薬効分類名マイナートランキライザー
一般的名称アルプラゾラム
アルプラゾラム錠0.4mg「サワイ」、アルプラゾラム錠0.8mg「サワイ」
あるぷらぞらむじょう、あるぷらぞらむじょう
ALPRAZOLAM Tablets [SAWAI], ALPRAZOLAM Tablets [SAWAI]
製造販売元/メディサ新薬株式会社、発売元/沢井製薬株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
中枢神経抑制剤
- フェノチアジン誘導体
バルビツール酸誘導体等
モノアミン酸化酵素阻害剤
眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。
相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。
アルコール(飲酒)
眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。
相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。
リトナビル含有製剤
リトナビルとの併用により、本剤のAUC、クリアランス、半減期がそれぞれ2.5倍、0.41倍、2.2倍になり、中枢神経抑制作用が増強するとの報告がある。
本剤の肝臓での代謝が阻害されることが考えられている。
エンシトレルビル フマル酸
本剤の血中濃度が上昇し、本剤の副作用が発現しやすくなるおそれがある。
エンシトレルビル フマル酸のCYP3Aに対する阻害作用により、本剤の代謝が阻害されることが考えられる。
イトラコナゾール
本剤のAUC、クリアランス、半減期がそれぞれ2.8倍、0.41倍、2.7倍になり、中枢神経抑制作用が増強するとの報告がある。
イトラコナゾールが本剤の肝薬物代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害することが考えられている。
ポサコナゾール
鎮静の延長や呼吸抑制のおそれがあるため、ポサコナゾールとの併用は、治療上の有益性が危険性を上回る場合を除き避けること。併用する場合には、本剤の用量を調節すること。
ポサコナゾールが本剤の肝薬物代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害することにより、本剤の血中濃度が上昇すると予測される。
フルボキサミンマレイン酸塩
本剤のAUC、クリアランス、最高血中濃度がそれぞれ2.0倍、0.51倍、1.9倍になり、中枢神経抑制作用が増強するとの報告がある。
本剤の肝臓での代謝が阻害されることが考えられている。
シメチジン
本剤の最高血中濃度、クリアランス、半減期がそれぞれ1.9倍、0.58倍、1.2倍になるとの報告があるので、本剤を減量するか、又は他の抗潰瘍剤を用いるなど注意すること。
本剤の肝臓での代謝が阻害されることが考えられる。
イミプラミン
デシプラミン
左記の薬剤の血中濃度が1.2~1.3倍に上昇することが報告されている。
本剤により左記の薬剤の肝臓での代謝が阻害されることが考えられる。
カルバマゼピン
本剤の血中濃度が0.5倍以下に低下し、原疾患の悪化が認められた例が報告されている。
本剤の肝臓での代謝が促進することが考えられる。
ジゴキシン
本剤との併用においてジゴキシンの血中濃度が上昇するとの報告がある。特に高齢者では注意すること。
機序不明
4. 効能又は効果
心身症(胃・十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、自律神経失調症)における身体症候ならびに不安・緊張・抑うつ・睡眠障害
6. 用法及び用量
通常、成人にはアルプラゾラムとして1日1.2mgを3回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。増量する場合には最高用量を1日2.4mgとして漸次増量し、3~4回に分けて経口投与する。
高齢者では、1回0.4mgの1日1~2回投与から開始し、増量する場合でも1日1.2mgを超えないものとする。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないように注意すること。
- 8.2 連用により薬物依存を生じることがあるので、漫然とした継続投与による長期使用を避けること。本剤の投与を継続する場合には、治療上の必要性を十分に検討すること。[11.1.1 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.2 腎機能障害患者
排泄が遅延するおそれがある。
9.3 肝機能障害患者
肝臓で代謝されるため、クリアランスが低下するおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
- 9.5.1 妊娠中に他のベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム)の投与を受けた患者の中に奇形を有する児等の障害児を出産した例が対照群と比較して有意に多いとの疫学的調査報告があり、また、本剤を動物(ラット、ウサギ)に大量投与したとき、骨格異常、胎児の死亡、出産児の発育遅延の増加が報告されている。
- 9.5.2 ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に哺乳困難、嘔吐、活動低下、筋緊張低下、過緊張、嗜眠、傾眠、呼吸抑制・無呼吸、チアノーゼ、易刺激性、神経過敏、振戦、低体温、頻脈等を起こすことが報告されている。なお、これらの症状は、離脱症状あるいは新生児仮死として報告される場合もある。また、ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に黄疸の増強を起こすことが報告されている。
- 9.5.3 分娩前に連用した場合、出産後新生児に離脱症状があらわれることが、ベンゾジアゼピン系薬剤で報告されている。
9.6 授乳婦
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
少量から投与を開始するなど慎重に投与すること。運動失調等の副作用が発現しやすい。
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。 |
相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。 |
|
アルコール(飲酒) |
眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。 |
相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。 |
リトナビル含有製剤 |
リトナビルとの併用により、本剤のAUC、クリアランス、半減期がそれぞれ2.5倍、0.41倍、2.2倍になり、中枢神経抑制作用が増強するとの報告がある。 |
本剤の肝臓での代謝が阻害されることが考えられている。 |
エンシトレルビル フマル酸 |
本剤の血中濃度が上昇し、本剤の副作用が発現しやすくなるおそれがある。 |
エンシトレルビル フマル酸のCYP3Aに対する阻害作用により、本剤の代謝が阻害されることが考えられる。 |
イトラコナゾール |
本剤のAUC、クリアランス、半減期がそれぞれ2.8倍、0.41倍、2.7倍になり、中枢神経抑制作用が増強するとの報告がある。 |
イトラコナゾールが本剤の肝薬物代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害することが考えられている。 |
ポサコナゾール |
鎮静の延長や呼吸抑制のおそれがあるため、ポサコナゾールとの併用は、治療上の有益性が危険性を上回る場合を除き避けること。併用する場合には、本剤の用量を調節すること。 |
ポサコナゾールが本剤の肝薬物代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害することにより、本剤の血中濃度が上昇すると予測される。 |
フルボキサミンマレイン酸塩 |
本剤のAUC、クリアランス、最高血中濃度がそれぞれ2.0倍、0.51倍、1.9倍になり、中枢神経抑制作用が増強するとの報告がある。 |
本剤の肝臓での代謝が阻害されることが考えられている。 |
シメチジン |
本剤の最高血中濃度、クリアランス、半減期がそれぞれ1.9倍、0.58倍、1.2倍になるとの報告があるので、本剤を減量するか、又は他の抗潰瘍剤を用いるなど注意すること。 |
本剤の肝臓での代謝が阻害されることが考えられる。 |
イミプラミン |
左記の薬剤の血中濃度が1.2~1.3倍に上昇することが報告されている。 |
本剤により左記の薬剤の肝臓での代謝が阻害されることが考えられる。 |
カルバマゼピン |
本剤の血中濃度が0.5倍以下に低下し、原疾患の悪化が認められた例が報告されている。 |
本剤の肝臓での代謝が促進することが考えられる。 |
ジゴキシン |
本剤との併用においてジゴキシンの血中濃度が上昇するとの報告がある6) 。特に高齢者では注意すること。 |
機序不明 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 依存性、離脱症状(いずれも頻度不明)
連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること。また、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、痙攣発作、せん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想等の離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。[8.2 参照]
- 11.1.2 刺激興奮(頻度不明)、錯乱(0.1%未満)
-
11.1.3 呼吸抑制(頻度不明)
慢性気管支炎等の呼吸器疾患に用いた場合、呼吸抑制があらわれることがある。
-
11.1.4 アナフィラキシー(頻度不明)
そう痒、蕁麻疹、顔面潮紅・腫脹、息切れ等のアナフィラキシーがあらわれることがある。
-
11.1.5 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)
AST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。
11.2 その他の副作用
5%以上 |
0.1~5%未満 |
0.1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|---|
精神神経系 |
眠気 |
めまい・ふらつき、頭痛、不眠、眼症状(霧視、複視)、構音障害、焦躁感、神経過敏 |
健忘、振戦 |
尿失禁 |
肝臓 |
AST、ALTの上昇 |
γ-GTPの上昇 |
||
循環器 |
動悸 |
血圧低下 |
||
消化器 |
口渇、悪心、嘔吐、食欲不振、腹痛、腹部不快感、便秘、下痢 |
|||
過敏症 |
発疹、そう痒 |
光線過敏症 |
||
骨格筋 |
脱力感・倦怠感、筋弛緩等の筋緊張低下症状 |
|||
その他 |
発汗 |
4. 効能又は効果
心身症(胃・十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、自律神経失調症)における身体症候ならびに不安・緊張・抑うつ・睡眠障害
6. 用法及び用量
通常、成人にはアルプラゾラムとして1日1.2mgを3回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。増量する場合には最高用量を1日2.4mgとして漸次増量し、3~4回に分けて経口投与する。
高齢者では、1回0.4mgの1日1~2回投与から開始し、増量する場合でも1日1.2mgを超えないものとする。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないように注意すること。
- 8.2 連用により薬物依存を生じることがあるので、漫然とした継続投与による長期使用を避けること。本剤の投与を継続する場合には、治療上の必要性を十分に検討すること。[11.1.1 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.2 腎機能障害患者
排泄が遅延するおそれがある。
9.3 肝機能障害患者
肝臓で代謝されるため、クリアランスが低下するおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
- 9.5.1 妊娠中に他のベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム)の投与を受けた患者の中に奇形を有する児等の障害児を出産した例が対照群と比較して有意に多いとの疫学的調査報告があり、また、本剤を動物(ラット、ウサギ)に大量投与したとき、骨格異常、胎児の死亡、出産児の発育遅延の増加が報告されている。
- 9.5.2 ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に哺乳困難、嘔吐、活動低下、筋緊張低下、過緊張、嗜眠、傾眠、呼吸抑制・無呼吸、チアノーゼ、易刺激性、神経過敏、振戦、低体温、頻脈等を起こすことが報告されている。なお、これらの症状は、離脱症状あるいは新生児仮死として報告される場合もある。また、ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に黄疸の増強を起こすことが報告されている。
- 9.5.3 分娩前に連用した場合、出産後新生児に離脱症状があらわれることが、ベンゾジアゼピン系薬剤で報告されている。
9.6 授乳婦
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
少量から投与を開始するなど慎重に投与すること。運動失調等の副作用が発現しやすい。
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。 |
相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。 |
|
アルコール(飲酒) |
眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。 |
相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。 |
リトナビル含有製剤 |
リトナビルとの併用により、本剤のAUC、クリアランス、半減期がそれぞれ2.5倍、0.41倍、2.2倍になり、中枢神経抑制作用が増強するとの報告がある。 |
本剤の肝臓での代謝が阻害されることが考えられている。 |
エンシトレルビル フマル酸 |
本剤の血中濃度が上昇し、本剤の副作用が発現しやすくなるおそれがある。 |
エンシトレルビル フマル酸のCYP3Aに対する阻害作用により、本剤の代謝が阻害されることが考えられる。 |
イトラコナゾール |
本剤のAUC、クリアランス、半減期がそれぞれ2.8倍、0.41倍、2.7倍になり、中枢神経抑制作用が増強するとの報告がある。 |
イトラコナゾールが本剤の肝薬物代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害することが考えられている。 |
ポサコナゾール |
鎮静の延長や呼吸抑制のおそれがあるため、ポサコナゾールとの併用は、治療上の有益性が危険性を上回る場合を除き避けること。併用する場合には、本剤の用量を調節すること。 |
ポサコナゾールが本剤の肝薬物代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害することにより、本剤の血中濃度が上昇すると予測される。 |
フルボキサミンマレイン酸塩 |
本剤のAUC、クリアランス、最高血中濃度がそれぞれ2.0倍、0.51倍、1.9倍になり、中枢神経抑制作用が増強するとの報告がある。 |
本剤の肝臓での代謝が阻害されることが考えられている。 |
シメチジン |
本剤の最高血中濃度、クリアランス、半減期がそれぞれ1.9倍、0.58倍、1.2倍になるとの報告があるので、本剤を減量するか、又は他の抗潰瘍剤を用いるなど注意すること。 |
本剤の肝臓での代謝が阻害されることが考えられる。 |
イミプラミン |
左記の薬剤の血中濃度が1.2~1.3倍に上昇することが報告されている。 |
本剤により左記の薬剤の肝臓での代謝が阻害されることが考えられる。 |
カルバマゼピン |
本剤の血中濃度が0.5倍以下に低下し、原疾患の悪化が認められた例が報告されている。 |
本剤の肝臓での代謝が促進することが考えられる。 |
ジゴキシン |
本剤との併用においてジゴキシンの血中濃度が上昇するとの報告がある6) 。特に高齢者では注意すること。 |
機序不明 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 依存性、離脱症状(いずれも頻度不明)
連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること。また、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、痙攣発作、せん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想等の離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。[8.2 参照]
- 11.1.2 刺激興奮(頻度不明)、錯乱(0.1%未満)
-
11.1.3 呼吸抑制(頻度不明)
慢性気管支炎等の呼吸器疾患に用いた場合、呼吸抑制があらわれることがある。
-
11.1.4 アナフィラキシー(頻度不明)
そう痒、蕁麻疹、顔面潮紅・腫脹、息切れ等のアナフィラキシーがあらわれることがある。
-
11.1.5 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)
AST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。
11.2 その他の副作用
5%以上 |
0.1~5%未満 |
0.1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|---|
精神神経系 |
眠気 |
めまい・ふらつき、頭痛、不眠、眼症状(霧視、複視)、構音障害、焦躁感、神経過敏 |
健忘、振戦 |
尿失禁 |
肝臓 |
AST、ALTの上昇 |
γ-GTPの上昇 |
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循環器 |
動悸 |
血圧低下 |
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消化器 |
口渇、悪心、嘔吐、食欲不振、腹痛、腹部不快感、便秘、下痢 |
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過敏症 |
発疹、そう痒 |
光線過敏症 |
||
骨格筋 |
脱力感・倦怠感、筋弛緩等の筋緊張低下症状 |
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その他 |
発汗 |