍、血圧、心胸比を調べること。診察時には原則として心電図を測定し、過度のPQの延長、QRS幅の増大、QTの延長、徐脈、血圧低下等の異常所見が認められた場合には、直ちに減量又は投与を中止し、電解質等の血液検査を実施すること。[9.1.1 参照],[9.1.8 参照],[9.8.1 参照]
- 8.3 本剤投与前に血清カリウム濃度を測定し、低カリウム血症の場合にはあらかじめ適切な処置を行った後、本剤を投与すること。
- 8.4 本剤投与中に間質性肺炎(投与開始4ヶ月以内に多い)があらわれることがあり、致死的な場合もあるので、臨床症状を十分に観察し、定期的に胸部X線等の検査を実施すること。[11.1.3 参照]
- 8.5 カルシウム拮抗剤の投与を急に中止したとき、症状が悪化した症例が報告されているので、本剤の休薬を要する場合は観察を十分に行うこと。また、患者に医師の指示なしに服薬を中止しないように注意すること。
- 8.6 めまい等があらわれることがあるので、自動車の運転等、危険を伴う機械の操作に従事する際には注意するよう患者に十分に説明すること。
- 8.8 心房細動患者の細動停止後も、洞調律維持を目的として投与されるが、安全使用の観点から漫然と投与することを避けるため、本剤の投与開始時又は増量時から定期的に、患者の心電図や臨床症状等を十分に観察し、必要に応じて減量又は休薬についても考慮すること。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 基礎心疾患(心筋梗塞、弁膜症、心筋症等)のある患者
心室頻拍、心室細動が発現するおそれが高い。特に、心不全を来すおそれのある患者では、本剤を少量から開始するなど投与量に十分注意するとともに、頻回に心電図検査を実施し、開始後1~2週間は入院させること。[8.2 参照]
-
9.1.2 刺激伝導障害(房室ブロック、洞房ブロック、脚ブロック等)のある患者[ただし、高度の刺激伝導障害(房室ブロック、洞房ブロック)のある患者を除く]
刺激伝導抑制作用により、これらの障害をさらに悪化させるおそれがある。[2.2 参照]
-
9.1.3 重篤な心室機能障害のある患者
心室機能を抑制する作用により、より強い心室機能障害を起こすおそれがある。
-
9.1.4 過度に血圧の低い患者
さらに血圧を下げるおそれがある。
-
9.1.5 血清カリウム低下やマグネシウム低下などの電解質異常のある患者
QT延長により、新たな不整脈を誘発することがある。
-
9.1.6 U波を認めた患者
U波を認めた患者の中に、失神発作例が報告されている。
-
9.1.7 クモ膜下出血や頭蓋内出血の患者
QT延長があらわれやすい。
-
9.1.8 他の抗不整脈薬を併用している患者
本剤を少量から開始するなど投与量に十分注意するとともに、頻回に心電図検査を実施すること。有効性、安全性が確立していない。[8.2 参照]
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。生殖・発生毒性試験(ラット)で分娩障害、出生児の体重増加抑制及び生存率の低下が報告されている。[2.5 参照]
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。ラットで乳汁中への移行が報告されている。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
- 9.8.1 入院させて投与を開始することが望ましい。本剤を少量から開始するなど投与量に十分注意するとともに、頻回に心電図検査を実施すること。[8.2 参照]
- 9.8.2 慎重に投与すること。一般に高齢者では、肝・腎機能が低下していることが多く、また、体重が少ない傾向があるなど副作用が発現しやすい。
10. 相互作用
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
心室頻拍等の重篤な副作用を起こすおそれがある。 |
これらの薬剤のチトクロームP450に対する競合的阻害作用により、併用した場合、本剤の血中濃度が大幅に上昇することが予測される。 |
|
本剤の血中濃度上昇により、QT延長が発現する可能性がある。 |
これらの薬剤のチトクロームP450に対する阻害作用により、本剤の代謝が阻害される可能性がある。 |
|
併用によりTorsade de pointesを起こすことがある。 |
併用によりQT延長作用が相加的に増強すると考えられる。 |
|
併用によりQT延長等を生じるおそれがある。 |
併用によりQT延長作用が相加的に増強すると考えられる。 |
|
併用によりTorsade de pointes等の重篤な不整脈を生じるおそれがある。 |
シポニモドフマル酸の投与により心拍数が減少するため、併用により不整脈を増強するおそれがある。 |
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
不整脈を誘発することがある(本剤投与前に血清カリウム濃度を測定し、低カリウム血症の場合はあらかじめ適切な処置を行った後、本剤を投与すること)。 |
カリウム値が低下すると房室伝導が抑制され、本剤の投与により新たな不整脈を誘発することがある。 |
|
不整脈を誘発することがある。 |
本剤はQT延長作用があり、併用による過度のQT延長が考えられる。 |
|
ジゴキシン |
ジゴキシンの中毒症状(頭痛、嘔気、めまい等)があらわれることがあるので、必要があればジゴキシンを減量する。 |
ジゴキシンの腎及び腎外クリアランスを減少させ、ジゴキシンの血中濃度を上昇させると考えられる。 |
徐脈があらわれることがある。 |
本剤及びβ遮断薬は相互に房室伝導抑制作用を有する。 |
|
徐脈があらわれることがある。 |
本剤及びCa拮抗薬は相互に房室伝導抑制作用を有する。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 QT延長(4.2%)、心室頻拍(Torsade de pointesを含む)(0.2%)、心室細動(頻度不明)、洞停止(0.1%未満)、房室ブロック(0.1%未満)
QT延長、心室頻拍(Torsade de pointesを含む)、心室細動、洞停止、房室ブロック、アダムス・ストークス症候群があらわれることがあるので、定期的かつ必要に応じて心電図検査を行い、異常な変動や症状が認められた場合には投与を中止し、リドカイン、硫酸マグネシウム水和物、イソプレナリン塩酸塩の静注、除細動やペーシング等の適切な処置を行うこと。[1 参照],[17.1.1 参照]
-
11.1.2 無顆粒球症(頻度不明)
無顆粒球症(初期症状:発熱、下痢、貧血、全身倦怠等)が報告されている1) 。
-
11.1.3 間質性肺炎(0.1%未満)
致死的な場合もあるので、発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音の異常(捻髪音)等が認められた場合には、直ちに本剤の投与を中止し、速やかに胸部X線等の検査を実施し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。[8.4 参照]
11.2 その他の副作用
0.1~5%未満 |
0.1%未満 |
|
|---|---|---|
循環器 |
徐脈、T波異常、動悸 |
失神発作 |
肝臓 |
AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、γ-GTP上昇、肝機能異常 |
|
血液 |
白血球減少 |
|
精神神経系 |
頭痛、めまい、ふらつき感 |
|
消化器 |
嘔気、胃部不快感、腹部不快感、食欲不振、下痢、便秘、胸やけ、口渇 |
|
過敏症 |
発疹 |
|
その他 |
倦怠感、排尿障害、発熱、胸部不快感、ほてり |
1. 警告
持続性心房細動患者を対象とした国内臨床試験において、心室頻拍から死亡に至った症例がみられ、心房細動及び心房粗動の患者を対象とした臨床研究において、Torsade de pointesを0.9%(4/459例)に発現したとの報告があるので、過度のQT延長、Torsade de pointesの発現に十分注意すること。[11.1.1 参照],[17.1.1 参照]
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 うっ血性心不全のある患者[心不全を悪化させるおそれがある。]
- 2.2 高度の刺激伝導障害(房室ブロック、洞房ブロック)のある患者[刺激伝導をさらに抑制し、完全房室ブロックや高度の徐脈を引き起こすおそれがある。][9.1.2 参照]
- 2.3 著明な洞性徐脈のある患者[洞機能を抑制する作用があり、より強い徐脈状態となるおそれがある。]
- 2.4 著明なQT延長のある患者[QT延長作用により、新たな不整脈を誘発するおそれがある。]
- 2.5 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]
- 2.6 リトナビル、サキナビルメシル酸塩、アタザナビル硫酸塩、ホスアンプレナビルカルシウム水和物、イトラコナゾール、アミオダロン塩酸塩(注射)、エリグルスタット酒石酸塩、シポニモドフマル酸を投与中の患者[10.1 参照]
8. 重要な基本的注意
- 8.1 本剤は、血中濃度が定常状態に達するまで通常3週間を要する。このためこの間は十分な効果が発現しないことがあるので、増量が必要な場合にはこの期間を過ぎてから行うこと。本剤による催不整脈作用は投与初期ばかりでなく増量時にも起こるおそれがあるので、用量の調整は慎重に行うこと。投与開始後又は増量後、少なくとも3週間は1週間毎に診察、心電図検査を行い、心電図QT間隔の過度の延長あるいは高度の徐脈、血圧低下、心拡大等の異常所見が認められた場合には、直ちに減量又は投与を中止すること。
- 8.2 本剤の投与に際しては頻回に患者の状態を観察し、定期的に心電図、脈拍、血圧、心胸比を調べること。診察時には原則として心電図を測定し、過度のPQの延長、QRS幅の増大、QTの延長、徐脈、血圧低下等の異常所見が認められた場合には、直ちに減量又は投与を中止し、電解質等の血液検査を実施すること。[9.1.1 参照],[9.1.8 参照],[9.8.1 参照]
- 8.3 本剤投与前に血清カリウム濃度を測定し、低カリウム血症の場合にはあらかじめ適切な処置を行った後、本剤を投与すること。
- 8.4 本剤投与中に間質性肺炎(投与開始4ヶ月以内に多い)があらわれることがあり、致死的な場合もあるので、臨床症状を十分に観察し、定期的に胸部X線等の検査を実施すること。[11.1.3 参照]
- 8.5 カルシウム拮抗剤の投与を急に中止したとき、症状が悪化した症例が報告されているので、本剤の休薬を要する場合は観察を十分に行うこと。また、患者に医師の指示なしに服薬を中止しないように注意すること。
- 8.6 めまい等があらわれることがあるので、自動車の運転等、危険を伴う機械の操作に従事する際には注意するよう患者に十分に説明すること。
- 8.8 心房細動患者の細動停止後も、洞調律維持を目的として投与されるが、安全使用の観点から漫然と投与することを避けるため、本剤の投与開始時又は増量時から定期的に、患者の心電図や臨床症状等を十分に観察し、必要に応じて減量又は休薬についても考慮すること。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 基礎心疾患(心筋梗塞、弁膜症、心筋症等)のある患者
心室頻拍、心室細動が発現するおそれが高い。特に、心不全を来すおそれのある患者では、本剤を少量から開始するなど投与量に十分注意するとともに、頻回に心電図検査を実施し、開始後1~2週間は入院させること。[8.2 参照]
-
9.1.2 刺激伝導障害(房室ブロック、洞房ブロック、脚ブロック等)のある患者[ただし、高度の刺激伝導障害(房室ブロック、洞房ブロック)のある患者を除く]
刺激伝導抑制作用により、これらの障害をさらに悪化させるおそれがある。[2.2 参照]
-
9.1.3 重篤な心室機能障害のある患者
心室機能を抑制する作用により、より強い心室機能障害を起こすおそれがある。
-
9.1.4 過度に血圧の低い患者
さらに血圧を下げるおそれがある。
-
9.1.5 血清カリウム低下やマグネシウム低下などの電解質異常のある患者
QT延長により、新たな不整脈を誘発することがある。
-
9.1.6 U波を認めた患者
U波を認めた患者の中に、失神発作例が報告されている。
-
9.1.7 クモ膜下出血や頭蓋内出血の患者
QT延長があらわれやすい。
-
9.1.8 他の抗不整脈薬を併用している患者
本剤を少量から開始するなど投与量に十分注意するとともに、頻回に心電図検査を実施すること。有効性、安全性が確立していない。[8.2 参照]
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。生殖・発生毒性試験(ラット)で分娩障害、出生児の体重増加抑制及び生存率の低下が報告されている。[2.5 参照]
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。ラットで乳汁中への移行が報告されている。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
- 9.8.1 入院させて投与を開始することが望ましい。本剤を少量から開始するなど投与量に十分注意するとともに、頻回に心電図検査を実施すること。[8.2 参照]
- 9.8.2 慎重に投与すること。一般に高齢者では、肝・腎機能が低下していることが多く、また、体重が少ない傾向があるなど副作用が発現しやすい。
10. 相互作用
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
心室頻拍等の重篤な副作用を起こすおそれがある。 |
これらの薬剤のチトクロームP450に対する競合的阻害作用により、併用した場合、本剤の血中濃度が大幅に上昇することが予測される。 |
|
本剤の血中濃度上昇により、QT延長が発現する可能性がある。 |
これらの薬剤のチトクロームP450に対する阻害作用により、本剤の代謝が阻害される可能性がある。 |
|
併用によりTorsade de pointesを起こすことがある。 |
併用によりQT延長作用が相加的に増強すると考えられる。 |
|
併用によりQT延長等を生じるおそれがある。 |
併用によりQT延長作用が相加的に増強すると考えられる。 |
|
併用によりTorsade de pointes等の重篤な不整脈を生じるおそれがある。 |
シポニモドフマル酸の投与により心拍数が減少するため、併用により不整脈を増強するおそれがある。 |
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
不整脈を誘発することがある(本剤投与前に血清カリウム濃度を測定し、低カリウム血症の場合はあらかじめ適切な処置を行った後、本剤を投与すること)。 |
カリウム値が低下すると房室伝導が抑制され、本剤の投与により新たな不整脈を誘発することがある。 |
|
不整脈を誘発することがある。 |
本剤はQT延長作用があり、併用による過度のQT延長が考えられる。 |
|
ジゴキシン |
ジゴキシンの中毒症状(頭痛、嘔気、めまい等)があらわれることがあるので、必要があればジゴキシンを減量する。 |
ジゴキシンの腎及び腎外クリアランスを減少させ、ジゴキシンの血中濃度を上昇させると考えられる。 |
徐脈があらわれることがある。 |
本剤及びβ遮断薬は相互に房室伝導抑制作用を有する。 |
|
徐脈があらわれることがある。 |
本剤及びCa拮抗薬は相互に房室伝導抑制作用を有する。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 QT延長(4.2%)、心室頻拍(Torsade de pointesを含む)(0.2%)、心室細動(頻度不明)、洞停止(0.1%未満)、房室ブロック(0.1%未満)
QT延長、心室頻拍(Torsade de pointesを含む)、心室細動、洞停止、房室ブロック、アダムス・ストークス症候群があらわれることがあるので、定期的かつ必要に応じて心電図検査を行い、異常な変動や症状が認められた場合には投与を中止し、リドカイン、硫酸マグネシウム水和物、イソプレナリン塩酸塩の静注、除細動やペーシング等の適切な処置を行うこと。[1 参照],[17.1.1 参照]
-
11.1.2 無顆粒球症(頻度不明)
無顆粒球症(初期症状:発熱、下痢、貧血、全身倦怠等)が報告されている1) 。
-
11.1.3 間質性肺炎(0.1%未満)
致死的な場合もあるので、発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音の異常(捻髪音)等が認められた場合には、直ちに本剤の投与を中止し、速やかに胸部X線等の検査を実施し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。[8.4 参照]
11.2 その他の副作用
0.1~5%未満 |
0.1%未満 |
|
|---|---|---|
循環器 |
徐脈、T波異常、動悸 |
失神発作 |
肝臓 |
AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、γ-GTP上昇、肝機能異常 |
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血液 |
白血球減少 |
|
精神神経系 |
頭痛、めまい、ふらつき感 |
|
消化器 |
嘔気、胃部不快感、腹部不快感、食欲不振、下痢、便秘、胸やけ、口渇 |
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過敏症 |
発疹 |
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その他 |
倦怠感、排尿障害、発熱、胸部不快感、ほてり |





