薬効分類名プロスタグランジンF₂α誘導体
緑内障・高眼圧症治療剤

一般的名称ラタノプロスト

キサラタン点眼液0.005%

きさらたんてんがんえき0.005%

Xalatan Eye Drops

製造販売元/ヴィアトリス製薬合同会社

第3版
禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者妊婦授乳婦小児等高齢者

重大な副作用

頻度
副作用
頻度不明
虹彩色素沈着(2.37%注)

その他の副作用

部位
頻度
副作用
5%以上
5%未満
頻度不明
5%未満
頻度不明
頻度不明
5%未満
しみる等の眼刺激症状そう痒眼痛霧視前房細胞析出流涙睫毛の異常(睫毛が濃く太く長くなる)異物感等の眼の異常感
頻度不明
心臓・血管
頻度不明
その他
5%未満
その他
頻度不明

併用注意

薬剤名等

プロスタグランジン系点眼薬

  • イソプロピルウノプロストン
    ビマトプロスト等
臨床症状・措置方法

眼圧上昇がみられたとの報告がある,

機序・危険因子

機序不明

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

3. 組成・性状

3.1 組成

キサラタン点眼液0.005%

有効成分 1mL中
ラタノプロスト 50μg  
添加剤 ベンザルコニウム塩化物、無水リン酸一水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム一水和物、等張化剤

3.2 製剤の性状

キサラタン点眼液0.005%

pH 6.5~6.9
浸透圧比 約1(生理食塩液対比)
性状 無色澄明、無菌水性点眼液

4. 効能又は効果

緑内障、高眼圧症

6. 用法及び用量

1回1滴、1日1回点眼する。

7. 用法及び用量に関連する注意

頻回投与により眼圧下降作用が減弱する可能性があるので、1日1回を超えて投与しないこと。

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 本剤の投与により、虹彩色素沈着(メラニンの増加)があらわれることがある。投与に際しては虹彩色素沈着及び色調変化について患者に十分説明しておくこと。この色素沈着は投与により徐々に増加し、投与中止により停止するが、投与中止後消失しないことが報告されている。また、虹彩色素沈着による色調変化があらわれる可能性があり、特に片眼治療の場合、左右眼で虹彩の色調に差が生じる可能性がある。褐色を基調とする虹彩の患者において、虹彩色素沈着が多く報告されているが、虹彩の変色が軽度であり、臨床所見によって発見されないことが多い。[11.1.1 参照]
  2. 8.2 本剤投与中に角膜上皮障害(点状表層角膜炎、糸状角膜炎、角膜びらん)があらわれることがあるので、しみる、そう痒感、眼痛等の自覚症状が持続する場合には、直ちに受診するよう患者に十分指導すること。
  3. 8.3 本剤の点眼後、一時的に霧視があらわれることがあるため、症状が回復するまで機械類の操作や自動車等の運転には従事させないよう注意すること。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 無水晶体眼又は眼内レンズ挿入眼の患者

    嚢胞様黄斑浮腫を含む黄斑浮腫、及びそれに伴う視力低下を起こすとの報告がある。

  2. 9.1.2 気管支喘息又はその既往歴のある患者

    喘息発作を悪化又は誘発するおそれがある。[15.2 参照]

  3. 9.1.3 眼内炎(虹彩炎、ぶどう膜炎)のある患者

    眼圧上昇がみられたことがある。

  4. 9.1.4 ヘルペスウイルスが潜在している可能性のある患者

    角膜ヘルペスがみられたことがある。

  5. 9.1.5 閉塞隅角緑内障患者

    使用経験が少ない。

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(妊娠ウサギ)における器官形成期投与試験において、臨床用量の約80倍量(5.0μg/kg/日)を静脈内投与したことにより、流産及び後期吸収胚の発現率増加、胎児体重の減少が認められている。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット:静脈内投与)で乳汁中へ移行することが報告されている。

9.7 小児等

小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした国内臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

一般に生理機能が低下している。

10. 相互作用

    10.2 併用注意(併用に注意すること)

    薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

    プロスタグランジン系点眼薬

    • イソプロピルウノプロストン
      ビマトプロスト等

    眼圧上昇がみられたとの報告がある1) ,2)

    機序不明

    11. 副作用

    次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

    11.1 重大な副作用

    1. 11.1.1 虹彩色素沈着(2.37%注)

      患者を定期的に診察し、虹彩色素沈着があらわれた場合には臨床状態に応じて投与を中止すること。[8.1 参照]

    11.2 その他の副作用

    5%以上

    5%未満

    頻度不明

    眼:結膜

    結膜充血

    結膜炎、眼脂、結膜濾胞

    偽眼類天疱瘡

    眼:ぶどう膜

    ぶどう膜炎、虹彩炎

    虹彩嚢腫

    眼:角膜

    角膜上皮障害、点状表層角膜炎、糸状角膜炎、角膜びらん、角膜浮腫

    ヘルペス性角膜炎、角膜沈着物、角膜混濁、潰瘍性角膜炎

    眼:眼瞼

    眼瞼色素沈着、眼瞼炎、眼瞼部多毛、眼瞼浮腫、眼瞼発赤

    眼瞼溝深化

    眼:その他

    しみる等の眼刺激症状、そう痒感、眼痛、霧視、前房細胞析出、流涙、睫毛の異常(睫毛が濃く、太く、長くなる)、異物感等の眼の異常感

    嚢胞様黄斑浮腫を含む黄斑浮腫、及びそれに伴う視力低下、接触性皮膚炎、羞明

    循環器

    動悸、狭心症

    その他

    頭痛、そう痒感、咽頭違和感、嘔気、めまい、胸痛

    喘息、筋肉痛、関節痛、発疹

    注)使用成績調査を含む

    14. 適用上の注意

    14.1 薬剤交付時の注意

    • 患者に対し以下の点に注意するよう指導すること。
      • 薬液汚染防止のため、点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意すること。
      • 点眼に際しては、原則として仰臥位をとり、患眼を開瞼して結膜囊内に点眼し、1~5分間閉瞼して涙囊部を圧迫させた後、開瞼すること。
      • 点眼のとき、液が眼瞼皮膚等についた場合には、すぐにふき取ること。
      • 他の点眼剤を併用する場合には、少なくとも5分間以上間隔をあけてから点眼すること。
      • ベンザルコニウム塩化物によりコンタクトレンズを変色させることがあるので、コンタクトレンズを装用している場合は、点眼前にレンズを外し、15分以上経過後に再装用すること。

    15. その他の注意

    15.1 臨床使用に基づく情報

    外国において、眼局所有害事象として、網膜動脈閉塞、網膜剥離、糖尿病性網膜症に伴う硝子体出血、全身有害事象として、上気道感染症、感冒、インフルエンザ、筋肉痛、関節痛、腰痛、胸痛、狭心症、皮疹、アレルギー性皮膚反応があらわれたとの報告がある。

    15.2 非臨床試験に基づく情報

    ラタノプロストをサルに静脈内投与(2μg/kg)すると一過性の気道抵抗の増加が起こった。しかし、臨床用量(1.5μg/眼)の7倍量のラタノプロストを中等度の気管支喘息患者11例に点眼した場合、肺機能に影響はなかったとの報告がある。[9.1.2 参照]

    2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

    本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

    3. 組成・性状

    3.1 組成

    キサラタン点眼液0.005%

    有効成分 1mL中
    ラタノプロスト 50μg  
    添加剤 ベンザルコニウム塩化物、無水リン酸一水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム一水和物、等張化剤

    3.2 製剤の性状

    キサラタン点眼液0.005%

    pH 6.5~6.9
    浸透圧比 約1(生理食塩液対比)
    性状 無色澄明、無菌水性点眼液

    4. 効能又は効果

    緑内障、高眼圧症

    6. 用法及び用量

    1回1滴、1日1回点眼する。

    7. 用法及び用量に関連する注意

    頻回投与により眼圧下降作用が減弱する可能性があるので、1日1回を超えて投与しないこと。

    8. 重要な基本的注意

    1. 8.1 本剤の投与により、虹彩色素沈着(メラニンの増加)があらわれることがある。投与に際しては虹彩色素沈着及び色調変化について患者に十分説明しておくこと。この色素沈着は投与により徐々に増加し、投与中止により停止するが、投与中止後消失しないことが報告されている。また、虹彩色素沈着による色調変化があらわれる可能性があり、特に片眼治療の場合、左右眼で虹彩の色調に差が生じる可能性がある。褐色を基調とする虹彩の患者において、虹彩色素沈着が多く報告されているが、虹彩の変色が軽度であり、臨床所見によって発見されないことが多い。[11.1.1 参照]
    2. 8.2 本剤投与中に角膜上皮障害(点状表層角膜炎、糸状角膜炎、角膜びらん)があらわれることがあるので、しみる、そう痒感、眼痛等の自覚症状が持続する場合には、直ちに受診するよう患者に十分指導すること。
    3. 8.3 本剤の点眼後、一時的に霧視があらわれることがあるため、症状が回復するまで機械類の操作や自動車等の運転には従事させないよう注意すること。

    9. 特定の背景を有する患者に関する注意

    9.1 合併症・既往歴等のある患者

    1. 9.1.1 無水晶体眼又は眼内レンズ挿入眼の患者

      嚢胞様黄斑浮腫を含む黄斑浮腫、及びそれに伴う視力低下を起こすとの報告がある。

    2. 9.1.2 気管支喘息又はその既往歴のある患者

      喘息発作を悪化又は誘発するおそれがある。[15.2 参照]

    3. 9.1.3 眼内炎(虹彩炎、ぶどう膜炎)のある患者

      眼圧上昇がみられたことがある。

    4. 9.1.4 ヘルペスウイルスが潜在している可能性のある患者

      角膜ヘルペスがみられたことがある。

    5. 9.1.5 閉塞隅角緑内障患者

      使用経験が少ない。

    9.5 妊婦

    妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(妊娠ウサギ)における器官形成期投与試験において、臨床用量の約80倍量(5.0μg/kg/日)を静脈内投与したことにより、流産及び後期吸収胚の発現率増加、胎児体重の減少が認められている。

    9.6 授乳婦

    治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット:静脈内投与)で乳汁中へ移行することが報告されている。

    9.7 小児等

    小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした国内臨床試験は実施していない。

    9.8 高齢者

    一般に生理機能が低下している。

    10. 相互作用

      10.2 併用注意(併用に注意すること)

      薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

      プロスタグランジン系点眼薬

      • イソプロピルウノプロストン
        ビマトプロスト等

      眼圧上昇がみられたとの報告がある1) ,2)

      機序不明

      11. 副作用

      次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

      11.1 重大な副作用

      1. 11.1.1 虹彩色素沈着(2.37%注)

        患者を定期的に診察し、虹彩色素沈着があらわれた場合には臨床状態に応じて投与を中止すること。[8.1 参照]

      11.2 その他の副作用

      5%以上

      5%未満

      頻度不明

      眼:結膜

      結膜充血

      結膜炎、眼脂、結膜濾胞

      偽眼類天疱瘡

      眼:ぶどう膜

      ぶどう膜炎、虹彩炎

      虹彩嚢腫

      眼:角膜

      角膜上皮障害、点状表層角膜炎、糸状角膜炎、角膜びらん、角膜浮腫

      ヘルペス性角膜炎、角膜沈着物、角膜混濁、潰瘍性角膜炎

      眼:眼瞼

      眼瞼色素沈着、眼瞼炎、眼瞼部多毛、眼瞼浮腫、眼瞼発赤

      眼瞼溝深化

      眼:その他

      しみる等の眼刺激症状、そう痒感、眼痛、霧視、前房細胞析出、流涙、睫毛の異常(睫毛が濃く、太く、長くなる)、異物感等の眼の異常感

      嚢胞様黄斑浮腫を含む黄斑浮腫、及びそれに伴う視力低下、接触性皮膚炎、羞明

      循環器

      動悸、狭心症

      その他

      頭痛、そう痒感、咽頭違和感、嘔気、めまい、胸痛

      喘息、筋肉痛、関節痛、発疹

      注)使用成績調査を含む

      14. 適用上の注意

      14.1 薬剤交付時の注意

      • 患者に対し以下の点に注意するよう指導すること。
        • 薬液汚染防止のため、点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意すること。
        • 点眼に際しては、原則として仰臥位をとり、患眼を開瞼して結膜囊内に点眼し、1~5分間閉瞼して涙囊部を圧迫させた後、開瞼すること。
        • 点眼のとき、液が眼瞼皮膚等についた場合には、すぐにふき取ること。
        • 他の点眼剤を併用する場合には、少なくとも5分間以上間隔をあけてから点眼すること。
        • ベンザルコニウム塩化物によりコンタクトレンズを変色させることがあるので、コンタクトレンズを装用している場合は、点眼前にレンズを外し、15分以上経過後に再装用すること。

      15. その他の注意

      15.1 臨床使用に基づく情報

      外国において、眼局所有害事象として、網膜動脈閉塞、網膜剥離、糖尿病性網膜症に伴う硝子体出血、全身有害事象として、上気道感染症、感冒、インフルエンザ、筋肉痛、関節痛、腰痛、胸痛、狭心症、皮疹、アレルギー性皮膚反応があらわれたとの報告がある。

      15.2 非臨床試験に基づく情報

      ラタノプロストをサルに静脈内投与(2μg/kg)すると一過性の気道抵抗の増加が起こった。しかし、臨床用量(1.5μg/眼)の7倍量のラタノプロストを中等度の気管支喘息患者11例に点眼した場合、肺機能に影響はなかったとの報告がある。[9.1.2 参照]

      その他詳細情報

      日本標準商品分類番号
      871319
      ブランドコード
      1319739Q1037
      承認番号
      22100AMX01355
      販売開始年月
      1999-05
      貯法
      2~8℃
      有効期間
      3年
      規制区分
      12

      重要な注意事項

      • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
      • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
      • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
      • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
      • 副作用に関する情報は、信頼できる医療情報源に基づいて提供されていますが、完全性や正確性を保証するものではありません。
      • この情報を使用することにより生じたいかなる損害についても、当サイトは一切の責任を負いません。