薬効分類名パーキンソン症候群治療剤
一般的名称トリヘキシフェニジル塩酸塩
トリヘキシフェニジル塩酸塩錠2mg「CH」
とりへきしふぇにじるえんさんえんじょう
Trihexyphenidyl Hydrochloride Tablets
製造販売元/長生堂製薬株式会社、販売元/日本ジェネリック株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
抗コリン作用を有する薬剤(フェノチアジン系薬剤、三環系抗うつ剤等)
腸管麻痺(食欲不振、悪心、嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等の症状)を来し、麻痺性イレウスに移行することがある。
腸管麻痺があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
なお、この悪心、嘔吐はフェノチアジン系薬剤等の制吐作用により不顕性化することもある。
相互に抗コリン作用が増強されるためと考えられている。
中枢神経抑制剤(フェノチアジン系薬剤、三環系抗うつ剤、モノアミン酸化酵素阻害剤等)
本剤の作用が増強されることがある。
また、三環系抗うつ剤との併用では、精神錯乱、興奮、幻覚等の副作用が増強されることがある。
このような症状があらわれた場合には減量又は休薬するなど適切な処置を行うこと。
相互に中枢神経抑制作用が増強されるためと考えられている。
他の抗パーキンソン病薬
(レボドパ、アマンタジン等)
精神神経系の副作用が増強されることがある。
このような場合には減量又は休薬するなど適切な処置を行うこと。
作用機序は明らかでない。
5. 効能又は効果に関連する注意
抗パーキンソン病薬はフェノチアジン系薬剤、レセルピン誘導体等による口周部等の不随意運動(遅発性ジスキネジア)を通常軽減しない。場合によってはこのような症状を増悪顕性化させることがある。
7. 用法及び用量に関連する注意
本剤の投与は、少量から開始し、観察を十分に行い慎重に維持量まで増量すること。また、他剤から本剤に切り替える場合には、他剤を徐々に減量しながら本剤を増量するのが原則である。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 開放隅角緑内障の患者
抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。
-
9.1.2 前立腺肥大等尿路に閉塞性疾患のある患者
抗コリン作用により症状を増悪させるおそれがある。
-
9.1.3 不整脈又は頻拍傾向のある患者
抗コリン作用により症状を増悪させるおそれがある。
-
9.1.4 高血圧の患者
抗コリン作用により症状を増悪させるおそれがある。
-
9.1.5 高温環境にある患者
抗コリン作用により発汗抑制が起こりやすい。
-
9.1.6 胃腸管に閉塞性疾患のある患者
抗コリン作用により症状を増悪させるおそれがある。
-
9.1.7 動脈硬化性パーキンソン症候群の患者
精神神経系の副作用が起こりやすい。
-
9.1.8 脱水・栄養不良状態等を伴う身体的疲弊のある患者
悪性症候群が起こりやすい。
9.2 腎機能障害患者
副作用が強くあらわれるおそれがある。
9.3 肝機能障害患者
副作用が強くあらわれるおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
せん妄、不安等の精神症状及び抗コリン作用による口渇、排尿困難、便秘等があらわれやすい。
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
抗コリン作用を有する薬剤(フェノチアジン系薬剤、三環系抗うつ剤等) |
腸管麻痺(食欲不振、悪心、嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等の症状)を来し、麻痺性イレウスに移行することがある。 |
相互に抗コリン作用が増強されるためと考えられている。 |
中枢神経抑制剤(フェノチアジン系薬剤、三環系抗うつ剤、モノアミン酸化酵素阻害剤等) |
本剤の作用が増強されることがある。 |
相互に中枢神経抑制作用が増強されるためと考えられている。 |
他の抗パーキンソン病薬 |
精神神経系の副作用が増強されることがある。 |
作用機序は明らかでない。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 悪性症候群(頻度不明)
抗精神病薬、抗うつ薬及びドパミン作動系抗パーキンソン病薬との併用において、本剤及び併用薬の減量又は中止により、発熱、無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等があらわれることがある。このような症状があらわれた場合には、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CKの上昇があらわれることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下があらわれることがある。
- 11.1.2 精神錯乱(頻度不明)、幻覚(頻度不明)、せん妄(頻度不明)
-
11.1.3 閉塞隅角緑内障(頻度不明)
長期投与により閉塞隅角緑内障があらわれることがある。
11.2 その他の副作用
頻度不明 |
|
|---|---|
精神神経系 |
興奮、神経過敏、気分高揚、多幸症、見当識障害、眠気、運動失調、眩暈、頭痛、倦怠感 |
消化器 |
悪心、嘔吐、食欲不振、口渇、便秘 |
泌尿器 |
排尿困難、尿閉 |
過敏症 |
発疹 |
循環器 |
心悸亢進 |
眼 |
調節障害、散瞳 |
5. 効能又は効果に関連する注意
抗パーキンソン病薬はフェノチアジン系薬剤、レセルピン誘導体等による口周部等の不随意運動(遅発性ジスキネジア)を通常軽減しない。場合によってはこのような症状を増悪顕性化させることがある。
7. 用法及び用量に関連する注意
本剤の投与は、少量から開始し、観察を十分に行い慎重に維持量まで増量すること。また、他剤から本剤に切り替える場合には、他剤を徐々に減量しながら本剤を増量するのが原則である。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 開放隅角緑内障の患者
抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。
-
9.1.2 前立腺肥大等尿路に閉塞性疾患のある患者
抗コリン作用により症状を増悪させるおそれがある。
-
9.1.3 不整脈又は頻拍傾向のある患者
抗コリン作用により症状を増悪させるおそれがある。
-
9.1.4 高血圧の患者
抗コリン作用により症状を増悪させるおそれがある。
-
9.1.5 高温環境にある患者
抗コリン作用により発汗抑制が起こりやすい。
-
9.1.6 胃腸管に閉塞性疾患のある患者
抗コリン作用により症状を増悪させるおそれがある。
-
9.1.7 動脈硬化性パーキンソン症候群の患者
精神神経系の副作用が起こりやすい。
-
9.1.8 脱水・栄養不良状態等を伴う身体的疲弊のある患者
悪性症候群が起こりやすい。
9.2 腎機能障害患者
副作用が強くあらわれるおそれがある。
9.3 肝機能障害患者
副作用が強くあらわれるおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
せん妄、不安等の精神症状及び抗コリン作用による口渇、排尿困難、便秘等があらわれやすい。
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
抗コリン作用を有する薬剤(フェノチアジン系薬剤、三環系抗うつ剤等) |
腸管麻痺(食欲不振、悪心、嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等の症状)を来し、麻痺性イレウスに移行することがある。 |
相互に抗コリン作用が増強されるためと考えられている。 |
中枢神経抑制剤(フェノチアジン系薬剤、三環系抗うつ剤、モノアミン酸化酵素阻害剤等) |
本剤の作用が増強されることがある。 |
相互に中枢神経抑制作用が増強されるためと考えられている。 |
他の抗パーキンソン病薬 |
精神神経系の副作用が増強されることがある。 |
作用機序は明らかでない。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
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11.1.1 悪性症候群(頻度不明)
抗精神病薬、抗うつ薬及びドパミン作動系抗パーキンソン病薬との併用において、本剤及び併用薬の減量又は中止により、発熱、無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等があらわれることがある。このような症状があらわれた場合には、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CKの上昇があらわれることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下があらわれることがある。
- 11.1.2 精神錯乱(頻度不明)、幻覚(頻度不明)、せん妄(頻度不明)
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11.1.3 閉塞隅角緑内障(頻度不明)
長期投与により閉塞隅角緑内障があらわれることがある。
11.2 その他の副作用
頻度不明 |
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|---|---|
精神神経系 |
興奮、神経過敏、気分高揚、多幸症、見当識障害、眠気、運動失調、眩暈、頭痛、倦怠感 |
消化器 |
悪心、嘔吐、食欲不振、口渇、便秘 |
泌尿器 |
排尿困難、尿閉 |
過敏症 |
発疹 |
循環器 |
心悸亢進 |
眼 |
調節障害、散瞳 |