薬効分類名高リン血症治療剤

一般的名称スクロオキシ水酸化鉄チュアブル錠

ピートルチュアブル錠250mg、ピートルチュアブル錠500mg

ぴーとるちゅあぶるじょう250mg、ぴーとるちゅあぶるじょう500mg

P-TOL Chewable Tablets 250mg, P-TOL Chewable Tablets 500mg

製造販売元/キッセイ薬品工業株式会社

第3版
禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者肝機能障害患者妊婦授乳婦小児等高齢者

その他の副作用

部位
頻度
副作用
胃腸・消化器系
2%以上
下痢(22.7%)便秘
胃腸・消化器系
2%未満
嘔吐悪心腹痛腹部不快感腹部膨満胃腸炎排便回数増加
その他
2%未満

併用注意

薬剤名等
  • テトラサイクリン系抗生物質
臨床症状・措置方法

これらの薬剤の作用を減弱させるおそれがあるので、併用する場合には、これらの薬剤の作用を観察すること。

機序・危険因子

これらの薬剤と結合し、吸収を減少させるおそれがある。

薬剤名等
  • 甲状腺ホルモン製剤
臨床症状・措置方法

これらの薬剤の作用を減弱させるおそれがあるので、併用する場合には、これらの薬剤の作用を観察すること。

機序・危険因子

これらの薬剤と結合し、吸収を減少させるおそれがある。

薬剤名等
  • セフジニル
臨床症状・措置方法

これらの薬剤の作用を減弱させるおそれがあるので、併用する場合には、これらの薬剤の作用を観察すること。

機序・危険因子

これらの薬剤では、鉄剤との結合により、吸収が減少するおそれがあるとの報告がある。

薬剤名等
  • 抗パーキンソン剤
臨床症状・措置方法

これらの薬剤の作用を減弱させるおそれがあるので、併用する場合には、これらの薬剤の作用を観察すること。

機序・危険因子

これらの薬剤では、鉄剤との結合により、吸収が減少するおそれがあるとの報告がある。

薬剤名等
  • エルトロンボパグ オラミン
臨床症状・措置方法

これらの薬剤の作用を減弱させるおそれがあるので、併用する場合には、これらの薬剤の作用を観察すること。

機序・危険因子

これらの薬剤では、鉄剤との結合により、吸収が減少するおそれがあるとの報告がある。

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

3. 組成・性状

3.1 組成

ピートルチュアブル錠250mg

有効成分 1錠中鉄として250mgのスクロオキシ水酸化鉄  
添加剤 軽質無水ケイ酸、タルク、ステアリン酸マグネシウム、香料、アラビアガム、デキストリン
ピートルチュアブル錠500mg

有効成分 1錠中鉄として500mgのスクロオキシ水酸化鉄  
添加剤 軽質無水ケイ酸、タルク、ステアリン酸マグネシウム、香料、アラビアガム、デキストリン

3.2 製剤の性状

ピートルチュアブル錠250mg

剤形 チュアブル錠
色調 茶色
外形 表面
裏面
側面
大きさ 厚さ 約5.2mm
外径 16.5mm
内径 5.5mm
質量 約1240mg
識別コード KISSEI
PA250
ピートルチュアブル錠500mg

剤形 チュアブル錠
色調 茶色
外形 表面
裏面
側面
大きさ 厚さ 約6.4mm
外径 20.5mm
内径 6.0mm
質量 約2480mg
識別コード KISSEI
PA500

4. 効能又は効果

透析中の慢性腎臓病患者における高リン血症の改善

5. 効能又は効果に関連する注意

本剤は、血中リンの排泄を促進する薬剤ではないので、食事療法等によるリン摂取制限を考慮すること。

6. 用法及び用量

通常、成人には、鉄として1回250mgを開始用量とし、1日3回食直前に経口投与する。以後、症状、血清リン濃度の程度により適宜増減するが、最高用量は1日3000mgとする。

7. 用法及び用量に関連する注意

  1. 7.1 本剤投与開始時又は用量変更時には、1~2週間後に血清リン濃度の確認を行うことが望ましい。
  2. 7.2 増量を行う場合は、増量幅を鉄として1日あたりの用量で750mgまでとし、1週間以上の間隔をあけて行うこと。

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 本剤は、定期的に血清リン、血清カルシウム及び血清PTH濃度を測定しながら投与すること。血清リン、血清カルシウム及び血清PTH濃度の管理目標値及び測定頻度は、学会のガイドライン等、最新の情報を参考にすること。低カルシウム血症の発現あるいは悪化がみられた場合には、活性型ビタミンD製剤やカルシウム製剤の投与を考慮し、カルシウム受容体作動薬が使用されている場合には、カルシウム受容体作動薬の減量等も考慮すること。また、二次性副甲状腺機能亢進症の発現あるいは悪化がみられた場合には、活性型ビタミンD製剤、カルシウム製剤、カルシウム受容体作動薬の投与あるいは他の適切な治療法を考慮すること。
  2. 8.2 本剤は消化管内で作用する薬剤であるが、本剤の成分である鉄が一部吸収されるため、血清フェリチン等を定期的に測定し、鉄過剰に注意すること。また、ヘモグロビン等を定期的に測定し、特に赤血球造血刺激因子製剤と併用する場合には、過剰造血に注意すること。[9.1.2 参照],[9.1.3 参照],[16.2 参照]

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 消化性潰瘍、炎症性腸疾患等の胃腸疾患のある患者

    病態を悪化させるおそれがある。

  2. 9.1.2 鉄過剰症又は鉄過剰状態である患者

    病態を悪化させるおそれがある。[8.2 参照],[16.2 参照]

  3. 9.1.3 他の鉄含有製剤投与中の患者

    鉄過剰症を引き起こすおそれがある。[8.2 参照],[16.2 参照]

  4. 9.1.4 発作性夜間血色素尿症の患者

    溶血を誘発し病態を悪化させるおそれがある。

9.3 肝機能障害患者

  1. 9.3.1 C型慢性肝炎等の肝炎患者

    病態を悪化させるおそれがある。

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

9.7 小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。

10. 相互作用

    10.2 併用注意(併用に注意すること)

    薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
    • テトラサイクリン系抗生物質
      • ドキシサイクリン塩酸塩水和物等

    これらの薬剤の作用を減弱させるおそれがあるので、併用する場合には、これらの薬剤の作用を観察すること。

    これらの薬剤と結合し、吸収を減少させるおそれがある。

    • 甲状腺ホルモン製剤
      • レボチロキシンナトリウム水和物等

    これらの薬剤の作用を減弱させるおそれがあるので、併用する場合には、これらの薬剤の作用を観察すること。

    これらの薬剤と結合し、吸収を減少させるおそれがある。

    • セフジニル

    これらの薬剤の作用を減弱させるおそれがあるので、併用する場合には、これらの薬剤の作用を観察すること。

    これらの薬剤では、鉄剤との結合により、吸収が減少するおそれがあるとの報告がある。

    • 抗パーキンソン剤
      • ベンセラジド塩酸塩・レボドパ等

    これらの薬剤の作用を減弱させるおそれがあるので、併用する場合には、これらの薬剤の作用を観察すること。

    これらの薬剤では、鉄剤との結合により、吸収が減少するおそれがあるとの報告がある。

    • エルトロンボパグ オラミン

    これらの薬剤の作用を減弱させるおそれがあるので、併用する場合には、これらの薬剤の作用を観察すること。

    これらの薬剤では、鉄剤との結合により、吸収が減少するおそれがあるとの報告がある。

    11. 副作用

    次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

    11.2 その他の副作用

    2%以上

    2%未満

    胃腸障害

    下痢(22.7%)、便秘

    嘔吐、悪心、腹痛、腹部不快感、腹部膨満、胃腸炎、排便回数増加

    臨床検査

    血清フェリチン増加、AST上昇、ALT上昇、CK上昇、血中鉄増加、ヘモグロビン増加

    その他

    発疹、そう痒症

    14. 適用上の注意

    14.1 薬剤調製時の注意

    通常の錠剤に比べてやわらかいため、自動分包機には適さない。

    14.2 薬剤交付時の注意

    1. 14.2.1 PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
    2. 14.2.2 本剤は口中で噛み砕いて服用すること。
    3. 14.2.3 本剤の投与により便が黒色を呈することがある。
    4. 14.2.4 本剤の投与により口内が一時的に着色(茶褐色)することがある。

    15. その他の注意

    15.2 非臨床試験に基づく情報

    1. 15.2.1 マウスがん原性試験において、500mg/kg/日群の雄で結腸腺癌が、1000mg/kg/日群の雄で結腸腺腫が、それぞれ各1例(各群60例)に認められた。
    2. 15.2.2 ラットがん原性試験において、対照群でも認められた甲状腺C細胞腺腫の発生頻度が500mg/kg/日群の雄で増加した。

    2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

    本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

    3. 組成・性状

    3.1 組成

    ピートルチュアブル錠250mg

    有効成分 1錠中鉄として250mgのスクロオキシ水酸化鉄  
    添加剤 軽質無水ケイ酸、タルク、ステアリン酸マグネシウム、香料、アラビアガム、デキストリン
    ピートルチュアブル錠500mg

    有効成分 1錠中鉄として500mgのスクロオキシ水酸化鉄  
    添加剤 軽質無水ケイ酸、タルク、ステアリン酸マグネシウム、香料、アラビアガム、デキストリン

    3.2 製剤の性状

    ピートルチュアブル錠250mg

    剤形 チュアブル錠
    色調 茶色
    外形 表面
    裏面
    側面
    大きさ 厚さ 約5.2mm
    外径 16.5mm
    内径 5.5mm
    質量 約1240mg
    識別コード KISSEI
    PA250
    ピートルチュアブル錠500mg

    剤形 チュアブル錠
    色調 茶色
    外形 表面
    裏面
    側面
    大きさ 厚さ 約6.4mm
    外径 20.5mm
    内径 6.0mm
    質量 約2480mg
    識別コード KISSEI
    PA500

    4. 効能又は効果

    透析中の慢性腎臓病患者における高リン血症の改善

    5. 効能又は効果に関連する注意

    本剤は、血中リンの排泄を促進する薬剤ではないので、食事療法等によるリン摂取制限を考慮すること。

    6. 用法及び用量

    通常、成人には、鉄として1回250mgを開始用量とし、1日3回食直前に経口投与する。以後、症状、血清リン濃度の程度により適宜増減するが、最高用量は1日3000mgとする。

    7. 用法及び用量に関連する注意

    1. 7.1 本剤投与開始時又は用量変更時には、1~2週間後に血清リン濃度の確認を行うことが望ましい。
    2. 7.2 増量を行う場合は、増量幅を鉄として1日あたりの用量で750mgまでとし、1週間以上の間隔をあけて行うこと。

    8. 重要な基本的注意

    1. 8.1 本剤は、定期的に血清リン、血清カルシウム及び血清PTH濃度を測定しながら投与すること。血清リン、血清カルシウム及び血清PTH濃度の管理目標値及び測定頻度は、学会のガイドライン等、最新の情報を参考にすること。低カルシウム血症の発現あるいは悪化がみられた場合には、活性型ビタミンD製剤やカルシウム製剤の投与を考慮し、カルシウム受容体作動薬が使用されている場合には、カルシウム受容体作動薬の減量等も考慮すること。また、二次性副甲状腺機能亢進症の発現あるいは悪化がみられた場合には、活性型ビタミンD製剤、カルシウム製剤、カルシウム受容体作動薬の投与あるいは他の適切な治療法を考慮すること。
    2. 8.2 本剤は消化管内で作用する薬剤であるが、本剤の成分である鉄が一部吸収されるため、血清フェリチン等を定期的に測定し、鉄過剰に注意すること。また、ヘモグロビン等を定期的に測定し、特に赤血球造血刺激因子製剤と併用する場合には、過剰造血に注意すること。[9.1.2 参照],[9.1.3 参照],[16.2 参照]

    9. 特定の背景を有する患者に関する注意

    9.1 合併症・既往歴等のある患者

    1. 9.1.1 消化性潰瘍、炎症性腸疾患等の胃腸疾患のある患者

      病態を悪化させるおそれがある。

    2. 9.1.2 鉄過剰症又は鉄過剰状態である患者

      病態を悪化させるおそれがある。[8.2 参照],[16.2 参照]

    3. 9.1.3 他の鉄含有製剤投与中の患者

      鉄過剰症を引き起こすおそれがある。[8.2 参照],[16.2 参照]

    4. 9.1.4 発作性夜間血色素尿症の患者

      溶血を誘発し病態を悪化させるおそれがある。

    9.3 肝機能障害患者

    1. 9.3.1 C型慢性肝炎等の肝炎患者

      病態を悪化させるおそれがある。

    9.5 妊婦

    妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

    9.6 授乳婦

    治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

    9.7 小児等

    小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

    9.8 高齢者

    患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。

    10. 相互作用

      10.2 併用注意(併用に注意すること)

      薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
      • テトラサイクリン系抗生物質
        • ドキシサイクリン塩酸塩水和物等

      これらの薬剤の作用を減弱させるおそれがあるので、併用する場合には、これらの薬剤の作用を観察すること。

      これらの薬剤と結合し、吸収を減少させるおそれがある。

      • 甲状腺ホルモン製剤
        • レボチロキシンナトリウム水和物等

      これらの薬剤の作用を減弱させるおそれがあるので、併用する場合には、これらの薬剤の作用を観察すること。

      これらの薬剤と結合し、吸収を減少させるおそれがある。

      • セフジニル

      これらの薬剤の作用を減弱させるおそれがあるので、併用する場合には、これらの薬剤の作用を観察すること。

      これらの薬剤では、鉄剤との結合により、吸収が減少するおそれがあるとの報告がある。

      • 抗パーキンソン剤
        • ベンセラジド塩酸塩・レボドパ等

      これらの薬剤の作用を減弱させるおそれがあるので、併用する場合には、これらの薬剤の作用を観察すること。

      これらの薬剤では、鉄剤との結合により、吸収が減少するおそれがあるとの報告がある。

      • エルトロンボパグ オラミン

      これらの薬剤の作用を減弱させるおそれがあるので、併用する場合には、これらの薬剤の作用を観察すること。

      これらの薬剤では、鉄剤との結合により、吸収が減少するおそれがあるとの報告がある。

      11. 副作用

      次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

      11.2 その他の副作用

      2%以上

      2%未満

      胃腸障害

      下痢(22.7%)、便秘

      嘔吐、悪心、腹痛、腹部不快感、腹部膨満、胃腸炎、排便回数増加

      臨床検査

      血清フェリチン増加、AST上昇、ALT上昇、CK上昇、血中鉄増加、ヘモグロビン増加

      その他

      発疹、そう痒症

      14. 適用上の注意

      14.1 薬剤調製時の注意

      通常の錠剤に比べてやわらかいため、自動分包機には適さない。

      14.2 薬剤交付時の注意

      1. 14.2.1 PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
      2. 14.2.2 本剤は口中で噛み砕いて服用すること。
      3. 14.2.3 本剤の投与により便が黒色を呈することがある。
      4. 14.2.4 本剤の投与により口内が一時的に着色(茶褐色)することがある。

      15. その他の注意

      15.2 非臨床試験に基づく情報

      1. 15.2.1 マウスがん原性試験において、500mg/kg/日群の雄で結腸腺癌が、1000mg/kg/日群の雄で結腸腺腫が、それぞれ各1例(各群60例)に認められた。
      2. 15.2.2 ラットがん原性試験において、対照群でも認められた甲状腺C細胞腺腫の発生頻度が500mg/kg/日群の雄で増加した。

      その他詳細情報

      日本標準商品分類番号
      87219
      ブランドコード
      2190036F1026, 2190036F2022
      承認番号
      22700AMX01010000, 22700AMX01011000
      販売開始年月
      2015-11, 2015-11
      貯法
      室温保存、室温保存
      有効期間
      5年、5年
      規制区分
      12, 12

      重要な注意事項

      • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
      • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
      • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
      • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
      • 副作用に関する情報は、信頼できる医療情報源に基づいて提供されていますが、完全性や正確性を保証するものではありません。
      • この情報を使用することにより生じたいかなる損害についても、当サイトは一切の責任を負いません。