薬効分類名チアプリド製剤
一般的名称チアプリド塩酸塩
グラマリール錠25mg、グラマリール錠50mg、グラマリール細粒10%
ぐらまりーるじょう25mg、ぐらまりーるじょう50mg、ぐらまりーるさいりゅう10%
Gramalil Tablets, Gramalil Tablets, Gramalil Fine Granules
製造販売元/日医工株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
QT延長を起こすことが知られている薬剤
- ハロペリドール等
QT延長、心室性不整脈等の重篤な副作用を起こすおそれがある。
本剤及びこれらの薬剤はいずれもQT間隔を延長させるおそれがあるため、併用により作用が増強するおそれがある。
ベンザミド系薬剤
- メトクロプラミド
- スルピリド等
フェノチアジン系薬剤
- クロルプロマジン等
ブチロフェノン系薬剤
- ハロペリドール等
内分泌機能異常、錐体外路症状が発現しやすくなる。
本剤及びこれらの薬剤は抗ドパミン作用を有するため、併用により抗ドパミン作用が強くあらわれる。
ドパミン作動薬
- レボドパ等
相互に作用を減弱させることがある。
本剤は抗ドパミン作用を有するため、作用が拮抗する。
中枢神経抑制剤
- バルビツール酸誘導体
- 麻酔剤等
相互に中枢神経抑制作用を増強させることがある。
本剤及びこれらの薬剤は中枢神経抑制作用を有する。
アルコール
- 飲酒
相互に中枢神経抑制作用を増強させることがある。
ともに中枢神経抑制作用を有する。
ボツリヌス毒素製剤
- A型ボツリヌス毒素
- B型ボツリヌス毒素
過剰な筋弛緩があらわれるおそれがある。閉瞼不全、頸部筋脱力、呼吸困難、嚥下障害等を発現するリスクが高まるおそれがある。
本剤及びこれらの薬剤はともに筋弛緩作用を有するため、作用が増強されるおそれがある。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
プロラクチン分泌性の下垂体腫瘍(プロラクチノーマ)の患者[抗ドパミン作用によりプロラクチン分泌が促進し、病態を悪化させるおそれがある。]
6. 用法及び用量
チアプリドとして、通常成人1日75~150mgを3回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
パーキンソニズムに伴うジスキネジアの患者では、1日1回、25mgから投与を開始することが望ましい。
7. 用法及び用量に関連する注意
-
〈効能共通〉
- 7.1 本剤は、主として腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多いため、低用量(例えば1回25mg、1日1~2回)から投与を開始するなど慎重に投与すること。[9.8 参照],[16.6.2 参照]
- 〈脳梗塞後遺症に伴う攻撃的行為、精神興奮、徘徊、せん妄の改善〉
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 重篤な循環器障害のある患者
血圧低下があらわれやすい。
-
9.1.2 QT延長のある患者
QT延長が悪化するおそれがある。
-
9.1.3 著明な徐脈又は低カリウム血症のある患者
QT延長を起こしやすい。[11.1.4 参照]
-
9.1.4 褐色細胞腫又はパラガングリオーマの疑いのある患者
類似化合物であるスルピリドの投与により急激な昇圧発作があらわれたとの報告がある。
-
9.1.5 脱水・栄養不良状態等を伴う身体的疲弊のある患者
悪性症候群(Syndrome malin)が起こりやすい。[11.1.1 参照]
9.2 腎機能障害患者
高い血中濃度が持続するおそれがある。[16.6.1 参照]
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
授乳しないことが望ましい。動物実験(ラット)で乳汁中に移行することが報告されている。[16.3.1 参照]
9.7 小児等
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
副作用(錐体外路症状等)の発現に注意すること。高い血中濃度が持続するおそれがある。[7.1 参照],[16.6.2 参照]
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
QT延長、心室性不整脈等の重篤な副作用を起こすおそれがある。 |
本剤及びこれらの薬剤はいずれもQT間隔を延長させるおそれがあるため、併用により作用が増強するおそれがある。 |
|
内分泌機能異常、錐体外路症状が発現しやすくなる。 |
本剤及びこれらの薬剤は抗ドパミン作用を有するため、併用により抗ドパミン作用が強くあらわれる。 |
|
相互に作用を減弱させることがある。 |
本剤は抗ドパミン作用を有するため、作用が拮抗する。 |
|
相互に中枢神経抑制作用を増強させることがある。 |
本剤及びこれらの薬剤は中枢神経抑制作用を有する。 |
|
相互に中枢神経抑制作用を増強させることがある。 |
ともに中枢神経抑制作用を有する。 |
|
*過剰な筋弛緩があらわれるおそれがある。閉瞼不全、頸部筋脱力、呼吸困難、嚥下障害等を発現するリスクが高まるおそれがある。 |
*本剤及びこれらの薬剤はともに筋弛緩作用を有するため、作用が増強されるおそれがある。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 悪性症候群(Syndrome malin)(0.1%未満)
無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。
なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害へと移行し、死亡した例が報告されている。[9.1.5 参照]
- 11.1.2 昏睡(0.1~5%未満)
- 11.1.3 痙攣(0.1~5%未満)
- 11.1.4 QT延長、心室頻拍(Torsade de Pointesを含む)(各0.1%未満)
11.2 その他の副作用
0.1~5%未満 |
0.1%未満 |
|
|---|---|---|
循環器 |
不整脈、頻脈、胸内苦悶、血圧上昇、血圧低下 |
|
錐体外路症状 注1) |
パーキンソン症候群(振戦、筋強剛、運動減少、流涎、姿勢・歩行障害等)、ジスキネジア、言語障害、咬痙、アカシジア |
ジストニア、嚥下障害 |
内分泌 |
乳汁分泌、女性化乳房、月経異常 |
|
精神神経系 |
眠気、不眠、不安・焦燥、抑うつ、ぼんやり、性欲亢進 |
|
自律神経系 |
めまい・ふらつき、口渇、頭痛・頭重、脱力・倦怠感、しびれ、排尿障害、尿失禁、耳鳴 |
|
消化器 |
悪心・嘔吐、腹痛・胃部不快感、食欲不振、便秘、口内炎、下痢 |
食欲亢進、腹部膨満感 |
肝臓 |
AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇 |
黄疸 |
過敏症 |
発疹、そう痒感 |
|
その他 |
発熱、眼調節障害、ほてり、貧血 |
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
プロラクチン分泌性の下垂体腫瘍(プロラクチノーマ)の患者[抗ドパミン作用によりプロラクチン分泌が促進し、病態を悪化させるおそれがある。]
6. 用法及び用量
チアプリドとして、通常成人1日75~150mgを3回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
パーキンソニズムに伴うジスキネジアの患者では、1日1回、25mgから投与を開始することが望ましい。
7. 用法及び用量に関連する注意
-
〈効能共通〉
- 7.1 本剤は、主として腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多いため、低用量(例えば1回25mg、1日1~2回)から投与を開始するなど慎重に投与すること。[9.8 参照],[16.6.2 参照]
- 〈脳梗塞後遺症に伴う攻撃的行為、精神興奮、徘徊、せん妄の改善〉
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 重篤な循環器障害のある患者
血圧低下があらわれやすい。
-
9.1.2 QT延長のある患者
QT延長が悪化するおそれがある。
-
9.1.3 著明な徐脈又は低カリウム血症のある患者
QT延長を起こしやすい。[11.1.4 参照]
-
9.1.4 褐色細胞腫又はパラガングリオーマの疑いのある患者
類似化合物であるスルピリドの投与により急激な昇圧発作があらわれたとの報告がある。
-
9.1.5 脱水・栄養不良状態等を伴う身体的疲弊のある患者
悪性症候群(Syndrome malin)が起こりやすい。[11.1.1 参照]
9.2 腎機能障害患者
高い血中濃度が持続するおそれがある。[16.6.1 参照]
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
授乳しないことが望ましい。動物実験(ラット)で乳汁中に移行することが報告されている。[16.3.1 参照]
9.7 小児等
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
副作用(錐体外路症状等)の発現に注意すること。高い血中濃度が持続するおそれがある。[7.1 参照],[16.6.2 参照]
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
QT延長、心室性不整脈等の重篤な副作用を起こすおそれがある。 |
本剤及びこれらの薬剤はいずれもQT間隔を延長させるおそれがあるため、併用により作用が増強するおそれがある。 |
|
内分泌機能異常、錐体外路症状が発現しやすくなる。 |
本剤及びこれらの薬剤は抗ドパミン作用を有するため、併用により抗ドパミン作用が強くあらわれる。 |
|
相互に作用を減弱させることがある。 |
本剤は抗ドパミン作用を有するため、作用が拮抗する。 |
|
相互に中枢神経抑制作用を増強させることがある。 |
本剤及びこれらの薬剤は中枢神経抑制作用を有する。 |
|
相互に中枢神経抑制作用を増強させることがある。 |
ともに中枢神経抑制作用を有する。 |
|
*過剰な筋弛緩があらわれるおそれがある。閉瞼不全、頸部筋脱力、呼吸困難、嚥下障害等を発現するリスクが高まるおそれがある。 |
*本剤及びこれらの薬剤はともに筋弛緩作用を有するため、作用が増強されるおそれがある。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 悪性症候群(Syndrome malin)(0.1%未満)
無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。
なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害へと移行し、死亡した例が報告されている。[9.1.5 参照]
- 11.1.2 昏睡(0.1~5%未満)
- 11.1.3 痙攣(0.1~5%未満)
- 11.1.4 QT延長、心室頻拍(Torsade de Pointesを含む)(各0.1%未満)
11.2 その他の副作用
0.1~5%未満 |
0.1%未満 |
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|---|---|---|
循環器 |
不整脈、頻脈、胸内苦悶、血圧上昇、血圧低下 |
|
錐体外路症状 注1) |
パーキンソン症候群(振戦、筋強剛、運動減少、流涎、姿勢・歩行障害等)、ジスキネジア、言語障害、咬痙、アカシジア |
ジストニア、嚥下障害 |
内分泌 |
乳汁分泌、女性化乳房、月経異常 |
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精神神経系 |
眠気、不眠、不安・焦燥、抑うつ、ぼんやり、性欲亢進 |
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自律神経系 |
めまい・ふらつき、口渇、頭痛・頭重、脱力・倦怠感、しびれ、排尿障害、尿失禁、耳鳴 |
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消化器 |
悪心・嘔吐、腹痛・胃部不快感、食欲不振、便秘、口内炎、下痢 |
食欲亢進、腹部膨満感 |
肝臓 |
AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇 |
黄疸 |
過敏症 |
発疹、そう痒感 |
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その他 |
発熱、眼調節障害、ほてり、貧血 |



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