薬効分類名抗乳癌剤

一般的名称タモキシフェンクエン酸塩

タモキシフェン錠10mg「MYL」、タモキシフェン錠20mg「MYL」

たもきしふぇんじょう10mg「MYL」、たもきしふぇんじょう20mg「MYL」

Tamoxifen Tablets, Tamoxifen Tablets

製造販売元/ヴィアトリス・ヘルスケア合同会社、販売元/ヴィアトリス製薬合同会社

第4版
禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者生殖能を有する者妊婦授乳婦小児等

重大な副作用

頻度
副作用
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明

その他の副作用

部位
頻度
副作用
肝臓まわり
頻度不明
生殖系
0.1~5%未満
胃腸・消化器系
5%以上
胃腸・消化器系
0.1~5%未満
胃腸・消化器系
頻度不明
脳・神経
頻度不明
皮膚
0.1~5%未満
運動器
頻度不明
その他
0.1~5%未満
その他
頻度不明

併用注意

薬剤名等

クマリン系抗凝血剤

  • ワルファリン等
臨床症状・措置方法

抗凝血作用が増強することがあるので、抗凝血剤を減量するなど、慎重に投与すること。

機序・危険因子

タモキシフェンがワルファリンの肝臓での代謝を阻害する可能性が考えられている。

薬剤名等

リトナビル

臨床症状・措置方法

本剤のAUCが上昇することが予想される。

機序・危険因子

リトナビルのチトクロームP-450に対する競合的阻害作用により、本剤のAUCが上昇することが予想される。

薬剤名等

リファンピシン

臨床症状・措置方法

本剤の血中濃度が低下したとの報告がある。

機序・危険因子

リファンピシンにより、CYP3A4が誘導され、本剤の代謝が促進される可能性がある。

薬剤名等

選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)

  • パロキセチン等
臨床症状・措置方法

本剤の作用が減弱するおそれがある。併用により乳癌による死亡リスクが増加したとの報告がある。

機序・危険因子

CYP2D6阻害作用により本剤の活性代謝物の血漿中濃度が低下したとの報告がある。

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]
  2. 2.2 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

3. 組成・性状

3.1 組成

タモキシフェン錠10mg「MYL」

有効成分 1錠中 日局 タモキシフェンクエン酸塩   15.2mg
(タモキシフェンとして   10.0mg )
添加剤 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、クロスカルメロースナトリウム、カルメロースカルシウム、D-マンニトール、ゼラチン、ステアリン酸マグネシウム
タモキシフェン錠20mg「MYL」

有効成分 1錠中 日局 タモキシフェンクエン酸塩   30.4mg
(タモキシフェンとして   20.0mg )
添加剤 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、クロスカルメロースナトリウム、D-マンニトール、ゼラチン、ステアリン酸マグネシウム

3.2 製剤の性状

タモキシフェン錠10mg「MYL」

外形 上面                                        
下面                                        
側面                                        
直径 7.1mm
厚さ 2.8mm
重量 120mg
識別コード M25
色調等 白色
片面割線入り
素錠
タモキシフェン錠20mg「MYL」

外形 上面                                        
下面                                        
側面                                        
直径 8.1mm
厚さ 4.2mm
重量 220mg
識別コード M26
色調等 白色
素錠

4. 効能又は効果

乳癌

6. 用法及び用量

  • 〈タモキシフェン錠10mg「MYL」〉

    通常、成人にはタモキシフェンとして1日20mgを1~2回に分割経口投与する。
    なお、症状により適宜増量できるが、1日最高量はタモキシフェンとして40mgまでとする。

  • 〈タモキシフェン錠20mg「MYL」〉

    通常、成人には1錠(タモキシフェンとして20mg)を1日1回経口投与する。
    なお、症状により適宜増量できるが、1日最高量は2錠(タモキシフェンとして40mg)までとする。

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 本剤は内分泌療法剤であり、がんに対する薬物療法について十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤による治療が適切と判断される患者についてのみ使用すること。
  2. 8.2 本剤の投与により子宮体癌、子宮肉腫、子宮内膜ポリープ、子宮内膜増殖症、子宮内膜症がみられることがあるので、本剤投与中及び投与終了後の患者は定期的に検査を行うことが望ましい1) ,2) ,3) ,4) ,5) [11.1.6 参照]

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 白血球減少あるいは血小板減少のある患者

    白血球減少、血小板減少を悪化させるおそれがある。[11.1.1 参照]

  2. 9.1.2 *遺伝性血管性浮腫のある患者

    遺伝性血管性浮腫の症状を誘発又は悪化させるおそれがある。

9.4 生殖能を有する者

  1. 9.4.1 治療に際して妊娠していないことを確認すること。[9.5 参照],[15.2.2 参照],[15.2.3 参照]
  2. 9.4.2 妊娠する可能性のある女性には、本剤投与中及び最終投与後9カ月間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること。また、ホルモン剤以外の避妊法を用いること。[9.5 参照],[15.2.2 参照],[15.2.3 参照]
  3. 9.4.3 男性には、本剤投与中及び最終投与後6カ月間においてバリア法(コンドーム)を用いて避妊する必要性について説明すること。[15.2.2 参照]

9.5 妊婦

妊婦及び妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。外国において、本剤を投与された患者で自然流産、先天性欠損、胎児死亡が報告されており、また、本剤は、動物実験で妊娠及び分娩への影響並びに胎仔への移行が認められている。[2.1 参照],[9.4.1 参照],[9.4.2 参照],[15.2.2 参照],[15.2.3 参照]

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

9.7 小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

10. 相互作用

  • 本剤は、主として肝代謝酵素CYP3A4及びCYP2D6により代謝される。[16.4 参照]

10.2 併用注意(併用に注意すること)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

クマリン系抗凝血剤

  • ワルファリン等

抗凝血作用が増強することがあるので、抗凝血剤を減量するなど、慎重に投与すること。

タモキシフェンがワルファリンの肝臓での代謝を阻害する可能性が考えられている。

リトナビル

本剤のAUCが上昇することが予想される。

リトナビルのチトクロームP-450に対する競合的阻害作用により、本剤のAUCが上昇することが予想される。

リファンピシン

本剤の血中濃度が低下したとの報告がある。

リファンピシンにより、CYP3A4が誘導され、本剤の代謝が促進される可能性がある。

選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)

  • パロキセチン等

本剤の作用が減弱するおそれがある。併用により乳癌による死亡リスクが増加したとの報告がある。

CYP2D6阻害作用により本剤の活性代謝物の血漿中濃度が低下したとの報告がある。

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.1 重大な副作用

  1. 11.1.1 無顆粒球症、白血球減少、好中球減少、貧血、血小板減少(いずれも頻度不明)[9.1.1 参照]
  2. 11.1.2 視力異常(0.4%)、視覚障害(頻度不明)

    視力異常、また、角膜の変化、白内障、網膜症、網膜萎縮、視神経症、視神経炎、視神経萎縮等の視覚障害があらわれることがあるので、視力低下、かすみ目等があらわれた場合には眼科的検査を行い、異常があれば投与を中止すること。

  3. 11.1.3 血栓塞栓症、静脈炎(いずれも頻度不明)

    本剤の投与により、肺塞栓症、下肢静脈血栓症、脳血栓症、下肢血栓性静脈炎等の血栓塞栓症、静脈炎があらわれることがある。なお、細胞毒性を有する抗癌剤との併用で血栓塞栓症の危険性を増大させるおそれがあるので、投与にあたっては十分に観察すること。

  4. 11.1.4 劇症肝炎、肝炎、胆汁うっ滞、肝不全(いずれも頻度不明)

    劇症肝炎、肝炎、胆汁うっ滞等の重篤な肝障害があらわれることがある。また、肝不全に至ることがある。

  5. 11.1.5 高カルシウム血症(頻度不明)

    骨転移のある患者で投与開始初期に、高カルシウム血症があらわれることがある。

  6. 11.1.6 子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮内膜増殖症、子宮内膜症(いずれも頻度不明)

    不正出血等の異常な婦人科学的症状がみられた場合には直ちに検査を行うなど適切な処置を行うこと。[8.2 参照]

  7. 11.1.7 間質性肺炎(頻度不明)
  8. 11.1.8 *アナフィラキシー、血管性浮腫(いずれも頻度不明)

    アナフィラキシー、血管性浮腫等の過敏症状があらわれることがある。

  9. 11.1.9 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)
  10. 11.1.10 水疱性類天疱瘡(頻度不明)
  11. 11.1.11 膵炎(頻度不明)

    血清トリグリセライド上昇によると考えられる膵炎があらわれることがある。

11.2 その他の副作用

5%以上

0.1~5%未満

頻度不明

肝臓

肝機能異常、脂肪肝(非アルコール性脂肪性肝炎を含む)

生殖器

無月経、性器出血

月経異常、腟分泌物、卵巣嚢腫、卵巣嚢胞、陰部そう痒、子宮頸管ポリープ、腟ポリープ

消化器

悪心・嘔吐

食欲不振、下痢

腹痛

精神神経系

頭痛、眩暈・めまい、不眠、抑うつ状態、感覚異常(錯感覚、味覚異常を含む)

皮膚

発疹、発汗、脱毛

皮膚血管炎、皮膚エリテマトーデス、晩発性皮膚ポルフィリン症、放射線照射リコール反応

筋・骨格系

筋肉痛

その他

ほてり・潮紅

体重増加、浮腫、骨痛、腫瘍部の疼痛・発赤、倦怠感、疲労、頻尿、高トリグリセライド血症、下肢痙攣

14. 適用上の注意

14.1 薬剤交付時の注意

  1. 14.1.1 PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。

15. その他の注意

15.1 臨床使用に基づく情報

  1. 15.1.1 海外において、QT間隔の延長、Torsade de pointesの発現が報告されている。
  2. 15.1.2 海外の臨床試験で、本剤の投与により対側乳癌以外の二次発癌がみられたとの報告があるが、本剤との関連性は十分明らかにされておらず、評価も確立されていない。
  3. 15.1.3 *閉経前の女性において、本剤投与により骨密度が低下する可能性があるとの報告がある6)

15.2 非臨床試験に基づく情報

  1. 15.2.1 ラットで肝腫瘍の発生が認められたとの報告がある。
  2. 15.2.2 ラットで遺伝子突然変異誘発性が認められたとの報告がある。[9.4.1 参照],[9.4.2 参照],[9.4.3 参照],[9.5 参照]
  3. 15.2.3 げっ歯類での生殖試験で卵胞ホルモン(ジエチルスチルベストロール等)と同様の胎仔毒性が認められている。なお、これまでに妊婦への投与症例が少数例報告されているが、それらの症例では本剤が腟や子宮頸部での癌発生の要因となるとの報告はなく、臨床的意義は不明とされている。[9.4.1 参照],[9.4.2 参照],[9.5 参照]

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]
  2. 2.2 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

3. 組成・性状

3.1 組成

タモキシフェン錠10mg「MYL」

有効成分 1錠中 日局 タモキシフェンクエン酸塩   15.2mg
(タモキシフェンとして   10.0mg )
添加剤 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、クロスカルメロースナトリウム、カルメロースカルシウム、D-マンニトール、ゼラチン、ステアリン酸マグネシウム
タモキシフェン錠20mg「MYL」

有効成分 1錠中 日局 タモキシフェンクエン酸塩   30.4mg
(タモキシフェンとして   20.0mg )
添加剤 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、クロスカルメロースナトリウム、D-マンニトール、ゼラチン、ステアリン酸マグネシウム

3.2 製剤の性状

タモキシフェン錠10mg「MYL」

外形 上面                                        
下面                                        
側面                                        
直径 7.1mm
厚さ 2.8mm
重量 120mg
識別コード M25
色調等 白色
片面割線入り
素錠
タモキシフェン錠20mg「MYL」

外形 上面                                        
下面                                        
側面                                        
直径 8.1mm
厚さ 4.2mm
重量 220mg
識別コード M26
色調等 白色
素錠

4. 効能又は効果

乳癌

6. 用法及び用量

  • 〈タモキシフェン錠10mg「MYL」〉

    通常、成人にはタモキシフェンとして1日20mgを1~2回に分割経口投与する。
    なお、症状により適宜増量できるが、1日最高量はタモキシフェンとして40mgまでとする。

  • 〈タモキシフェン錠20mg「MYL」〉

    通常、成人には1錠(タモキシフェンとして20mg)を1日1回経口投与する。
    なお、症状により適宜増量できるが、1日最高量は2錠(タモキシフェンとして40mg)までとする。

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 本剤は内分泌療法剤であり、がんに対する薬物療法について十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤による治療が適切と判断される患者についてのみ使用すること。
  2. 8.2 本剤の投与により子宮体癌、子宮肉腫、子宮内膜ポリープ、子宮内膜増殖症、子宮内膜症がみられることがあるので、本剤投与中及び投与終了後の患者は定期的に検査を行うことが望ましい1) ,2) ,3) ,4) ,5) [11.1.6 参照]

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 白血球減少あるいは血小板減少のある患者

    白血球減少、血小板減少を悪化させるおそれがある。[11.1.1 参照]

  2. 9.1.2 *遺伝性血管性浮腫のある患者

    遺伝性血管性浮腫の症状を誘発又は悪化させるおそれがある。

9.4 生殖能を有する者

  1. 9.4.1 治療に際して妊娠していないことを確認すること。[9.5 参照],[15.2.2 参照],[15.2.3 参照]
  2. 9.4.2 妊娠する可能性のある女性には、本剤投与中及び最終投与後9カ月間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること。また、ホルモン剤以外の避妊法を用いること。[9.5 参照],[15.2.2 参照],[15.2.3 参照]
  3. 9.4.3 男性には、本剤投与中及び最終投与後6カ月間においてバリア法(コンドーム)を用いて避妊する必要性について説明すること。[15.2.2 参照]

9.5 妊婦

妊婦及び妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。外国において、本剤を投与された患者で自然流産、先天性欠損、胎児死亡が報告されており、また、本剤は、動物実験で妊娠及び分娩への影響並びに胎仔への移行が認められている。[2.1 参照],[9.4.1 参照],[9.4.2 参照],[15.2.2 参照],[15.2.3 参照]

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

9.7 小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

10. 相互作用

  • 本剤は、主として肝代謝酵素CYP3A4及びCYP2D6により代謝される。[16.4 参照]

10.2 併用注意(併用に注意すること)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

クマリン系抗凝血剤

  • ワルファリン等

抗凝血作用が増強することがあるので、抗凝血剤を減量するなど、慎重に投与すること。

タモキシフェンがワルファリンの肝臓での代謝を阻害する可能性が考えられている。

リトナビル

本剤のAUCが上昇することが予想される。

リトナビルのチトクロームP-450に対する競合的阻害作用により、本剤のAUCが上昇することが予想される。

リファンピシン

本剤の血中濃度が低下したとの報告がある。

リファンピシンにより、CYP3A4が誘導され、本剤の代謝が促進される可能性がある。

選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)

  • パロキセチン等

本剤の作用が減弱するおそれがある。併用により乳癌による死亡リスクが増加したとの報告がある。

CYP2D6阻害作用により本剤の活性代謝物の血漿中濃度が低下したとの報告がある。

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.1 重大な副作用

  1. 11.1.1 無顆粒球症、白血球減少、好中球減少、貧血、血小板減少(いずれも頻度不明)[9.1.1 参照]
  2. 11.1.2 視力異常(0.4%)、視覚障害(頻度不明)

    視力異常、また、角膜の変化、白内障、網膜症、網膜萎縮、視神経症、視神経炎、視神経萎縮等の視覚障害があらわれることがあるので、視力低下、かすみ目等があらわれた場合には眼科的検査を行い、異常があれば投与を中止すること。

  3. 11.1.3 血栓塞栓症、静脈炎(いずれも頻度不明)

    本剤の投与により、肺塞栓症、下肢静脈血栓症、脳血栓症、下肢血栓性静脈炎等の血栓塞栓症、静脈炎があらわれることがある。なお、細胞毒性を有する抗癌剤との併用で血栓塞栓症の危険性を増大させるおそれがあるので、投与にあたっては十分に観察すること。

  4. 11.1.4 劇症肝炎、肝炎、胆汁うっ滞、肝不全(いずれも頻度不明)

    劇症肝炎、肝炎、胆汁うっ滞等の重篤な肝障害があらわれることがある。また、肝不全に至ることがある。

  5. 11.1.5 高カルシウム血症(頻度不明)

    骨転移のある患者で投与開始初期に、高カルシウム血症があらわれることがある。

  6. 11.1.6 子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮内膜増殖症、子宮内膜症(いずれも頻度不明)

    不正出血等の異常な婦人科学的症状がみられた場合には直ちに検査を行うなど適切な処置を行うこと。[8.2 参照]

  7. 11.1.7 間質性肺炎(頻度不明)
  8. 11.1.8 *アナフィラキシー、血管性浮腫(いずれも頻度不明)

    アナフィラキシー、血管性浮腫等の過敏症状があらわれることがある。

  9. 11.1.9 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)
  10. 11.1.10 水疱性類天疱瘡(頻度不明)
  11. 11.1.11 膵炎(頻度不明)

    血清トリグリセライド上昇によると考えられる膵炎があらわれることがある。

11.2 その他の副作用

5%以上

0.1~5%未満

頻度不明

肝臓

肝機能異常、脂肪肝(非アルコール性脂肪性肝炎を含む)

生殖器

無月経、性器出血

月経異常、腟分泌物、卵巣嚢腫、卵巣嚢胞、陰部そう痒、子宮頸管ポリープ、腟ポリープ

消化器

悪心・嘔吐

食欲不振、下痢

腹痛

精神神経系

頭痛、眩暈・めまい、不眠、抑うつ状態、感覚異常(錯感覚、味覚異常を含む)

皮膚

発疹、発汗、脱毛

皮膚血管炎、皮膚エリテマトーデス、晩発性皮膚ポルフィリン症、放射線照射リコール反応

筋・骨格系

筋肉痛

その他

ほてり・潮紅

体重増加、浮腫、骨痛、腫瘍部の疼痛・発赤、倦怠感、疲労、頻尿、高トリグリセライド血症、下肢痙攣

14. 適用上の注意

14.1 薬剤交付時の注意

  1. 14.1.1 PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。

15. その他の注意

15.1 臨床使用に基づく情報

  1. 15.1.1 海外において、QT間隔の延長、Torsade de pointesの発現が報告されている。
  2. 15.1.2 海外の臨床試験で、本剤の投与により対側乳癌以外の二次発癌がみられたとの報告があるが、本剤との関連性は十分明らかにされておらず、評価も確立されていない。
  3. 15.1.3 *閉経前の女性において、本剤投与により骨密度が低下する可能性があるとの報告がある6)

15.2 非臨床試験に基づく情報

  1. 15.2.1 ラットで肝腫瘍の発生が認められたとの報告がある。
  2. 15.2.2 ラットで遺伝子突然変異誘発性が認められたとの報告がある。[9.4.1 参照],[9.4.2 参照],[9.4.3 参照],[9.5 参照]
  3. 15.2.3 げっ歯類での生殖試験で卵胞ホルモン(ジエチルスチルベストロール等)と同様の胎仔毒性が認められている。なお、これまでに妊婦への投与症例が少数例報告されているが、それらの症例では本剤が腟や子宮頸部での癌発生の要因となるとの報告はなく、臨床的意義は不明とされている。[9.4.1 参照],[9.4.2 参照],[9.5 参照]

その他詳細情報

日本標準商品分類番号
874291
ブランドコード
4291003F1244, 4291003F2100
承認番号
22700AMX00184, 22700AMX00185
販売開始年月
1990-07, 1994-07
貯法
室温保存、室温保存
有効期間
5年、5年
規制区分
12, 12

重要な注意事項

  • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
  • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
  • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
  • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
  • 副作用に関する情報は、信頼できる医療情報源に基づいて提供されていますが、完全性や正確性を保証するものではありません。
  • この情報を使用することにより生じたいかなる損害についても、当サイトは一切の責任を負いません。