薬効分類名筋緊張緩和剤
一般的名称チザニジン塩酸塩
チザニジン錠1mg「サワイ」
ちざにじんじょう
TIZANIDINE Tablets [SAWAI]
製造販売元/沢井製薬株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
中枢神経抑制剤
アルコール
眠気等の副作用が増強されるおそれがある。
いずれも中枢神経抑制作用を有するため。
抗不整脈剤
- アミオダロン
- メキシレチン
- プロパフェノン
シメチジン
ニューキノロン系抗菌剤
- エノキサシン
ノルフロキサシン
黄体・卵胞ホルモン剤
- 経口避妊薬
チクロピジン
本剤の血中濃度が上昇し、副作用が増強されるおそれがある。
これらの薬剤がCYP1A2を阻害し、本剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。
CYP1A2を誘導する薬剤
- リファンピシン
- 喫煙等
本剤の血中濃度が低下し、本剤の作用が減弱するおそれがある。
リファンピシンとの併用により本剤の血中濃度が50%低下することがあるため、併用投与の必要がある場合には、慎重に用量調節(増量)を行うこと。
また、男性喫煙者(>10本/日)に本剤を投与したことにより、本剤のAUCが約30%減少したとの報告がある。
これらの薬剤がCYP1A2を誘導することにより、本剤の血中濃度が低下し、本剤の治療効果が減弱するおそれがある。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 2.2 フルボキサミン又はシプロフロキサシンを投与中の患者[10.1 参照]
- 2.3 重篤な肝障害のある患者[9.3.1 参照]
8. 重要な基本的注意
反射運動能力の低下、眠気、めまい及び低血圧等があらわれることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.2 腎機能障害患者
腎からの排泄が遅延し、高い血中濃度が持続するとの報告がある。[9.8.1 参照],[16.6.1 参照]
9.3 肝機能障害患者
-
9.3.1 重篤な肝障害のある患者
投与しないこと。本剤は主として肝で代謝される。また、肝機能の悪化が報告されている。[2.3 参照]
-
9.3.2 肝障害のある患者(重篤な肝障害のある患者を除く)
本剤は主として肝で代謝される。また、肝機能の悪化が報告されている。[11.1.5 参照]
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(ラット)で、大量投与(100mg/kg)により奇形(脳ヘルニア、小眼球)の増加及び10~30mg/kg投与により胎児重量の低下、化骨遅延、出生児の死亡等が報告されている。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
- 9.8.1 高い血中濃度が持続するおそれがあるので減量するなど注意すること。本剤は主として腎から排泄される。また、一般に腎機能が低下していることが多い。[9.2 参照],[16.6.1 参照]
- 9.8.2 血圧低下があらわれることがあるので、特に注意すること。[11.1.2 参照]
10. 相互作用
- 本剤は主として肝代謝酵素チトクロームP450(CYP)1A2で代謝されるので、本酵素の活性に影響を与える薬剤を併用する場合には注意すること。特にCYP1A2を阻害する薬剤との併用により、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。また、CYP1A2を誘導する薬剤との併用により、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
フルボキサミン又はシプロフロキサシンとの併用により、本剤の血中濃度が上昇し、AUCがそれぞれ33倍、10倍に上昇したとの報告がある。 |
これらの薬剤がCYP1A2を阻害し、本剤の血中濃度を上昇させると考えられる。 |
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
低血圧及び徐脈があらわれることがある。 |
本剤の中枢性α2刺激作用により降圧作用が増強されるため。 |
|
中枢神経抑制剤 |
眠気等の副作用が増強されるおそれがある。 |
いずれも中枢神経抑制作用を有するため。 |
本剤の血中濃度が上昇し、副作用が増強されるおそれがある。 |
これらの薬剤がCYP1A2を阻害し、本剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。 |
|
本剤の血中濃度が低下し、本剤の作用が減弱するおそれがある。 |
これらの薬剤がCYP1A2を誘導することにより、本剤の血中濃度が低下し、本剤の治療効果が減弱するおそれがある。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 ショック(頻度不明)
血圧低下、徐脈、顔面蒼白、冷汗、呼吸困難、意識消失等があらわれることがある。
-
11.1.2 急激な血圧低下(頻度不明)
投与開始初期に急激な血圧低下があらわれることがある。特に高齢者及び降圧剤との併用例では注意すること。[9.8.2 参照],[10.2 参照]
-
11.1.3 心不全(頻度不明)
心拡大、肺水腫等があらわれることがある。
-
11.1.4 呼吸障害(頻度不明)
喘鳴、喘息発作、呼吸困難等があらわれることがある。
-
11.1.5 肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)
AST、ALT等の著しい上昇、悪心・嘔吐、食欲不振、全身倦怠感等を伴う肝炎、肝機能障害、黄疸があらわれることがある。[9.3.2 参照]
11.2 その他の副作用
0.1~5%未満 |
0.1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|
循環器 |
血圧低下 |
徐脈、動悸 |
失神 |
精神神経系 |
眠気、頭痛・頭重感、めまい(回転性めまい、浮動性めまい)・ふらつき |
知覚異常(しびれ感等)、構音障害(ろれつがまわらない等)、不眠 |
幻覚、錯乱 |
消化器 |
口渇、悪心、食欲不振、胃部不快感、腹痛、下痢 |
胃もたれ、便秘、口内炎、舌のあれ、口中苦味感、流涎 |
― |
肝臓 |
AST、ALTの上昇 |
ALPの上昇 |
― |
過敏症 |
発疹、皮膚そう痒感 |
蕁麻疹、紅斑 |
血管性浮腫 |
その他 |
脱力・倦怠感 |
浮腫、尿閉、霧視 |
眼瞼下垂 |
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 2.2 フルボキサミン又はシプロフロキサシンを投与中の患者[10.1 参照]
- 2.3 重篤な肝障害のある患者[9.3.1 参照]
8. 重要な基本的注意
反射運動能力の低下、眠気、めまい及び低血圧等があらわれることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.2 腎機能障害患者
腎からの排泄が遅延し、高い血中濃度が持続するとの報告がある。[9.8.1 参照],[16.6.1 参照]
9.3 肝機能障害患者
-
9.3.1 重篤な肝障害のある患者
投与しないこと。本剤は主として肝で代謝される。また、肝機能の悪化が報告されている。[2.3 参照]
-
9.3.2 肝障害のある患者(重篤な肝障害のある患者を除く)
本剤は主として肝で代謝される。また、肝機能の悪化が報告されている。[11.1.5 参照]
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(ラット)で、大量投与(100mg/kg)により奇形(脳ヘルニア、小眼球)の増加及び10~30mg/kg投与により胎児重量の低下、化骨遅延、出生児の死亡等が報告されている。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
- 9.8.1 高い血中濃度が持続するおそれがあるので減量するなど注意すること。本剤は主として腎から排泄される。また、一般に腎機能が低下していることが多い。[9.2 参照],[16.6.1 参照]
- 9.8.2 血圧低下があらわれることがあるので、特に注意すること。[11.1.2 参照]
10. 相互作用
- 本剤は主として肝代謝酵素チトクロームP450(CYP)1A2で代謝されるので、本酵素の活性に影響を与える薬剤を併用する場合には注意すること。特にCYP1A2を阻害する薬剤との併用により、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。また、CYP1A2を誘導する薬剤との併用により、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
フルボキサミン又はシプロフロキサシンとの併用により、本剤の血中濃度が上昇し、AUCがそれぞれ33倍、10倍に上昇したとの報告がある。 |
これらの薬剤がCYP1A2を阻害し、本剤の血中濃度を上昇させると考えられる。 |
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
低血圧及び徐脈があらわれることがある。 |
本剤の中枢性α2刺激作用により降圧作用が増強されるため。 |
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中枢神経抑制剤 |
眠気等の副作用が増強されるおそれがある。 |
いずれも中枢神経抑制作用を有するため。 |
本剤の血中濃度が上昇し、副作用が増強されるおそれがある。 |
これらの薬剤がCYP1A2を阻害し、本剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。 |
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本剤の血中濃度が低下し、本剤の作用が減弱するおそれがある。 |
これらの薬剤がCYP1A2を誘導することにより、本剤の血中濃度が低下し、本剤の治療効果が減弱するおそれがある。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 ショック(頻度不明)
血圧低下、徐脈、顔面蒼白、冷汗、呼吸困難、意識消失等があらわれることがある。
-
11.1.2 急激な血圧低下(頻度不明)
投与開始初期に急激な血圧低下があらわれることがある。特に高齢者及び降圧剤との併用例では注意すること。[9.8.2 参照],[10.2 参照]
-
11.1.3 心不全(頻度不明)
心拡大、肺水腫等があらわれることがある。
-
11.1.4 呼吸障害(頻度不明)
喘鳴、喘息発作、呼吸困難等があらわれることがある。
-
11.1.5 肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)
AST、ALT等の著しい上昇、悪心・嘔吐、食欲不振、全身倦怠感等を伴う肝炎、肝機能障害、黄疸があらわれることがある。[9.3.2 参照]
11.2 その他の副作用
0.1~5%未満 |
0.1%未満 |
頻度不明 |
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|---|---|---|---|
循環器 |
血圧低下 |
徐脈、動悸 |
失神 |
精神神経系 |
眠気、頭痛・頭重感、めまい(回転性めまい、浮動性めまい)・ふらつき |
知覚異常(しびれ感等)、構音障害(ろれつがまわらない等)、不眠 |
幻覚、錯乱 |
消化器 |
口渇、悪心、食欲不振、胃部不快感、腹痛、下痢 |
胃もたれ、便秘、口内炎、舌のあれ、口中苦味感、流涎 |
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肝臓 |
AST、ALTの上昇 |
ALPの上昇 |
― |
過敏症 |
発疹、皮膚そう痒感 |
蕁麻疹、紅斑 |
血管性浮腫 |
その他 |
脱力・倦怠感 |
浮腫、尿閉、霧視 |
眼瞼下垂 |