薬効分類名多発性硬化症治療剤
一般的名称フマル酸ジメチル
テクフィデラカプセル120mg、テクフィデラカプセル240mg
てくふぃでらかぷせる、てくふぃでらかぷせる
Tecfidera capsules, Tecfidera capsules
製造販売元/バイオジェン・ジャパン株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
抗腫瘍剤、免疫抑制剤
免疫系の相加的な抑制作用により、感染症等のリスクが増大する可能性がある。
本剤は免疫系に抑制的に作用する可能性がある。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
4. 効能・効果
多発性硬化症の再発予防及び身体的障害の進行抑制
5. 効能・効果に関連する注意
進行型多発性硬化症に関する本剤の有効性及び安全性は確立していない。
6. 用法・用量
通常、成人にはフマル酸ジメチルとして1回120mg 1日2回から投与を開始し、1週間後に1回240mg 1日2回に増量する。なお、いずれの場合も朝・夕食後に経口投与する。
7. 用法・用量に関連する注意
本剤の主な副作用である潮紅、消化器系副作用等が認められた場合には、患者の状態を慎重に観察しながら1ヵ月程度の期間1回120mg 1日2回投与に減量することができる。
なお、1回240mg 1日2回投与への再増量に対して忍容性が認められない場合は、本剤の投与を中止すること。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 本剤の投与によりリンパ球数が減少することがある。また、本剤の投与により、進行性多巣性白質脳症(PML)があらわれ、重度の障害に至った例が報告されているため、本剤の投与開始前、投与中及び投与中止後は以下の点に注意すること。[9.1.1 参照],[11.1.1 参照],[11.1.2 参照]
- 8.2 腎機能異常があらわれることがあるので、本剤投与開始前に腎機能検査を行うとともに、本剤投与中は定期的に腎機能検査を行うこと。[11.1.4 参照]
- 8.3 本剤投与後に嘔吐、下痢等を発現して脱水状態となった患者において、急性腎不全に至った例が報告されているので、嘔吐又は下痢がみられた場合には、観察を十分に行い、適切な処置を行うこと。[11.1.4 参照]
- 8.4 肝機能異常があらわれることがあるので、本剤投与開始前に肝機能検査を行うとともに、本剤投与中は定期的に肝機能検査を行うこと。[11.1.5 参照]
- 8.5 本剤投与に関連したアナフィラキシー(呼吸困難、蕁麻疹及び喉・舌の腫脹等)があらわれることがある。また、本剤投与時には潮紅が高頻度で認められるため、潮紅があらわれた場合は、アナフィラキシーとの鑑別を慎重に行うこと。[11.1.6 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 リンパ球減少のある患者
リンパ球減少がさらに悪化するおそれがある。リンパ球数の減少が6ヵ月以上継続した患者では、進行性多巣性白質脳症(PML)の発症リスクが高まる可能性がある。[8.1 参照],[11.1.1 参照],[11.1.2 参照]
-
9.1.2 感染症を合併している患者又は感染症が疑われる患者
感染症が増悪するおそれがある。[11.1.3 参照]
-
9.1.3 易感染性の状態にある患者
感染症が誘発されるおそれがある。[11.1.3 参照]
9.5 妊婦
妊娠又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合のみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。ヒト乳汁中への移行は不明である。
9.7 小児等
臨床試験において除外され、十分なデータがない。
9.8 高齢者
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
- 11.1.1 リンパ球減少(2.2%)、白血球減少(0.9%)
-
11.1.2 進行性多巣性白質脳症(PML)(頻度不明)
本剤の投与期間中及び投与終了後は患者の状態を十分に観察し、片麻痺、四肢麻痺、認知機能障害、失語症、視覚障害等の症状があらわれた場合は、MRIによる画像診断及び脳脊髄液検査を行うとともに、投与を中止し、適切な処置を行うこと。[8.1 参照],[9.1.1 参照]
-
11.1.3 感染症(頻度不明)
日和見感染症(重篤なサイトメガロウイルス感染、ヘルペスウイルス感染等)を含む感染症があらわれることがある。重篤な感染症が認められた場合には本剤を休薬又は中止し、適切な処置を行うこと。[9.1.2 参照],[9.1.3 参照]
- 11.1.4 急性腎不全(頻度不明)
-
11.1.5 肝機能障害(頻度不明)
AST、ALTの上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがある。[8.4 参照]
- 11.1.6 アナフィラキシー(頻度不明)
11.2 その他の副作用
10%以上 |
1%以上10%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|
感染症および寄生虫症 |
胃腸炎 |
||
過敏症 |
蕁麻疹、血管浮腫、呼吸困難 |
||
神経系障害 |
灼熱感 |
||
血管障害 |
潮紅(22%) |
ほてり |
|
*呼吸器、胸郭および縦隔障害 |
鼻漏 |
||
胃腸障害 |
下痢、悪心 |
上腹部痛、腹痛、嘔吐、消化不良、胃炎、胃腸障害 |
|
**皮膚および皮下組織障害 |
そう痒症、発疹、紅斑 |
脱毛症 |
|
腎および尿路障害 |
蛋白尿 |
||
一般・全身障害および投与部位の状態 |
熱感 |
||
臨床検査 |
尿中アルブミン陽性、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ増加、アラニンアミノトランスフェラーゼ増加、白血球数減少 |
総ビリルビン増加 |
13. 過量投与
過量投与時に発現した症状は、潮紅、悪心、腹痛である。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
4. 効能・効果
多発性硬化症の再発予防及び身体的障害の進行抑制
5. 効能・効果に関連する注意
進行型多発性硬化症に関する本剤の有効性及び安全性は確立していない。
6. 用法・用量
通常、成人にはフマル酸ジメチルとして1回120mg 1日2回から投与を開始し、1週間後に1回240mg 1日2回に増量する。なお、いずれの場合も朝・夕食後に経口投与する。
7. 用法・用量に関連する注意
本剤の主な副作用である潮紅、消化器系副作用等が認められた場合には、患者の状態を慎重に観察しながら1ヵ月程度の期間1回120mg 1日2回投与に減量することができる。
なお、1回240mg 1日2回投与への再増量に対して忍容性が認められない場合は、本剤の投与を中止すること。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 本剤の投与によりリンパ球数が減少することがある。また、本剤の投与により、進行性多巣性白質脳症(PML)があらわれ、重度の障害に至った例が報告されているため、本剤の投与開始前、投与中及び投与中止後は以下の点に注意すること。[9.1.1 参照],[11.1.1 参照],[11.1.2 参照]
- 8.2 腎機能異常があらわれることがあるので、本剤投与開始前に腎機能検査を行うとともに、本剤投与中は定期的に腎機能検査を行うこと。[11.1.4 参照]
- 8.3 本剤投与後に嘔吐、下痢等を発現して脱水状態となった患者において、急性腎不全に至った例が報告されているので、嘔吐又は下痢がみられた場合には、観察を十分に行い、適切な処置を行うこと。[11.1.4 参照]
- 8.4 肝機能異常があらわれることがあるので、本剤投与開始前に肝機能検査を行うとともに、本剤投与中は定期的に肝機能検査を行うこと。[11.1.5 参照]
- 8.5 本剤投与に関連したアナフィラキシー(呼吸困難、蕁麻疹及び喉・舌の腫脹等)があらわれることがある。また、本剤投与時には潮紅が高頻度で認められるため、潮紅があらわれた場合は、アナフィラキシーとの鑑別を慎重に行うこと。[11.1.6 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 リンパ球減少のある患者
リンパ球減少がさらに悪化するおそれがある。リンパ球数の減少が6ヵ月以上継続した患者では、進行性多巣性白質脳症(PML)の発症リスクが高まる可能性がある。[8.1 参照],[11.1.1 参照],[11.1.2 参照]
-
9.1.2 感染症を合併している患者又は感染症が疑われる患者
感染症が増悪するおそれがある。[11.1.3 参照]
-
9.1.3 易感染性の状態にある患者
感染症が誘発されるおそれがある。[11.1.3 参照]
9.5 妊婦
妊娠又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合のみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。ヒト乳汁中への移行は不明である。
9.7 小児等
臨床試験において除外され、十分なデータがない。
9.8 高齢者
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
- 11.1.1 リンパ球減少(2.2%)、白血球減少(0.9%)
-
11.1.2 進行性多巣性白質脳症(PML)(頻度不明)
本剤の投与期間中及び投与終了後は患者の状態を十分に観察し、片麻痺、四肢麻痺、認知機能障害、失語症、視覚障害等の症状があらわれた場合は、MRIによる画像診断及び脳脊髄液検査を行うとともに、投与を中止し、適切な処置を行うこと。[8.1 参照],[9.1.1 参照]
-
11.1.3 感染症(頻度不明)
日和見感染症(重篤なサイトメガロウイルス感染、ヘルペスウイルス感染等)を含む感染症があらわれることがある。重篤な感染症が認められた場合には本剤を休薬又は中止し、適切な処置を行うこと。[9.1.2 参照],[9.1.3 参照]
- 11.1.4 急性腎不全(頻度不明)
-
11.1.5 肝機能障害(頻度不明)
AST、ALTの上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがある。[8.4 参照]
- 11.1.6 アナフィラキシー(頻度不明)
11.2 その他の副作用
10%以上 |
1%以上10%未満 |
頻度不明 |
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|---|---|---|---|
感染症および寄生虫症 |
胃腸炎 |
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過敏症 |
蕁麻疹、血管浮腫、呼吸困難 |
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神経系障害 |
灼熱感 |
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血管障害 |
潮紅(22%) |
ほてり |
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*呼吸器、胸郭および縦隔障害 |
鼻漏 |
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胃腸障害 |
下痢、悪心 |
上腹部痛、腹痛、嘔吐、消化不良、胃炎、胃腸障害 |
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**皮膚および皮下組織障害 |
そう痒症、発疹、紅斑 |
脱毛症 |
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腎および尿路障害 |
蛋白尿 |
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一般・全身障害および投与部位の状態 |
熱感 |
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臨床検査 |
尿中アルブミン陽性、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ増加、アラニンアミノトランスフェラーゼ増加、白血球数減少 |
総ビリルビン増加 |
13. 過量投与
過量投与時に発現した症状は、潮紅、悪心、腹痛である。