薬効分類名子宮収縮止血剤

一般的名称メチルエルゴメトリンマレイン酸塩

メチルエルゴメトリンマレイン酸塩注0.2mg「F」

METHYLERGOMETRINE MALEATE injection

製造販売元/富士製薬工業株式会社

第4版
禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者腎機能障害患者肝機能障害患者妊婦授乳婦

重大な副作用

頻度
副作用
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明

その他の副作用

部位
頻度
副作用
免疫系
頻度不明
心臓・血管
頻度不明
心臓・血管
頻度不明
脳・神経
頻度不明
胃腸・消化器系
頻度不明
運動器
頻度不明
全身・局所・適用部位
頻度不明
その他
頻度不明

併用注意

薬剤名等

ブロモクリプチン

臨床症状・措置方法

血圧上昇、頭痛、痙攣等があらわれるおそれがある。

機序・危険因子

機序は明確ではないが、相互に血管収縮作用、血圧上昇作用を増強すると考えられる。

薬剤名等

マクロライド系抗生物質

  • エリスロマイシン
  • クラリスロマイシン

シメチジン

スチリペントール

グレープフルーツジュース

臨床症状・措置方法

本剤の血中濃度が上昇し、血管攣縮等の重篤な副作用を起こすおそれがある。

機序・危険因子

これらの薬剤がCYP3A4を阻害することにより、本剤の代謝が阻害されるおそれがある。

薬剤名等

ネビラピン

リファンピシン

臨床症状・措置方法

本剤の血中濃度が低下し、効果が減弱するおそれがある。

機序・危険因子

これらの薬剤はCYP3A4を誘導することから本剤の代謝が促進されると考えられる。

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]
  2. 2.2 児頭娩出前[子宮破裂、胎児死亡のおそれがある。]
  3. 2.3 本剤又は麦角アルカロイドに対し過敏症の既往歴のある患者
  4. 2.4 重篤な虚血性心疾患又はその既往歴のある患者[冠動脈の攣縮により、狭心症、心筋梗塞が誘発されることがある。][11.1.2 参照]
  5. 2.5 敗血症の患者[血管収縮に対する感受性が増大し、症状が悪化するおそれがある。]
  6. 2.6 *HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル含有製剤、ダルナビル含有製剤)、アゾール系抗真菌薬(イトラコナゾール、ボリコナゾール、ポサコナゾール)、コビシスタット含有製剤、ニルマトレルビル・リトナビル、レテルモビル、エンシトレルビル、レナカパビル、5-HT1B/1D受容体作動薬(スマトリプタン、ゾルミトリプタン、エレトリプタン、リザトリプタン、ナラトリプタン)、エルゴタミン・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン、ロナファルニブ、セリチニブを投与中の患者[10.1 参照]

3. 組成・性状

3.1 組成

メチルエルゴメトリンマレイン酸塩注0.2mg「F」

有効成分 1管(1mL)中
日局メチルエルゴメトリンマレイン酸塩   0.2mg
添加剤 酒石酸 0.25mg
塩化ナトリウム(等張化剤)  8.2mg

3.2 製剤の性状

メチルエルゴメトリンマレイン酸塩注0.2mg「F」

pH 2.5~3.5
浸透圧比 約1(生理食塩液に対する比)
剤形・性状 アンプル(無色澄明な水溶液)

4. 効能又は効果

子宮収縮の促進並びに子宮出血の予防及び治療の目的で次の場合に使用する。
胎盤娩出前後、弛緩出血、子宮復古不全、帝王切開術、流産、人工妊娠中絶

6. 用法及び用量

メチルエルゴメトリンマレイン酸塩として、通常成人1回0.1~0.2mgを静脈内注射するか、又は0.2mgを皮下、筋肉内注射する。なお、症状により適宜増減する。

7. 用法及び用量に関連する注意

静脈内注射は血圧等に注意しながら徐々に行うこと(特に麻酔剤、昇圧剤等を併用する場合)。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 高血圧症、妊娠高血圧症候群又は子癇の患者、心疾患又は閉塞性血管障害のある患者

    血管収縮作用により、これらの症状が悪化するおそれがある。

9.2 腎機能障害患者

  1. 9.2.1 腎疾患のある患者

    本剤の代謝・排泄が遅延するおそれがある。

9.3 肝機能障害患者

  1. 9.3.1 肝疾患のある患者

    本剤の代謝・排泄が遅延するおそれがある。

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。子宮収縮作用により、子宮内胎児への悪影響、流産のおそれがある。[2.1 参照]

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。母乳中へ移行することが報告されている。

10. 相互作用

  • *本剤は主にCYP3A4で代謝される。

10.1 併用禁忌(併用しないこと)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

HIVプロテアーゼ阻害剤

  • リトナビル含有製剤(ノービア、カレトラ)
  • ダルナビル含有製剤(プリジスタ、プレジコビックス、シムツーザ)

アゾール系抗真菌薬

  • イトラコナゾール(イトリゾール)
  • ボリコナゾール(ブイフェンド)
  • ポサコナゾール(ノクサフィル)

コビシスタット含有製剤(ゲンボイヤ、プレジコビックス、シムツーザ)

ニルマトレルビル・リトナビル(パキロビッド)

レテルモビル(プレバイミス)

エンシトレルビル(ゾコーバ)

レナカパビル(シュンレンカ)

*ロナファルニブ(ゾキンヴィ)

*セリチニブ(ジカディア)

                  [2.6 参照]                 

本剤の血中濃度が上昇し、血管攣縮等の重篤な副作用を起こすおそれがある。

これらの薬剤がCYP3A4を阻害することにより、本剤の代謝が阻害されるおそれがある。

5-HT1B/1D受容体作動薬

  • スマトリプタン(イミグラン)
  • ゾルミトリプタン(ゾーミッグ)
  • エレトリプタン(レルパックス)
  • リザトリプタン(マクサルト)
  • ナラトリプタン(アマージ)

エルゴタミン・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン(クリアミン)

                  [2.6 参照]                 

血圧上昇又は血管攣縮が増強されるおそれがある。なお、5-HT1B/1D受容体作動薬と本剤を前後して投与する場合は24時間以上の間隔をあけて投与すること。

これらの薬剤との薬理的相加作用により、相互に作用(血管収縮作用)を増強させる。

10.2 併用注意(併用に注意すること)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

ブロモクリプチン

血圧上昇、頭痛、痙攣等があらわれるおそれがある。

機序は明確ではないが、相互に血管収縮作用、血圧上昇作用を増強すると考えられる。

マクロライド系抗生物質

  • エリスロマイシン
  • クラリスロマイシン

シメチジン

スチリペントール

グレープフルーツジュース

本剤の血中濃度が上昇し、血管攣縮等の重篤な副作用を起こすおそれがある。

これらの薬剤がCYP3A4を阻害することにより、本剤の代謝が阻害されるおそれがある。

ネビラピン

リファンピシン

本剤の血中濃度が低下し、効果が減弱するおそれがある。

これらの薬剤はCYP3A4を誘導することから本剤の代謝が促進されると考えられる。

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.1 重大な副作用

  1. 11.1.1 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

    血圧低下、悪心、嘔吐、チアノーゼ、呼吸困難等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

  2. 11.1.2 心筋梗塞、狭心症、冠動脈攣縮、房室ブロック(いずれも頻度不明)

                    [2.4 参照]               

11.2 その他の副作用

頻度不明

過敏症

発疹等

循環器

動悸、頻脈、徐脈、胸痛、胸部圧迫感、血圧上昇、血圧低下等

血管系

静脈血栓、末梢循環障害、血管痙攣

精神神経系

頭痛、めまい、眠気、痙攣、耳鳴、幻覚、興奮、口渇、錯感覚等

消化器

悪心、嘔吐、下痢、腹痛等

筋・骨格系

筋痙攣

投与部位

疼痛、硬結

その他

胎盤嵌頓、多汗

13. 過量投与

  1. 13.1 症状

    悪心、嘔吐、腹痛、しびれ感、手足の刺痛感、血圧上昇、血圧低下、呼吸抑制、低体温、痙攣、昏睡等を生じることがある。

14. 適用上の注意

14.1 薬剤投与時の注意

筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、以下の点に注意すること。

  • 筋肉内投与はやむを得ない場合にのみ、必要最小限に行うこと。
    なお、特に同一部位への反復注射は行わないこと。 
  • 神経走行部位を避けること。
  • 注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり血液の逆流をみた場合は直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]
  2. 2.2 児頭娩出前[子宮破裂、胎児死亡のおそれがある。]
  3. 2.3 本剤又は麦角アルカロイドに対し過敏症の既往歴のある患者
  4. 2.4 重篤な虚血性心疾患又はその既往歴のある患者[冠動脈の攣縮により、狭心症、心筋梗塞が誘発されることがある。][11.1.2 参照]
  5. 2.5 敗血症の患者[血管収縮に対する感受性が増大し、症状が悪化するおそれがある。]
  6. 2.6 *HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル含有製剤、ダルナビル含有製剤)、アゾール系抗真菌薬(イトラコナゾール、ボリコナゾール、ポサコナゾール)、コビシスタット含有製剤、ニルマトレルビル・リトナビル、レテルモビル、エンシトレルビル、レナカパビル、5-HT1B/1D受容体作動薬(スマトリプタン、ゾルミトリプタン、エレトリプタン、リザトリプタン、ナラトリプタン)、エルゴタミン・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン、ロナファルニブ、セリチニブを投与中の患者[10.1 参照]

3. 組成・性状

3.1 組成

メチルエルゴメトリンマレイン酸塩注0.2mg「F」

有効成分 1管(1mL)中
日局メチルエルゴメトリンマレイン酸塩   0.2mg
添加剤 酒石酸 0.25mg
塩化ナトリウム(等張化剤)  8.2mg

3.2 製剤の性状

メチルエルゴメトリンマレイン酸塩注0.2mg「F」

pH 2.5~3.5
浸透圧比 約1(生理食塩液に対する比)
剤形・性状 アンプル(無色澄明な水溶液)

4. 効能又は効果

子宮収縮の促進並びに子宮出血の予防及び治療の目的で次の場合に使用する。
胎盤娩出前後、弛緩出血、子宮復古不全、帝王切開術、流産、人工妊娠中絶

6. 用法及び用量

メチルエルゴメトリンマレイン酸塩として、通常成人1回0.1~0.2mgを静脈内注射するか、又は0.2mgを皮下、筋肉内注射する。なお、症状により適宜増減する。

7. 用法及び用量に関連する注意

静脈内注射は血圧等に注意しながら徐々に行うこと(特に麻酔剤、昇圧剤等を併用する場合)。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 高血圧症、妊娠高血圧症候群又は子癇の患者、心疾患又は閉塞性血管障害のある患者

    血管収縮作用により、これらの症状が悪化するおそれがある。

9.2 腎機能障害患者

  1. 9.2.1 腎疾患のある患者

    本剤の代謝・排泄が遅延するおそれがある。

9.3 肝機能障害患者

  1. 9.3.1 肝疾患のある患者

    本剤の代謝・排泄が遅延するおそれがある。

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。子宮収縮作用により、子宮内胎児への悪影響、流産のおそれがある。[2.1 参照]

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。母乳中へ移行することが報告されている。

10. 相互作用

  • *本剤は主にCYP3A4で代謝される。

10.1 併用禁忌(併用しないこと)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

HIVプロテアーゼ阻害剤

  • リトナビル含有製剤(ノービア、カレトラ)
  • ダルナビル含有製剤(プリジスタ、プレジコビックス、シムツーザ)

アゾール系抗真菌薬

  • イトラコナゾール(イトリゾール)
  • ボリコナゾール(ブイフェンド)
  • ポサコナゾール(ノクサフィル)

コビシスタット含有製剤(ゲンボイヤ、プレジコビックス、シムツーザ)

ニルマトレルビル・リトナビル(パキロビッド)

レテルモビル(プレバイミス)

エンシトレルビル(ゾコーバ)

レナカパビル(シュンレンカ)

*ロナファルニブ(ゾキンヴィ)

*セリチニブ(ジカディア)

                  [2.6 参照]                 

本剤の血中濃度が上昇し、血管攣縮等の重篤な副作用を起こすおそれがある。

これらの薬剤がCYP3A4を阻害することにより、本剤の代謝が阻害されるおそれがある。

5-HT1B/1D受容体作動薬

  • スマトリプタン(イミグラン)
  • ゾルミトリプタン(ゾーミッグ)
  • エレトリプタン(レルパックス)
  • リザトリプタン(マクサルト)
  • ナラトリプタン(アマージ)

エルゴタミン・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン(クリアミン)

                  [2.6 参照]                 

血圧上昇又は血管攣縮が増強されるおそれがある。なお、5-HT1B/1D受容体作動薬と本剤を前後して投与する場合は24時間以上の間隔をあけて投与すること。

これらの薬剤との薬理的相加作用により、相互に作用(血管収縮作用)を増強させる。

10.2 併用注意(併用に注意すること)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

ブロモクリプチン

血圧上昇、頭痛、痙攣等があらわれるおそれがある。

機序は明確ではないが、相互に血管収縮作用、血圧上昇作用を増強すると考えられる。

マクロライド系抗生物質

  • エリスロマイシン
  • クラリスロマイシン

シメチジン

スチリペントール

グレープフルーツジュース

本剤の血中濃度が上昇し、血管攣縮等の重篤な副作用を起こすおそれがある。

これらの薬剤がCYP3A4を阻害することにより、本剤の代謝が阻害されるおそれがある。

ネビラピン

リファンピシン

本剤の血中濃度が低下し、効果が減弱するおそれがある。

これらの薬剤はCYP3A4を誘導することから本剤の代謝が促進されると考えられる。

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.1 重大な副作用

  1. 11.1.1 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

    血圧低下、悪心、嘔吐、チアノーゼ、呼吸困難等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

  2. 11.1.2 心筋梗塞、狭心症、冠動脈攣縮、房室ブロック(いずれも頻度不明)

                    [2.4 参照]               

11.2 その他の副作用

頻度不明

過敏症

発疹等

循環器

動悸、頻脈、徐脈、胸痛、胸部圧迫感、血圧上昇、血圧低下等

血管系

静脈血栓、末梢循環障害、血管痙攣

精神神経系

頭痛、めまい、眠気、痙攣、耳鳴、幻覚、興奮、口渇、錯感覚等

消化器

悪心、嘔吐、下痢、腹痛等

筋・骨格系

筋痙攣

投与部位

疼痛、硬結

その他

胎盤嵌頓、多汗

13. 過量投与

  1. 13.1 症状

    悪心、嘔吐、腹痛、しびれ感、手足の刺痛感、血圧上昇、血圧低下、呼吸抑制、低体温、痙攣、昏睡等を生じることがある。

14. 適用上の注意

14.1 薬剤投与時の注意

筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、以下の点に注意すること。

  • 筋肉内投与はやむを得ない場合にのみ、必要最小限に行うこと。
    なお、特に同一部位への反復注射は行わないこと。 
  • 神経走行部位を避けること。
  • 注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり血液の逆流をみた場合は直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。

その他詳細情報

日本標準商品分類番号
872531
ブランドコード
2531401A1126
承認番号
22000AMX00354
販売開始年月
1996-07
貯法
室温保存
有効期間
24箇月
規制区分
2, 12

重要な注意事項

  • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
  • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
  • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
  • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
  • 副作用に関する情報は、信頼できる医療情報源に基づいて提供されていますが、完全性や正確性を保証するものではありません。
  • この情報を使用することにより生じたいかなる損害についても、当サイトは一切の責任を負いません。